ONE PIECE パイレーツ・オブ・UTA   作:肘神さま

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やっと書けた…

今回はこのトロイド島の主人であるヘスカノールの能力とラフエルについてちょっとだけバラします。

あと映画で出てきたある海賊も出します!

それではお楽しみください。


第19話 『ゴウガイ』

集会場

 

司会「野朗共ォ〜!!またせたな!!只今から集会を始めるぞォ〜!!!」

 

ピエロの格好をした司会者が仕切る。

 

『うおおおおおおおおっ…!!!』

 

『おせぇぞ!!』『いいから始めやがれェ!!』『ブッ殺すぞ!!』

 

司会「おうおう決起盛んだな!良いねェ〜!!」

 

いよいよ始まる集会。ここで『海賊軍団』も意味が明らかになる。

 

司会「まずは我らがボス!セブンスティア・ヘスカノール様のご登場だぁー!!」

 

司会者の後ろからヘスカノールとフィオーレ、そしてボロボロで手枷を付けられたラフエルが現れ、会場は熱気で沸騰する。

 

ヘスカノールが司会者に目をやると、その視線の意味に気づき、マイクを渡す。

 

ヘス「どうも、皆さん。セブンスティア・ヘスカノールです」

 

『うおおお!!』『きゃあああ!!』『素敵ぃいーッ』『マジでヘスカノールだ……!』『ぶっ倒』『良い加減にしろッ!!』

 

ヘス「…この度は、招集に応じてくれて感謝する…呼んだのは他でもない。私は2年前、海軍に捕まり、処刑されたと聞いているだろう……あの時、俺は……死んだ」

 

『死んだ』…この一言にざわつき始めるが、そんなことは気にせず話を進めた。

 

ヘス「死んだが、俺はこうして生きている。理由は……わかるだろ?俺の力が生かしたんだ…!」

 

『俺の力』…この言葉に何やら納得したように頷いたり、驚愕した表情をしたりと皆々理由を知っているようである。ユメはハテナと首を傾げているが…

 

ヘス「俺が負けたのは、不覚にも『弱い仲間』がいたからだ…ならば強い仲間を集めれば良い…そこでお前達だ!名のあるお前達を俺の仲間として呼んだ!どうする?」

 

『もちろん入るぜッ!!』『私もだ!!』『オレは伝説になる!』『そんなこといいから私と』『黙れって言ってんだろ!?』『ゴメンナサイ…』

 

会場にいる者全てがヘスカノールの仲間になると宣言。これには後ろに控えるフィオーレも笑みを浮かべる。だがヘスカノールは面白くなさそうだった。

 

ヘス「……そうか…面白くないな…」

 

自分の思い通りに行っていることにつまらなそうにしている。

 

だがそのつまらなさも消えた。

 

ドンッ!

 

突如、ステージが爆発。見れば砲弾が撃ち込まれていた。するとステージに海賊達が上がってきた。

 

ガス「まさか本当に生きてるとはな…こいつは偉大なる航路へ行く前の手慣らしに丁度いい!」

 

ガスパーデ
アメアメの実

飴細工人間


懸賞金9500万ベリー

 

『ガスパーデだ!?』『あの『将軍』も来てたのかよ!』

 

ヘス「……誰?」

 

フィ「ガスパーデ、9500万ベリーの賞金首で元海軍です」

 

『元海軍』…その名を聞いて何やら面白いものを見つけたかのように笑みを浮かべた。

 

ヘス「へぇ〜…元海軍なの?……それで、その元海軍が何かよう?」

 

ガス「なぁに、ちょいと相談があってな。お前達…俺の『下で』働かないか?」

 

『!!?』

 

フィ「これはこれは、下で働けなどと…少々無粋ですね?」

 

ピエロ1「この野郎が…!!」

 

手下のピエロがサーベルでガスパーデを突き刺した。が…

 

ガス「おいおい、いきなり何しやがる?」

 

ピエロ1「なっ…!?」

 

ガスパーデはなんと突き刺されてもピンピンしているどころか、血すら出ていない。

 

ガス「フンッ!!」

 

ピエロ1「ッ!!」

 

大きく振るった腕が手下を大きく吹き飛ばし、会場の席に大きな穴を開けた。

 

ガス「躾がなってねぇな…」

 

するとガスパーデの腹に空いた穴をよく見れば黄緑色で、逆再生のように戻っていった。

 

『あれがアメアメの実の力…!』『斬撃も打撃も効かないという噂は本当か…!?』

 

フィ「よくも手下を…!!」

 

ヘス「待て、フィオーレ…」

 

フィオーレが戦闘態勢に入るが、ヘスカノールに止められる。

 

ヘス「良いだろう…俺を倒せば、この軍団はお前の物だ」

 

その言葉に会場の者達はざわめき、ガスパーデはニヤニヤとヘスカノールに近づいた。

 

ガス「ほう?随分デカく出たな…それは余裕の表れか?」

 

ヘス「いや、嬉しいんだ……こんな愚か者が俺に楯突くのが…!」

 

ヘスカノールは不気味な笑みを浮かべ、身体を変化させる。

 

ガス「ほお、ゾオン系か」

 

ヘス「さぁ来い!楽しませろ!!白けさせるんじゃねぇぞ…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、外では…

 

ケイ「頼む!入れてくれよ!!遅れたのには理由があるんだよ!!」

 

ピエロ「ダメだ!ちゃんと時間指定してあっただろ?それに招待状にも書いてあっただろ。『時間厳守』って!」

 

レイ「そこをお願いって言ってるのよ!!」

 

どうやら時間内に入れないと集会場に入れないようになっているようだ。そのことで駄々を捏ねる2人は今にも爆発寸前。あれ?ウタがいない良いですね?

 

「すいません!うちの者が失礼しました!ほら、行くぞお前ら!!」

 

レイ「えっ、ちょっ!?」

 

ケイ「だ、誰…!?」

 

そこにフードを被った男が現れ、2人を強引に、猛スピードで路地裏に連れてくるとフードを脱いだ。その顔には2人は見覚えがあった。

 

レイ「あ…!」

 

ケイ「う、うそ…!?」

 

それはケイトにとって憧れの存在であり、レイナにとっては思い人である。

 

セイヤ「久しぶりだな…お前ら」

 

ケイ「兄貴ッ!!?」

 

レイ「セイヤッ!!?」

 

薄らだが、2人の目に涙が出そうでいた。

 

セイ「再会の感動に浸るのは後だ…いきなりで悪いが時間が無い…お前等、俺達に手を貸す気はあるか?」

 

ケイ「……何言ってるんだ!兄貴の頼み事を断れるか!」

 

元海軍本部少将

ファルス・ケイト

 

レイ「海軍の時のチーム『ホワイト』の復活ねっ!…ん?俺『達』?」

 

元海軍本部中将

ファルス・レイナ

 

ナリ「話が早くて助かります。お二人共」

 

すると奥の路地裏からナリアが現れた。

 

レイ「ナリア!?貴女もいたの?」

 

ケイ「いや、それよりも…話ってのは?」

 

ナリ「ヘスカノールのことです。まず彼はヘスカノールではありません」

 

レイ「やっぱり…偽者なのね」

 

ケイ「あいつが偽者なのは俺達も知ってるよ。問題はあいつが何者かで、何故あんなに手下がいて付き従うのかだ」

 

レイナとケイトも彼が偽者だということは気づいていた。だが偽者であれ、あれだけの手下を従えるだけの力があるのは少々納得いかない様子。

 

ナリ「それについてですが、まず1つ目です…ーーー」

 

ナリアの言葉に、2人は驚いた。

 

ケイ「マジかよ…!」

 

レイ「そっくりなのは、それが理由!?だとしても…なんで…」

 

ナリ「もう一つですが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集会場

 

ヘス「おいおい、お前等さぁ…もうちょっと楽しませろよ…!」

 

ガス「ガハッ…!?……ハァ…なんだ…今のは…?」

 

数分も立たず、ガスパーデ達が襲い掛かろうとした瞬間、何か見えない大きな衝撃波に吹き飛ばされた。

 

ガスパーデ達は全滅…元の姿に戻ったヘスカノールはガスパーデに近づくと髪を引っ張り上げ、客席に見せつけた。

 

ヘス「見たか?これが俺の力だっ!俺にとってこの程度の奴らは造作もない!だが結局1人では限界もある…自分の力に過信しすぎたがために、俺は処刑された…」

 

そう言い、ガスパーデを離すと今度は頭を踏みつけた。

 

ヘス「だが俺は処刑されたとしても死ねない!俺から奪われた海賊としての地位、名誉、そして仲間達…俺は今ここに宣言する!!全てを、奪い返すッ!!それまで俺は、死なん!!」

 

『うおおおおおおおおおおおっ…!!!』

 

ヘスカノールの演説にまたしても会場は再沸騰した。

 

ヘス「ありがとう諸君…さて、貴様の処罰を発表しよう」

 

ガスパーデを踏みつけながら、襲ってきたことについての処分を発表した。

 

ヘス「今からこいつを倒せ。そうすれば襲ってきたことはチャラにしてやろう」

 

後ろで鎖に繋がれたラフエルを指差し、倒せて命じる。ガスパーデは既にヘスカノールの強さを身をもって知り、抗いたいが抗えない。恐怖を植え付けられたのだ。

 

ガス「畜生がっ…!!」

 

ガスパーデはヤケクソでラフエルを襲いに身体を棘だらけにして突っ込む。

 

だが、ラフエルは手枷をつけられているが、両拳をガスパーデの胴体にぶつける。

 

そして身体に電撃が走ったかのようにガスパーデの身体はボコボコと暴れ出し、全身を打ちつけられかのように、身体中から血飛沫が出た。

 

ラフ「ごめんなさい…!」

 

ダメージを受けているとはいえ、相手は能力者。しかも特殊な超人系で打撃も斬撃も受けない。だが相手が悪かった…

 

ガス「ガハッ!?……」

 

ガスパーデは何もできず、そのまま倒れた。それを見た海賊達は声を漏らし驚くが、ヘスカノールはつまらなそうにガスパーデを見つめる。

 

ヘス「つまらん奴…さぁって…お前は楽しませてくれるか?ゴウガイ」

 

次にラフエルをゴウガイと呼び、またしても身体を変化させていく。

 

ラフ「アタシは……ラフエル!ゴウガイじゃないわよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ナリ「ヘスカノールが持っていた幻獣種の悪魔の実…それを彼は持っているからです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘスカノールの姿はまるで鯨のようだが、所々に歯車やネジなどの機械のパーツがある。

 

ヘス「さぁ!楽しもうぜ!かつての右腕!ゴウガイ!!」

 

セブンスティア・ヘスカノール

フレンディオ海賊団船長

ホエホエの実・幻獣種デウス・エクス・マキナ

 

 

 

 

 

一方、ウタはというと…

 

ウタ「スゥ……るふぃ…」

 

どこか倉庫のような所で寝ていた。なぜ?

 




というわけで、ヘスカノールは幻獣種の能力者で、ラフエルはその右腕と呼ばれているようです。でもラフエルは否定しているようですね?

それでは次回!『孤独』

ルフィ達はいつ出す?

  • 早く出して!
  • 遅くても良いよ
  • 偉大なる航路で!
  • 新世界で!
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