「あなたは壊れないのね!!」
「壊れないようにしてるだけだ。」
フランドールの剣戟を軽くいなし、打突を叩き込む。
しかし、それが効いていないかのように平然とレーヴァテインを振り回すフランドール。
おかしいな、『コピー』したはずなのに。
「そういえばあなたが来る前に藍っていう狐が来てたわ、少しだけ壊してあげたわ、あの目と表情……!!さいっこう、だったわ!!」
「だから?藍のことは自分には関係ないし、今更藍のことを八雲蒼に言われても困る。」
一体何があったのかは分からない。
フランドールは『少しだけ壊した』と言った。
この時はまだ自我が残っていたと考えれば藍を完全に壊さなかったことに対しての説明がつく。
つまり今フランドールは身体を蝕まれた状態。
「これならどうかしら?『クランベリートラップ』!!」
「今助けてやる、『
「何しても無題よ!!」
「『
外からの攻撃でダメなら内側から攻めてしまえばいい。
フランドールの『狂気』と呼ばれる部分を喰う、このときに間違って正常な人格、つまり普段表に出ている人格を喰ってしまうと記憶が無くなったり最悪の場合廃人になる。
自分がフランドールの狂気を喰う変わりに自分が狂気に身体を蝕まれる。
「なっ、何するのよ……」
「3、2、1、切り離しに成功、あとは正常人格が戻ってくるのを待つだけカ。」
嘘だろ。
もう口調がおかしくなってきた。
かなり身体を駆け巡るのが早いみたいだ。
「よくこんなのをあの小さい身体で抑え込めたな、『消滅』」
狂気を消してしまえば自分にも被害は出ない。
これで(多分)大丈夫。
「終わったかしら?」
「狂気は切り離して喰った、あとは通常人格に戻るのを待つだけだ、おおよそ2、3日くらいは目覚めるには掛かるはず。」
「感謝するわ。」
「八雲として当然のことをしたまで。」
そう、これはあくまでも紫からの指令、自分のことはほとんど誰にも知られずに全て博麗の巫女の手柄となる。
自分はあくまでもそのサポート的なものをしただけ。
この紅霧異変は博麗の巫女の手柄なのだ。
○
「おかえりなさい、結局あなたの手柄にはならなかったわね。」
「自分はサポートするくらいが丁度いい、主人公のように活躍をしようとは思わない。」
「(一応あなたの物語なのよ?蒼。)」
「あっ、後は……博麗神社に行ってくる。」
「いってらっしゃ~い。」
本当にこれから大丈夫なのだろうか?
紫は蒼の立ち去ったスキマの中で一人ため息をついた。
このあとの展開どうします?
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日常回
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蒼の過去
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異変
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その他(活動報告にgo)