俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ 作:AZAZEL
やたらとビナーに詳しいマキさんの神名がいつの間にか貯まっていたので初投稿です
今回はアリウス編です
この世界線の彼は、ほんへ以上に脳筋思考ですので悪しからず
ではほんへどうぞ
ベアおばを…ぶっ飛ばす、それが俺の成すべき事だ(真顔)
これは有り得たかもしれない、『
「ベアおば死すべし慈悲は無い」
「おい、声が大きい…あと、そういった事は思っていたとしても口に出すな」
「いいや限界だ、殺してくる」
「……ちょっと、どこに行くつもり」
「さっきから言ってんだろベアトリーチェを…ぶっ殺す、そうだと」
ミサキとサオリに取り押さえられ、入口から引き剥がされる
なんでや、ちょっとベアおばコロコロしてくるだけだってのに…一体何がそんなに不満なんだよオイ
「相変わらず血気盛んだね、カイ」
「お姫さんからも言ってやってくれ、ベアおばなんて消しちまえって」
「とにかく一旦落ち着こう?何があったかは知らないけど、カイが取ってきてくれたご飯が冷めちゃうよ」
「……アズサを呼んでくる、お前たちは夕飯の準備をしておけ」
「カ、カイさんが来てから夕飯が豪華で…私、幸せで死にそうですぅぅ…あ、次は雑誌とか持ってきてくれるとありがたいですぅ」
「……別にいいけど、相変わらずだな君」
何でアリウスに居るか?そんなの俺が知りてぇわ
目が覚めたら廃墟に居たんだよ、そしたらサオリ達…アリスクに拾われまして、一応部隊員としてやらせて貰ってます
まあ、リーダーに従った事なんて1度も無いんですけどね
どの口が部隊員とかほざいてんだよ、黙らせとけ
だってベアおばの命令聞きたくないし、まあサオリも特に何も言ってこないから
「それで俺は思う訳よ、もうベアおば消しても問題無いんじゃないかって」
「……サオリ、カイはとうとう壊れたのか」
「知らん、いつもの事だろう」
「口には気を付けろよアズサ、デザートの権利は俺が握っている事を忘れるなよ」
「謝ろう、だからアイスは残しておいてくれ」
「赦す」
俺がアリウスで目覚めたのも、何かの思召しだろう…と、勝手に思っておくとする
神からの思召という大義名分が出来たから、ベアおば消し飛ばします…ほらいくどー
「サオリ、カイがまたどこかに行こうとしているぞ」
「抑えろ」
「HA☆NA☆SE」
「明日はどうするつもりだカイ、私たちは任務があるが……」
「あ?……ああ、行ってくれば良いんじゃないか」
「……お前は行かない、そういう事でいいんだな」
「行かない」
「分かった」
明日は何しようかな…新しい素材も手に入った事だし、また開発でもしてるか
ベアおばを確殺する為の武器はもう作ったし、後は俺の装備類を整えればかんぺき〜…ここでやる事の思い残しもない
「ほう、男を匿っていると言う噂は…どうやら本当だったようだな」
「……あ?何の用だ?」
「この男を捕らえろ」
いきなり現れたアリウス生徒……成程、どうやらサオリは俺を拾った事をベアおばに隠していたみたいだな
まあ何でもいいが…最近は運動してなかったし、少し身体を動かすとしますか
「大人しく…ギャッ!?」
「なっ…!取り抑えろ!!銃は使うな!」
「俺相手に銃を使わないと…?舐めるのも大概にしておけよ」
ガスマスクを砕きながら顔面を蹴り飛ばし、横から来たアリウス生徒の腹を殴り上げ…胸倉を掴んで、棒立ちしていたもう一人へとフルスイング
「どうした、この程度か…?」
「ば、化け物が…!」
「怯むな!相手はヘイロー無しだぞ!数で抑えろ!」
「塵は幾ら集まろうと塵に過ぎん、dust to dust…塵に過ぎない貴様らは、塵に還るがいい」
増援も片っ端から拳と脚で沈め続けた……アリウス生徒が、残り一人になった時…その生徒の、胸倉を掴み上げた
「いいか、よく覚えておけ……君ら如きが、この俺に敵うなんて夢のまた夢だ…精々、大人しく下らない企てでも練ってんだな、トリニティとゲヘナ両方を潰すな」
「なっ…!?き、貴様!それをどこで…!」
「俺が知らないと思っていたのか?言った筈だ、舐めるのも大概にしておけと」
腹を蹴り上げると、ヘイローは消えた……拠点にしている廃墟から放り出し、人目のつかない所へ全員捨て置く
サオリ達が帰ってくるまでは、装備の開発に勤しんだ
「……カイ、ここ最近…変わったことはあったか?」
「何だ急に、別に無いが…俺が心変わりでもすると思ってるのか?」
「いや、そういうことではないが……いや、何もないのならそれでいい」
恐らくベアトリーチェに何か言われたな……
ふむ、そろそろネタでベアおばを…ぶっ壊す、って言ってる場合じゃ無くなってきたかもな
その夜
「カイ、起きてる?」
「……何だミサキ、怖い夢でも見たか?」
「違う、子供扱いしないで…カイ、いつまでここにいるつもり?」
「ベアおばを消すまでだ」
「それ…本当にできると思ってるの」
「当たり前だろ、負け戦をする質じゃないからな……それで、何が言いたい?」
少し目を伏せ……そして顔を上げる、暗い眼が俺を見据えている
「……ヘイローを持たないカイには、無理ってこと…分からないの?カイは、私たちよりも弱いの」
「……成程、それで…俺にどうしろと?」
「アリウス自治区から出た方がいいよ…外までなら、私でも案内できるし」
本心では無いか……これはもう、ベアおばに何か言われたってので間違いないな
大方、俺を人質にでも取られてんだろうな…あんな男、何時でも消せるんだぞ…的な?
「分かった分かった、君がそこまで言うならそうしようか…明日でいいか?」
「うん、そうして…それじゃ、おやすみ」
はぁ、面倒臭いな……もういいか、ベアおばチャチャッと片してアリウスからとっとと出て行こう
「…ダー……リ……ーダー、リーダー!!起きて!!」
「……どうしたミサキ、任務にはまだ早いぞ」
「カ、カイが…カイがいない…!!」
「…な、何?いや待て、何だと?」
「だから!カイがいなくなってる!」
すぐさま飛び起き、いつも彼が使っている毛布の場所へ駆け出す……そこには、綺麗に畳まれた毛布が置いてあるだけだった
人の姿は、どこにも見当たらない
「……ミサキ、カイには話したのだろう?」
「うん、だから今日外に連れていく約束をしてたんだって…だから来てみたら……」
「サッちゃん?どうしたの」
「カイが……いなくなった」
「えっ…?」
「嫌な予感がする…急ぐぞ!ヒヨリとアズサも叩き起してこい!!」
「……ん?止まれ、お前まさか…自らこちらに来てくれるとは、話が早いな」
「退け」
「がぁ…っ!?」
「なっ…!う、動くな!」
「遅い」
ベアおばの居るバシリカ、その周辺や正面を警備するアリウス生徒達は…一人残らず地に伏せた
バシリカを一周、ウォーミングアップのランニングついでに警備をぶっ飛ばしてきた
「人員をもっと呼べ!クソ…っ!ヘイローを持たない一般人相手に何故こんな…!」
「ヘイロー持ってんのにひよってんじゃねぇぞ」
「じゅ、銃弾が通らない…!?」
「バカな!何をした!!」
「俺の技術力はキヴォトス一ィィ…君ら程度が敵うと思うなよ」
電磁場フィールドによって止められた弾丸を全て返し…辺りのアリウス生徒を蹴散らす
歩みを進め、奥へと向かう
バシリカの最奥へと到達し、デカい扉を思いっ切り蹴り飛ばしながら中へと入る
中には背を向け、顔だけ後ろへ降り返っている…赤い肌に蕾の様な頭をしたゲス野郎、ベアトリーチェの姿があった
「あなたですか、先程から騒がしくしていたのは……それに、スクワッドか拾ったという子供というのもあなたですね」
「だったらどうなんだ…俺は取り敢えず、お前を殴り飛ばしてここを出る」
「あなたが、私を?面白いことを言いますね」
「本当なら消し飛ばしてやりたいところだが……まあ色々と込み入った事情でお前は生かしておいてやる、感謝しろ」
「驕りもここまでくると清々しいですね…捕らえなさい」
周囲を囲む様にアリウス生徒が現れる……ではここは一つ、デカい花火でお迎えしてやろう
強化外骨格を中心にENを収束させ…一気に辺りへ解き放つ
眩い光と共に全てを吹き飛ばす圧倒的な暴力……『アサルトアーマー』
「成程、その程度では止められないと」
「何なんだァ、今のはァ……この程度でこの俺を止められるとでも思っていたのか」
「ではこうしましょう……あなたの身柄と、スクワッドの身柄…どちらか選ばせて差し上げます」
「……何かと思えば、それは俺を脅しているつもりか?」
「これは取引です…あなたが身柄を差し出すというのなら、スクワッドには私から手を出すことはないでしょう」
「スクワッドの身柄を差し出すならば?」
「あなたを外へ出すと約束しましょう…さて、どうしますか?」
俺の『理解力』は、人の思考にすら及ぶ……その人がどんな思惑でその言葉を発しているのか、腹の裏が丸見えなのだ
まあ、正味『理解力』が無かろうと…ベアおばの考えてる事なんて、大体分かるがな
ベアおばへ向かって歩き出す
「フッ、自らを差し出しますか……いいでしょう、スクワッドには今後一切…私から手を出すことは…」
「おい、何ボケっとしてんだ…歯食いしばれゴミクズ」
「はい…?グガ…ッ!!?」
ベアトリーチェの頬へ拳をブチ込み、地面へ叩き付けるように腕を振り抜く……ベアトリーチェが地面へクレーターを作りながら、めり込む
「誰がお前の提案に乗ると言った?」
「がはっ…!こ、このクソガキが…!!」
「そもそも、スクワッドの連中がどうなろうが…俺の知った話じゃない、持ち掛ける相手を間違えたな」
「拾われた恩義も…!何も感じないとでも言うのですか…!」
「それよりも、俺には遂行しなければならない目的があるんだよ…お前をボコボコにする、その為ならば手段さえ選ばない」
倒れたベアおばに
フィニッシュに大きく振りかぶり、顔面に拳をブチ込む……ベアおばは大きく吹っ飛んだ
「お前の敗因は単純だ、テメーは俺を…怒らせた」
アリウスに身を置いていた所為で、ベアおばへのヘイトと怒りがMAXまで高まってしまっていたな
何で銃を使わないかって?ボコボコにするなら、拳で直に殴って感触を味わいたかったから
「カイ!!どこにいたんだ!!」
「よう、サオリ…それじゃ、俺はアリウスから出るから」
「は…?い、いや…どういう事だ…」
「やる事は終わった、君らも好きにしたらいい…ベアトリーチェなら、奥の部屋で伸びてるだろ」
ポータルを開き、それを潜る…アリウス自治区から出て、地上へと戻ってきた
シャバの空気は久方振りだぜ……さて、密かに着々と作っていた俺の拠点…『グレートウォール』がもう完成している頃合だろう
今日からはそこが俺の家だな
「カイ、どこに行くつもりだ」
「……あれ?何だ、ついて来たのか?」
「今更離れる方がおかしいでしょ…それに、カイには借りがあるし」
「そうだな、お前が来てからあそこでの生活も…まあ、悪くは無いと思えたからな」
「サオリに同意だな、甘いお菓子だってまだ欲しいぞ」
「そ、そうですよ…カイさんがいなくなったら、誰が私に雑誌をくれるんですか」
「自分で拾ってこい」
「うわぁぁぁん!ひ、ひどいですぅぅ…!」
「それで、カイはこれからどこに行くの?」
う〜ん、少し誤算…アリスクがついて来るのか……
ならもう、トリニティに引き取ってもらうのが一番いいのかもしれないな…エデン条約のごたごたを利用出来るし
「トリニティだ…あそこだと、色々と都合が良いからな」
「…そうか、お前がそういうのならば従おう」
「別に無理してついて来なくても良いんだぞ」
「何言ってるの、私たちに帰れる場所なんてもう無いけど」
「……まあ、そうか」
アリウスに残れば、とも言えないし……まあしょうがないか
かと言って、グレートウォールに連れて行くのもちょっとなぁ…やっぱトリニティに預かって貰うのが一番良いのか
取り敢えず、トリニティに行くか
「はい…?ア、アリウス分校の元生徒…ですか?」
「ああ、色々とあってトリニティで預かって欲しいんだが」
「いえ、あの…少し待っていただけますか?」
「今、ここで…決めろ」
「そ、そう言われましても…諸々の内情はいいとして、寝泊まりする場所が…」
「許可が降りれば俺が作る」
「えぇ……」
まあ本当はもっと色々と情報提供や内情提供、そう言った政治的な取引もしたが…まあ、割愛とする
「これは…本当にカイが作ったのか?」
「そうだ、そんな驚く事も無いだろ…向こうでも廃墟をDIYしただろ」
「いや…元からある廃墟を改造するのと、何も無いところに家を建てるのとじゃ話が違うでしょ」
ミサキとサオリに色々と言われたが、気にするな
やっぱ俺の技術力はキヴォトス一なんだな
※ベアおばは死んでません
強化外骨格によるオラオララッシュ、どっちかと言うと彼のキャラ的には無駄無駄ラッシュの方が合ってるかも
殴る感触を味わいたとかサイコパスだよね(おまいう)
ではでは、またお会いしましょう