【玩具】屋店主の魔法学校生活   作:斎藤一馬

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見切り発車の物語始まり始まり


ガンズと秘密のRPG
プロローグ ~普通の玩具屋一年間休業します~


『武器』

 

それは人類が二足歩行をはじめた太古に初めて『発明』された道具である。

 

それは、木や植物を用いた物から石や鉱物を用いた物、

 

『武器』の誕生によって『技術』が生まれ『研鑽』されていく。

 

 人が手にして攻撃に用いれば様々な道具や物体が武器となる。

 

握りやすくある程度の重みがあり武器としての使用に適するため、

 

「柄のあるもの」、つまりは斧や銛(もり)、鎌(かま)、鎚(つち)

 

のような農・工具、狩猟道具類は武器としての使用や転用がたやすく、

 

それらから本格的な武器へと発展するものもあった。ダーク(短剣の一種)

 

のように、非常時での武器としての使用を意図した道具もあり、

 

武器と道具の関係は深い。

 

 人と武器は、切っても切り離せない関係である。

 

そう、それは・・・・『マグル』も『魔法族』関係ない。

 

『魔法』もまた人が手にして攻撃に用いれば様々な道具や『魔法』も

 

『武器』に成り果てる・・・・

 

 

 

 

 

『バークシャー州ブラックネルピケット・ポスト・クローズ12番地

 

玩具屋『ガンズ&レッド』』

 

 

 

「フア~~・・・・・ねむ」

 

午後の昼下がり、天気は小雨、玩具屋『ガンズ&レッド』は珍しく

 

閑古鳥が鳴いている・・・この位の時間であれば近所のクソガキが

 

ワイワイやってきて・・・俺にシバかれるのが日常なんだが。

 

「昨日来た騒ぎ散らかしたPigletをベーコン手前まで『調理」したのがまずかったか?」

 

上着のポケットから愛用の煙草を取り出し、一服してひとりごちりながら

 

『写真』が動くゴシップ新聞の広げ計4度目の読書を再開する

 

 

「暇だな・・・・」

 

カラン・・・・カラン

 

今日、数時間振りドアベルが鳴り新聞から目を外し入口を見るとひとりの老婆

 

が立っている、THE魔女のコスプレをした老婆だ。

 

ハロウィンには程四ヶ月早いが・・・・老人には時の流れが速いと感じるがそれだろうか?

 

「いらっしゃい・・・なにかお探しで?ハロウィンには早いけど菓子の在庫は

 

そこそこありますよ」

 

「いえ、買い物に来た訳ではありません、

 

貴方がケイン・G(ガンズ)・オリバンダーですね?」

 

「・・・・・残念、私はミシガンですよ、オリバンダーさん家のケイン君なら

 

スコットランド高地の古城が観光スポットでその近くの村に引っ越しましたよ」

 

嘘だ、ミシガンは偽名で本名はケインだが基本ミシガンで通している肉親以外には

 

「Mrオリバンダーあなた宛ての手紙を、計10通送りましたが返事が無くこうして訪問したのです

 

申し遅れました、私はミネルバ・マクゴナガルと申します。

 

ホグワーツ魔法魔術学校の副校長しています、貴方の事は『ギャリック』と

マダム『ゼニス』から伺ってます」

 

「あーー・・・爺さんの知り合いでしたか・・・それで手紙?知りませんね

 

庭で運動していた時に糞を掛けられた以降、計十匹程のフクロウを撃ち落としたこと以外

 

なにかが届いてはいませんね」

 

一張羅に糞をかけたフクロウは、同じく店を汚した『Piglet』に押し付けてた

 

きっとその日の夕食に並んでいる事だろう

 

「・・・・・・あなた宛てのホグワーツ魔法魔術学校の入学許可書と一年次

 

で使用する教科書と学用品リスト、ホグワーツ特急のチケットです」

 

「・・・・うわ、嘘から出た誠・・・」

 

「はい・・・・ですがスコットランド高地の古城が観光スポットでその近くの村ではなく

 

『観光スポット』に一年間住むことになります」

 

Mrsマクゴナガルは、俺のジョークを皮肉交じりに返す、どうやら俺のジョークは、

 

いまいち『スベッてた』ようだ

 

「リストの物品ならダイアゴン横丁で揃います、場所は解りますね?」

 

「ハイ、Mrsマクゴナガル漏れ鍋にはよく『商談』に行きますから」

 

「では私はこれで・・・・・それと、学校では『先生』と呼びなさい

 

くれぐれも問題を起こさぬように」

 

そういい一通の手紙カウンターに置きMrsマクゴナガは早々に店を出ていく

 

「しっかしあの人『真っ赤で固い色』だったな・・・まるでルビーだ」

 

口寂しいため煙草を吸うため定位置のポケットを手を入れると、煙草は消失し

 

代わりにハニーデュークスの本格シガーチョコがメモと一緒に入っていた。

 

チョコに罪はないがメモは丸めてゴミ箱にポイである。

 

 

 

 

次の日

 

 

常連の老人だけど青年で幼女な服装が独特で来店時には必ず10回以上レベリオと

 

唱える常連の不審者に今日は急遽定休日だと告げると少し残念そうだったが

 

「ホグワーツは本当にいいところだよ、それにホグズミートは最高さ!

 

不審者の常連のホグズミート愛にじみ出ているが何時もの事なのでスルー

 

というか、おれはホグワーツのホの字も出していないのに‥‥この人は

 

本当に変な人だ、でも多分恐らくキット悪い人ではない・・・・

 

こんなに『色とりどり正に未来の言葉でいうならゲーミング』のような人だ。

 

 

 

 

ロンドンのチャリング・クロス通りからほど近くのパブ「漏れ鍋」に入ると

 

早い時間もあり客は疎らだが少年少女の姿もちらほら見かける、

 

マスターに一言二言会話し、パブの裏のレンガ塀を三回こずくと

 

レンガ塀が開きそこにはハロウィン会場も真っ青な光景が広がっていた。

 

「取り合えず爺さんのとこ行くか」

 

なれた手つきでシガーチョコを口に咥えふらふら、ぶらぶらと目的地に向かう、

 

途中本屋の近くを通ると、『胡散臭く汚れたライラック色』の視えるイケメン

 

がサイン会を開いいて混雑しているので後回しにする。

 

その近くで大人げない大人が子供そっちのけ、取っ組み合いをしている

 

その騒ぎに乗じてブロンドのデコの広さが少しヤバ目の大人気ない大人が

 

『吐き気を催すほどの黑色』の手帳を少女の鍋に入れようとしていたので

 

懐から抜いた『玩具』から気の抜けた音と共に、デコの広さが少しヤバ目の

 

大人気ない大人が手帳を持っていた手に大きな『ピアス穴』を開けてやる、

 

デコハゲの大人気ない大人は苦悶の声を上げながら黒色の手帳を回収して

 

その場を離れていく。

 

石畳に落ちてる空薬莢を回収しながら「物騒だね~」と言いながら

 

またぶらぶら、ふらふらと目的地に向かう

 

 

 

『オリバンダー杖店』

 

俺の祖父の店は、紀元前382年創業の老舗であるが

 

親父は継ぐ前に母と一緒に天国に出稼ぎに逝ってしまい俺も自分の店がある

 

その内本拠地をこっちにするかと思うが祖父から杖店に関してはなにも

 

聞かされて居ないので当分は大丈夫だろ。

 

 

「毎度~爺さんいるか?」

 

「おぉ~ケイン久しぶりじゃな‥‥今日はどうしたんじゃ

 

なにか珍しい物でも見つけたか?」

 

「いや・・・おれの杖取りに来た今どこ?」

 

「杖?いまさらどうしたんじゃ?『向こう』じゃ使い道ないといっとただろ

 

あのパインウッド、フェニックスコア13インチ堅固な柔軟性の杖」

 

「今年からホグワーツ行きだよ一年間は収入ゼロだよ・・・いや

 

通販すればいいか」

 

「どっちのかの?」

 

「両方だよ」

 

サイレンサー付き玩具用のホルスターと反対側の杖用ホルスターに自分の杖

 

を差し他愛のない会話を尊敬している祖父とかわし店を後にする。

 

後は、被服店で制服と特注のコート、古本屋で一教科を除く教科書を購入し

 

胡散臭く汚れたライラック色の視えるイケメンが五秒に一回ウインクする

 

本をセットで新品購入、この教科書を使うのが今年だけなのを祈りつつ

 

自分の店に帰る・・・・

 

「通信販売の準備すっかな・・・」

 

空になったシガーチョコの箱を屑籠に送り

 

ポケットから煙草の箱を出す・・・・・・今度はオレンジリキュール味の

 

シガーチョコの箱が出てくる

 

「ファッキュン!!!」

 

 

 

 

 

時は過ぎ

 

 

 

【キングクロス駅9¾番線 ホグワーツ特急】

 

 

混雑が予想できたので早めに到着したが無駄な努力だった。周りは人・人・変態・人

 

人のごった煮状態で、家族との別れを悲しむ者、これから始まる新生活に胸を躍らせる奴

 

手あたり次第レベリオしてる幼女風青年老人・・・・・

 

俺の様に早々にコンパートメントに引っ込み時間をつぶす者、様々だ

 

「・・・・・・・」

 

一人で独占している状態のコンパートメントで新聞を読みつつ朝入れた「熱々」のコーヒーを飲みながら

 

煙草に火をつける、邪魔されるのは嫌なので流体操作の魔法と消臭の魔法を使用する、

 

この人の多さだ「使っても」問題ないだろう

 

「此処あいてるかしら?」

 

人払いの魔法もかけとくべきだった・・・

 

「どうぞ、むさ苦しくてコーヒー臭いのが嫌じゃなければ」

 

瞳の色は茶色、髪は茶色く量の多い縮れ毛と少女と燃えるようなの赤毛の

 

大人しい少女が立っていた。

 

「ちょっと貴方!子供なのに煙草なんか吸って、信じられない」

 

「ちょ・・ハーマイオニー・・・・」

 

見ず知らずの推定ハーマイオニー嬢に両手をあげ降参のポーズをとりながら

 

「御免ねこれ・・・クスリ煙草でね、喉が調子悪くてコイツを吸ってないと上手く喋れないんだ」

 

そういいながら吸殻を消失魔法で消した。

 

「あ・・・ごめんなさい理由も聞かないで」

 

「いいさ実際「見栄え」は悪いそれに・・・・女性が煙草臭くするのは気が引ける」

 

「そう?・・・・所で貴方見ないか顔ね新入生?」

 

「その口ぶりだと先輩だったのかな?今年入学の『ミシガン・ガンズ』だ宜しく」

 

宜しくしたくはない性格かな実際は・・・・本業を知られたらきっと一週間後には

 

めでたくアズカバン行きになりかねない

 

「この子も今年入学なのよねぇジニー!」

 

「え・・・とジネブラ・ウィーズリー・・・です、みんなからはジニーって呼ばれてます」

 

おや?この子・・・・・・

 

思い出した、将来ハゲが約束されたブロンドハゲの大人げない大人に

 

異物混入先にされそうになった子だ

 

「ジニーちゃんと‥‥其方の品行方正な先輩は・・・」

 

「御免なさい私、ハーマイオニー・グレンジャー、グリフィンドールの二年生よ」

 

「グレンジャー先輩ですね宜しく」

 

「どうしてジニーは名前で私は苗字で呼ぶのかしら?」

 

何故かしらんがグレンジャー先輩は少しムッとした表情でそう言って来たので

 

「ジニーちゃんとは同級生だからフレンドリーに年上で女性のグレンジャーさんを行き成り

 

ファーストネームで呼ぶなんて無礼なので敬意をもって接してるだけですよ」

 

嘘である

 

初対面でファーストネームで呼び合う先輩後輩の間柄になれば知らず知らず縁が出来て最終的に

 

俺はアズカバン行きだからだ。

 

まだ吸魂鬼のモーニングコール代わりのキッスをうけるには年齢的に早い、

 

ファーストキッスは、大人しくて胸がデカくて大人しい女性と決めているからな

 

『ブルーサファイアのキラキラした色』のグレンジャー先輩と

 

『レッドスピネルのような鮮烈な赤色」のジニーちゃん

 

しかしその赤にこびり付く『吐き気を催すほどの黑色』が気になった

 

 

 

程なくしてホグワーツ特急は動き出し景色は、キングクロス駅の街並みから雄大な牧草地帯に差し掛かるころ

 

「そういえば・・・・」

 

「?」

 

女性陣の会話をBGMにしながら魔法薬学の教科書を読みながら暇をつぶしていたら

 

グレンジャーが何かを思い出したかのように呟く

 

「ハリーとロンったら何処に行ったのかしら?」

 

「そういえば・・・列車に乗るときもいなかった・・・・かも」

 

「ハリー?」

 

その名前には聞き覚えがある、店に来る『Piglet』が偶にその名前を笑いながら言っていた事

 

そして教科書の前に読んでいたゴシップ紙の『マグル風船になって空を飛ぶ』の見出しで

 

その名前を見た気がする・・・ロン?知らんな・・・・聞きたくもない

 

レベリオ狂いの常連の『字一色』『四槓子』『四暗刻単騎』『大四喜』の六倍役満を入学前日に

 

入学祝で貰って当分は麻雀用語は聞きたくない!!

 

「あー乗り遅れた場合どうすんの?」

 

「普通は近くにいる大人に声を掛けるか、フクロウでホグワーツに連絡するとかね」

 

「普通は乗り遅れないから先生に怒られるかもだけど・・・」

 

「じゃあ間違っても『空飛ぶ車で列車と並走して爆走』はしないか・・・」

 

おれはライフル用のスコープを覗きながらワイワイギャーギャー楽しんでる眼鏡男子と

 

ジニーとそっくりな髪の色の男子を発見して二人に伝える。

 

「な、なななななんて馬鹿な事を!!!!!」

 

「・・・・二人とも」

 

なんともクレイジーな先輩たちだ・・・俺が先生なら二人が到着した瞬間笑顔で

 

帰りのホグワーツ特急のチケットと丁寧に封をした「退学通知」を顔面に叩きこむな

 

まだ俺の取る処遇は優しいだろう・・・隣では可愛い顔の先輩は、まるで

 

密猟者を奇声あげてアバダする常連客とどっこいどっこいの顔だ・・・・

 

ジニーはジニーで

 

「あんなのが私の兄なんて・・・死にたい」

 

気持ちはわからんでもないが・・・簡単に言うもんじゃない

 

気持ちはわからんでもないが・・・

 

俺は、ポケットから煙草を出そうとした瞬間、『訪問販売の魔女』に

 

煙草を没収され代わりにミントフレーバーのシガーチョコを渡される

 

「泣けるぜ・・・・・」

 




『ケイン・G(ガンズ)・オリバンダー』が学校でしてはいけない事リスト

1.校内及びホグワーツ敷地内の喫煙は禁止です、それでなくても
 未成年者の喫煙は魔法界であっても禁止されています。

2.ホグワーツ特急はある意味ホグワーツ敷地内と同等と考えられ
 多少の魔法の使用は不問としますが、ムカついたからと言ってくすぐりの呪い
 の使用は今後禁止します。

3.生まれや血筋の事で虐めを受けている生徒を守るのは褒められたことですが、
 虐めた相手と親の性癖を暴露するのは褒められた事では有りません

4.寮内の植物の栽培について同室の生徒の許可が有れば栽培は構いませんが
 『噛み噛み白菜』『マンドレイク』『毒触手草』の栽培は許可されません
 これはダンブルドア校長先生も同意見です、これ以上校長先生の胃にダメージ
 あたえることは許しません

5.他寮の生徒とボードゲームを楽しむのはとても良いことですが
 麻雀は禁止します、とある二寮の生徒間でこれ以上の火種を与えかねません
 
6.5の追記大小関係なく賭け事を禁止します
 とある純血の家を危うく財政破綻しかけるのは今後の学校運営に大きな問題を
 残します

7.恋愛相談に乗るのは構いませんが初手が『愛の妙薬』を盛るではありません

8.貴方が恋愛相談に乗る際「ジネブラ・ウィーズリー」か「ハーマイオニー・
 グレンジャー」の両名がいない場合は禁止します。

9.勉学に励むことは大変すばらしい事で自習は禁止しませんが
 「マグル学教室」「魔法薬学室」「魔法植物室」の立ち入りは、禁止します

10.スポーツに取り組むことは、心身の健康にとても良いことで
 生徒同士の交友を深める事になりますが・・・・『ボクシング』は禁止します。
 危険度としてはクイディッチより安全かもしれませんが、
 既にスリザリン生20人を保健室の住人にしていることから
 クイディッチより危険だと判断しました

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