先生は世界平和を実験している 作:飛鳥=R♯
死を求めて彷徨い続けた。頭に杭を打ち込んでも、心臓を捧げたとしても訪れる事のない死を。
肩を並べて歩める『友』を得て、彼の為に戦い……やがて語り部として世界を渡り歩く様になってきた。
そうして気付けば異世界へと辿り着き、そしてそこで出会った少女に殴り飛ばされた。
「きゃ〜〜!! 変態~~!! 不法侵入者〜〜!!」
状況を整理すれば彼女の部屋に迷い込んでしまったわけで、そう叫ばれる事も間違いではない。非礼そのものを詫びる気持ちも確かにあった。
しかしまさか頭蓋骨を粉砕されかける程のパワーだとは思っておらず、不意打ち気味な衝撃にレイヴンの脳裏は程良く揺さぶられた事を、よく覚えている。
そして今も彼女の拳で、頭蓋は大きく揺れていた。
◇
「ぐぅっっっ……!!」
何度か壁を砕き破り、速度が落ちていった事でようやくレイヴンはトリニティ校内の教室、その一角に投げ出される。全身に襲いかかるダメージは尋常ではない。不死身の肉体でなければ、早々に絶命して終わっている。
瓦礫が巻き上げる埃に目を凝らし、向かってくる影を睨みつける。次にどんな攻撃がやってくるのか、それを予測しない事にはレイヴンに攻勢の機会はない。
(限りなく
カツカツと靴音と共にレイヴンを殴り飛ばした張本人であるミカが教室へとやってきた。頭部を覆うウサギの覆面は彼女がハッピーケイオスの洗脳状態にある事を示し、同時に一切の加減というものを知らない暴走機関車である事も意味している。
肉体を回復させ、レイヴンは舌打ちと共に立ち上がる。
「ごめんね、レイヴン。私馬鹿だから、駄目な子だからこうなっちゃった」
洗脳されているが自我そのものは存在している様で、ミカはポツリと呟いた。
つまりまだ彼女に語りかける余地はある。普通の人間ならばいざ知らず、ヘイローを持った特異体質である生徒達であれば洗脳から抜け出せるかもしれない。
「だから私は言ったんだ。そんな重荷など降ろしてしまえと。抱え込んだところで不幸ばかりが積み重なり、お前自身を苦しめると」
「でもしょうがなかった。そうでもしないと……あんまりにもあんまりだったんだから」
「こう言いたいのだろう、自分が犯した罪の責任を果たしたかったのだと。だから貴様は阿呆なんだ。そんな事をして、何になるというんだ」
レイヴンは心底呆れた声色でミカを咎めつつ、両手の針を鋭く尖らせる。相手が年端もいかない少女とは言え身体能力は肉体を粉砕する事も容易な、人外の域に達している。そんな存在を相手取って手加減などできようはずもない。
気を引き締め、身構えたレイヴン目掛けてミカは駆け出す。心なしか肩を怒らせ、踏み出す足は地面にめり込んでさえいた。
(怒らせたか!)
拳を受け止めようものなら骨を砕かれた挙句に殴り飛ばされるのがオチだ。レイヴンはぐっと姿勢を落とし、防御ではなく回避の構えを取って備える。
ミカの姿が一瞬の内に消え、そして直後に懐までもぐりこんでくる。格闘技のそれではない、力任せに拳を振るう為に真正面から突撃するシンプルな行動だ。とはいえ、それが優れた身体能力で繰り出されるのならば話は変わってくる。
腹部目掛けて飛び込んでくる一撃に身を捻って回避すると共にミカの腕を肘と膝、上下から挟み込み動きを止める。即座に意識を刈り取るべく、レイヴンは勢いそのままに彼女を地面に叩きつけようと試みる。
(頑丈なのはわかっているが、完全に人外というわけでもあるまい)
見立てとしては間違っていない。キヴォトスの人間でも気を失う事はあり、脳震盪を起こせば意識の混濁も起こりうる。
だが肉体を操られているミカにはそういったセオリーは当てはまらない。レイヴンが体重をかけて彼女の顔面を地面に叩きつける寸前で体はぴたりと止め、それどころか拘束しているはずのレイヴン自身が宙を浮いていた。
「こ、の、馬鹿力が―――」
〇
「ええと、もう一回確認して良いの? つまり貴方はキヴォトスの外から来たんだよね?」
「そうだ。何度言えばわかる。そして細かく訂正するならば外ではない、別の世界からだ」
「それってすっごくない? よくわかんないけど!」
「……人の首が折れかける程の力で殴った側とは思えん態度だ」
「そっちこそ人の部屋に不法侵入した側とは思えないエラソーな態度」
「―――ふん」
ミカはティーパーティーのメンバーという立場なおかげかトリニティの一般生徒よりもずっと広い自室を持っている。そのおかげでレイヴンを殴り飛ばした際の騒ぎは大事には至らなかったものの、部屋の一角には何かがめり込んだ恐ろしい痕跡が残されている。
レイヴンはミカに事の次第を説明し、そして彼女からキヴォトスについて聞かされた為に自分が別の世界に足を踏み入れたと知った。誰がどうやって何の為に、そこを一度考えから排除したレイヴンはとにかくため息をついた。
「まったく……一体全体、どうしてこんな状況なのか」
「それ私のセリフなんだけど? あーあー、どうせ部屋に入ってくるならもっとイケメンな王子様とか騎士様が良かったなー。こんな悪魔みたいな人やだー!」
「悪かったな。頭に杭の刺さった変人で」
「え!? それ、ホントに刺さってるの? コスプレじゃないの?」
「当然だ。こんな仮装があるか?」
「や、なんで私がモノを知らないみたいな言い方するの……」
お互い完全に初対面で、殴打から始まった奇妙な関係だった。だが思いのほか悪くなくどういうわけか二人は意気投合していた。何よりレイヴン自身が、ミカに対して興味を持っていた。
純粋な瞳の奥に怪しい光があり、同時に表情には若干の陰があったのだ。
飛鳥=R=クロイツがキヴォトスにいるとすぐに知ったレイヴンは顔を見に行こうかと考えたが、しかしすぐにやめた。今の彼に会いに行く理由が自分にはないと感じたが故である。
「なんで? お友達なんでしょ?」
「あの方が今何をしようとしているのかはわかっている。その計画に私が入り込めば、邪魔をしてしまう。私は彼に『後は頼む』と言い切ってしまった。なのに、ノコノコと顔を出すのは少しばかり無粋というものだろう」
「ふーん、レイヴンって変なところで真面目だよね。お友達ならもっと気軽に会って話した方が良いよ絶対……でさ? すっごい今更なんだけどなんで私の部屋に居着いてるの」
異世界でレイヴンが拠点としたのは暗い森でもなければ高層ビルの谷間でもない。ミカの自室だった。
他に行く当てがなかったわけではない。ただミカを観察してみたいという興味が大きかったのだ。
「別に良いだろう。着替えを覗いたりお前の物品を漁っているわけでもない……授業風景くらいは見ているがな」
「うっわストーカーだ。ストーカーがいる~……え、なになになんなのレイヴン。もしかして私の事好きだったりするの?」
「いいや。能天気で適当でわがままで常識を知らない、見ていて呆れしか湧いてこない。さっき廊下ですれ違った女子生徒に向けて言った文句はなんだ……? 『えー? 何その髪型、自分でやったのー? 私お手伝いさんにやってもらってるからわかんなーい』などよく言えたな。固まっていたぞ」
「いや、だってホントに凄い髪型だったからさぁ……?」
「考えた事を口に出すのをやめろ。馬鹿に見えるぞ」
「直球だー★ もう一回殴られたいのレイヴン♪」
「あぁ良いぞ殴れ。私は痛みが大好きだからな。侮蔑と嫌悪の籠った拳は特に、イイ」
「わーおキモイキモイホントにキモイやだ」
「―――そんなに激しくするな。悪くないぞ」
令嬢で、世間知らず。適当で寛大。キヴォトスという荒事ばかりが詰まっている世界には少し不釣り合いな程にふわふわとしたミカの在り方はレイヴンにとっては非常に興味深いものだった。
トリニティという学校が良くない場所である事は既に気付いている。ミカが鋭い言葉遣いをした少女が彼女の事を疎んでいる派閥の生徒で、ちょっとした牽制を行っていた事も。
ミカの奥に見えた陰の正体はトリニティという場所に籍を置いているが故の疲労なのか? 否、それで済むものではない。長い時を生きたレイヴンの目には彼女が罪悪感と後悔に苛まれているとハッキリ読み取れた。
ある夜。ミカが自室を抜け出したその時にレイヴンは真相を知った。
誰にも見られない様にミカは人気のいない場所に足を運び、そしてそこで何やら怪しげな生徒と会話していた。
内容はこうである。『桐藤ナギサのスケジュールは完全に把握した。実行まで監視を続ける。殺す時はこの前と同じで頼む』と。
それはミカがティーパーティーの長であり、そして友人であるナギサを謀殺しようと企んでいる場だった。
「レイヴンさ、見てたでしょ?」
「―――ああ」
「いけないんだ。女の子の秘密覗くとか」
「本気なのか?」
「うーん……本気って言えば本気。もう私、間違えちゃってるから」
そうして彼女は百合園セイアについてレイヴンに話した。本来ティーパーティーを統べるはずの少女で、一応友人で、些細な口論から彼女を殺す事になってしまったと。
「そんなつもりじゃなかったんだよ? ちょっとだけ怖がらせてやろうなんて思って……それで、仲良くなったアリウスの子達に頼んで、そしたら……そしたらさ、死んじゃったんだって」
月明かりが差し込む窓際に腰かけてミカは語った。いつもならばそこはレイヴンの定位置で、月を見上げられる良い場所だ。
対照的に暗がりに身をひそめ、レイヴンは少女の告解にじっと耳を傾ける。
「レイヴンも知ってるでしょ。そんな簡単にヘイローなんて壊れないはずなんだよ」
「……ああ、知ってる」
「じゃあだよ? じゃあさ……あんな事になるなんて思わないじゃん。死んじゃうとか、そんなのわかんないじゃんっ。普通に銃撃ち合うしボコボコ殴り合ったりもするのに……私の時だけ死んじゃうとか意味わかんないよ」
レイヴンに背中を向けたままミカは自分に言い聞かせる様に呟いた。か細く救いを求める声色はどれだけ彼女がショックを受けたのかを物語っていて、同時にどこまでいっても子供である事を証明していた。
この世界は歪だ、とレイヴンは吐き捨てた。
キヴォトスを構成するのは少女達で、政治まで任されている。だが彼女達の情緒は所詮子供だ。
耐えられないものもある。割り切れない感情もある。だのに暴力だけはハードルが低い。元の世界ならば狂っていると言っても良い程度の武力で、文字通りじゃれ合うのだ。
「……お前は阿呆だ。そんな考え自体持たなければ良かった。軽い気持ちで他人に銃を向けるべきではなかった。今すぐにでもすべてを告白してしまえ。そうすれば桐藤ナギサを守れるはずだろう」
「そんな風に言わなくてもわかってる。わかってるってば」
「なら、ナギサをどうするつもりだ? まさかとは思うが本当に殺すつもりか?」
「ナギちゃんは……殺さない。だって私は土壇場で何もかも滅茶苦茶にするつもりだから」
ああ、と納得してしまう。彼女が見せていた怪しい光は単なる懺悔の色ではない。覚悟を込めたものだった。
「トリニティ襲撃は全部私が主導する。で、肝心要なところで私がいっぱいポカして……派手に大失敗! すべての元凶、大悪党聖園ミカは仲間の悪い奴らごと裁かれておしまい! わかりやすいお話でしょ」
「本当にそれで良いと?」
「良いよ。だって全部私のせいでこうなっちゃったんだから。今更、今更ごめんなさいなんて言って終われるわけないじゃん」
ミカは覚悟を決めている様だった。まだ十七歳の少女が持つには相応しくない、暗い覚悟である。
レイヴンはそれ以上ミカを咎めはしなかった。諦めた様にため息をつくと、
「お前は阿呆だ。どうしようもない阿呆だ」
「うん、知ってる」
「お前は誰にも愛されない。お前は誰にも許されない」
「うん、わかりきってる」
「……最後には一人になる。罵倒され、誹りを受ける」
「うん、受けると思う」
「それでも良いというのか?」
できる事なら……いやだ、と言って欲しかった。罪を背負うなんていやだ、と。怖い、と吐露してくれれば良かった。
だのにミカは振り返り、泣きはらした目を細めて笑うのだ。本当は怖いのに勇気を振り絞って、それが自分の責務だと笑うのだ。
「うん、良いよ」
レイヴンは呆れて物も言えず、ただかぶりを振った。
「好きにすればいい。誰もお前を止めはしない。私も……お前を止めない。だがそばで見ていよう」
「なにそれ。何のつもり?」
「逃げたいと言え。それだけで私はお前を助けてやる」
「なんで? なんでそんな事するの」
ミカは心底不思議そうに首を傾げる。長い付き合いでもない少女にレイヴンが寄り添う理由など考え付かないのは当然だ。
暗がりから窓際へと歩み寄り、レイヴンは目を細めて答える。
「お前が一人だからだ。どうしようもなく阿呆で、わがままで、憐れなお前のそばに……誰か一人くらいはいなくてはな。王子様でも騎士様でもないが、勘弁しろ」
「良いよ。そんなに高望みできるわけでもないだろうか……あ、いやでも、やっぱり王子様が良いかも」
「ふん。調子の良い奴め」
そうしてレイヴンはミカのそばに立つと決意した。たった一人の従者として。
彼女がどうしようもなくなったら、その時は何に代えても助けてやろうと。
〇
「ごめんね、レイヴン。ごめんね」
「謝るくらいなら、お前はすべて投げ出せばよかったんだ」
抉れた床に伏せながら、レイヴンは呆れた声色で呟く。ミカは一人体をプルプルと震わせ、行き場のない怒りを発散しようと拳を砕けんばかりに握り締めている。
「わかっていただろう。お前が桐藤ナギサを助けに行けばどうなるかなんて。真実からは逃れられない。きっと彼女はお前を拒絶すると」
幸いな事にレイヴンは不死身である。何度骨を砕かれようが立ち上がれる。ミカの怒りと悲しみを受け止めてやれる。
「一人で抱え込んで自爆して何になる。誰かに寄りかからなくてどうする。お前は助けを求めれば良かったんだ。そのチャンスは何度もあった」
「……」
「本当にお前は阿呆だ。能天気で適当でわがままで常識を知らない。そのくせ……罪悪感は一丁前と来ている」
ミカの拳が落ちてくる。レイヴンはそれをギリギリで躱し、今度こそ完全にミカの体を拘束する。
腕を左右に動かすだけで凄まじい速度が出た。ずっと動きを留めていられそうにはない。だが語り掛ける時間は確保できる。
「……お前に、お前達にそんなものは要らないはずなんだ」
「―――そんなもの?」
「政治だとか、派閥だとか、エデン条約だとか、憎しみだとか……そんなもの、持たなくていいはずだ。もっとシンプルで、他愛もなくて、くだらない話に花を咲かせるべきなんだ」
それは以前、ジャック=オーと交わした会話と同じ内容だった。
―――朝食べたものが何か? 好きな音楽家の話題に花を咲かせ、日曜日の予定を確認し合う。
―――景色を愛で、着飾り、未来の家族を想う。
「お前はもっと阿呆で良かったんだ。能天気で、適当で、わがままで常識を知らない。そんなお前でいるべきだったんだ。こんなになるまで辛い思いをして、悪者になろうとする覚悟なんて一生持つべきじゃなかった」
けれどレイヴンにはどうしようもなかった。どれだけ遡ってもミカと出会った時点で既にセイア襲撃事件は終わっていて、彼女は自分が人を殺したという事実に苛まれていた。
何もかもが手遅れで、過去を変えられるはずもない。
「だから私はお前のそばにいようと思った。お前が成功しても失敗しても、せめてそばにいてやろうと。偉そうだとか、憐れむなと憤るだろう。だがこのままでは本当にお前の周りには誰もいなくなってしまう。ミカ……一人になってしまうんだぞ」
「……ひとり」
「罪は洗い流せない、清算するしかない。同時に未来は捨てるものじゃない。誰にでも平等にやってくるはずだ。それさえも捨ててしまえば、お前には何も残らなくなってしまう」
ぎりり、とミカの体に力が籠る。このままではまずいとわかっているからこそ、レイヴンは万力の如く力を込めて拘束し続ける。
「止まってくれ。これ以上苦しんだとしても何も良い事はない」
「でも、でも私ナギちゃんに、ナギちゃんに……」
「そうだ。それはいずれ必ず訪れる未来だった。けれどこれからはどうだ? まだお前は自分がどうするべきかを決められるはずだ」
「わかんないよ、どうするべきかなんて」
「そうだ、わからない。わからないから……ここで捨ててはいけない。お前はまだ、子供なんだから」
まだミカは子供だ。まだ多くの未来がある。罪を背負い、前に進める。
そこでミカの指が自分を掴むレイヴンの腕へと伸びる。拘束を引き剥がされるかと思ったが、そうではない。ギュッと懇願するかの様な弱々しい力が込められた。
「怖いよ。私、凄く怖い……ナギちゃんに会うのが怖い」
「言ったはずだ。私がそばにいる。先生も、お前のそばにいる」
ゆっくりと、ミカの体から力が抜けていく。レイヴンが拘束を緩めると彼女はその場に崩れ落ちた。
ウサギの覆面が一人でに外れ砕け散る。残ったのは、呆然とするミカの姿だ。背負い込んでしまったものの重みに押し潰れそうな、憐れな少女だ。
「……セイアちゃんに会いたい。ごめんねって言いたい。何度でも言いたい」
「―――皆、いなくなってからそう気付くんだ。もう手遅れになってからようやく」
ミカと目線が合う様にしゃがみ込み、顔を覗き込む。顔を真っ赤にしポロポロと頬から零れ落ちる涙を拭ってやる。それでもまったく泣き止む様子はない。
罪と向き合う時間は終わらない。逃げる事はもう叶わない。それならばせめて、この時間くらいは彼女の思うままに……
「手遅れ、では、ないかもしれない」
思わぬ声だった。か細く、息を切らしながら誰かの声が二人に投げかけられる。
レイヴンは振り返った。一体何者か、と。
ミカは目を剥いて驚いた。まさか、と。
「トリニティに着くや否や、一際騒がしい音が聞こえたと思って見に来てみれば……ミカ。相変わらず君は騒がしいんだな」
少女が、暴力の嵐に巻き込まれ滅茶苦茶になった教室へと足を踏み入れる。よたよたとおぼつかない足取りで彼女はミカを視認すると、口の端をそっと緩めた。
「―――私も君に会いたかったよミカ」
「セイア、ちゃん?」
「礼を言わなければならないな。アクセル=ロウに」
トリニティを襲った混沌の夜が、間もなく明けようとしていた。
そんなこんなでレイヴンとミカのお話でした。
これで一区切りとなりますが、Vol4に当たる章ではまた違ったお話を展開していく予定です。
一体どうしてセイアがこのタイミングで目覚めたのか、一体アクセルとどんな会話をしたのか……次回こうご期待!
現時点での投稿頻度に関してどのように感じていますか?
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区切っても良いから投稿頻度を上げて欲しい
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このままもう少し早く出して欲しい