俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
デカグラマトン編がアツいので初投稿です

まさかのリオが再登場…しかも生身で再登場しそうですわ、これは実装もそう遠くないのでは(名推理)

短いですが、五塵来光編はこれにて終幕です
でも山海経編はまだ何かしら書くつもりではいるので、気長にお待ちを

ではほんへどうぞ


五塵来光編 2

「ほら、これが私の作った錬丹さ」

 

「……中々の薬だな、伊達に元錬丹術研究会の会長をやってた訳じゃないな」

 

「君の分もあるが…どうだい?」

 

「遠慮しておく、効能とリスクが見合ってない」

 

「それは残念、では私達は飲もうか」

 

「ふっ、愚かだな…わざわざお前にもカイ様が錬丹を作ったというのに」

 

だってそれ、俺が飲んだら高確率で身体壊すと思うし……内蔵が破裂するんじゃないかな

 

それに俺が飲んだところで、キヴォトス人に力で敵うようになるかと言われたら…案外そうでも無い

 

「……ん"っ!?ぐっ…!ガハッ!!」

 

「ほら見た事か」

 

「フ、フフ……流石だねぇ、カイ君…しかし、あの子は適応できなかったか」

 

「身に余る薬は破滅を呼ぶだけだ…それで、渡されたは良いがこれをどうしろと」

 

「君の好きにするといい…私は出迎えをしなくてはな、気が向いたら私の相手をしてくれよ」

 

えぇ……行っちゃったよ、キサキも来てるのか

 

じゃあ俺は貰った錬丹を少し改良しようかな、手を加えれば割と良い感じに作れると思う

 

さっき作製してるカイの動きを見て大体理解した

 

「……材料はこの辺のを適当に使わせてもらうか」

 

後でカイに何か言われたら謝って補充しに行こ

 

さて、初めての錬丹作製だが…俺の『理解力』様があればどうにでもなるだろう、本当に様々だな

 

「……ん?これは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「思ったより遅かったねぇ、キサキ…もう日が暮れているよ?」

 

「どこかの誰かが派手にやらかしてくれたからのう…まったく、収拾する側のことも考えてほしいものじゃ」

 

「誰がそんなことを望んでいるというんだい?相変わらず軸がブレているんだねぇ」

 

「川の中の声が聞けない其方には分からぬことじゃろうて」

 

「聞こえない音を聞く必要が?それで……一度負けて逃げた門主が、何を言いに来たのか聞かせてくれるかい?」

 

申谷カイ……確か七囚人の一人って話だったかな

 

元々はサヤの前に錬丹術研究会の部長をしていた、でも色々と問題があって山海経から追放されたって……

 

……あれ?ちょっと待って…申谷カイ?……カイ?

 

「そうさな、どうやら其方に言いたいことがあるのは妾だけではないようじゃ」

 

「ほう?」

 

「……久しぶりなのだ、カイ先輩」

 

「これはこれは……誰かと思ったら後輩さんじゃあないか、ククッ……私がいない間、錬丹術研究会を運営するのに大変苦労したようだねぇ?」

 

「ぼく様にとって先輩は、相変わらず何も分からない人なのだ……また会えたら、ぼく様の考えが変わることを願っていたけど……」

 

い、いやいや……たまたま、だよね?

 

そうだよ、同姓同名だって世界を探せばいない事はないんだから…名前が一緒なのは偶然、そう……そうだよ

 

……で、でも…もしかして、本当は何かしらの関係者なんじゃ……

 

「やはりそれは……無理みたいなのだ……」

 

「……何を言うかと思ったら、ククッ……笑わせてくれるね…そもそも君と私の間に、何か大きな違いがあったとでも?」

 

「……?」

 

「君の錠剤記録は全て調べさせてもらったよ、薬の開発を口実に…あらゆる実験をしていたのは、君も同じじゃあないか」

 

「っ!……違うのだ、ぼく様の作った薬は……!」

 

ま、不味い!変な方を考え過ぎて上の空だった!

 

こんな緊張した場面で私は何を考えてるんだ…!集中しなきゃ、その問題は後で本人に聞けばいからね…うん!

 

「サヤの薬は、サヤ自身の幸せのためではなかったよ」

 

「……?おや…先生か、先生もサヤの実験対象になっていたらしいね…それでもサヤを庇おうとするのか……実に興味深い」

 

「……確かに、たまに困ったこともあったけど」

 

「せ、先生!?」

 

「でも、サヤの視線は…いつも他人を向いていたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむ、こんなんで良いかな

 

初めての割には上出来だ……これも全て『理解力』様々だな、いや本当に便利過ぎる

 

永久機関エネルギーで素材を精製出来るのを思い出して良かったわ〜…思った以上に消費してしまった

 

「『万能解毒薬』…またとんでもない物を作ってしまった」

 

だァがッ、わァが医学薬学はキヴォトス一ィィィィィィッ…出来んことはなァいッ

 

もう一つ、カイへのプレゼントも出来た訳だし…俺もそろそろ上に行くか

 

ドンパチ始まってるみたいだが、カイってそんな戦闘向きだったかな…いや、錬丹で肉体強化してるんだったか

 

「さて……じゃあ俺に『生の実感』を与えてくれよ、君のその…錬丹術とやらで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……何だ、負けてるのか…カイ」

 

「おや…出てきたのか、カイ君」

 

「ややこしいなこれ、やっぱ君の事は苗字でいいか」

 

「そんなツレないことを言うな、私とカイ君の仲じゃあないか」

 

錬丹術研究会から出てきたのは…私のよく知ってる、甘毅カイ……カイ君だった

 

な、なんで錬丹術研究会の建物からカイ君が…?まさか…!本当に申谷カイと、カイ君は関係が……!

 

「……カイ、何をしておるのだ」

 

「俺が楽しむ為の準備だ…何か、いつもより元気そうだなキサキ」

 

「ああ、今は一番調子の良かったころに戻っておるからな」

 

「……成程、若返り現象のか…上手く使われた様だな」

 

「それでカイ、其方は何故そこから出てきた…今まで何をしておった」

 

キサキの視線が鋭くなる…カイ君の方は相変わらず涼しい顔、なのかは仮面で分からないけど……

 

でも多分、いつもと変わらない調子で…冷静にそこに立っている

 

でも確かに、こんな騒動が起きてたのにカイ君がいなかったのも珍しい……かも…?

 

「錬丹術ってのを試してた……まあやっばり、俺には薬より機械の方が合ってるみたいだ」

 

「錬丹術じゃと……?」

 

「え、え…?でも、ぼく様のところに来ても錬丹術なんて教えてないのだ」

 

「さっきカイが作ってるのを見て『理解』した」

 

「……本当に、君は私の予想を軽々とこえてくるねぇ」

 

カイ君が試験管に入った緑色の薬品をカイへと投げ渡す……あれは、何だろうか?

 

と言うか、カイ君って多才過ぎないかなぁ……できないことの方が少ないと思うけど

 

「……これは、何かな?」

 

「君の研究成果を俺が『理解』して成した……曲がりなりにも研究者なのだろう、ならばその成果を見せてみろ」

 

「何のつもりだい……まさか、情でもかけてるのかい?」

 

「腐っても研究者なら筋を通せと言ってるんだ…君の『成果』が俺の『技術力』にどこまで追いつけるのか…やってみろ」

 

「……クッ、ククッ…成程、そういう事か……いいだろう、後悔するなよカイ君…!」

 

受け取った薬を飲み干し…試験管をばら撒く

 

カイ君の足元で割れた試験管から緑色の煙が立ち込める…が、煙の中から紫色の煙が吹き出す

 

すると煙は透明に消えていく……ど、どうなってるのあれ…

 

「流石だねぇカイ君……!解毒薬か…!」

 

「ただの解毒薬じゃない…あらゆる毒を消す、万能薬だ」

 

「それはまた大層な物を作ったね…ッ!」

 

カイの放った拳を簡単に受け止め、後ろへ放り投げる……えぇ

 

あれ、カイ君って私と同じなんだよね……何か人間離れしすぎてる気がするんだけど…

 

「どうした、そんな程度か?もっと見せてみろ…俺に生を実感させてみろ」

 

「ああ、君が望むのならば…付き合ってあげようじゃあないか!」

 

「……のう先生、妾はあんなに楽しそうなカイを見たことがない」

 

「そう、なんだ……なんだか、カイ君って色々と凄いね」

 

「そうじゃの…彼奴、自分が楽しむためにやってるのだろうがな」

 

確かにカイ君はそういう子だ…戦うことが好きで、強い相手を見つけるといつの間にかいなくなっちゃうくらい

 

でも、カイ君はカイ君なりに気遣いができる子なんだ……ま、まあ少し遠回しで分かりづらい時もあるけど

 

「やはり体術は向かないみたいだな…研究職が無理するもんじゃない」

 

「今は錬丹があるからねぇ、これでも普段以上に動けているはずなんだが…ッ!」

 

「体術に薬品投擲を織り交ぜるか……これはこれで面白い闘い方だ」

 

「君に興味を持ってもらえるとは嬉しいねぇ…!」

 

「だがこれで終いだ」

 

カイの足を払った、体勢を崩しそのまま後ろへ倒れ……ず、カイ君が首元を掴んだ

 

そして大きく半円を描きながら持ち上げて、反対側へと叩き付ける…地面にはヒビが入り、亀裂が走った

 

更に同じように反対側へ叩き付け、また反対側へ……何度も何度もカイを地面へと叩き付ける

 

「あ、あれは流石にやり過ぎなんじゃ……」

 

「妾達には止められまい、あんなのをどう止めるのじゃ」

 

「そうだけど……そ、そうだよね」

 

最後にカイ君がは大きく飛び上がり、地面へ叩き付けると…ようやく手を離した

 

よ、容赦が無さすぎる……

 

「……ク、ククッ…なあカイ君、私の成果はどうだったかな」

 

「まあまあだな……矯正局の時にも言ったが、俺は君がどんな手段を使おうが…どんな犠牲を出そうが興味は無い」

 

「ああ…そんなことを言っていたねぇ」

 

「だが研究者、開発者なのであれば…結果を示せ、この業界(世界)は答えが全てだ……そうでありたいなら、怠るな」

 

「……激励かい?」

 

「同じ研究者として見るに堪えなかっただけだ……キサキ、後は好きにしろ…薬の効能は俺が解いた」

 

カイ君は青白い穴を通って、どこかに行ってしまった……やっぱりカイ君は優しい子だね

 

今度、また会ったらケーキでも食べに誘おうかな

 

「嵐のような奴じゃったな……さて、カイ…其方の処分だが……」

 

「悪いが、私はここで引かせてもらおう」

 

「な…っ!?」

 

「うわっ!?」

 

色の濃い白煙が周囲に一気に広がる…辺りが真っ白に染まり、何も見えない

 

目くらまし…!?あんなにカイ君に振り回されてたのに…!まさか、まだ薬の効果が残って……!!

 

「やるべき目標ができたよ、ここでまた捕まるわけには行かなくなってねぇ……では、また会おうか」

 

「逃げられたか、不甲斐ない門主じゃ」

 

「そんなことないよキサキ……でもカイの言っていた、やるべき目標って何だろうね?」

 

「……さあ、妾には到底理解できぬよ」

 

「門主様!ご無事ですか!」

 

「ああ、心配をかけたな……これでひとまずは一件落着、かのう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイと闘りあってから数日が経った

 

俺は相変わらずマイホームへと篭もり、傑作達の作製へ向けて設計図を作っている

 

変わった事と言えば……

 

「ふむ、やはりここの分量は…いや、入れすぎたか?」

 

「……ここで実験道具を広げないで下さいますか?邪魔です」

 

「そう冷たいことを言うな、今私は君らのためにもなる錬丹を作っているんだよ」

 

「私達のため…とは、一体どういう事でしょうか」

 

「そんなことより早く片して下さい、ゆっくりお茶も呑めません」

 

マイホームに何故かカイが現れた、まさかウチに七囚人の内…3人が居るって

 

君ら先生のところに行きなよもう……先生の七囚人RTAはどうしたって言うんだ、何故俺の所へ…

 

「それで、何を作っているんですか」

 

「カイ君をメロメロにする惚れ薬…と言ったら?」

 

「なっ!ななな何を!?そんなものを作っているのですか!?」

 

「……それはまた、面白そうですね」

 

「何をしているんだお前達、そろそろ夕飯ができるから食卓を片してくれ」

 

オカンだ、オカンが居る……て言うか何かカイの作ってる薬品、物騒なものだった気がするんですけど

 

錬丹作ってるんじゃないのかよ、錬丹にそんなの無いだろ

 

「賑やかになり過ぎだろ……」

 

「おや、やっと出てきたかカイ君…ところで、何も言わずにこの薬を飲んでくれないかねぇ?」

 

「会話聞こえてんだぞ、誰が飲むか」

 

「一回騙されたと思って、な?効能の検証もしたいんだよねぇ」

 

「誰が君の実証実験なんかに付き合うかよ…」

 

俺の心労が溜まる一方なんですけど……最近はカイに絡まれるから、玄武商会に毎日行けなくなってるし

 

そうすると、どうなるか分かるか?ルミから鬼の様にモモトークが来るんだぞ

 

事情はやんわりと説明はしたけど、それでもかなりの頻度で来てるんだからな

 

「はぁ……疲れた」

 

「お疲れのようだな、カイ」

 

「……ああ、キサキ…玄武商会に来てたのか」

 

「そうじゃな……それでカイ、其方の姉はどこにおるのだ?」

 

「生憎と俺は一人っ子でな、姉なんて居らなんだ」

 

「はいお待ち!カイに姉なんていたっけ?」

 

うおっ、すっげぇ大盛り…食べれるけどさ、まあ食べるけどさぁ……

 

て言うか申谷の方のカイを俺の姉扱いするの、やめてもらっていいですか……

 

「ああ、申谷カイか…同じ名前なのは面白い偶然だよね!」

 

「どこにいるか、其方なら分かるだろう?」

 

「知らんな、あれ以来関わりはないもんで」

 

「ふむ…まあいいじゃろう、そういう事にしておこうかのう」

 

マイホームに居るとか言えるかよ……はぁ、そろそろ山海経からマイホームを移すかな……




その内、トリニティ文化祭も書きたい…アイドルのやつ書きたい(願望)

マリーがバイク乗るとかカッコ良すぎ……て言うか後日談も色々と詰め込まれ過ぎててちょっと

何なんだヨシミ、カズサ…なんて格好してんだよ(歓喜)
イチカァッ!またそうやって先生達の情緒を乱しやがって!(半狂)
やっぱツルギは乙女だって、それ一番言われてるから(至言)

ではでは、またお会いしましょう
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