先生は世界平和を実験している 作:飛鳥=R♯
トリニティ学区内、古聖堂はすでに無数のヴァレンタインによって埋め尽くされている。
全員が同じ顔の少女達で構成されているこの軍団の他には制圧が完了したおかげでアリウスの生徒達が続々と投入され、バリケードや固定機銃、砲台と瞬く間に半壊していた古聖堂は要塞へと変身しつつあった。
だが上空はガラ空き。制空権を奪われてしまえばこの要塞も容易く陥落する事は誰の目から見ても明らかだった。それ故にゲヘナのマコトが爆撃を指示したが、被害を与えるには至らなかった。
その理由を梯スバルは目の前にし、己の置かれている状況が予想していたよりもずっと次元の異なる場所にある事を理解していた。
「―――■■」
かつて、ソレはラムレザル=ヴァレンタインという名の少女だったと聞いている。だった、というのはスバルの眼前にいるのは2メートルを優に超える巨体であり、何より雌雄など到底判別する事のできない機械仕掛けの体と化しているからだ。
両腕から突き出た剣の様なパーツは軽く撫でるだけで鉄をバターの様に切り裂く事ができ、事実ゲヘナの仕掛けたミサイル攻撃の際に飛んできたミサイルを切断してみせた程だ。
これ以上ない程に心強い。だが正体を聞かされると、途端にある種の恐怖が押し寄せてくる。
(あのケイオスという大人。彼がマダムに取り入ってから明らかに何かが狂い始めた。でもこれは流石に予想を超えている。彼は一体……)
「ああ、スバル君。どうしたの? その子が気になる?」
不意打ち気味に声をかけられ、スバルは思わず銃を手に振り返る。背後に立っていたのは当然というべきか、ハッピーケイオスその人である。
青い肌、突き出た角、まさに怪人と呼ぶにふさわしいこの大人によって今アリウスはキヴォトスに対して攻勢を強めている。トリニティ、ゲヘナ共に撃退し追い出せたのだ。
だが彼の持つ深淵の様な瞳をスバルはどうしても好きになれず、銃を構えながらも咄嗟に視線を逸らしていた。
「銃を向けられただけじゃなくてそんなに嫌そうな顔されるとは思わなかった。人には好かれる方なんだけど」
「すみません、失礼を」
「いいよ別に。人に嫌われるタイプだったりするし」
わずか数秒の内に矛盾した言葉を吐きながらケイオスはへらへらと笑う。その瞳がまったく笑っていない事に気付きながらもスバルは黙りこくるしかなかった。
マダムの友人。その名目でアリウスに入り込んできたケイオスはアリウススクワッドを引率する『先生』として独立して動き、そして今や彼女の意思を代弁する者にさえ上り詰めている。そんなケイオスに導かれるままにこの日を迎えたスバル達が目にした光景は、無数の少女達だ。
「ケイオス、先生。このラムレザルといい、ユスティナ聖徒会といい……私達は何も聞いていませんでした。そもそも聖徒会は本来ならばアツコがいなければ起動さえできなかったはず」
「そーだね。皆逃げちゃったからまず僕らは戦力を揃えらえないはずだった。でも僕の方で頑張って代わりになるものを用意したのさ」
「……そんなもの、どうやって」
「いい質問だね」
ケイオスがぐるりと周囲を見回す。無数のヴァレンタイン達は俯いたまま動こうとしない。ラムレザルも、巨体をピクリとも動かさず人形の様に黙り込んでいる。
「今のユスティナ聖徒会には僕の一部が埋め込まれているんだ。元はといえばアツコ君の血がなければ起動しないところを僕の血で代用している。だからまぁ、ちょっと予定通りなら起こる事のないバグが発生しちゃってとある女の子のデータが流用されちゃってるわけだね」
「女の子というのは、この顔の?」
「そう。ヴァレンタインという子だった。かつてある目的の為に生み出された彼女には感情というものがなくて……ようやく目覚めた時にはもう遅かった」
そこでスバルはケイオスの横顔に憂いが浮かんでいるのを目にした。得体の知れない、心中さえうかがえない男の顔に初めてハッキリとした感情が発露している様に見えたのだ。
「彼女は自分が不自由であると気付く事さえできなかった。でもどうしてそんなヴァレンタインが聖徒会に組み込まれ、こうして現出しているのかは正直僕にもよくわからないんだ」
「……先生がお会いしたかったから、という可能性は?」
それは純粋な感想だった。ケイオスの横顔にあった色がもしもヴァレンタインという少女に想いを馳せたものであったならば、彼のいうバグが発生した理由として説得力がある。
「僕が? 会いたかったかもしれない?」
ケイオスはうーんと腕を組んで考え込み、ありえないとでもいうかの様にかぶりを振った。
「それはないと思う。多分ね? 僕にそんな感情はないよ……偶然思い出しちゃっただけだと思う。おっと、ごめんね長話になっちゃった。そろそろ飛鳥君達来ると思うから準備頼むよ」
己を振り切るかの様にケイオスは声色を少し高くし、それからまったく予想していなかった警告を投げかける。スバルは思わず目を丸くした。
「え? そろそろって、どういう事ですか」
「僕達の準備が固まりつつあるなかで攻めるなら今しかないと思うからね。あ、やっぱり。ここに向かってくる集団がいるって今散らばらせていたヴァレンタイン達から連絡来た」
『敵襲! 近付いてくる人影あり! 真正面から向かってきます……!』
狙いすました様なタイミングで古聖堂の屋上辺りから周囲を見張っていた生徒からの連絡が飛び込んでくる。スバルがハッとした顔で無線からケイオスに視線を戻すと、そこには「ほらね?」という自慢げな眼差しがあった。
やはりわからない。この大人は一体何者だというのか、異様なまでに広い視野と展開を先読みする感性はどの様に培われたというのか。
「よし、それじゃあスバル君達は防御固めて。ラムレザルは奇襲の可能性を考慮して待機。僕達が対応しよう」
スバルの肩を軽く叩き、ケイオスはゆっくりとした歩調で襲撃者を迎え撃つべく歩き出した。その後ろをぴったりとヴァレンタイン達が追従していく。
不気味な光景だった。まさに別次元の光景を見せられている様で、スバルはたとえこの先に勝利が待っていようともその結果がどれほど不穏なものになり得るのか、想像せずにはいられなかった。
〇
古聖堂へと近付く人影は全部で六人。全員が異世界より来訪した者達だった。
マスターオブソーサリー、飛鳥=R=クロイツ。
死の呪い、レイヴン。
異種、スレイヤー。
流浪人、梅喧。
忍者、チップ=ザナフ。
そして因果律干渉体、アクセル=ロウ。
いずれもその眼差しは鋭く、真向かいからやってくる怪人をじっと見据える。
「さて、随分と奇抜な顔ぶれだが果たして連携はできるのかね?」
「できるわけねぇだろ。全員好きにすりゃいい、というか俺は好きにする」
最初に口を開いたスレイヤーにぺっと唾を吐いて答えるのは梅喧である。ケイオスに撃たれ重傷を負った彼女だが、レイヴンに治療を施されたおかげで完全復活、今一度混沌と切り結ぶべくこの場にいる。
「おい、あっちも呑気に歩いてきやがるぜ。正々堂々尋常に勝負って奴だ」
「少なくとも数では圧倒的に我々が劣勢だろうが。正々堂々も何も今この瞬間に吹き飛ばされない事が奇跡だ」
その隣を歩くチップに対して呆れた様子で呟くのはレイヴンだ。獣を思わせる忍者の佇まい、そして黒衣の怪人。肩を並べる事などこれが初めてのはずだが、しかしその身に纏う気配は限りなく近いものがあった。
「ええと飛鳥さん? ここまで打ち合わせ通りだけどお相手さん初手から全力っぽい。どうすんのこれ」
「行き当たりばったりで行こう。大丈夫、君を信用しているから」
「プレッシャーきっつ~……」
そして最後。アクセルが冷や汗をダラダラと流しながら視線を泳がせている事など気にも留めず、飛鳥は穏やかな笑みを浮かべていた。これより死地に入ろうというのになんとも呑気なものである。
果たしてどこにそれほどの自信があるのか。何が彼らにそこまでの余裕を持たせるのか。
六人の歩みに迷いはなく、やがて真向かいからケイオスと彼が率いるヴァレンタイン達も現れる。この時点で戦いが始まってもよい距離感であるが、しかし互いにそうする様子は見られない。
「やあ飛鳥君。そして見慣れた顔の皆さん。どしたの、揃ってやってくるなんて」
「決着をつけに来ました。もういい加減で貴方を止めないと」
「ふぅん、随分と自信満々だね。でも勝つ算段はあるのかい? いっておくけど僕の後ろにはラムレザルも待機してるんだよ」
飛鳥とケイオスは正面から向かい合う。どちらかが武器を抜けば、どちらかも応じる。その時こそ戦いが始まる合図だ。その上で言葉を交わす理由は一つ、ケイオスがにわかに期待を抱いているからだ。
トリニティもゲヘナもこの場にいない。異世界からやってきた飛鳥達だけ。まさか見捨てられたはずもあるまい。
「勝つ算段……正直胸を張ってある、とはいえません。でも僕は今、ハッキリとした確信を持ってここにいます。一人じゃない、と」
そして師匠からの期待に応えるかの如く、飛鳥は『本』を取り出した。更に彼に続いて戦士達は己の武器を一斉に構え、戦いの姿勢を見せる。
「……いい目をするじゃないか」
何かある。間違いなく、何か。ケイオスはそれを確信し、そしてすかさず腰のホルスターから拳銃を引き抜き迷いなく飛鳥目掛けて放つ。
銃声と共に飛び出した弾丸は、しかし飛鳥には届かない。彼とケイオスの間に生じた『穴』へと消えていった。
「ん?」
「貴方が何度も見せてくれた技です。僕も真似てみる事にしたんです」
「でもこれくらいじゃなぁ」
「ええ、そうです。これだけじゃ面白くない。なので……僕は遠く離れた場所から繋げてみる事にしました」
「え?」
開かれた『本』が音を立ててページをめくり始める。大規模な法術が来る。ケイオスは更にヴァレンタイン達へと指令を飛ばし、即座に眼前の敵を排除せよと命じた。
少女達は黒い奔流となって飛鳥達を飲み込まんとする。これを防ぐのはスレイヤー、そしてアクセルの二人だ。
剛力、そして『力』が組み合わさり、攻撃を押し留めた上で跳ね返す。物理法則を完全に無視した防御にケイオスは微笑んだ。
「おお、凄い。そして飛鳥君が今フリーになったわけで……何を見せてくれるんだい」
「恥ずかしながら、援軍を頼むんです」
開かれた本を前に飛鳥は懐から一枚のカードを取り出す。『大人のカード』、シャーレの先生のみが持つ不可思議なアイテムであるそれはこれまでも彼に力を与え、困難な状況にありながらも打開する切っ掛けを与えてくれた。
しかし今回は違う。飛鳥は己にではなく、別の者達にこのカードを使う。
「このカードはある種、願望機の様な機能を持っています。いうならば大人の『特権』とでもいうべきもの。時には限界を突破し、時には不可能を可能にする。なので今回は……その特権で、恥ずかしいですが助けを呼びます」
「……へぇ」
ゆっくりと飛鳥はカードを開かれた『本』の中心部へと挟み込み、そしてこう呟いた。
「これは僕が積み重ねてきた。僕が、僕なりに頑張った事で得られた一つの結果です。これを、貴方に」
虚空に無数の穴が開いた。それが何かをケイオスは問わない。ただ感心するかの様に深く頷いてみせ、そのままヴァレンタイン達に再度攻撃を命じる。
また少女達はその身を束ね、怒涛の勢いで飛鳥達へと迫る。今度はスレイヤーとアクセルは防ぐ事はせず、むしろじっと押し寄せてくる奔流を見据えた。
このままでは飲み込まれてしまう。絶体絶命、そんな時……虚空より眩く光が溢れた!
「光よ―――!!!!」
それこそは聖剣の光。より正確にいうと大口径レールガンが放つ大火力の砲撃が奔流を蹴散らし、ヴァレンタイン達は散り散りになって吹き飛ばされてしまう。
この攻撃を放てる者はキヴォトスにおいてはたった一人の生徒にしか許されていない。永い眠りから目覚めた、勇者にだけ……!
光と共に虚空から少女が舞い降りる。その傍らに浮遊する生首を伴い、彼から与えられた布をマントの様に翻して。
「魔法使い飛鳥=R=クロイツ先生との盟約により……勇者アリス、参戦します!」
「ワシも一緒だゾー! 久しぶりに暴れてやろうではないか、コノコノ~~!!」
天童アリス。ミレニアムサイエンススクールが放つ一番槍。そして彼女の相棒である、妖精ロボカイ。
アリスに続き、虚空から何人もの生徒達が現れる。いずれも飛鳥のよく知る顔だった。
「よぉーし! 今回は好きに暴れていいんだよな。なんといっても非常事態、緊急事態って奴なんだからよー!」
「いっておくけど物事には限度があるのわかってるわよね!? 他学区なのよ、ここは!」
ミレニアムが誇る戦闘集団『C&C』、そのリーダーである美甘ネル。
そしてこの状況下にも関わらず独断で飛鳥の救援を決断し駆けつけてくれた、早瀬ユウカ。
まだまだミレニアムの精鋭達はやってくる。全員が、飛鳥に力を貸す為に応じてくれたのだ。
「飛鳥君、これホント?」
「ええ、まだ続きます。師匠の大好きな、ドラマという奴ですよ」
呆然としていたケイオスはやがて目を輝かせ、他の『穴』に目を凝らす。そこに現れるのは誰か、と。
『穴』の一つから、轟音と共に放たれた無数の銃弾によりヴァレンタイン達を牽制しつつ、翼を翻して颯爽と少女が現れた。その腕に巻かれた『風紀』の二文字は、彼女が何者なのかをありありと見せつける。
「先生、少し遅かった。待つこっちの身にもなって。連れてきたわよ皆」
「風紀委員の皆さん、ここが正念場です。あのいけ好かない顔を殴り飛ばし、ついでに勢いで『万魔殿』のタヌキ議長を殴り飛ばしてやりましょう!」
ゲヘナの風紀委員長、空崎ヒナ。その右腕である天雨アコの二人が筆頭として現れた。それに続くはゲヘナが誇る治安維持部隊、風紀委員達だ。
まさかこれで終わるはずもなく、次々と『穴』から生徒達が決戦の地に降り立つ。キヴォトスの窮地に、何より飛鳥からの要請に応えるべく。
「ぎゃひっぎゃひぃっ! 大乱闘だァァァァァァァッ!!!」
「遅れました。正義実現委員会、並びにトリニティ自警団現着です」
「これでもかってくらい人員かき集めてきたっすよ~!」
ゲヘナを凌駕するが如く『穴』からやってきたのは黒と白が入り混じった者達。混乱の中で崩壊しかけながらも、しかしこの戦いに参戦するべく復帰、花園より銃を携えてやってきたトリニティの生徒だ。
正義実現委員会のメンバーだけではない。日頃から自主的に治安を守って動いていた自警団の生徒まで加わっていた。そして……気のせいか、見覚えのある黒いパーカーを羽織った一般生徒であるはずの少女も。
「あ、はははは。凄いよ飛鳥君。凄い、これはなかなかに凄い!! 期待を遥かに上回る!!!」
ミレニアム、ゲヘナ、そしてトリニティ。およそまとまるはずのないキヴォトスの三大校が一堂に会している。
飛鳥を助けに、そして……彼が必死に守ろうとしたキヴォトスを助ける為に交わるはずのない生徒達が手を取り合ったのだ。
だが、まだ足りない。まだ残っている。ここまで集まったのならばいてもらわないといけない、すべての始まりが。
「うへ~、大舞台だよ皆。ここでアビドスの名前を売って生徒募集チャンスだね~!」
「はい♪ 手堅く一〇〇人くらい集めちゃいましょー!」
「ん、活動に応じて報酬を期待してる。億は欲しい」
「おっしゃー! 久しぶりに会ったわね変態ー!」
『み、皆さんお願いですから暴れるにしても他にご迷惑がかからない様にお願いしますね!?』
アビドス高等学校。すべての始まりとでもいうべき少女達がこの場に集っていた。
飛鳥は再び彼女達と肩を並べられた事を心から喜び、微笑みを浮かべる。思えばわけもわからずキヴォトスに迷い込んだ彼をアビドスが迎え入れ、そして信じてくれた事が今日までのシャーレを形作ったといえる。
「ありがとう皆、来てくれて本当に嬉しい。心からの感謝を」
「やだなあ先生。お礼をいうにはまだ早いよ。ほら……大トリはやっぱ我らがリーダーとその仲間達にね? はい皆アレ被って~」
?と首を傾げる飛鳥をよそにアビドスの生徒達は懐からそれぞれの目だし帽を被り、心なしか険しい顔つきに変わったと思えば『穴』から現れた最後の一団へと大袈裟に敬礼などしてみせた。
「うへー! 我ら『覆面水着団』を率いる最強最悪のお人、ファウストとその仲間達の登場だよ!」
「え、ええええ!?!? なんですかその紹介! やめてくださぁい! えーい皆さん行きましょう!」
最後の最後。トリニティを巡る事件において飛鳥と共に戦い抜いた四人が降り立った。
阿慈谷ヒフミ、白洲アズサ、浦和ハナコ、そして下江コハル。
ケイオスを倒す為に、アリウスを止める為に、ラムレザルを救う為に。今一度補習授業部は集ったのだ。
「お待たせしましたね師匠。役者は揃いました。始めましょう、僕らの最後の戦いです」
遂にこの時がやってきた。決して集まるはずもなかった者達が飛鳥の呼びかけに応じ、わずか一時といえども総力を結集した。
それは何よりも飛鳥=R=クロイツが先生として彼女達を導き続けた事で辿り着けた結果といえよう。
「……よかった。君は独りじゃないんだね」
「はい。僕は独りじゃない。幸せ者です。こんなにも多くの教え子に囲まれて」
「それじゃあ僕も全力出しちゃうよ? いいね?」
「終わらせましょう。僕と貴方の戦いを……!」
―――Mankind knew that they cannnot change society
―――So instead of reflecting on themselves, they blamed the beasts
HEAVEN OR HELL
―――Let's Rock!!!
ようやくこの時がやってきました。随分と時間がかかった次第です。
長く続いたケイオスとの戦いに遂に決着が訪れます。今まで出てきたすべての物語がここで終結する予定です。
しかしまだアリウスの四人は姿を現わしません。一体いつ、どの様に参戦するのかを楽しみにしていてください。
現時点での投稿頻度に関してどのように感じていますか?
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区切っても良いから投稿頻度を上げて欲しい
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このままもう少し早く出して欲しい