俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ 作:AZAZEL
そうりきせんが始まったので初投稿です
今回はビナー君ですね、皆のお姫様が大暴れする装甲相手ですよ
ていうかマジでミカ強くね…?この子だけ火力が頭一つ飛び抜けてるんですけども……まあ書いてある事全部強いからね
ではほんへどうぞ
ナインボールセラフが超高速で空中を駆け回りながらパルスキャノンをばら撒く
本当は強化外骨格として運用しようとしてたのだが、どう考えてもあのスピードは人が乗ってる状態では出せないなって……
自身に強化外骨格を纏って更にナインボールセラフを着たとしても、恐らく100%は引き出せない…なので完全独立のAI機動兵器として落ち着いた
それでも尚AIの調整をしないと速度に対して処理が追い付かなくなり、最悪処理落ちしてその場に停止してしまう……なのでものっそい調整が面倒臭かった
「な、何なのこいつ…!」
「隠れてばかりじゃ俺の『傑作』には勝てんぞ」
「煩い、反撃の隙すら与えないくせによく言うよ」
「俺は操作してないから分からんなぁ、AIに聞いてくれ」
「コイツ腹立つ…!」
瓦礫に隠れながらミサキやアリウス生徒達も反撃してはいるが、ヴァリアブルフライトユニットの出力は伊達では無い
圧倒的スピードで動き回るナインボールセラフを肉眼で捉えられる訳もなく、弾は全てすり抜けていく
「クソっ…!ユスティナ聖徒会は何をして…」
「ああ、そっちは別働隊で呼んだ凡庸機体が一掃してるぞ」
指を差した方はミサイルやレーザーが飛び交い、ちょっとした地獄絵図になってる
因みに凡庸機体とは『自立型機動兵器・CODE:HC型執行機』のこと
パルスシールド持ちのENライフル機体が一体、他4体は同じHC型だがミサイル積み積みの弾幕制圧部隊
ペイターが乗ってたヤツだな
「……何なのあれ」
「量産型の凡庸機体だ…さて、余所見している暇があるのかね」
「はっ…?」
「あの『傑作』の真骨頂はここからだ」
ナインボールセラフの形態が変わる…人型から飛行形態へと移行し、先程の比にならない速さで周囲を旋回し始める
そして幾つもの垂直ミサイルを発射し始め、ミサイルの雨を降らせる
「では後はお楽しみを…俺は先を急ぐよ」
「何なんだよホントッ…!」
「あまりやり過ぎるなよナインボール」
『承認しました……対象脅威度レベル2、排除を続行します』
「おお、そんな機能付けてたっけ…まあいいや」
ポータルを開き、先生の元へと向かう…時間的にもう撃たれちゃったかな、まあ最悪間に合わなくともセナが何とかしてくれるし
「…あら、少し遅かったか」
「……どこから現れた」
「これ……と言っても分からんだろうが、分かる必要も無いだろ…黒マスクの子だが、こちらには来れなさそうだぞ」
「ま、まさかミサキちゃん…やられてしまったのですか…?」
「まだだが、何方にせよ時間の問題だろう…俺の『傑作』を相手取っている時点で勝ち目などないからな」
ヒナちゃんは倒れ、先生もお腹から血が出て意識が朦朧としている…俺が来ていることすら把握出来ているか怪しい
先生へ近付き、手を口元に当て…呼吸を確認する、ちゃんと生きてはいるな
「……大丈夫だ、貴女は死なない…貴女には心強い生徒達がついている、だから意志をしっかり持て…見失わず、前に進め」
「何をしている、そこを退け」
「断る……と言ったら?」
「ヘイローを持たないお前が、私達に勝てると」
「黒マスクの子も同じ事を言っていたな…俺の技術力はキヴォトス一だ、君らの様なお子様に負ける手合いは……万が一にも無いよ」
一瞬で先生とヒナちゃんの首根っこを掴み上げ、一回転して後ろへ放り投げる
そこには救急車両に乗ったセナの姿がある
「ちゃんと受け取れよ救急員ッ…」
「言われずとも…!」
「なっ…!?逃がすか!」
「何処を見ている…君の相手は俺だ、余所見をするのは頂けんぞ」
銃を構えた腕を下から叩き、射線を逸らして腕を掴む…そのまま反対側に背負い投げ、地面へと叩き付ける
「なあ"ッがっ…!!」
「リ、リーダー!?」
「舐めてかかると痛い目見るぞ」
「ヘ、ヘイローを持っていないのに…なんなんですか、アナタは…!?」
「通りすがりの一般人だ……さあ、生きている証を刻み合おうじゃないか…来い、アリウススクワッド」
ポータルから永久機関ARとSGを取り出し、ARをヒヨリとアツコに向かって撃つ
横に飛ばれて避けられる…腐っても特殊部隊か、ヒヨリへ急接近…思いっきり蹴り上げる
「うぐぅッ…!」
「歯ァ食いしばれ、吹っ飛ばすぞ」
SGをヒヨリへ向けて構える…が、横からサオリがタックルをかましてきたので射線がズレる
崩れた体勢から右手を地面に付き、片手で側転して距離を取る……うーむ、チームワーク
「流石だな、もう起きれる様になったか」
「本当に人間か貴様…?」
「正真正銘、ヘイローの無い一般人だよ…今は強化外骨格を纏ってるからここまでの出力があるだけだ」
「だとしてもだ、その身の熟し…一般人と言うにはあまりにも精錬され過ぎている」
「まあそれなりに鍛えてるからな」
側転時に地面へ落としたARの真下にポータルを開き、手元へ繋げる
キャッチしたARでサオリを撃つ、ヒヨリが狙撃のステンバイが完了してるのが見えるな……アツコは基本支援に徹してるな
ヒヨリから狙撃が放たれた……しっかりヘッドショット狙ってきてる辺り卑しいわ^〜
頭を横へずらし、弾丸を避ける
「何っ!?」
「え、えぇ〜!?そんな事ありますかぁ!?」
「爆発は好きか…?俺は好きだ」
自身の正面にポータルで呼び寄せたクレイモアを設置、前方を吹き飛ばす
爆煙に紛れて奇襲をかまし、アツコにSGをぶっ放す…そこまで距離が近くないので、威力は大分落ちてしまったが…それでもショットガンは伊達じゃない
アツコを大きく後ろへ吹っ飛ばす
「貴様ァァ!!」
「激情するな、戦闘において感情的になるのは致命的だぞ」
「なっ…ごアッ!?」
銃をポータルへしまう
銃を構えたサオリの懐へ潜り込み、構えた右腕を掴み…こちらへ引き寄せながら鳩尾へ掌底を打ち込む
そんなお腹出してるからだぞ全く、まあキヴォトス人だからダメージは少ないかもしれないが……それ以前にサオリ位の実力があればそもそも攻撃に当たらんか
「リ、リーダー!」
「人を心配してる暇はないぞ」
ヒヨリの水月へワンインチパンチを打ち込む
ミサキは俺の『傑作』が相手をしているから…実質これでアリウススクワッドは全滅か、焼きを入れるのはこのくらいにしておくか
『マスター、こちらも大方片付きました』
「『傑作』達を帰投させておけ……時間切れだな、俺は帰るとしよう…いい戦闘だった」
「ま、待て…貴様の…貴様の目的は、何なんだ…!!」
「目的?正確に言えばなくは無い、だが君らと戦うこと自体に目的など無い…俺は生きている実感が味わえればそれでいい」
「ッ…イカれているのか貴様ッ…!」
「何を言う、生まれ落ちた者ならば皆思う事だろ…それとも、君達は生きながらに死んでいる…廃人だとでも言うのかね?」
「…私達は……」
「俺をどうこういう前に、自らの生き方を振り返ったらどうだ…本当に君らが俺にそれを問うことの出来る存在なのかをな……ではこれでお暇させて貰おうか」
ポータルを潜る…出た先は、いつものケーキ屋…ダメ元で来てみたが、まさか普通に営業してるとは……
「いらっしゃいませ……君なら来ると思っていましたよ」
「こんな時でも通常営業ですか、店長さん」
「ええ、ここは街外れですから…戦火はここまで届いていません」
「こんな時に開いても誰も来ないんじゃないのか」
「君が来てるじゃありませんか」
「……まあそうだけども」
「それよりもご注文を…来店なされたという事は、ケーキを食べに来たのではありませんか?」
「……ああ、そうだな…甘いヤツを頼む」
「かしこまりました」
いつもは座らないが、カウンター席が一番テレビを見やすいのでそこへ座る…中継は崩壊した大聖堂を映し出している
暫くは俺の出番は無いし、糖分補給をしておきますか……
「随分と大変な事になっている様ですね」
「そうですね、てんやわんやの様で」
「こんな時こそ、甘い物を食べて落ち着きを取り戻すものだと私は思うのですがね」
「……店長がケーキ屋してる理由ってそういう事ですか?」
「いえ、ただの趣味です……そう言えば、シャーレの先生も容体不明の重症を負ったとか」
「ようそんな事知ってますね……この際なんで知っているかはさて置き、先生には頼れる生徒が沢山いますからね…死にはしませんよ」
「随分と慕われている様ですね」
チョコレートケーキとアップルパイ、そして珈琲を出してくれる店長
「……これはサービスか?」
「ええ、年長者からのお小言だと思って下さい…何かを成そうとする時、一人よりも共に悩める友が居ると心にゆとりが生まれますよ」
「…左様で」
「食べ終わった後は何方に」
「先生の様子でも見に行こうかと…まあ、恐らくそこまで状態は変わっていないでしょうが」
「そうですか、お気を付けて」
ケーキを食べ終わり、お代を払って店を出る…既に時刻は夕暮れ、恐らく先生の目が覚めるのは今日の夜だろう
ポータルを潜って先生がいるトリニティの救護室へと出る
「だっ…誰ですか!!」
「ああ、救護騎士団…居たのか」
「あ、貴方は…『
「その渾名で呼ばれるのも久し振りな気がするな…別に何をしに来た訳じゃない、先生がどんなもんなのか見に来ただけだ」
oh,It’s Ninja……救護室にはセリナが居た
先生は予想通りまだ目を覚ましてはいない様だな…夢でセイアと出会って話してる頃合いだろうか
正直、ここから先は俺の出る幕は無い…と言うかマジでちょっと私欲を優先し過ぎたなって、アリウスとやり合ったの完全に私欲だったし
ちゃんとアズサとの戦闘は起こったのだろうか…ちょっとシバき過ぎたかなぁ……なんて思ってたり
「……まあ、君らがついていれば問題は無いか」
「お、お見舞いは済みましたか…?」
「ああ、終わったよ…邪魔したな」
その日の夜、恐らく先生はもう目覚めてミカの所に行ってるかもしれん…なんか俺もミカに呼ばれてるし、行ってみるか
光学迷彩を点け、ミカの監禁部屋へと侵入する…ポータルで行くと出口のポータルがバッチリ見えちゃうからね
モブトリニティとのいざこざを終え、コハルの勇気ある行動に敬意を払いつつ…出るタイミングを伺う、これ難し過ぎる
「起きたみたいだな、先生」
「うぇっ!?カイ君!?」
「えっ…だ、誰…?」
「……わ〜お、久し振りじゃんね…甘毅カイ君」
「え、え?何でここにカイ君が居るの…?」
「どこかの誰かさんに呼び出されてるからな…それで、何の用だ」
「え、あ…本当に私に会いに来たの?」
「自分で呼んだんだろ、なんだその顔は」
わーお☆
しかし先生ピンピンしてんなぁ、腹に銃弾撃ち込まれた人とは思えん
コハルはずっとオロオロしてんな、かわいいね…はいエ駄死
「え、えっとね…別に大した事じゃないんだけどね、ほらあの時に言ってくれたじゃん?変な意地を張らないで幼馴染と言い合えばいいって」
「……ああ、なんかそんな事を言った様な…」
「それでやっぱり、言葉にしないと分からない事もあるかなぁって…だからありがとうって言っておこうかなって」
「律儀なもんだな…有難く受けとっておくよ」
「ほ、本当にそれだけなんだけど…なんかごめんね」
なんか律儀なやつ多いな
俺なんて私欲塗れで戦闘してるのに、逆に俺の方がキヴォトスしてきてるのでは…?
いや、そこまで世紀末スタイルじゃないからセーフの筈
「俺の用も済みましたし、そっちの用も済んだみたいなので…俺は一足先に外に戻ってますよ」
「あ、ちょっと待ってカイ君…私が撃たれた時、カイ君そばに居た?セナからカイ君が助けてくれたって聞いたんだけど…」
「ああ、様子を見に行ったら軽く死にかけてたので…恐らく風紀委員長が呼んだであろう救急員に引渡しました」
「そうなんだ、ありがとうね……その時に、私になにか言ったりした?朦朧としててあんまり覚えてなくて」
「いえ、特に何も…お腹撃たれて錯乱していたんじゃないですか」
「ん〜…それもあるかもしれないね、ごめんね引き止めて…気を付けてね」
ポータルを潜り市街地へと出る
未だに待機しているアリウス生徒とユスティナ信徒がチラホラと見える……さて、ここはひとつ…地上最強の実力をお見せしようか
「…ん?誰だお前」
「そんな事気にする必要は無い、今から君らには的になってもらう」
指を鳴らすとクソでかいポータルが開き、その少し先にも連なる様に同じ大きさのポータルが開く
その間をグレートウォールが走り抜け、外付けの兵装と防衛車両がポータル内に隠れない様に停止する
天井面に『自立型防衛砲台・CODE:ネペンテス』を出現させる、外付け兵装のガトリンググレネードも回転を始める
「な、なんだあの壁の様な…!?応援を呼んでこい!どう見てもやば…」
「撃て」
グレネードランチャーを凄まじいスピードと範囲で周囲にばら撒く、多連装式ミサイルポッドも無数のミサイルを打ち上げ…アリウス生徒やユスティナ信徒へと降り注ぐ
『自立型防衛砲台・CODE:ネペンテス』のEN砲もプラズマミサイルも降り注ぐ
あとの仕事は裏方に徹するくらいか…あの物語は彼女らが締めなければ、締りが悪いだろ
ウチのシャーレにもルビコニアンデスワーム配備されないかな
そう言えばまだイチカ来ないんですがそれは
私のシャーレにも正義実のモブちゃん欲しいんですけど
あの子らマジでかわいい…かわいくない?
ではでは、またお会いしましょう