新小説のおかげかちょっと筆が乗りました!
それではどうぞ!
バス「驚いた…まさか我々の組織を知っていたとは…」
バロックワークス…社長であるMr.0からの指令で世界各地で盗み・諜報活動・賞金稼ぎ・暗殺・組織への人材勧誘といったあらゆる犯罪を行い手柄を立てていく秘密犯罪会社。
セイヤ「こっちは元賞金稼ぎやってたんだ。知って当然、噂はよく聞いてた。お前等がナンバーで呼んだのでピンときてな…」
レイ「噂に聞いたバロックワークス…私達も勧誘されたけど、断ったのよね」
バス「これは驚いた…我々の秘密を知っているのならしかたない…全兵、戦闘準備!!!」
住人「やばい…!!皆隠れろっ!!」
バスロンが叫ぶと同時に住人は逃げていった。どうやら住人は協力はしているが、戦闘には参加しないようだ。
バス「撃てっ!!」
兵士が銃を構えて撃とうとするが、兵士は撃たない。いや撃てないのだ。
ムラ「驚いたな…これほどとは…」
そして刀を見ながら驚いているムラサキ。
ムラ「これでまた一歩、あいつを超えられそうだ…」
チャキンッ…
ムラサキが刀を収めると、音と共に兵士達がバタバタと倒れていった。
バス「なんと…!?」
ラフ「あらまぁ…!」
刀が変わり、更に強くなったムラサキに皆驚く。いや、元々強かったのが刀によって更に強さを引き出させたのだ。
バス「なるほど、ただの野蛮人達ではないようですな…」
そう言いながら髭を触ると、髭が急に膨張した。
セイヤ「何…?」
バス「髭ウィーゴー!!」
『アイサー!!』
兵士達の髭も膨張すると、急激に伸びてこちらを捕えるかのように襲ってきた。
だがセイヤ達は飛んで避けた。でも髭は襲うのをやめない。
ケイ「なんだあいつら!?ヒゲ伸ばすってなんだよ…!!」
レイ「恐らく『生命帰還』でしょうね…!」
セイヤ達が襲いにくる髭に対応しながら敵の実力を見極めていた。
セイヤ「大したことはないが、1人1人の実力は確かだ…油断はできんな」
実際に襲ってくる髭は対処できるが、すぐに伸びてきて、また襲ってくるため厄介だ。
バス「ふむ…仕方ありませんな…」
バスロンが懐から電伝虫を取り出すと何処かへとかけていた。すると建物に隠れていた住人達が現れると一斉に銃を放った。
ケイ「いいいっ!?」
急な発砲にセイヤ達は驚くも、建物の影に隠れた。
ケイ「クッソ!やっぱりここの住人グルかよっ!」
ムラ「いや、それにしては可笑しい…」
ムラサキの言う通り、住人の銃を握る手は震えており、撃つ際も目を瞑っていた。完全に怯えている。素人以前の問題だ。
セイヤ「まさか、脅されているのか?」
ムラ「あり得るな…見ろ」
ムラサキが指差す方を見ると、窓から子ども達が覗いており、奥には兵士らしき男が銃を構えている。
それを見たセイヤ達の顔つきが変わり、各々の武器を取る。
セイヤ「人質は俺に任せろ」
ラフ「ならアタシはあのハゲヒゲをやるわ」
決まると、皆瞬時に動いた。
バチバチッ…
ケイ「『雷撃刃』!」
ズギャアアアアアアアンッ…!!
『ギャアアアアアアアアアアアッ…!!?』
ケイトの雷を纏った斬撃が兵士達を感電させ…
レイ「『
兵士1「なっ、なんだ!?地面が…」
『ウワアアアアアアアアアアアッ…!!?』
地面が大津波となり、兵士達を飲み込んだ。
バス「なっ…こいつら、能力者だったのか…!?」
ラフ「今更気づいても遅いわ」
いつ間にかバスロンの懐に入り、拳を握りしめ、音も動作も無く胴体に一発殴り、建物にいくつも穴を開けながら吹き飛んだ。
ラフ「子どもに怖い思いさせてんじゃないわよッ!!」
ラテ「すごいわね。あの子達…目をつけて正解だったわ」
ニー「うんうん!」
町から遠く離れたハリセン山にラティスとニーニャが様子を見ていた。
ラティスはさっきまでの優しい雰囲気とは違い、怪しくどこか色っぽく感じた。一方ニーニャは映像電伝虫を使い、録画しているようだ。
ラテ「ニーニャ撮れてる?ちゃんと撮れてる?撮れてなかったら…わかってるわよね?」
ニー「うん撮れてる…ほら…」
ニーニャが電伝虫で撮った映像を映した。それは町で起きた戦闘シーンだ。しかも兵士達の悲痛な表情のアップばかり。それを見たラティスは満面の笑みとなり、ニーニャの頭を撫で始めた。
ラテ「いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子いい子!!も〜!ニーニャ貴女はほんっとにいい子ね〜…!!」
激しく首が揺れるほど撫でる姿は異様であるが撫でられるニーニャは真顔であるが、満更でもなさそうである。ふと、ニーニャが何かに気づき、ラティスにあれあれと海側に指を差す。
双眼鏡で指差した方を見たラティスは笑顔が消えて真面目な顔つきに変わった。
ラテ「……あら、あれはやばいわね…どうするかしらね。ウタ一味は…」
一方、セイヤ達は…
セイヤ「よし、これで終わり」
兵士全員を倒し、人質は全て解放した。
ケイ「へっ!俺達を舐めるからだ!」
ラフ「しかし…アタシらって意外と強いの?」
レイ「今更それ気づくね…」
セイヤ「まぁ、なんにせよ…これで邪魔な奴はいなくなったな…」
すると1人の男がこちらに近づき、セイヤ達に礼を言った。どうやらこの島の本当の町長のようだ。
町長「ありがとうございます!これであいつらから解放されます!」
セイヤ「いや、礼なんて言われてもな…俺達は一応海賊だし…」
町長「例え貴方達が海賊でも!救ってくれたことに変わりありません!誰であろうと助けてくれた方に礼を述べるのは当たり前です!!」
セイヤ「っ!?……フフッ…面白い奴だな。町長なだけはある」
セイヤ達は町長の懐の大きさに感心した。
ムラ「…悪いが、住人を連れて逃げろ」
町長「え?」
セイヤ「どうしたムラサキ?」
ムラ「何か来る…嫌な気配だ」
ゾワッ…!!
『!!!?』
ムラサキがそう言った途端、急にセイヤ達の身体に悪寒が走った。何かヤバいものが確かに近づいている。
ラフ「アナタ達!!早く逃げなさいッ!!何かヤバいのが来るわ!!!」
町長「え……あ、はい!!」
町長は言われるがまま住人達を山を目指して避難させた。元々人口が少なかったため幸いにもすぐに町から移動できた。
セイヤ「さぁ、鬼が出るか、蛇が出るか…」
セイヤ達が住人がいなくなるとすぐに臨戦態勢に入る。
辺りが静寂に包まれ緊張が走る。そして…
「ん?なんだ…誰もいないぞ」
「勘づいて逃げた?」
現れたのは2人だ。1人はボサボサでボリュームのある銀色の長髪。かなりの美男で目の色は金色。眉毛が太く剛毛。女も同じ髪と目の色をしており、男より身長が低く、ツインテールをしている。
セイヤ「(見るからにやばそうだ…)これはこれは初めまして…俺はセイヤって言うが、ここへは観光で来たのか?」
「ん?ああ、観光がてら仕事で妹と来たんだがな…どうも仕事相手が見えなくてな…お前等何か知ってる?」
ムラ「その仕事相手の名は…?」
「Mr.10だ」
それを聞くと同時にムラサキの攻撃は放たれた。だが、それはすぐに躱された。
「危なっ!?…真っ二つ真っ先だったぞっ!!」
「今ので完全に敵だと認識したようね…」
ムラ「そう言うことだ…大人しくやられてくれればっ!!?」
ズバッ…!!!
突如、斬撃が飛んできたが、セイヤの斬撃で弾き飛ばした。
ムラ「また貴様か…」
その相手は…
スズ「へぇ〜…まだ強いのいたんだ…斬りがいがありそうだねぇ〜?」
隻腕のスズランであった。
レイ「あいつ!…確かトロイド島にいた!」
ムラ「しつこくまた来たか…!」
スズ「いやいや…来たのは偶然だよ…この2人に乗せてもらってね…でもラッキーだよ…また君を斬れるんだからね〜?」
「訳ありか…まぁいい…邪魔するなら、お前等を消すまでだ!」
そう言うと男と女の身体が急に震え出すと段々と変化していき、そして銀の体毛が生えてきた。その姿はまるで…
セイヤ「人狼…!」
Mr.6「さぁ、仕事前の遊びと行こうか…!」
Mr.6
マー「ええ、兄さん」
ミス・マーザーズデー
このコンビ、組織の中でもボスが認めるほどの戦闘のプロ。彼らに目をつけられれば相手は生きていないだろう…
ウタ「うううぅ…うるさいなぁ…ヒクッ…!」
こんな感じです!
新たな敵との戦い!そこに現れたMr.6とミス・マーザーズデー!そしてスズラン!彼らの戦いに乞うご期待!
それでは次回!『密航者』!