長い獄中(入院)生活を脱し、明日の今頃はホグワーツ特急で帰路についている頃だ、
さて・・・今回の騒動後なのだが変わった事は特になかった。
しいて言えばどっかのMパゲが自分の屋敷しもべ妖精に『謀反を起こされぶっ飛ばされ』、
『何故か』校長のススメでその謀反妖精をウチの従業員に・・・・
正直、人手なんて『表』は必要としてないし一から『裏』の事を教えるのも面倒だが、
『校長の
渡し俺が帰るまでに完璧に覚えろと厳命した、帰ったら店が大爆発しないための措置だ。
後は・・・ウィズリー夫妻に『殺されかけた』事か・・・。
別に夫妻に恨まれてたわけではなく、娘を命がけで助けた事への婦人の感謝の抱擁でだ、
グラマラスな女性に抱かれて死ぬのは男として一度は体験したい死に方だが、
ああいうタイプの『グラマラス』はノーセンキューだ、鯖折されて再度医務室に消えた、
ハリー先輩が物語っている・・・・。
そうそう忘れていた、クソったれ継承者に半ば手を貸していたレイブンクロー生だが、
魂の消耗と奴の魂の悪影響で再起不能に、聖マンゴ逝きにそれからめでたく
アズカバンに短期拘留となったそうだ、半ばとはいえ嬉々として、下手人に手をかしたり
しての殺人未遂・・・これでも軽いと思うが恐らく、『困った時の親頼み』だろう
まぁ、ホグワーツ退学というレッテルは一生ものだ、喜べよオラァ!!
そして最大の懸念事項の今年一年の売り上げだが・・・・・
「まさか、ギリギリ黒字とは・・・・」
そうまさかの黒字である、思いがけない事に『ゾンゴの悪戯店』の一年の売り上げ金額は、
ウチの売り上げと余り差はなく、其処から学校のトラップ除去費用、三階女子トイレ修繕費の一部
貴重な文化遺産になり得る『秘密の部屋』の修繕費の一部が引かれ、
俺の作成した『時告げバッジ』がまさかの特許権利丸ごと魔法省が買い取りその際、
魔法大臣から『勲三等マーリン勲章』を受賞されるもそれを、辞退代わりに『バジリスク』の
懸賞金を貰う事に、本来ハンター資格のない学生には支払われないが『特例』として
支払われ其処からバジリスク討伐記念&被害者復活記念の宴会の資金を出して、
ギリギリ黒字に着地したのだ・・・・。
之にはケインも何て表現していいか解らず変な顔をしていた。
「おや・・・・こんなところで出くわすとわ」
「・・・・珍しいですね校長先生が『サウナ』だなんて」
そうここはサウナ、クイディッチ場近くの半学校公認の入浴施設のサウナで
ケインは
校長の恰好は腰にタオルを巻き頭にはサウナハットといった一般的なスタイル
因みに誰得な情報だが校長は何時もダボっとした服を着ているが・・・マッスルである、
齢100オーバーとは思えない程の腹筋と背筋、太もも、二の腕なんかは『はち切れんばかり』だ
一流の魔法使いは筋肉もヤベーんだなと納得する。
「フォフォフォ・・・生徒や他の先生方も人気だと聞いての儂も試したくなっての」
「なるほど?」
「序に君ともゆっくりと話をしたくてのぅ」
「話・・・ですか?」
「うむ・・・・Mr.オリバンダー・・・いやケイン初めての学校はどうじゃったかの?」
「まぁー新鮮な体験でしたね、色々バカやったり勉強したり・・・
まぁ嫌な事を再認識もしましたが」
「そうか・・・して『魔法』はどうじゃった?」
「やっぱり『便利』だって再認識しました、既存の科学技術では再現が難しい事が
子供でもポンポン使える・・・・『便利』通り越して一種の『脅威』でしたね」
「『武器』としてもかの?」
「魔法は『道具』ですよ・・・便利な『道具』であるそれを『武器』にするか『道具』にするかは
使う人間の匙加減ですよ・・・」
「お主は『どちら側』じゃ?」
その言葉で少し空間が揺らいだ気がする・・・きっとサウナの熱だ気にすることは無い
「校長先生・・・この世界は三つの視点があると俺は思っています」
「?」
「一つは魔法族の視点、魔法に誇りを持ち良き友人として生活の一部でかけがえのない存在
コレの強さ、上手さで人生がが決まるモノ」
「一つはマグルの視点、魔法族より数が多く、魔法にかわって科学技術が発展しその恩恵で
不自由なく生活する傍ら種族間同士の争いは生物界ぶっちぎりの1位、愛を語りながら
人を殺せる人種で『科学』ただの一つの道具としてみる」
「して・・・・最後は?」
「半純血からの視点ですよ、魔法を知り科学を知る順守、魔法と科学の良し悪しを知って
使い分けることが出来る科学の利便性、魔法の脅威性そこから生まれる新しい価値観を
見出せることのできる」
「それが君が『魔法』を道具として扱う理由かの?」
「えぇ・・・純血の校長先生からしたら度し難いかもしれませんが・・・
このサウナだってそうです、魔法の力で湯を沸かし、石を温め、アロマ水を調合する
その結果サウナの『科学的効果』を人に与える、手軽にサウナが楽しめる・・・
科学だけならもっと倍の時間やコストがかかったけど魔法のお陰で
短時間かつ低コストで楽しめる・・・・おれからしたら魔法なんて「そんなもの」ですよ」
「・・・・・・」
「いいものは良い・・・魔法も道具も『手段』の一つ逸れに殉じ尊び敬う事をおれは否定しません
人の教示に泥を掛けたらその先はもはや「戦争」しかなくなりますから」
「なるほどのぅ・・・儂が感じていた違和感は初めて・・・いや見て見ぬふりをしておった
人間の価値観じゃったようじゃ・・・」
「先生はアレですか?あの『クソったれトム』みたいに俺が『成る』とか思ってます?」
「・・・・随分直球できおったな・・・最初は、確かに警戒はしたの・・・
優等生と言い難いが、魔法の才は飛びぬけ友とも友好に付き合い・・・しかしその実、裏で
何かを画策する・・・ところなんかは似ておった・・・しかし、お主の・・・・・いや止そう」
「なんですか?最後に言いよどんで・・・あれですか?「殺意」が異質でしたか?」
「!!」
「ミシガンのジジイと別れた後マグル界で色々しましたからねーその結果が「玩具屋」で
玩具ですよ・・・・俺の売った玩具がどうゆう結果をもたらすか知らないし、知りたくもない」
「それがもしお主の愛するものが危険に晒されてもかの?」
「愛するもの・・・ね、もういないね・・・もういないんだ」
「ご両親の事かね?」
「さぁーね・・・序に言いそうなこと最初に潰しますけど、
ジニーやグレンジャー先輩、ルーナにはそうゆう感情は無いですよ・・・
ベットはご一緒したいですがね」
「・・・・・・」
「おっと、そんな視線を送らないでください・・・7割冗談ですよ
てか・・・校長なんで俺に屋敷しもべ妖精を宛がったので?」
「・・・・・ふむ無論学業に集中してもらうためじゃトビーがおれば、店も切り盛り出来よう
せ、・・・先輩の商店もそうして切り盛りしておったからの」
「俺の店はマグル界ですよ?忘れていませんか?
一躍有名になっちまう・・・・ホラーハウスとしてね」
「まぁ・・・うまく使うと良い、何せ『玩具』の持ち込みは来年から禁止じゃからのう
さてお喋りも少し止め今は、このサウナを楽しもうじゃないか、別の者も来たみたいじゃからの」
ハリーside
「明日でここの生活も終わりか・・・・戻りたくないな」
ハリーはジョージ達のススメでこの入浴施設に今日初めて来ていた、秘密の部屋で頭がいっぱいで
此処の噂は知っていたがりようするタイミングがなくホグワーツ最後の日前に利用することに、
温泉には一通り入り驚いたのは、体の節々の痛みや疲れが溶けるように消え、
最初より気分の重たさも癒えたがやはり気が重い・・・
「そういえばサウナって入ったことないな、どんな物なんだろ?」
目の前に木製の扉がありなかに入るとムアっと熱気が立ち込め中には・・・・
筋肉モリモリマッチョなダンブルドア
体のいたるところに傷跡がある年齢に似合わない細マッチョのケイン
このふたりが此方を見ながら・・・
「「ウエルカム」」
あ・・・・・あかんぼくはそう思った・・・・
ハリーsideout
「あれ?先輩もサウナに?」
「おーハリーもこっちにおいで・・・・」
「お、・・・・お邪魔します二人はどのくらい前から?」
「え・・・と10分くらいですかね校長」
「そうじゃのう~もう十分したら出るとしようかのここの外気浴は気持ちいからのう」
「水分はしっかりとってくださいよ・・・サウナで死んだじゃあのハゲも微妙な顔しますから」
「解っておるよ、しかし今日のアロマ水はイランイランか、これもケインが調合したのかい?」
「えぇ、普通の薬草は温室から分けてもらっていますから100%ホグワーツ産ですよ」
「アロマ水?」
「ハリーはサウナ初めてか・・・・・なら『ロウリュア』は初体験か」
そういいアロマ水のはいった桶から柄杓一杯分をサウナストーンに掛け、その蒸気をハリーに
扇ぎかける。
「アッツ!!!!」
「ハハハハ・・・後はじっと座って匂いを楽しむんだ・・・・心が楽になるぞ」
「う、・・・・そういえばなんか気分が・・・・すっきりする?」
「今日のアロマ水は『イランイラン』の効果は、鎮静、神経強壮、抗うつ、血圧降下、
鎮痛、ホルモンバランス調整、皮脂調整などだな気分が落ち込んでるときには一番だ」
「明日でハリーも家に帰る・・・じゃがまた直ぐにココに戻ってこれる」
「それに・・・言ったでしょ、何かあったら俺のとこに来てくださいって」
「ふぉふぉ・・・しかしあまり長居はせんようになハリー、君に必要なことじゃ
最強の魔法は『愛』なのじゃからな・・・・」
「・・・・・・・」
「ふむ・・・・今日のアロマ水はイランイランか・・・・」
「え?」
「ふぉ?」
「・・・・・・スネイプ先生はここの常連だ!」
「?何かねポッター、それに校長・・・・・」
今目の前にいるのサウナハットをかぶった無駄な脂肪は無く完璧に引き締まった
筋肉を体に纏った姿をさらしていた、いまこの狭いサウナ室に、
全裸のケイン、ダンブルドア、ハリー、そしてスネイプという地獄の光景が広がっていた。
一夜明け、とうとう長い学校生活も一時の区切り付き全生徒はホグワーツ特急に
乗り帰路に就く、今年最後の最上級生もいればまた新しい学年にあがりまた
新鮮な学校生活が待っている。ケインも無事に進級を果たし、来年の
売り上げもきにしないといけない・・・やることが山積みだ、
因みに成績は一学年での上位10位圏内に入っており、実技だけでみれば学年一といった感じ、
一年の個人獲得ポイントは250Pで減点は150Pであった。
「さてと・・・・・」
コンパートメントの一つを占領すべく防臭、循環魔法と認識阻害の魔法を
「ハーイ、ケイン・・・此処あいてるよね?」
「・・・あぁルーナの分も席は確保しておいたよ」
「あの・・・ケインわたしもいいかな?」
「大丈夫だよジニー」
「そういえばルーナ・・・・」
「なに?ケイン」
「俺が落下した時・・・・助けてくれてありがとな」
「ううん、大丈夫だよでもこれで貸し1ね」
「あ、・・・あの!ケイン・・・・私もゴメンさない!!私のせいでケインが酷い目に
それに・・・・ルーナも・・・」
「ルーナ、ジニーに『何かされたか?俺たち』」
「心当たりないかな・・・・ケインは、『何かされた?』」
「いいんや?どっかの変質者のせいで前後不覚になってたらそれはノーカンで
根本の原因は天国までぶっ飛んだ・・・それでいいじゃないか」
「うん、ジニーはなんにも悪くない」
「二人ともご『謝罪より別の言葉が欲しいかな』・・・・二人ともありがとう」
「気にすんな」
「気にしないで・・・さて駅に着くまでどうしましょうか?」
「ねぇケイン休み中に貴方のお店に行ってもいい?」
「あ、・・・・私もいいかな?」
「うーん問題ないけど少し遠いぞ?あ、近所がハリーの家があるぞ」
「ええ、そうなの!//////」
「あぁ、恐らく避難所として何回か来るかもな、でも休みの前半は少し忙しいから
大丈夫になったら連絡するよルーナもそれでいいか?」
「うん、でもパパにバレないようにしないと、男の子といると機嫌悪くなるから」
娘親ってのはやっぱそうゆう所があるようだ、因みにジニーの親父さんとはある意味
意気投合し、俺の居ないときに店の家宅調査をしたときに視たマグルの物品で幾つか
質問が飛びそこからといった感じだった、因みに調査の結果『闇の魔術』に関する
物品は出てこず無事パスしたようだ、まぁ魔法薬や栽培していた植物に関しては
ギリギリOKで販売したら親父さんの部署に報告して欲しいとのことだったので、
帳簿をつけ提出する感じになった、其処はドビーにやらせようめんどくさいし。
車窓からはホグワーツ城はもう見えなくなり田園風景が広がり徐々に終点に向かって
列車は、走っていく・・・・。
数時間後
『バークシャー州ブラックネルピケット・ポスト・クローズ12番地
玩具屋『ガンズ&レッド』』
「ドビーいるか?今戻ったぞ・・・」
「お帰りなさいませケイン・オリバンダー、ドビーは、お店の中を
掃除しておきました」
「荷物を部屋に頼む、後、厳命したことは出来てるか?」
「ハイ、ドビーは、ケイン・オリバンダーの言いつけ通りに商品の勉強と商品の在庫管理法
を覚えました」
「すまないが仕事の追加だ、魔法薬が売れたら『誰が』『何を』『どの位』を細かく記入して
月一で魔法省のマグル製品不正使用取締局の局長デスクに送ってくれ」
「解りました」
「俺は店を開ける、お前はプライベートスペースにいって今日の晩飯の準備と
地下の作業場の清掃を頼む、あ!料理する時は何か着てやれ、裸で料理していいのは
美女だけだ、おれが戻った時に全裸だったらお前を月までぶっ飛ばす」
「ですが、ドビー如きが服なんて恐れ多く・・・・」
「ならそこらのラップでも巻いてろ、もしくは廃棄予定の『野戦服』をリノベーションしろ
捨てる予定の物だ好きにしろ兎に角その全裸一歩手前のナリで今度、
俺の眼のまえに出たら月までぶっ飛ばすOK?」
「ドビーは了解しました!直ぐに取り掛かります」
「おう・・・」
ドビーに仕事を与え店奥に引っ込ませ、慣れた手つきで煙草に火を付け
紫煙を吐き出し、扉にかかっている『Close』のプレートをひっくり返し
『OPEN』にする・・・さぁ、商売をはじめようか・・・・
収支報告
スパリゾート......21ガリオン=約17,800円
通販................31ガリオン=約26,280円
通販(裏).......100ガリオン=約84,800円
杖修理................4ガリオン=約3,392円
特別報酬........700ガリオン=約593,600円
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合計.............................約725,872円
弾薬費、修繕費、材料費......約-125,000円
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総収支.........................約600,872円
SIGN ケイン・G・オリバンダー