俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ 作:AZAZEL
AC6楽し過ぎるので初投稿です
おかしいな、私のアーカイブめっちゃ硝煙と爆風で曇ってるんですが…ENと爆風で前が見えないし、視界もちょっと紅いわ
拝啓、皆さんのアーカイブは透き通ってますか
ではほんへどうぞ
トリニティでの騒動より数日後、あれ以来特に先生から連絡は来ていないが……まあ補習部の試験やら、事件の後始末やらで忙しいのだろう
「ワカモ、最近は先生のところに行かないな」
「どうも最近はトリニティの方へ赴かれる事が多くて、私の出番が少ないそうです」
「へぇ……それよか、今はこっちの方が大ニュースか」
「『エデン条約』…ですか」
テレビのニュースで流れている話題、最近は専ら『エデン条約』の事で持ち切りだ
キヴォスト内で見てもかなり大きな学園であるゲヘナとトリニティ…犬猿の仲であり、出会って即勃発なんて日常茶飯事だ
そんな二大学園が手を取り合うなんて言い出すもんだからそりゃ大変だわ
「貴方はこう言うのに興味があるのですか?」
「いや別に、好きにすりゃいいと思ってる…ただ、少しきな臭さが漂ってる」
「……と、言いますと」
「具体的にはこれと言って掴めてはいないが…まあ、何事もなく無事に調印式が終わるのが理想的なんだがな」
「あら、いつもの貴方なら何かしら騒動があった方が喜びそうなものですが…今回は珍しいですね」
「ワカモ、俺は別に戦闘狂じゃないって言ってるだろ…ただ生きてる実感が欲しいだけだ」
「そう言って自ら強い敵に突っ込んでいくあたり、貴方も相当だと思いますよ」
ちげぇやい、俺は別に戦闘狂じゃないやい
戦いの中が一番生を実感できるからそうしてるだけやもん、強い方が実感できるやろ?だからぶつかりに行くんだよ
それが戦闘狂だって言ってんだよいい加減にしろ
「……先生が昼飯食べに行こうだとよ」
「あら、また先生とですか?」
「一緒に来るか?」
「えっ……よいのでしょうか、誘われたのは貴方では…」
「別にあの先生なら何も言わんだろ」
という訳でワカモと共に先生との待ち合わせ場所へ
ワカモが少し機嫌が良さげだから良しとしよう
「あ、カイ君〜…おお、ワカモも一緒だったんだね」
「はい!お久し振りですあなた様!」
「最近は呼んであげられなくてごめんね、シャーレから出てることが多くてねぇ」
「お気になさらないで下さい、あなた様がご多忙なのは承知です…それより、お体は大丈夫ですか?」
「うん、全然大丈夫だよ」
「あまり先生の大丈夫を信用するなよワカモ、平気で無茶するからな」
「ええ、勿論分かっていますとも」
「あれぇ〜、私ってそんなに信用無い……?」
まあ先生だし、しょうがないよね
取り敢えずお店に入る
俺の横にワカモ、前に先生が座る…なんで俺の隣?先生の隣行けばいいのに……まあいいか
「この間はありがとうね、カイ君」
「ああ、トリニティでのアレですか…事は収まりましたかね」
「まあ一応は…って感じかなぁ、まだ片さなきゃいけない事もあるし……あ、そう言えばミカが会いたいって言ってたよ」
「え……何で?」
「それは私にも分からないかなぁ…あの時なにか喋ってたけど、その事とか?」
「いやそんな大したことは言ってないですが…」
「この人の事ですから、どうせ無自覚に誑し込んでいるに違いありません」
「何でそんなに当たりが強いの……」
えぇ……別にそんなターニングポイントになる様な事言ってないと思うんだが、乙女心はよく分からん
あと単純に別の何か用があるって場合もありうるし
「あ、それともう一つ…カイ君にお願い事があるんだ」
「……何でしょうか」
「エデン条約の事は流石にもう知ってるかな?」
「ああ、あれの事ですか…知ってはいますが、何か関係する事なんですかね」
「……カイ君にエデン条約中の警備をして欲しいんだ」
はーん、そう来たか…あの場に居ること自体は悪くない……が、正直面倒臭い
俺が現地にいる理由がないし、て言うか正義実現委員会と風紀委員会がいる中に俺をぶち込もうとしてるのか先生は
「当日は正義実現委員会と風紀委員会も警備にあたるんだけど、カイ君が居てくれればもっと心強いかなぁ…って」
「申し訳ないですが、その日は別の予定がありまして…御遠慮させて頂きます」
「だ、だよねぇ…行きづらいよねぇ……ごめんね、こんな事頼んじゃって」
「気にしなくていいですよ、立場の問題は俺の自業自得なところもありますし」
「……珍しいですね、貴方が頼み事を断るなんて」
「俺にも色々あるんだよ」
お昼を済ませ、先生とワカモと共に店を出る…最後に、小細工をしてから帰るとしますか
「先生、当日俺は行けませんが…御守り代わりと言ってはなんですが、これをどうぞ」
「これは…指輪?」
「ええ、俺特製の指輪です…エデン条約の締結とこれからの安寧を込めて」
「……うん、ありがとうね…カイ君から何か貰ったのってこれが初めてだね」
「そうですね……まあ適度に大切にしてください」
「勿論大切にするよ、じゃあね二人共!」
先生はシャーレの方へと帰って行った……さて、これからエデン条約が始める
俺の目標も一部大詰めになってきたな、あの子らもAI調整が終わったし…お披露目も近い
「貴方が誰かへプレゼントなんて、明日は銃弾でも降りそうですね」
「全くな言われ様だな、大体銃弾が降り注ぐのは日常茶飯事だろ」
「…ふふっ、それもそうですね」
時間は過ぎてエデン条約当日、俺はマイホームでテレビを見ていた
どのチャンネルも条約締結の話題で持ち切りだな……こう言うところは前世の世界と変わらないな、面白い
「あら、今日はなにか大きな祝典でもあるのですか?」
「知らないのかアキラ、エデン条約締結の日だぞ」
「ああ、あの条約…私にはよく分かりませんが、そんなにめでたいことなんでしょうか」
「それを俺に聞くか?寧ろ俺が聞きたいわ」
「……そうですね、聞く相手を間違えました」
「まあ、それはともかく…そろそろ楽しくなってくるぞ」
「楽しく…?貴方がそういう事を言う時は大抵碌な事ではないのですが」
確かに碌でもない事は起こるけども……俺にとっては大事なターニングポイントだ、ここを乗り切ればようやっと…次に進める
次の瞬間、中継画面が大きく揺れた
映像が戻った時には瓦礫の山と炎の海……巡航ミサイルが現地に到達したみたいだな
「これは…一体何が、貴方が言っていた事とは…」
「巡航ミサイルが会場にクリティカルヒットした様だな…見ろ、炎に硝煙だ……心の底から楽しくなってきたろ」
「……貴方のそう言うところは本当に趣味が悪いと思います、どうするつもりですか?」
「出掛けてくる」
「…はぁ、分かりました…どの道言っても聞いてはくれないのでしょう?」
「よくお分かりで……帰ってくるさ、待っててくれ」
「ッ!……分かりました」
ポータルを開き、会場へと向かう
「……せ…い…先…先生!」
「…ん…?アロナ…?」
「先生!大丈夫ですか!」
「あ、あれ…私、会場にいた筈じゃ…」
「しっかりしてください先生!外が大変な事になってます!先生の体は何か分からないものに守られていますが…」
「守られて……あっ」
「どうしましたか?」
「……ううん、それより外が大変なんだよね…早く戻らなくちゃ」
「はい!気を付けて下さい先生!」
意識が戻る
辺りは瓦礫まみれで、さっきまでの雰囲気とは全く違う
私の周りには透明なバリアの様なものが全体を覆っている…これのお陰で私の体は無事だし、外傷も全然ない
「やっぱり付けてますね、あのセリフを言えば付けて行くと思いましたよ」
「あ…カイ、君……」
「起きれますか、先生…パルスシールドがあるとは言え、衝撃で吹っ飛んだのは確実に身体に効いてる筈です」
伸ばされた手を取り、起こされる
少し痺れるけど…それ以外に問題は無い
「カイ君の御守りが助けてくれたんだね」
「強い衝撃が起きた瞬間、一度だけパルスシールドと言う絶対防壁を張る指輪です…俺の技術力も伊達では無いのでね」
「やっぱり凄いね、カイ君は…それよりこの状況は…」
「見ての通り襲撃ですよ、それも空からどデカいのがズドンと…それにまだ終わりませんよ、先生は安全な場所へ避難する事を優先に動いた方がいいでしょう」
「で、でも!私もここに残らないと他の子が…!」
「先生…!ご無事ですか…!」
「ヒナタ!ヒナタこそ大丈夫!?」
「はい、私はなんとか…」
他の子達も無事だろうか…それにカイ君の言っている事が正しければ、襲撃はまだ終わらない
「先生!」
「ハスミとツルギも無事だったんだね」
「はい…先生は無傷、なんですね」
「うん、カイ君の御守りが守ってくれたんだよ」
「カイ…?まさか『
「……あー、骸骨マスク…また会ったな」
「相変わらずのタフさで何よりだよ委員長殿、それと副委員長殿も」
「……何故貴方がここに」
「面白い事が起こってるならそこに俺は居る…いい戦場だと思わないか、とても生を実感できそうじゃないか」
変わらないなぁ……でもどんな状況でもそうやって居られる胆力はカイ君のいいところだよね
瓦礫の方からガスマスクを付けた子達が現れ始める…これがカイ君の言っていた…
「まさか条約締結時を狙って襲撃されるとは…委員会の方達は先程の爆発で殆どが無力化されてしまいました」
「大丈夫、私もいるか……」
「何言ってるんですか、先生は逃げるって言いましたよね」
腰に手を回され、そのまま凄い力で投げ飛ばされる
カイ君達がどんどん遠のき…地面に当たる直前で誰かに受け止められた
「ナイスキャッチだ、風紀委員長…君も大概タフだな」
「煩い…でも確かに先生は託されたわ」
「……思うところは有りますが、それが今は最善策です…行ってください先生!」
「ま、待って!私も…!」
「今先生が倒れたら誰がキヴォトスを立て直すんですか、自身の立場というものをちゃんと理解して下さい…何、ここは俺が居るんです」
あの子は……本当に…
「行くよ先生…!時間はあんまりないから」
「……うん!宜しくヒナちゃん!」
今はただ、あの子達が無事である事を祈るしか私には出来ない
「何だあのハイレグ、ヤベぇだろあの格好は」
「あ、あれは…ユスティナ聖徒会…!?」
「わらわらと湧いて出てるな…勝機はおいくらだ、副委員長殿」
「そんなもの私に聞かないで下さい、今はただ食い止めることだけを考えなさい…!」
「ケヒヒヒヒヒ!!!ヒャアアアアアア!!」
「元気ですねぇ委員長殿は…」
ホンマに元気やなツルギ、巡航ミサイル食らったとは思えんぞ
そして覚悟決まってる亡霊の集団が現れたか…そちらが援軍を呼ぶならば、俺も呼ばせてもらおうか
「Coral…あの子を起こしてこい、ついでに凡庸機体も何体か寄越してくれ」
『かしこまりました』
「アンタは誰、参列者の中に居なかったけど」
「アリウススクワッド…そうならざるを得ない環境だったとは言え、起こった事は変わらない」
「…何言ってるの?大丈夫?」
「ああ、ご心配なく…さて、君らにも俺がお灸を据えてやる」
エネルギーライフルをポータルから取り出し、ミサキに向けて撃ち放つ
RPGで防ぎ、お返しとばかりに弾頭を撃ち込んでくる…あのRPG硬いな、チャージしてないとは言えEN弾を耐えるか
飛んできた弾頭は電磁場フィールドによって空中に留められ、明後日の方向へと飛んでいった
「……アンタ本当になんなの、マダムのデータにも乗ってなかったんだけど」
「ほう、流石にアリウスまでは俺の噂は流れてないと…好都合だな」
「大体ヘイローすらないのに勝てると思ってるの?」
「分かってないな、俺の技術力はキヴォトス一だ…君らの言うマダムよりもな」
「……まさか知ってるの?」
「ああ、知ってる…嫌になるくらいに知っている、殺したいくらいにな」
「ッ…!!」
弾頭を追加で二つおかわりが飛んできた、電磁場フィールドの前ではどんな銃器であろうと無意味と知れ
二つとも明後日の方向へと飛ばす
さて、信号はもう届いているだろうし…そろそろ到着してもおかしくない頃合だな
「さて、そろそろ俺は先生の方へと向かうとするよ」
「行かせる訳ないでしょ、それが私の役割なんだから」
「俺も暇じゃないんだ…君らと遊んでいる時間も限られている、だから今からは俺の『傑作』が君らの遊び相手だ」
頭上を高速で通過していく機体が一つ、それに続いて5体ほど通過する……先頭の機体が旋回し、俺の前へと着地した
赤と黒のツートンカラー、片手にはチェインガンとパルスガン…もう片手には光波ブレード
そして背中に携える迫力満点のヴァリアブルフライトユニット
『自立型機動兵器・CODE:ナインボールセラフ…排除開始』
「精々、気張れよ…アリウススクワッド」
て事でエデン条約編です
初っ端からフルスロットルでぶっ飛ばして行くスタイル、切り札がある内は出し惜しみした方から負ける
だからと言って初手から出していい戦力じゃない気がする(おまいう)
ではでは、またお会いしましょう