俺の発明はァァァァァァ、我ァが知能の最高結晶であり、男の夢であるゥゥゥ 作:AZAZEL
また新規生徒さんがピックアップされているので初投稿です
120連分あったの全部溶かして出ませんでした
まあブルアカのピックアップが仕事しないのはいつもの事なのでね、しょうがないね
すり抜けてミサキが来ました、アリウス初お迎えはミサキでした…かわいいねミサキ
ではほんへどうぞ
はぁ、これだからキヴォトスは……ただ買い物に来ただけだってのに、銃撃戦に巻き込まれるとか
調味料は買って既に拠点へ届けている、俺は歩いて帰るけど……いやね、最近マジで動いてなかったから流石に不味いかなって
少しでも運動しないとね
「……ケーキか、なんかミラクル5000とかあったような気がするが…まあ何でもいいか、あの子が好きなケーキってなんだ…?」
「おやおやお兄さん、ミラクル5000をお探しで?」
「いや、別にあれは求めてないが……て言うか誰だね、君」
「通りすがりのスイーツ好きさ…それで、なにかお探しなのかい?」
「まあ同居人にケーキでも買っていこうかとな…ただ、好みがなんなのか分かりづらい子でね」
「なるほど…その同居人とやらは女の子なのかい」
「まあそうだな」
「ならここは…これとかどうかな、少しビターなチョコケーキ……多分、好みが分かりづらいって言うのはそこまでこだわりが無いと言うこと…なら甘過ぎず、かと言って苦過ぎないこれがオススメ」
「成程…ならその助言通りにしてみるよ、ありがとう」
「なに、甘い物好きを助けるのもまた人生…ではまた会おう」
……どう見ても今の、放課後スイーツ部のナツだったな
ライオットシールド背負ってたし…まあでも元々面識ないからいいか、クロコと俺のケーキ買って帰ろう
しかし色彩が襲来して崩壊していた街だが…もう既にそれ以前の賑わいを取り戻しているな
建物の修復も殆どが終わっている様だし、その辺は流石キヴォトスだな
ケーキはポータル内に避難させた、あそこなら時間も流れないし衝撃も受けないからな
「あ、すいませんっす…そこ行くお兄さん、少し聞きたいことがあるっすけど…」
「え、ああ…別に構わないが……」
「こんな写真の人を見た事ないっすか?ドクロの仮面を付けて、黒いフードを被った人なんすけど…ちょうどお兄さんくらいの体格っすね!」
「んー…いや、申し訳ないが見た事ないな」
「そうっすか…ありがとうございますっす!」
……あっぶね〜、イチカじゃんマジ危ね〜
しかし結構大々的に聞き込みをしてるみたいだな…これもしかして、俺もうかうか街で買い物してらんないか?
……いやまあ、認識阻害ホログラムがあるから多少の事は大丈夫だろうけどさ
「ちょっと待ってもらっていいっすか?」
「はい?どうしましたか、まだなにか…」
「君の顔、妙に覚えられないんすよね…今目で見ているのに、頭に思い浮かべようとするとノイズが掛かって鮮明に思い出せない…」
「…そう言われましても、俺にはなんとも……」
「もしかして…カイさんっすか?」
「カイ…とは、生憎俺の名前はカイではないので」
「お名前聞いてもいいっすか?」
「羅真スルガですが…」
「……確かに別人っすね、自分の勘違いだったかもしれないっす…申し訳ないっす」
「いえ、納得したのなら構いませんが」
まさか認識阻害ホログラムが仇になるとは思ってもなかった、て言うかイチカ鋭スギィ
超ヒヤヒヤしたぞ全く…顔を思い出せないという所で感づくなんて、誰が分かるねん
大体、認識阻害と言ったって感覚的には物忘れ程度だぞ…あの人の顔何だっけな〜位にしか思わない筈なんだが
あ、て言うかもう一つひみつ道具あるの忘れてた……てれててっててー『光学迷彩』〜
もう帰り道はこれ使ってさっさと帰ろう
「ただいま」
「おかえり、調味料届いてたよ」
「ああ、そりゃよかった…それともう一つ」
「それは…ケーキ?」
「そうだ、トリニティに寄ってたまたま目に付いたからな…チョコは嫌いか」
「ううん、大丈夫……ありがとう」
ナツにオススメされたケーキは美味しゅうございました
こっちの世界に来てから、甘いものはあのケーキ屋でしか食べてなかったからな……あ、あのケーキ屋も最近行ってないな
クロコを外に連れてけるような装備を作らないとな……あそこは是非とも連れて行きたい
「ケーキは好きか」
「どうだろう……好きか嫌いかと言えば、嫌いじゃない…かな」
「そうか、なら今度街にある行きつけのケーキ屋に行ってみるか」
「いいの?……でも、私が街に出たらスルガの事も怪しまれるんじゃ…」
「まあその辺は後々考えればいい、近い内にお出掛け用の装備を作るさ」
翌日
あーたらしーいーあーさがきた
「てことでコレ」
「これ、キャップ?」
「ああ、その耳と髪を隠す様のな…ついでに認識阻害も付いてるから、それを被ってる内は君を誰だか判断する事は出来んよ」
「…こんなに早く、ありがとう」
「思い立ったが吉日、さっさとケーキ屋に行くぞ」
普段のドレスも素敵だが、今回は目立つからカジュアルな格好に着替えてもらった
こんなこともあろうかと(適当)
服は事前に用意していたのさ、生地やら何やらは永久機関エネルギーで生成できるからな…あとは俺が作った、ネットを見ながら
「これが…街……」
「色彩襲来後、急ピッチで復興が進んだからな…もう既に以前の姿そのままだ、取り敢えずケーキ屋へ行こうか…観光はそれからだ」
「ん、分かった」
クロコを連れ、久し振りにあのケーキ屋へと向かう
大通りから外れ…裏路地を通り抜け、閑散とした路地にひっそりと佇んでいる……ケーキ屋『MOON』
何故、俺がここに辿り着けたのか…それもまた、何かの導きだったのか……何にせよ、『月』とは導くものなのかもしれない
「いらっしゃいませ……おや、風の噂で失踪したと聞いていましたが…お元気そうですね」
「さあ、なんの事だかな…俺と貴方は初対面だろう?」
「……ふむ、成程…そういう事ですか……これは失礼しました、空いているテーブルをお使い下さい」
「あそこを使おうか…その方が良い気がする」
「左様で御座いますか、ではケーキをお持ち致しましょう」
クロコといつも俺が座っている、窓側の席へと座る
相変わらず客の入りは宜しくない様だが、ある意味好都合だろう…それに、あの店長は気にしてないだろうし
「ケーキの好き嫌いはあるか」
「ううん、無い」
「そうか、なら店長のおまかせで構わんな」
「うん、それでいいよ」
「お待たせ致しました、アップルパイとショートケーキでございます…お嬢様は珈琲で宜しかったでしょうか?」
「飲めるか?」
「平気」
「珈琲で大丈夫だ……それはサービスか?」
「当店のご利用が初めてとお聞きしましたので、これからの私達の良好な関係にと……それではごゆっくり」
敵わんねぇ、イケおじには
そして俺がよく食べるアップルパイを持ってくるとは……流石だな店長
クロコもショートケーキを食べているし、俺も久し振りのアップルパイに舌鼓を打とうか
「…ん、美味しい」
「そりゃよかった、お気に召したかな」
「……うん、お、ッ…いしい…よ…うん……」
「そうか、まあゆっくり食べろ…今この世界は、何も起きちゃいない」
何かに触れたのか、ボロボロと大きな涙を流しながらショートケーキを食べるクロコ
まあ辿ってきた道がアレだったからな…俺の口出しできる範囲じゃないわ、羅真スルガはクールに去るぜ
アップルパイうめー(脳死)
「おや、訳ありですか?」
「まあそんなところだ、あまり気にしないでやってくれ」
「…女性を連れて来るなんて珍しいと思えば、そういう事ですか」
「何の話だ、別に誰と来ようがいいだろ」
「ええまあ、我々は初対面な訳ですし…貴方が誰を連れてこようと、私には関係無いのですがね…?」
「大した関係じゃない、お互い境遇が似てたから仲良くしてるだけだ……それより、最近はシャーレの先生も来てるのか」
「ええ、来られてますね…丁度、この時間帯に」
カラン、とドアが開く
入ってきたのは高身長、黒髪、そしてとてもダイナマイっ……唐木奈先生ですわ〜
やっべ、静かにしとこ〜
「いらっしゃいませ、先生」
「あ、店長さんお疲れ様〜…お、珍しくお客さん入ってるね〜」
「ええ、当店をたまたま見つけた様です…それではお席に御案内致します」
気を利かせてくれたのか、俺達から離れた場所へと案内している…あの人はあの人で、色々と見えてるみたいだな
凄まじい洞察眼とでも言うべきか
「最近の調子は如何でしょうか」
「う〜ん、それがねぇ…この間はあと一歩、ってところまで来てたと思ったんだけど…どうやら彼の方が一枚上手だったみたいでさ」
「それでは、まだ再会出来ていないのですね」
「そうなんだ……ここに来れば、もしかしたら居るかも…って言う、少し邪な気持ちがあったりするんだけど……上手くはいかないよね〜」
「左様で御座いますか……ですが、生きていると分かっているなら…いつかは必ず会える時が来ると、私は思いますよ」
やっぱり最初の拠点には行ってるみたいだな……移っといて良かったわ
備えあれば憂いなし、やっぱこれに尽きるな…まあ今の状況は割と綱渡り状態なんですけどね
クロコも落ち着いてきた様だし…そろそろ出るか
目配せして店長を呼ぶ
「お会計ですか」
「ああ、頼む」
「お声掛けされなくて宜しいのですか」
「生憎、先生と俺は知り合いじゃなくてね…はい、これでよろしく」
「丁度お預かり致します…そうですか、ではまたのお越しをお待ちしております」
クロコを連れて店から出る
さて、街の観光と行ってもどこに向かったものか
ゲヘナは物騒だからあんまり行きたくないし、そうなるとトリニティかミレニアムか……百鬼夜行と赤冬は遠いからな
ミレニアム付近の方が見るものはあるか
「ケーキは口にあったか」
「美味しいかったよ、ありがとう」
「それは何より……今からミレニアム近郊を見に行こうと思うが、見る場所は何処でもいいか?」
「私はあんまり分からないから、スルガに任せるよ」
「まあそうだよな、じゃあ向かうか」
ミレニアム周辺はそれなりに店が並んでいる、服屋や雑貨屋…飲食店等、学生の街らしいと言えばそうなのかもしれん
まあ爆発は時々するけどな、それでもゲヘナよりはマシだと思う
それに爆発するのは街ではなく、ミレニアムサイエンススクールの方だし
「今のところ必要な雑貨は特にないか……要る物とかあるか?」
「特にない…と思う、大体はスルガが作ったし」
「そう言えば自作したんだったな、じゃあ大丈夫か……先に帰っててくれるか、お客さんの様だ」
「……大丈夫?あの人、知り合いじゃなかった?」
「まあ、そうだな…それでも、今の拠点に着いてこられても面倒だ」
「気を付けてね…何かあったら呼んで」
クロコを先に拠点へ帰し、俺は裏路地へと歩いて行く……ケーキ屋を出たあたりから着いてきていた様だな
大体予想はついてるが…にしても早いな、流石と言うべきか
「もう人通りも無い、出てきても良いんじゃないか」
「……気が付いていたか」
「君は誰だね、人の後をつけるとは…いい趣味とは言えないな」
「…言わずとも分かるだろう、何故ここに私がいるか」
「さあ、分からんね……君と俺は初対面の筈だが?」
サッちゃんじゃねすか
しかし意外だな、ワカモ辺りが特定して来るかと思ってたが…初めがサオリか
「……成程、そうか」
「それで、俺に何用かね」
「お前がそう言うのならば、身体に直接聞いてみるか…!」
「おいおい、物騒だな…ゴム弾だからって人に撃っていい訳ではないぞ」
サッちゃんがいきなり発砲してきた、グレたな…いや元からか
発砲音から既に実弾では無いと分かったので、腕で防ぐ……一応、強化外骨格は付けているが…普段の動き方をしたら確実にバレるだろうな
かと言って手を抜くと俺が一瞬でやられる…最悪拘束されるか、先生の所に引き摺って持ってかられるか
「一瞬でゴム弾と判断し、腕で防ぐか……よく似ているな、私達の探している奴に」
「へぇ、因みに名前何てェの」
「『甘毅カイ』だ」
「生憎だが、俺は『羅真スルガ』だ…人違いじゃないか?」
「名前などいくらでも変えられる、その身体に聞くのが一番早い…今だッ!」
え、なに…?
と、後ろからムツキとカヨコがいきなり現れた…マジか、サオリにばっかり意識が行ってて気が付かんかった…流石やなサオリ
「ムツキ、爆弾は使わないでよ」
「分かってるよ〜」
「便利屋か…まあいい」
武器は使わないでくれてるのか…俺としては有難いが、強化外骨格を纏った俺に体術で敵うと思うなよ
掴みかかってくるムツキとカヨコの腕をするりと躱し、二人の腕を掴みサオリの方へ投げ飛ばす
「うわぁ!?」
「チッ…!やっぱり一筋縄じゃいかないか…!」
「下がっていろ…ッ!」
サオリが接近戦を仕掛けてくるか…久し振りに少し揉んでやるか
て言うかなんで便利屋が居るんだ?……これは社長が先生に問い詰められて、泣く泣く吐いたってのがオチだな
あの先生、やると言ったらやる『スゴ味』があるからね
アキラ貯金がまた崩れた
まあアキラ来たら大人のカード切って自分の貯金を崩すだけなんでね、当たり前だよなぁ?
でもブルアカは性癖で引くものだって、じっちゃんも言ってたし…わたしゃあ悪くねぇ
ではでは、またお会いしましょう