チョコレート。
最近だと睡眠の質を高めてくれたりといった効果があるチョコレートが販売されている。
一度にたくさんは食べられないが適度に食べるくらいなら自分は好きだ。
あとは頭の栄養として食べることもある。
「何食べてるんですか?」
「頭の栄養。」
「それじゃあなたの頭は栄養満点ってことですね!!」
「食べられるのは御免だぞ。」
時々食べなかったりすると頭が働かなかったりする。
だからポケットの中にはいくつかチョコレートが入っている。
「他に甘いものってないんですか。」
「無……いね。煎餅とかならあるけど。もしかして食べたい?」
「いいえ。」
基本的に鬼子母神は無頓着。
だから部屋にたまったゴミとかを一切掃除しないから久しぶりに来たらゴミ屋敷状態になっていることだって珍しくはない。
そして大体の鬼が好む肉弾戦も興味は無い……というよりかは嫌いで、理由は
『戦う理由だったり意味が分からない』から。
「でもあなただけは好きですよ?いろいろと知識を教えてくれますし。」
「(顔見た瞬間に殴りにかかるヤツに好きとか言われてもな……)」
「変なこと考えてませんか?」
「全然。」
外の世界ではこれをプロポーズと言うらしい。
普通なら『結婚して下さい!!』とかがスタンダードだと思うが。
基本的に結婚という概念が無い妖怪にとってプロポーズと言われても何なのか1ミリも分からなさそうだけど。
「あ、さっきのチョコレートやっぱ下さい。」
「食べたいんじゃんか。」
「頭の栄養です。」
ここでさっき鬼子母神が言ったことをそのまま言ってやろうと思ったが、言ったらぶっ飛ばされるかぶん投げられるか分からないから止めた。
主人公が地面に埋まる状況。
傍から見れば『どういう状況やねん』とか言われそうというのもあるが。
「そういえば蒼くんの能力って何なんですか?」
「教えてなかったっけ?」
「私は教えたのに。」
「『記憶を喰ってコピーする程度の能力』。」
「え?」
「簡単に言うと例えば鬼子母神の記憶を自分が食べる。そしたらその記憶をコピーして技とかを盗める。」
「食べないでくださいね!?」
「どうかな?意外にも」
―――人間とか妖怪の記憶ってのはうまいんだよ。
「記憶に味なんてするんですか?」
「例えば殺人鬼の記憶だとひたすらに血の味がしたり、まあ藍の記憶はなんか油揚げっぽい味がしたな。」
「人によってその記憶の味は変わるんですね。」
「で、喰った記憶を基にして技術とかを盗んで自分はスペルカードだったりを創り出す。」
「へー、私の記憶食べたらぶっ飛ばしますよ。」
ぶっ飛ばされるのだけは止めてくれ、イヤダー自分はまだシニタクナイー。
このあとの展開どうします?
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蒼の過去
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異変
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その他(活動報告にgo)