「あら、蒼ちゃんも食べるかしら?」
「遠慮しときます。」
食べたい気持ちはあるもののエンゲル係数がこれ以上上がっても困る。
妖夢のメンタルは大丈夫だろうか。
「妖夢ー、おかわり。」
「幽々子様!!食べ物はよく噛んで食べないとダメですよ!!」
妖夢が注意するが、時すでに遅し。
全て幽々子の
どんなに量が多くとも一瞬で吸い込まれるのだから恐ろしい。
「需要と供給が100パーセント間に合ってないな、これは。」
「まあ、いつも、こうなんで。」
「メンタルブレイクしてもおかしくはないんだけどな、すごいな……」
自分だったら絶対1日でメンタルブレイクする自信がある。
しかも幽々子の食事を毎回大量に作りながら剣術と庭師としても仕事も果たすのだ、精神力は人並み外れているのは確かだろう。
「どうかしましたか?遠くをじっと見て。」
「いや、あの桜が気になって。」
適度な嘘を吐いたが、実際は妖夢の刀を見ていた。
白楼剣と楼観剣。
白楼剣は妖夢が使う二本の刀のうちの短刀のほうで、魂魄家の家宝。
人の迷いを断ち切る刀で、幽霊に対して使えば天界へと成仏させることが出来るが、四季映姫(閻魔大王)からはみだりに霊を成仏させないように忠告されているらしい。
もう片方の楼観剣は妖夢が使う二本の刀のうち長刀の方で、一振りで幽霊10匹分の殺傷力を持っている。
妖怪が鍛えた刀らしいが、具体的に鍛えた妖怪が誰かというのは不明。
この二振りの刀を使ってスペルカードを作ったりしているらしい。
「あの桜?ああ、西行妖のことですか。」
一応西行妖について説明をしておくと、西行妖は、冥界の白玉楼にある妖怪桜。 千年余り前に幻想郷にいた「歌聖」が命尽きるときに、最も見事な桜の木の下を死に場所に選んで死んだ。歌聖が死んだそれ以降、その桜はますます見事に咲くようになり、多くの人が死に場所に選んで、妖力を持つようになったとのこと。
「(恐らくあの桜の下には幽々子さんの遺体があるはず、まだ確定した訳ではないけど、後で紫に聞いてみよ。)」
いろいろと気になることはあるものの後で紫から聞くとかして情報を整理しなければ。
一応あのワーハクタクにも伝えておこう。
ヤベ、どんどん仕事が増える。
「そろそろお暇させてもらいます。」
「あら、泊まっていかないのかしら?」
「そうしたいのはあるんですけどね、帰らないと紫がうるさいので。」
「あら、それは残念ね。」
ワーハクタクへと歴史を伝えるのと紫に西行妖について聞く。
忘れないように覚えておこう。
このあとの展開どうします?
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日常回
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蒼の過去
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異変
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その他(活動報告にgo)