逆にそれしか思い浮かばないです。
他に何がありますか?
ハロウィン。
子ども達がお化けやら吸血鬼といった仮装をしてお菓子を強奪貰っていく行事。
起源は2000年以上前のヨーロッパ、古代ケルト人が行っていた祭礼「サウィン」が起源とされていて、サウィンは「夏の終わり」を意味し、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として、古代ケルト人の暮らしに根づいていたそう。
つまりお菓子は悪霊退散の効果があるという感じでもある。
ここ幻想郷では、吸血鬼や妖怪なんてどこにでもいる。
つまりハロウィンなんてやろうと思えばいつでも出来るのだ。
で、それを実際にやる妖怪が一人いる。
「蒼、外の世界にはハロウィンっていうのがあるんでしょ?」
「ええ、自分にとっては子どもが大人しくからお菓子を強奪貰っていく行事だと考えてますが。」
「ええ、でも子ども達にとっては楽しそうじゃない。」
八雲紫ならいろいろと境界を弄ってハロウィンという文化を幻想郷に持ってくることも十分可能である。
「紫様、外の世界からハロウィンについての情報を集めてきました。」
「ご苦労様、藍。」
「早速取り掛かるわよ〜!!あ、あと明後日から冬眠するわ。」
いつも11月ごろに冬眠するはずなのに、今年は早いなとか思いつつも、紫の能力をしっっっっかりとコピーする蒼だった。
○
「あーどうすればいいのかしら、これをこーして、あれ?違う違う、これか?あれ?どれだっけ?これ?それともこれ?」
どうやら弄る境界をいろいろと間違えたらしく、それを直そうとしているらしいのだが、何しろ弄った境界の数が多すぎたせいかどの境界を弄ったのかわからなくなった結果さっきの発言に至る。
「戻そうか?」
「頼むわ……もう私じゃ太刀打ち出来ないわよこんなの……」
「『
誰の能力だったかは忘れた。
とりあえず時間を操る程度の能力だったというのは覚えてる。
それを無断でコピーして必要に応じて使っている。
「戻った。ありがとう蒼〜!!」
「これくらいどうってことないですよ。」
見ただけで能力を完全にコピーできるのは強いなと自分でも感じる。
時間を操る程度の能力、炎を操る程度の能力とかシンプルな能力がほとんどを占めているが、その一つ一つが役に立つ。
「それじゃ、疲れたから冬眠するわね。」
「あ、2日早めた。」
「そういえば兄さんって外の世界でのこと全然話してくれないですね。」
「あー、そうだっけ?」
「ええ、一度別れてからの約350年の間のことなんて全く。」
「紫も寝たし外の世界のことでも話そうか。」
八雲藍と八雲蒼、二人だけの秘密の話が始まろうとしていた。
評価、感想お待ちしております。
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