昔、とても力の強い鬼がいたそう。
あ、ちなみに萃香や勇儀ではない。
その鬼は人からとても好かれていたそうだか、ある日を境に鬼は迫害されるようになった。
ちなみに今もどこかにいるはず、生きてたら。
「あ、この辺で鬼の伝承について知ってる人とかって……」
「あー、たしかこの道を真っ直ぐグーッって行った先にアレだ、神社があるからそこの神主さんにでも聞いてみれば分かると思うで。」
「ありがとうございます。」
一応狐耳と尻尾は隠してあるものの……
絶対バレてる。
とりあえず目の前にいる人にでも聞いてみるか、神社の人っぽさそうだし。
「すみません、この辺で鬼の伝承について知って……」
言葉を継ごうとした瞬間、飛んできた斬撃。
もしかして。
「聞き込みガチャ一発で大当たりかよ。」
「また来たのか!!余はただ平穏に暮らしていたいだけなのに!!それを邪魔するなら容赦なし!!」
「味方だって!!」
そうやってフルボッコにしてきたのかー。
とかなんとか考えつつも応戦するしかないこの状況に嫌気が差す。
平穏に暮らしたいなら争いは1番しちゃだめだって……。
「あああ……鬼神様が怒っちまったあぁぁ……」
「今すぐ争うのをやめて逃げてくれ!!じゃねぇとあんた……死んじまう!!」
村の人々だろうか、自分の身の心配を放ったらかしてわざわざ退避するように来てくれたのだ。
「よそ見してる場合か!!」
「危ね!!」
身体が強制的に引きずり込まれるかのような感覚。
距離が近くなれば近くなるほどその引力も比例して強くなる。
この鬼神の能力……
「磁石か。」
「正解。もっと厳密に言えば『引力』。アイザック・ニュートンの発見した万有引力もそう、てか、疲れた。」
突然戦闘放棄。
しかも理由が疲れたからという保育園児みたいな理由。
こっちは死ぬかと思ったからめちゃ助かった。
「ハーッ、ハーッ……運動不足……かも…、しれぬ、」
「あんな激しい動きをずっとしてたら疲れる。」
こっちはあと少しで全力で勝ちに行こうかと考えてた。
「てか味方?」
「さっき言わなかった?」
「余、ガッツリ聞いてなかった。テヘペロというか言ってた?」
「うん、しっかり言った。」
『(疑惑のシーン)
「聞き込みガチャ一発で大当たりかよ。」
「また来たのか!!余はただ平穏に暮らしていたいだけなのに!!それを邪魔するなら容赦なし!!」
「味方だって!!』
しっっっっっかりと言ってました。
「ごめんなさい。」
とりあえず人の話はしっかりと聞きましょう。
しばらくは蒼と鬼神で。
このあとの展開どうします?
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日常回
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蒼の過去
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異変
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その他(活動報告にgo)