俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
新イベ始まったので初投稿です

何でACVIのコンプトロフィーの取得率少ないのかなって思ったら、全ミッションSランククリアとかそれマジで言ってる?
そりゃ少ねぇわな

ではほんへどうぞ


8話

パーティーが始まり、そろそろアキラの登場も近くなってきている

 

ゲーム開発部は給仕をてんやわんやと熟している中、俺は光学迷彩で会場の後ろの方に立っていた

 

俺、ゲームでは白亜の予告状イベはやれてないから動画でしか見た事ないんよね…初の体験が生になるとは贅沢ですな

 

「あれ?カイ君どこいった?」

 

「分かんない、さっきまで後ろの方にいたと思ったんだけど…」

 

「お呼びですかね」

 

「うわぁ!?どっから出てきたの!?」

 

「ちみっ子、大きな声を出すのは淑女としてはマナー違反だぞ…メイドなら尚更な」

 

「あっ…ご、ごめん…」

 

「ほら、運ぶ料理があるんじゃないか…早く行きなさい」

 

「はい!」

 

調理場の方へと引っ込んでいくモモイ…なんか怖がられてるな、お面の所為かな

 

「カイ君ずっと会場に居た?」

 

「居ましたよ」

 

「うっそ、全然気が付かなかったよ」

 

「まあ見つからない様に消えてましたから、このナリでウロウロしてるのも怪しいでしょうし」

 

「仮面を取ればいいんじゃないかなぁ」

 

「嫌です」

 

「そっかぁ…」

 

「せ、先生!!あのっ…!」

 

「あれ?どうしたのミドリ?」

 

「あの…し、C&Cの…トキが」

 

あ、トキ(バニーガール)…略してバキさんじゃないですかチッスチッス

 

て言うか潜入にはバニガって全然意味が分からないんですがそれは、C&Cの潜入伝統になっちゃったよバニガ

 

いや、需要はとてもいいんだけどさ

 

「おや、貴方は…」

 

「すっかり元気な様だな、パワードスーツ少女」

 

「トキです、あの時はどうも」

 

「あれからパワードスーツの調子はどうだ、強化が入ったなら是非ともまた闘りあいたいとこだが…」

 

「ああ、その事ですが…リオ様がいない現状、あのパワードスーツを修理する事が難しく…」

 

「だろうな、まあそれは後々にしようか…それで、何故お前はここにいる」

 

「私も任務がありここへ潜入しているのですが、まさかゲーム開発部の方々が居られるとは」

 

ユズちゃんがダンボールに隠れちゃった…その箱さ、THE YUZUって書いてあるの……なんかいいよね

 

すると電気が消えた…ざわざわし始める会場、某賭博漫画みたいだな

 

そして参上する、数々の偉大なる先生(プレイヤー)達のハートを奪って尚…未だに実装がされていない、我らが慈愛の怪盗ちゃんだ

 

アキラの実装まだですか

 

「ある者は、私を盗人と蔑み……そしてまた、ある者は私を咎人と罵る」

 

おお、これこれ

 

「人は生まれながらにして名を持つわけではありません…呼び名とは、他者から与えられるもの」

 

いやー実際これはcvを付けて是非とも聞いてみたいものだ、実装まだですか

 

「故に、私は……その名を受け入れました」

 

でもこれイベントでちゃんと聞きたかったなぁ……あ?煩い?ごめん

 

「そう、我が名は……『慈愛の怪盗』」

 

よし、口上は済んだな…では闘ろうか

 

電気が消えたと同時に一度光学迷彩を付けていた、のでアキラの前まで歩いて行き……光学迷彩を解く

 

因みに今日の俺は黒じゃない、迷彩柄だ…まあせめてもの抵抗と言うか、何と言うかな

 

顔はスカルマスクだが、認識阻害ホログラムが掛かっているので恐らく別の何かに見えている筈だ

 

「おや、貴方は……どこかで会った事があるのでしょうか、既視感が…」

 

声も一応ボイチェンで違和感ないくらいに変えてはいるが、あんまり喋らない方が安牌…後ろ腰に隠していた二丁のSMGを抜く

 

「……成程、私とダンスをするのがお望みですか」

 

「Shall we dance…お嬢様」

 

「あれ!?何時の間にあんな所に…!」

 

二丁のSMGを向け、エネルギー弾を放つ…天井に伸ばしたロープを使い器用に避ける

それを追う様に弾を撃ち続ける

 

「ヘイローが無い……成程…」

 

「余所見してていいのか」

 

ロープに掴まって宙にいるアキラの元へ飛び上がり、オーバーヘッドキックを打ち込む

 

咄嗟に腕をクロスさせ受け止めるが、勢い殺せずそのまま地面へと叩き落ちる

 

「けほっ…私の知り合いにとても似ていますね、貴方」

 

「そうか…」

 

「ええ、そうです…ヘイローを持たず、生身の一般人であるにも関わらず…こうして実弾の戦闘を好む、変わり者です」

 

「それは奇遇だな」

 

これ多分バレてんじゃないかな、流石はアキラ

二丁のSMGで再度、弾幕を張る…スルスルと弾丸を避けながら薔薇色の煙幕を炸裂させた

 

再度ロープで宙に浮かび、手持ちの銃口の異様に長いHGで此方を撃ってくる

 

俺もそれを左右に飛びながら避け、袖口に隠していたENライフルを撃つ

 

「っ!!…はっ!」

 

「おお、躱すか…」

 

「今のは危なかったですね、まさかその様な隠し玉があるとは」

 

ロープを振り、EN弾を華麗によけ地面へと着地したアキラ…戦闘を好まないとは言え、トキと渡り合うだけの実力はあるってのは確かだな

 

「……そろそろ潮時でしょう、この度の舞台は面白くなりそうです…ではまた近いうちに、Bye」

 

煙幕弾を炸裂させ、姿をくらましたアキラ…いや〜やっぱこうでなくっちゃなぁ

 

「え、本当に一般人だよねカイ君…」

 

「強化外骨格を纏っているので普通では無いですね」

 

「ああ、成程…そういう事だったのか」

 

「強化外骨格を脱げば、俺もただの一般人ですよ……それと、慈愛の怪盗が残していった物です」

 

「どれどれ…『予告はまだ実行していません』…か、あれ?もう一つあるの?」

 

「ああ、これは…恐らく俺への物なので」

 

「ふーん?そっか」

 

内容をさっき確認したが、『今宵、貴方の心を奪わせて頂きます』って書いてあった

 

いや〜確実にバレてますねクォレハ……帰ったら絶対なんか言われんぞ、て言うかなんだその予告状

 

しかし、分かってた上でアレに付き合ってくれてたのか…なんか悪い事したな

 

「……俺はまた周辺の警戒をしてきます、恐らくまだ来るだろうし」

 

「あ、うん…気を付けてね」

 

その日はそれ以外に何も起こらなかった、という事で翌日

 

と言ってもこの日も夜までは何も起きないからなぁ…流れとしては再度煙幕が焚かれて、先生の元へ通信機が転がってくる

 

そして再度の予告状謎解きイベが起こると……ん?でも俺が出しゃばった所為で色々と事態をすっ飛ばしてるんだが……だ、大丈夫か…これ……

 

「あ!カイ君いたいた!」

 

「ああ、どうしました先生」

 

「予告状の事なんだけど、やっぱりまだ何か隠されてたみたいで…それを皆で解いてるんだけど、どうも雇い主が胡散臭くなってきたんだよね」

 

「へぇ…成程、予告状にはまだ何か秘密が隠されていたと」

 

「うん、取り敢えず今めぼしい場所を見つけたからカイ君も来てくれる?」

 

「分かりました」

 

どうやらちゃんと進んでいる様だな…一安心

まあ最悪、本当の最終手段だが俺がゴリ押しで通す脳筋ルートっていうのもなくは無かったが……本編通りに進んだならなにより

 

「それで、この時計の裏が怪しいと」

 

「うん、さっきトキが色の違うタイルを見つけて…それが多分何かの鍵なんだと思う」

 

「そうですか……それで、なんでまだタイル動かしてないんですか」

 

「え"ッ!?あ、いや〜…そ、そうだね〜……」

 

「成程、どんな仕掛けか分からないから体のいい肉壁を呼んだわけと」

 

「わ、私はそんな事思ってないよ!!」

 

「私"は"…ね」

 

「あっ…」

 

ゲーム開発部の方へ顔を向けると、全員全力で首を横に振っている……かわいいね

 

バキの方へ顔を向けると、目瞑って澄ました顔をしている……コイツ

 

「そうです、私が提案致しました」

 

「このポンコツメイドが」

 

「むっ、ポンコツではありません…完璧なメイドと訂正を要求します」

 

「状況は分かったから早くタイルを動かして来い」

 

「かしこまりました」

 

トキが色が違うタイルを動かすと、隠し階段が現れた…まあ原作通り特に何かトラップが仕掛けられてる訳では無い

 

ガバガバセキュリティ過ぎじゃないかこれ、一応裏オークションの入口やろ

 

「…階段だな」

 

「うわぁ…暗いね」

 

「だ、大丈夫だよ先生!何かあってもゲーム開発部が守ってあげるからね!」

 

「声震えてるよお姉ちゃん」

 

「せ、先生…い、いざとなったらこのダンボールを使ってください…!体を丸めれば、二人くらいなら…入れますから…!」

 

それは流石に無理があるんじゃないかな

 

先生175cm近くあるんやぞ

いくらユズちゃんが小さいからとは言え、そもそも先生自体がそのダンボールに収まるのに無理があるやろ

 

「あ、あはは…うん、ありがとねユズ」

 

「先生のサイズでは流石に無理があるのでは…」

 

「ま、まあそこはほら…気持ちって言うものがあるじゃん?」

 

「…そうですね」

 

取り敢えず地下の階段を下り、暗い廊下を歩く…道中はまあなんやかんやとあったが、最奥の扉へと到達する

 

「……扉か、用心しておけ」

 

「う、うん」

 

「私はいつでも万端です」

 

「わ、私達も…!」

 

扉を開けると、この間と変わらないオークション会場が広がっている

 

この間と違うところと言えば…ワラワラと人が居る事くらいかな

 

「……これは一体」

 

「まあ、見たままを言えばオークションじゃないですかね」

 

「で、ですがオークションは明日のはず…これは」

 

「……そこのC&Cは心当たりがあるんじゃないのか」

 

「はい、あります…あれらは闇市場で違法取引されている盗品です、私はあれらを追ってこの屋敷に潜入していました」

 

「トキの任務ってそういう事だったんだね…って、あそこにいるの…」

 

「め、明太郎さん…?」

 

「依頼主か…まあいけしゃあしゃあと」

 

大方の流れは本編通り、大きな音出したから気が付かれた…何でもっと慎重に動かないんですか

 

「…ん!?お、お前は…!闇市場の『死神』!?何故こんなところに!」

 

「……あ?俺の話か?何その恥ずかしい二つ名」

 

「死神とかカッコイイと思うけどな〜」

 

「……先生、貴女は存外にそういうのが好きなんですね」

 

「え?あ、ま…まあ、ちょっと好きかなぁ…?」

 

「くぅ…数ならばこちらの方が多い!何せ私の使用人と、山海経の玄龍門を雇っているのだ!」

 

「悪いが付き合ってやるつもりは無い、俺達も暇では無いんでな」

 

ゾロゾロと出てくるSP達、あのパワードスーツみたいなSPかっこいいよね…デザイン的に

 

パチンと指を鳴らす、足元の至る所に手榴弾が転がる…既にピンの抜けているヤツだが

 

気が付く暇など無く……知らぬ内に全てが爆散している

 

俺のポータル内は時空が歪んでいるのか何なのか、放り込まれた物は時間が止まる様で…予め設置しておいたピン抜き手榴弾入りポータルをタイミングを見て発動するだけのお手軽爆撃

 

まあそれでも、討ち漏らしはある様で

 

「ごほっ…クソっ、行け!」

 

「こんな事もあろうかと、もう一つ用意してあるんだよ」

 

備えあれば憂いなし

 

指を鳴らし、自分の前にクレイモアを呼び出す…既に起爆のスイッチは押してあるのSA☆

 

前方を扇状にSP諸共吹き飛ばす

 

「カイ君いつのまにこんなものを…」

 

「俺のよく使う広域殲滅手段です、奇襲にもなって便利ですよ」

 

あらかたの敵は片付いたし…後はアキラに任せようかな、これ以上介入しても話が拗れるだけの様な気もするし

 

「悪いな先生、俺の仕事はここまでだ…あとはあちらさんとやってくれ」

 

「えぇ!?ど、どこいっちゃうのカイ君!?」

 

「少し野暮用です、ですがここからは…彼女が代わるでしょう」

 

すると煙幕が焚かれた

 

それを見てからポータルの中へと入り、屋敷の屋上へと移動する…まあ一応、最後までは見ておこうかな

 

飽くまで俺は傍観者、そうでなければならない……エリドゥの事を考えると今更過ぎるけど

 

だってロボット作製したら実際動かしたくなるだろ?しょうがない、これはしょうがない事なんだ…所謂コラテラル・ダメージと言うやつだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントは終わったみたいだな、あのブルドッグも最終的にはネルちゃんに捕まる訳だし……いや、俺は少しイタズラしてみたくなる年頃なんだ

 

庭園を逃げるブルドッグを見つけ、屋敷の上から飛び…奴の正面へと降りる

 

「な、なにぃ!?姿を見ないと思ったらこんな所に…!!」

 

「何処へ行くんだぁ?」

 

「わ、私はこんなところで…こんなところで捕まる様なものじゃない…!!」

 

「そうか、どうでもいいけど静かにしろ」

 

HGからスタンショックウェーブを放ち、一瞬で沈黙する……倒れたブルドッグの首根っこを掴み上げる

 

「オイ、ソイツをどうする気だテメェ」

 

「丁度いいところに来たな、C&C…ほら、受け取れ」

 

「うわっとっと…これくれるの〜?」

 

「ああ、俺からのプレゼントだ」

 

「アァ!?おい待ちやがれ!」

 

アスナにブルドッグを投げ渡し、早々に立ち去る…ポータルで屋敷外へと移動し、そこから少し歩く

 

暫くすると、街灯の影から白いスーツ姿の猫が現れる

 

「……奇遇だなアキラ」

 

「はい、奇遇ですね」

 

「…帰るか?」

 

「はい、そうします」

 

そう言って俺の腕に抱きつく…まあ今回は俺のお遊びに付き合ってもらったから、何も言うまい

 

「貴方は楽しめましたか?」

 

「ああ、久し振りにちゃんと芯の底から実感できたよ」

 

「…ふふっ、それなら私も嬉しいです…貴方の為になったのならば」

 

今日はアキラのわがままを聞きながらマイホームへと帰った




たまにフロムってそう言う頭おかしいところ出してくるよね
まあ他もゲーム難易度を見ると大概だけど

でもそう言うところ好きだぞ私は

ではでは、またお会いしましょう
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