俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ 作:AZAZEL
アビドス編はもう少し先なので初投稿です
なんか低評で『キャラの語尾が違う』って言われたんだけど、誰の事だか分かる人いますか?
正味、私は分からなかったです……違うと言うなら、その違ってるキャラの名前を載せてもらわんと分かんねっすわ
まあ、正味どうでもいいんですが
ではほんへどうぞ
『マスター、何をなさっているのですか?』
「んー……少しテストしたい事があってな、付き合ってくれるか」
『私はマスターのAIです、ご自由にして頂いて構いません』
「まあそう言うと思ったよ…これを見ろ、いい出来具合だと思うんだがな」
『これは……義体、ですか…?』
「
その内、使う事になるかもしれないからなこの技術……色々と試しておきたい事もあるし
まあそれでも、俺の『理解力』を持ってすれば…この位は造作もない事だがな
「一応Coralの元は女性で作ってるから、義体も女性型にしてみた」
『……これは、誰をモデルにしたのですか?』
「サオリ」
『成程……』
俺自身は男だし、ワカモとアキラは獣耳っ娘だし…かと言って先生は色々とデカ過ぎるし
そうなるともうサッちゃんくらいしか残って無いんよね、俺の身近に居てモデルになりそうな女の子って
『まさか彼女をひん剥いた訳では……』
「そんな事する訳ないだろ、言ったら本人は本気でやりそうだけど頼む訳ねぇだろ」
『ではどうやってデータを』
「遠巻きからスキャンした」
『それはそれで、どうかと思われますが……』
「面と向かって頼めないだろそんな事」
という訳でサッちゃんを基準とした義体を作成した
髪の毛は白にインナーは赤…Coralだし、やっぱ赤は入れないとね
髪の長さもサッちゃんくらいにしてある、身長も俺より少し大きめ…クソっ、サッちゃんの方が俺より身長高いんやったな…
「服はオーバーサイズのパーカーと、下はハーフパンツなんだが…長い方がいいか?」
『いえ、私に言われましても…その、あまり人の服装と言うのは詳しくないので』
「……まあそうだよな、取り敢えずこれでいくか」
『後はこの義体へ私をインストールすれば宜しいのですか?』
「そうそう、ちょっと準備するからお待ちを…」
カチャカチャとパソコンを叩き、義体の最終調整を行う……これでいいか
まあ何かあってもCoralにはバックアップと言う、人間には行えない最終手段があるからな……俺の技術力の前で失敗は有り得んが
一応の対策、備えあれば憂いなし
「じゃあインストールするぞ、準備は?」
『万端です』
「それじゃ、ポチッとな」
インストールを開始する……Coralのデータを義体へとダウンロードし、各種機関と接続させる
人で言う五感にあたる機能だな
「……おはよう、目覚めはどうだね」
「良好です…メインカメラ、駆動部、腕部、脚部…全て異常無し、オールクリアです」
「感覚はどうだ、特に嗅覚と触覚…試しに俺の手を触ってみろ」
「は、はい……」
「……いい感じか?」
「はい、これは…暖かい、のでしょうか……」
「おお…我ながら流石だな、やっぱ俺の技術力はキヴォトス一ィィィィ」
俺の手をニギニギと触るCoral…まあ初めての感覚だからな、気になってしょうがないんだろう
「次は匂いだな……試しにこれを嗅いでみろ」
「これは…甘い?匂い、なのでしょうか…」
「そうそう、蜂蜜だよ…味覚も試しておくか、舐めてみろ」
「……んっ!これが甘さなのですね!」
楽しそうやなCoral…これは作ったかいがありますなぁ、親としては嬉しい限りじゃよ
蜂蜜を指に付け、それを舐めるCoral…舌の機能も問題無しだな
「普通に歩けてるし、脚とその感覚も問題無し…俺の顔は見えるか?」
「……いえ、ノイズが掛かって判別は出来ません」
「カメラ映像への作用と同じか……まあ問題無いな」
瞳の色も赤色にしてある…因みに肌は真っ白、だからアルビノみたいに見える
キヴォトスにアルビノって概念があるかは知らないが……でもアキラもそうだよな、真っ白な肌と赤い目って
「マスター、他にはどの様なテストを?」
「まあ大体終わったかな…どうする、暫くそのままでいるか」
「……そうですね、マスターがご用意して下さった義体ですので…もう少しデータ収集も兼ねて、使わせて頂きます」
「良いんじゃないか……折角ならケーキでも食いに行くか」
「マスターが『糖分』を補給する際によく食している、物でしたか」
「そうそう、良い店があるんだよ」
腕を吹っ飛ばしてから、MOONにも顔を出してないからな…ちゃんと治った報告と、久方振りに仕事でも貰いに行くかな
「昼ご飯が出来たぞ、早く出てこい」
「はいよー…」
「こんな昼間から、部屋にこもってなにを……な、にを…本当に何をしてたんだ?」
「え?……あ」
「あなた、少しお話をしましょうか…?」
「ちょ待てよ…俺は何も悪くないぞ」
ワカモに引っ張られ、居間へと引きずり出される…ソファに座らせれ、前にワカモが立つ
「また女性を連れてきたかと思えば、部屋に連れ込むとは……これはどういうことでしょうか?」
「ワカモが何にそんな怒ってるかは知らないが、あの子はCoralだよ」
「コーラル…?お前が作ったというAIか?」
「コーラル…確かに何度か聞いたことはありますが、AIとはデータの話ではないのですか?」
「色々あって、義体の研究をしてて…その一環でCoralに義体を用意しただけなんだって」
ワカモからの懐疑的な視線が収まる様子は無さそうだな……俺が自室に他人を招き入れる訳無いだろうがYO
あそこはマジで色んな意味でブラックボックスなんだぞ、公にしたらキヴォトスがひっくり返るくらいの重要拠点やぞ
「……というか、私に似ていないか?」
「まあサオリをモデルにして身体を構成したからな、似てるも何もそのまんまサオリだぞ…顔のパーツはオリジナルだが」
「な、なにをしたんですか!?まさか寝ている間に色々としたわけでは…!!」
「それは聞き捨てなりませんね、何故私ではなくお嬢さんなのですか?私に言っていただければ、私の体くらいいくらでも見せて差し上げたのに」
「どっから出てきたアキラ」
ソファの背後から現れたアキラと、正面のワカモに挟まれる……狐と猫のサンドですか、またですか
アキラは耳元でASMRするし、ワカモは近いし…結構、過酷なんですがそれは
「それでどうなんですか!?」
「遠巻きからスキャンしただけだよ、本人には何もしてない」
「……別に言われれば、私の身体データくらい取らせるぞ」
「そんなの面と向かって頼める訳無いだろ」
「私の命はお前に拾われたも同然、お前からの頼みを断るわけがないだろ」
「だから余計に頼みずらいんだろうが」
言ったら何でもしそうで本当に怖い
まあ初手で誰を消せばいいか聞いてきた時点でアレだったが…脱げと言われたら本当に脱ぎかねないから、危な過ぎる
そんな事したら俺がワカモとアキラに消される
「収拾はつきましたか、マスター」
「いや全然」
「そうですか、では私はまだ部屋に籠っていた方が良いですか」
「いや丁度良い、今から行こうとしてた所もあったんだ…それじゃ悪いが、また帰って来てからな」
「あっ!どこに…!」
「まだ話は…!」
ポータルを開き、Coralを押しながら潜る…ポータルの先はヒマリの研究室へ繋いだ、折角だからCoralと知り合いの子にも見せておこうと思って
あとついでに俺の技術力を自慢しに
「誰かと思えば、カイさんでしたか…珍しいですね、カイさんの方から訪ねてくるなんて」
「俺の技術力を自慢しに来た」
「お帰りはあちらですよ」
「ほう、君は俺の技術力に興味が無いと…?これはまたとないチャンスだと思うんだがな」
「ぐっ…そう言われると確かにそうですが、相変わらず腹が立ちますね…」
と、まあ…ヒマリとの
「これから先、使うかもしれないと思って『義体』について学んでおこうと思ってな」
「義体…?何故、義体について学ぼうと?」
「君にも心当たりはあるだろう…身近な、ミレニアムの生徒で」
「…!なるほど…しかし、そこまで関わりのないカイさんが何故それを…?」
「その内、先生からも頼まれると思ってな……そこで第1号を作ったんだが、これが流石の出来でな」
「そうですか……それで、誰の義体なのですか」
「Coralだ」
俺の後ろからCoralが姿を見せ、ヒマリの方へと歩いて行く……何か、自分の子供が成長した姿を見てるみたいだな
まあ、子供なんて今も前世も居ないけど
「コ、コーラルちゃん…ですか?」
「はい、この姿でははじめまして…ですね、ヒマリさん」
「…暖かい手ですね、これもカイさんに作ってもらった義体のおかげですか」
「私にもヒマリさんの暖かさが分かります……こうして触れる事が出来て、光栄に思います」
さて、義体の知識についてはもう大体『理解』した…あとは応用効かせて作ればいいだけで、俺にとっては難しい話では無い
……ふむ、Coralに義体についてのデータを覚えさせておくか
暇な時に、新しい義体を作らせてみるのも良いかもしれない
「触れ合いは済んだか」
「ええ、まさか五感までも義体で作るとは……流石としか言いようがありませんね」
「この程度、俺の技術力ならば造作もない…とは言ったが、Coralが第1号だったからな…上手くいったみたいだな」
では次の場所へ、ポータルを潜って訪れたのはシャーレ…先生にも見せておこうと思ってたからな
「相変わらず忙しそうですね、先生」
「おっ、カイ君いらっしゃい…って、そっちの子は誰かな?キヴォトスじゃ見たことないけど…」
「最近、義体について技術をつけましてね…Coralの義体を作ってみたんですよ」
「えぇ!?その子、コーラルちゃんなの!?」
「はい、お久し振りです」
「カイ君って、人型の物も作るんだね……てっきり、でっかいロボットしか作らないと思ってたけど」
「俺的にはそっちの方が好みではありますがね…まあ義体を作る上で、いつもの強化外骨格では不便でしょう」
「まあそうだよね……触ってみてもいい?」
「ご自由に」
Coralの手を握ったり、頭を触ったりしている
義体を使えば、もしかするとスーパーAIも外に出せるかもしれない……ただ、スーパーAIは先生にしか分からない存在だし…俺から言及する事は無いけど
先生から頼まれれば作るけどね
「……なんか、サオリに似てるね?」
「えぇ…?」
「流石ですね、先生」
「あ、もしかして当たり?」
やっぱこの先生怖いわ……何で見ただけで分かるん…?
どういう観察眼を持ったらそんな芸当が出来るねん、俺の『理解力』並だぞ今の
「まあ言う通り、彼女のデータを元に義体は作成しましたけど…何で分かるんですかね」
「生徒のことは把握してて当然でしょ、何か変化があった時にいち早く気が付かないといけないからね」
「ああ、成程……」
「どこかの誰かさんみたいに、やんちゃな子も多いし」
こっち見んといて下さりますかね、誰がやんちゃっ子やねん
俺は生きる実感を求めて闘ってるだけと言うのに…その辺のゴロツキと一緒にされては困るぞい
「じゃあそろそろ帰りますよ、今回は義体の出来を自慢したくて来ただけですから…早く帰らんと、ドヤされるんでな」
「そっか、でも流石はカイ君だね…こういう事もできちゃうんだね」
「……それでは、また」
何かを考える仕草をしている先生を後目に、マイホームへと戻る
Coralはサッちゃんと夕飯を作ると言い出したので、取り敢えず好きにさせておく…俺は何故かまたソファに座らせられた
「それで、結局あの体は何のために作ったのですか?」
「最初にも言ったが一種の実験だよ実験、何れ使う時が来るからな…今の内に技術を身につけておこうと思ってだな」
「それなら私をモデルに作ってくれればよいものを…今からでも私の身体データを取りましょう、さあ私の部屋に」
「おい猫、なにサラッと吐かしているんですか…?そんな事させるわけがないでしょう」
「あら、邪魔しないでもらえますかお嬢さん…彼と私はこれからデータを取りに行きますので」
「誰も行くとは言ってないけどな」
そんな擦った揉んだをしている内に、夕飯が出来上がったみたいで……今回はサッちゃんの手伝いをしたCoralも作ってるからな
親心としては、娘の初手料理を食べる気分……まあ俺、子供いたことないけど
味は美味しかった、流石はAI…メニューややり方は一度教えられればすぐさま熟すか
やっぱ俺の技術力はキヴォトス一ィィィィィ
ドレスカヨコが欲しい(迫真)
何だあの子は、しっとりし過ぎだろなんだそのメモロビいい加減にしろ
シャーレが洪水になっちゃうよ〜
バレンタイン、私はさっそくワカモから貰い受けました……最高ですね、流石はヨースター
ではでは、またお会いしましょう