「みーつけた♪」
「確かに喰ったはずだが。」
フランドールに追いかけられてる。
当然フランドールが鬼、自分はただ逃げ惑うだけ。
あの時確かに狂気の原因となる記憶を喰ったはず。
「キュッとして―――」
「『アポトーシス助長』」
「そんなの効くわけ無い!!」
少しづつ効けばいい、身体を内側から破壊する。
それも細胞が自然と行う自死行為、アポトーシスによって破壊していく。
「これでも表の世界じゃマッドサイエンティストとも言われてたんでね、身体の仕組みだったりは詳しいつもりさ。」
「マッドサイエンティスト……?」
一応薬品だったり硝酸とかの類である化学物質も持ってる。
あとはいつでも応急処置が出来るようにしてたり。
「(確実に仕留める。)ソウルバイディング。」
記憶を喰ってダメなら魂を喰えばいいだけの話。
魂も記憶と同じように人間の魂だったり妖怪の魂の方が美味い。
話はズレたもののフランドールの狂気を分離させることはできた。
「あっ、幽々子さんが待ってるんだ。」
本来の用事を忘れる所だった。
○
「ひゃー、相変わらず長い階段。」
幽々子の住まう白玉楼に通じる石段。
どうやら生きている、つまり肉体が魂と分離していない状態だととてつもなく長く感じるそう。
逆に生きていない、いわゆるお亡くなりになった人にとってはとてつもなく短く感じるそう。
「幽々子さーん。」
「あら蒼ちゃん、よく来たわね。」
ピンク色の髪をしてよく幽霊のイラストで見る三角形型のアレを被った(語彙力崩落)亡霊、西行寺幽々子。
「従者はどこに?」
「買い物に行ってるはずね。」
従者は魂魄妖夢という名前で、楼観剣と白楼剣という刀を扱うと聞いた。
ちなみに、エンゲル係数は73.6%らしい。
一応平均的なエンゲル係数は15~20%、25%あたりから食事の制限をし始めなければいけないのに、幽々子は平均よりも50%くらい上回ってるのだ、従者も毎日憂鬱だろうな、そこは同情する。
「おかえりなさい妖夢。」
「なんですかその男!!」
「初対面で1番最初のセリフそれ!?」
弁解しておこう、自分は白玉楼に行っただけだ。
浮気なんてしている暇がない。
とりあえず誤解から解いてもらおう。
○(誤解崩壊中)
「えっと……すみませんでした!!」
「謝らなくていい、謝られたりするのはあんまり得意じゃないし。」
怒られることは時々あった。
しか謝られること自体そこまで回数も無かった。
だからこそ謝られるのはかなり苦手なんだろうな……
このあとの展開どうします?
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