俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです
超電磁砲コラボも詰めなので初投稿です

残すとこ僅かになりましたね、皆さんは御坂さんと食蜂さんは確保できましたか
コラボ復刻が絶望的過ぎるヨースターなので、心残りの無いように楽しんでいきましょう

ではほんへどうぞ


第二部
1話


「どうだ、もうそろそろか?」

 

「は、はい!私が見た地点まではもう少しです!」

 

「そこにカイ君がいる…可能性が高いって事だよね」

 

「はい、ほとんど新築のような家が突如あらわれるなんて事…彼以外には考えられませんからね」

 

「まあだよね……それにしても、カイ君はヴァルキューレの子達からも慕われてたんだね」

 

「ええ、まあ…業務の手伝いなどをしてくれていましたから」

 

「そっか、流石はカイ君だねぇ」

 

「……それより、私としてはそちらの方々がついてくるとは思ってもいませんでしたが」

 

今回のカイ君探索は、この間に発見した一軒の家…それ自体は普通の家なのだが、カンナが言うには突如そこに現れたらしい

 

それも山の中、カンナがたまたま昔にそこを通っていたのがラッキーだったなぁ

 

そして、その捜索隊にヴァルキューレ公安局の子達…そしてミカとイチカも参加していた

 

「まあ自分もカイさんには色々と助けてもらったっすから、なにか手伝える事があるならと思って」

 

「私はただの暇つぶしかな〜、でもカイ君がいないとつまらない事が多いし…早く見つかるにこしたことはないかなって」

 

「成程、そういう事ですか……ちなみに先生、彼の家にいると言っていた奴らは…」

 

「ああ、サオリ達?彼女達は多分、別のルートで捜索してると思うよ」

 

「……指名手配犯に同情はできませんが、早く見つけるのがいいのかもしれませんね」

 

「あ、あはは…そうだね」

 

カンナ達に続いて山の中を歩くこと数十分…そろそろ目的地が近くなっている様だ

 

確かにこんな鬱蒼とした山の中に、真新しい家が突然現れるのも不自然だよね……でも、もしカイ君だとしたら…何か隠れなきゃいけない理由でもあるのかな

 

「先生、それは……」

 

「あ、これ?……アトラ・ハシースから脱出する時に、カイ君が投げ渡してくれたドクロの仮面だよ」

 

「……なんだか、懐かしい気分になるっすね」

 

「なーにしんみりしてんの、まだカイ君が死んじゃったかも分からないんでしょ?ていうか、あの程度でカイ君が死ぬわけないじゃんね☆」

 

「……ふふ、そうだね…カイ君ならきっと生きてるよ」

 

「そろそろ着きます!」

 

鬱蒼とした森を抜け、少し開けた場所に出る……どうやら、ここでその家を見たって事だったけど……

 

「……これは、ボロ屋?」

 

「あ、え…?そ、そんな…前回来た時には、確かにここに…」

 

「場所は間違えていないのか」

 

「はい、確かに座標はこの位置で間違いないのですが……そんな事が…」

 

「いや、あり得なくはない…彼の事だ、何かしらの技術で我々を欺いているのかもしれない…お前達は周辺の調査をしてきてくれ」

 

「りょ、了解です!」

 

「…でも、なんでわざわざカイ君はこんな手の込んだ事までしてるのかな」

 

「それは……私にも、分からない」

 

もし仮に、本当にここにカイ君がいたのならば…なんで姿を晦ますような事をしたんだろう……

 

私達に会えない理由が…?それとも、そもそも元からここにはいなかった…?

いや、カイ君なら何かしらの方法を使って偽装しているのかも…

 

「……いや、普通の家か」

 

「先生?どうしたっすか?」

 

「カイ君には確か、認識をズラす事のできる技術があったはず…だから、触ってみれば分かるかなって」

 

「成程、それは中々に厄介っすね」

 

「うん…でもここはただのボロ屋って事に、変わりは無いみたい……」

 

「先生ー!!ちょっとこっち来て〜!!」

 

いつの間にか家へ入っていたミカの呼び声が聞こえてくる…イチカと共に、中へと足を踏み入れる

 

家の中は、外観と同じ様にボロボロ…窓ガラスが割れていたり、カーテンが破れている

放置されて、随分と経っているみたい

 

「どうしたのミカ?」

 

「これ見て」

 

「これは…紙の切れ端?これがどうしたの?」

 

「ここ、よく見て…設計図って書いてある」

 

「どれっすか〜…本当っすね、でもなんの設計図かは分からないっすね」

 

「……この辺りを集中的に探せば、もしかしたら他にも切れ端が出てくるかもしれない」

 

「それがカイさんの手掛かりになるかもしれないっすね…なら早速探すっすよ!」

 

カンナと公安局の子達も呼び、部屋内をくまなく探し回る……それから何時間が経っただろうか

 

木々が深い所為で、陽の光がないからどのくらい時間が経ったかも分かりにくいな

 

「これが集まった切れ端か…なにか文字が書いてあるな」

 

「ん〜…あっ、これは…こういう並びじゃないっすかね」

 

「どれどれ〜?……レ、レール…レールガン設計図?なのかな」

 

「レールガン…って、確か電磁力を使って弾を撃ち出すって言う武器っすよね…なんでその設計図がここにあるっすか」

 

「レ、レールガン!?」

 

「ど、どうしました先生…急にそんな大声を」

 

レ、レールガンって言ったら!電磁力を用いて超高速で物体を飛ばすアレの事だよね!?

 

そんなロマンみたいな武器作るのは絶対カイ君だ!と言うかそんな事を出来るのはカイ君しかいない!

 

「ここにカイ君が居たのは間違いないみたいだね」

 

「えっ!?本当っすか!」

 

「なんで分かったの先生?」

 

「カイ君なら絶対に作るからだよ」

 

「……へぇ、先生がそこまで言うなら…そうなのかな」

 

「つまり、やはりここに彼がいたのは間違いないと…だが何故か家はもぬけの殻、それどころか彼女らが見た真新しい家でもない」

 

「多分、カイ君がなにか仕込んで行ったって推理で合ってると思うよ……でもこれで、カイ君が確実に生きている事が証明できた」

 

「ええ、ならばあとは…」

 

「探し出して、お説教じゃんね☆」

 

「そうだよ!お説教だよお説教!」

 

「は、はは…あんまりいじめるのは可哀想っすよ…」

 

ワカモ達にも教えてあげないと

やっぱりカイ君は生きている、それが分かっただけでも…結構、気が楽になった……

 

自分でも、分からないくらいにはメンタルを削ってたのかな……でも、それももう終わり

 

絶対に探し出すからね……カイ君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、『羅真(らしん) スルガ』です

 

誰だテメェって?『甘毅カイ』はどこ行ったって?

まあ彼ならね、ご臨終されましたよ……まあ元々この世界には居ない存在だったし、しょうがないね

 

とまあ、冗談はさておき…これから先も『甘毅カイ』を名乗るのは少し面倒事がありそうなので、別の偽名を考えておいた

 

「カ…ス、スルガ」

 

「お、少しは慣れてきたか…悪いな、コロコロ名前を変えて」

 

「ん、別に平気…でも、なんで前の家から逃げてきたの?」

 

「その方が良い気がしたから…俺は基本的に気分屋だ、でも多分…その方が俺にとっては都合が良い気がしてな」

 

「……多分、スルガの先生が探しに来てるんじゃないかな」

 

「かもな、あの人ならそうするだろ…まあ、まだ戻らなくてもいいかな……このスローライフを満喫しないと」

 

「…スルガがいいなら、いいけど」

 

前に拠点としていた家は、公安モブが現れた次の日には元の姿に戻した

 

あの場所が特定されているなら…恐らくどこかのタイミングでカンナちゃん、若しくは先生が絶対に来ると思っていたからな

 

ここは第二の拠点、前の拠点から50km以上離れている

 

「俗世に関わるのは暫く遠慮しておきたいし……正味、もう何が起きていようがあんまり関わる気にはならないからな」

 

「そうなの?」

 

「生きている意味はもう全うした…俺がここに居ること自体が、俺にとっては予定外だし」

 

「…そう、私はカイの言う通りにするよ」

 

「スルガな」

 

「あっ…ご、ごめん」

 

「いや、少しづつ慣れていってくれ」

 

さて、ここで自堕落な生活をするのは良しとして…食料は永久機関エネルギーを変換すれば、さほど問題では無い

 

しかし、調味料はそうもいかない……エネルギー変換はあくまで、素材の変換を行うだけ

 

既に加工されている調味料等を得るには、自ら作るか買い出しに行くしかない…作るのは正直面倒臭い、その機械くらい作れやと思うかもしれないがね

 

「さて、調味料の買い出しに行きますか…君はここで待っていてくれ」

 

「うん、いつもごめん…」

 

「気にするなって、料理は作ってもらってるんだからこれくらいは俺がしなきゃな…それに、俺が街に出る方が色々と都合がいいだろ」

 

「気を付けてね」

 

「ああ、じゃあ行ってくるよ」

 

この間Coralに言って持ってきてもらったポータル装置と、認識阻害ホログラムを装備していざ久し振りの街へ

 

まあ街までは普通に歩いて行きますけどね

 

さて、醤油にみりんと…七味も無くなりそうだったか、ポン酢もあった方が料理の幅が広がるのかな

少し多めに買っていこうかな、また出てくるのも面倒だし

 

「お前ら全員大人しくしな!今からここにいるヤツら全員人質だ!!」

 

「はぁ〜……これだからキヴォトスは…」

 

「あ?なんか言っ…ぐおあっ!?」

 

「買い物の邪魔をするとはいい度胸だ……動くなよ、全員もれなく相手してやる」

 

AR型レールガンをもって一瞬で制圧が完了する、まあヘルメット3人だからね

 

さて、色々と面倒なのが来る前に俺は退散するとしましょう…ポータルを通り、裏通りへと逃げる

取り敢えず現場からは離れられた、これで一先ずは良いだ…

 

「あっ、え…!?あ、貴方…もしかして……」

 

「……殺してやるぞ陸八魔アル」

 

「なんでよ!?ヒッ!?」

 

社長の顔横スレスレを撃ち抜き、壁にヒビを入れながら弾丸がめり込む……またか、またなのか陸八魔アル

 

君はどうしてこうもタイミングが悪いんだ……いや、それこそ社長のアイデンティティみたいな所あるしな

 

腰を抜かして壁にもたれる社長へ、AR型レールガンを押し付けながらしゃがみ…顔を合わせる

今回は認識阻害ホログラムを点けていたから、まだいいだろう

 

「選ばせてやろう…記憶を飛ばすか、黙っているか」

 

「も、もちろん黙っているわ!貴方には何でもするって約束をしているからね!だからそれあんまり向けないでくれるかしら!?」

 

「……まあいい、君の思っているのが誰だかは知らないが…そういう事にしておいてやる」

 

「……貴方、甘毅カイ…よね?」

 

「誰だそれは、そんな名前の奴は生憎だが知り合いに居ないな……チッ、また増えたか」

 

「何してるの社長…また面倒事?」

 

「ま、待ってちょうだいカヨコ!彼はお客さんよ!」

 

裏路地から新たに現れた便利屋68…カヨコか、まあ話が通じる相手なだけ良かったか

 

ムツキとハルカは出会って即ドンパチになりかねないからな、実際前回は爆弾投げられてる訳だし

 

ハンドガンを構えながらこちらに近付いてくるカヨコ

 

「銃口向けられてる相手がお客さんなの?」

 

「え、ええ!少しお互いに誤解してただけだから!大丈夫よ!」

 

「はいはい、悪かったな…これでいいだろ」

 

「……本当にお客さんなんだ」

 

社長から銃口を離し、手を上げる

 

社長はカヨコに手を引かれて立ち上がる…表の方が騒がしくなってきたな、さっきの店にヴァルキューレあたりが到着でもしたんだろう

 

「…騒がしくなってきたな、買い物をしに来ただけだったんだがな」

 

「……アンタ、もしかしてだけど…甘毅カイでしょ」

 

「誰だそれは、生憎とそんな名前の奴を俺は知らなくてな……そうだったとして、どうするんだね」

 

「……本当なら先生に報告するところだけど、社長となにか約束をしてるみたいだから…私からはなにもしないかな」

 

「賢明だな、では俺はこれでお暇させてもらおう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさいカヨコ、貴女まで巻き込んだみたいで…」

 

「別に、気にしなくていいよ社長…それで、アイツは本当に甘毅カイなの?」

 

「……分からないわ、でもあの青い円から出てきたから間違いないと思うわ」

 

「そっか…はぁ、先生には黙ってなきゃいけないのか…面倒だね」

 

「……彼にも、彼なりの事情があるのよ…少なくとも便利屋68は彼に関する事に、干渉はしないわ」

 

「私としてはあの騒動の時にアイツに助けてもらってるから、先生の為にもアイツの為にも無視はしたくないけど…社長がそう言うならそうするよ」

 

「本当にごめんなさい」

 

「いいよ、約束を違えているようじゃ便利屋の名に泥を塗るからね」

 

「ううっ、会社想いの部下で私は嬉しいわ…」

 

「何泣いてるの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「騒動は既に収まり、主犯も誰かに鎮圧された後だったと……」

 

「はっ!主犯と思われるヘルメット団に撃ち込まれていた弾丸ですが、何故か採取しようとするとボロボロに崩れて跡形もなく消えてしまいまして…」

 

「……痕跡は何も残さない、か」

 

「局長、これはもしかすると…」

 

「ああ……『黒透の髑髏(ブラックスケルトン)』の再来だな」




という訳で第二部のスタートです

こっから先はオリジナルなので辛いです(迫真)
やっぱシナリオに沿わせるのは書いてて楽ですね、本職のシナリオレーターの方は凄いですね(小並感)

その内、第一部の振り返りで先生視点を書きたいと思ってはいます

ではでは、またお会いしましょう
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