【玩具】屋店主の魔法学校生活   作:斎藤一馬

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Hallow's even
キリスト教の万聖節の前夜祭(All Hallow's evening→Hallow's even→Hallowe'en)の意


Hallow's evenと獣狩りの夜

不審人物の通報から一夜明けどうやら収穫はゼロだったようだそればかりか

医務室でスヤスヤ安眠を謳歌していたところ、スネイプ教授に叩き起こされ、

引きずるように校長室に連行された。

 

「さてMr.オリバンダー昨夜の通報に関して色々確認したいことがあるのじゃ」

 

サンディー・クローズもいつになく真剣な口調でかたり周りの先生方も何処が様子がおかしい。

 

「さて、単刀直入に聞くかのう・・・・『ピーター・ペティグリュー』がMr.ウィーズリー

のそばに居たというのは『事実』かのう?」

 

真剣な問いと共に開心術も飛んでくるので今回は敢えて一部を除き『防御』を解き、

質問に事実だと答える。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「校長?」

 

「なるほどのう・・・・嘘は、無いようじゃな」

 

「しかし彼は・・・・・」

 

マクゴナガル先生にしては珍しく戸惑った様子で校長に視線を飛ばしなにか信じられないといった

表情をしている・・・てかそのピーター何某って誰ぞ??

 

「あ~~すんませんこっちからも聞きたいんですけど『ピーター・ペティグリュー』って誰っすか?

なんか先生方見てると知り合いっぽい雰囲気してますが??」

 

「『ピーター・ペティグリュー』は目下捜索しているシリウス・ブラックが学生の頃からの友人で

その友人に『粉々に』された男だ」

 

「はい??」

 

悲報、昨日の侵入者は既に死んでるの巻・・・・いやいやマジか!

 

「そしてその現場には・・・・・あなたのご両親もいたのです・・・・」

 

は?

 

「Mrオリバンダー・・・その様子では何も知らなかったのだな」

 

「恐らくマッドアイがなにも教えんかったのだろう」

 

「しかし何故彼の名前が・・・・『この地図』出たのかじゃな・・・」

 

「それに我々が踏み込んだ時には不審な人物は居らず呑気に寝ていたであろう

ウィーズリーが居ただけ」

 

「当然寮内に不審者の姿もなく隠れていた形跡もなし」

 

「普通ならMr.オリバンダーの妄言で片が付きますが、この忌々しい『地図』の効果は疑いようもない」

 

「そういえばMr.オリバンダー」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「Mrオリバンダー?」

 

へぇあ?・・あー失礼寝てました話長いので」

 

「・・・・さてMr.オリバンダー報告では不審者のゲソコンは

『小動物の足跡、一部指の欠損あり』じゃったな何の小動物か解るかの?」

 

「いや、動物学者じゃないんで何かまでは・・・・動物に詳しい奴が

みれば一発なんでしょうけど、生憎その地図『便利』じゃないんで録画巻き戻しは出来ないんで

ただ・・・ウィーズリー先輩のペットってネズミでしたよね?」

 

「「「「!!!!!」」」」

 

「?」

 

「フリットウィック先生・・・・・・」

 

「至急、魔法省に確認してみます!!」

 

「スネイプ先生、済まぬが・・・」

 

「はぁ・・・当時のグリフィンドール生に確認しましょう」

 

「マクゴナガル先生は・・・・」

 

「Mrウィーズリーにペットのネズミについて聞いてきます」

 

「さて・・・・Mr.オリバンダーは」

 

「はい・・・・」

 

「もう帰って良いぞ・・・・寧ろ速やかに医務室に戻りなさい、後その地図は

ここに置いていく事よいな?」

 

「はい?」

 

なんかあれよあれよサンディー・クローズが先生方に指示を飛ばしたと思ったら有無を言わさず、

来た時同様、スネイプ先生に引きずられ医務室に投げ込まれた・・・・

 

理不尽過ぎませんかねええ!!!!!????

 

 

 

それから数日過ぎ、『提出用』の索敵の地図を駆使しているのか先生方に減点される

生徒が増えている以外は、平穏無事なホグワーツだが一部例外がある、

まず三バカ先輩たちの人間関係がヤバ目になってきている。

 例の件以降、ウィーズリー先輩のペットを喰らったと『勘違い』し

クルックシャックスの飼い主のグレンジャー先輩が冷戦状態でそこに

最近俺と仲がいいのが気に食わないハリー先輩が、ウィーズリー先輩

に加勢・・・・仲良し三人組が一変何か決定的な事が有れば『終わる』まで来ている。

 

そして

 

例外その2は・・・・・・

 

『・・・・・以上が『ピーター・ペティグリュー』の詳細です、しかし・・・・

彼が生きている可能性があるなんて』

 

「魔法界じゃ『英雄的行動の末の名誉な戦死』扱いだったか?」

 

『えぇ・・・・第一次魔法戦争中、忠誠の術で身を隠したポッター家の秘密の守り人であった

『シリウス・ブラック』が裏切りポッター夫妻は殺害され、友人で会ったジェームス氏の仇を

討つべく同じく友人だったブラックと交戦・・・・そして戦死、

その直後ブラックは捕縛されています』

 

「そして・・・俺の両親はその戦闘に巻き込まれて・・・・か?」

 

『・・・・・・G13それは・・・・・』

 

「気にするなレッド、どうせあのクソジジィに口止めされていたんだろ?」

 

『総長は・・・・・あれでも貴方のことが心配なんです』

 

「・・・まぁいいやそろそろ・・・人が来る通信終わる」

 

暖炉を用いた通信を終わらせ時計に目をやる時刻は、正午を過ぎた頃でそろそろ

三年生が魔境(ホグズミード村)に遊びに行く時間だ、保護者の許可書を

貰えなかった哀れな奴(ハリー先輩)を残して、まぁ警護しやすいからいいけど

 

「今年は無事に済むと良いんだけどな」

 

なにせ今日は『ハロウィン』ここ三年間は何かと事件がおきているようなのでもはや

フラグでしかない気もする。

 

「念のために『クラッカー』の準備はしてるけど数が心もたないし

腕も本調子じゃないしな~~」

 

逆転時計の影響もあり傷は完治しているが若干の違和感が残り、何時もより6割弱の

「性能」に落ち込んでしまってる。

 

 

「考えても始まらないか・・・さっさとナイトクラブで騒ぎてーなー」

 

『決定版』の索敵の地図を懐に仕舞いレイブンクロー寮の『隠し扉』から

我が愛しき地下帝国に降りる。

 

 

 

sideout

 

 

 

ハリーは一人あてもなく人が疎らホグワーツを彷徨う、些細な行き違いや自分のどうしようもない

憤りのせいで、仲の良かったふたりとはギクシャクし関係ない後輩には当たり散らしてしまった

罪悪感・・・・更に吸魂鬼、そして両親の仇のシリウス・ブラック・・・・

 

 

気分が沈む・・・・良くない考えが脳裏にこびり付く・・・・

 

「ハリーポッター!どうしたんですか?浮かない顔をして!」

 

「え・・・あれ?ドビー!!こんなところで何してるの??」

 

「ドビーはご主人様の言いつけでナイトクラブの商品の搬入をしていました」

 

「?ナイトクラブ????」

 

「アッ・・・・ご主人様に内密だと言われていました!!ドビーは言付を破ったしまった!」

 

ドビーは絶望した顔をし懐から黒い物体を自分の掌に・・・って!!

 

「ストップ!ストオオオオオオオオオオプ!!」

 

ドビーの癖の『自分でお仕置き』に何処から持ち込んだデザートイーグルで自分の掌を

ぶち抜くところだった、こんなのぶっ放したらもれなく大事だ!

 

「止めないでくださいハリーポッター!これは本当にあぁ・・・どうしよう

これがご主人様にバレたらトビーは・・・トビーは・・・」

 

トビーの慌てっぷりに今まで考えていたことが吹っ飛び、今は

この友人の手助けをしなきゃいけないと思いまず聞かなければならないことを訊く。

 

「ねぇ・・・いまのトビーのご主人様って誰なのダンブルドア校長なの?」

 

「いえ・・・今のご主人はケイン・オリバンダーでございます」

 

「あ、そうなんだ・・・・」

 

道理であんな物(デザートイーグル)が出てくるわけだ・・・

 

「ドビーはアイツに前みたいに虐められてない?」

 

「滅相もない!・・・ケインオリバンダーは厳しいですがとても寛容で、

ドビーが経験したことのない事も一から教えてください信頼して仕事を任せてくれます

あぁ・・・・そんあ人の言付を愚かなドビーは!!!」

 

「わあああああ!!落ち着いて!ねぇ落ち着いて!!人来る!来ちゃう!!!」

 

取り合えず再度銃を奪いトビーと一緒に物陰に隠れる。

 

「はぁはぁ・・・・ヨシ!誰もいない・・・・あ、そういえばさっき言ってた

ナイトクラブって何??あ、意味は解るよ?大人たちがお酒を飲むところだよね?」

 

「ハリーポッターなら教えてもいいですかね・・・、ご主人様が新しく起こした事業です

今年は思うようにお仕事ができないので、ルーナ嬢、ジニー嬢にそれにハリーポッターの

ご友人のハーマイオニー嬢が主導で行っている新事業です」

 

 

ズキ

 

 

「そ、そうなんだ・・・・ハーマイオニー達が」

 

「そうだ!!ご主人様がいっていました、気分が『ノらない時』は酒と薬に限ると!!!

先ほどのハリーポッターは元気がなかった、なら元気づけるのは友人のドビーが役目です」

 

相変わらず情緒が不安定過ぎる友人に困惑しつつ彼に手を引かれ移動する、行先は・・・・

 

「え?ここ??」

 

「ハイそうですよ」

 

何時もの勝手知ったるグリフィンドール寮だったここがナイトクラブ??

 

「ご主人様のお店は各寮と幾つかの隠し通路から行けるように工事しましたささどうぞ」

 

一体全体何をやってるんだよ後輩よ・・・頭おかしいんじゃないか??

 

まぁ兎に角ドビーは慣れた手つきで暖炉のレンガを弄ると『ガコ』という音がすると、

寝室に上がる階段の一部がなくなり深い縦穴が現れる、

よく見ると半透明の下り階段になっていた。

 

「階段が透明なのは、防犯のためだそうですもし足を滑らせると副校長の寝室に出て

それはもう…恐ろしい目に合うそうです」

 

そりゃあそうだ!!!!!

うっかり堕ちたらもれなく最近容赦がない先生に血だるまににされかねない

 

「僕・・・・・絶対に落ちない!!!!」

 

マジで!

 

それから数分歩くと横穴が現れ道なりに歩いていく、途中物騒な恰好をした石像が

何体もいたがこれも防犯装置らしい・・・そして

 

「アらハリーじゃナい!!どうしたのコンアトコロに」

 

「え?マートル!!!君こそなんでこんなところに?」

 

「私?バイトよバイト!警備のね・・・まぁゴーストだから戦えないけど

それ以外なら色々できるのヨ」

 

幽霊がアルバイト??

 

「お金貰えるの?」

 

「バカねェ~幽霊が貰っても使えるワけ無いでしょ・・・・現物支給ヨ」

 

「ハリーポッターささ・・・中へ」

 

トビーに促されて中に入ろうとしたところで待ったが掛かる。

 

「チょっと屋敷僕妖精・・・・合言葉をわすれてるわヨ」

 

「おっと、トビーは失念していました」

 

「全く・・・・『スノーマンは、なんていった?』

 

『ニンジンくせぇ!』

 

「よし・・・お入り」

 

マートルに開けられた扉を潜ると・・・かなり広い空間が広がり、

ドッドッドと重点音がリズムよく流れホグワーツでは見慣れないネオン光

そして・・・・・『見覚えのある巨蛇の頭蓋骨』って・・・

 

「あ、・・・・あれって・・・・バジリスク・・・・・だよね?」

 

「ハイ、ハリーポッターが討伐した首級を飾ることをご主人様に提案した

爆笑しながら、一番目立つ場所に飾る事にしました!」

 

「・・・・・・ねぇトビー?よぉ~~~~~~~~く周りを見て気が付いたんだけど

ここ・・・・秘密の部屋だよね??」

 

「Exactly!正にその通りでございます」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

僕は・・・・考えるのを・・・・・ヤメタ

 

「あれ??なぁ~んでここにハリー先輩が居るんかな???説明プリーズアルバイト一号(ドビー)

 

此処の主にしてイカれた後輩が奇妙な形の鉄パイプをトビーの後頭部に押し付ける・・・・

 

「ご、ご主人様・・・・・そ、そのう・・・・」

 

「正座」

 

「ハイ・・・・・」

 

「ま~来ちまったもんは仕方がないか・・・・なにか飲みます?『酒』しかありませんがね」

 

「う・・・・うん」

 

ハリーをバーカウンターに案内してケインは手早くカクテルを作る

 

「お酒初心者のハリー先輩にはチョコリキュールのカクテル

『チョコレートモヒート』でいいすね?」

 

「え・・・う、うん任せるよ」

 

ケインは了解といってグラスにミントの葉、砂糖をマドラーで軽く潰し

レモンハート、モーツァルト(チョコリキュール)、ソーダ、氷を入れマドラーで混ぜて完成

 

「ほい・・・それヤって言いたいことあるなら聞きますよ?

酒の力借りないと言い難そうですよ?」

 

ケインが出してくれたカクテル、僕が初めて飲むお酒をニコニコしながら煙草に

火を付けて自分も酒を飲みだす。

 

 

 

 

「ヒック・・・・君って何でも出来て周りに恵まれて・・・

僕ない者ばっかり持って

 こんなに辛くて寂しくて苦しいのに!!!ふざけんなよ!!ヒック」

 

四杯目の酒を飲みきって完全に出来上がり出るわ、出るわグチの数々、

まぁまぁハリー先輩の家庭環境は知っているつもりだったけど中々の物だキット

しかるべき所としかるべき場所に教えてあげれば色々『燃えそう』だな

 

「てか・・・ハリー先輩だっておれには出来ない事平然とやってるやん」

 

「んあ?」

 

「まず箒の技術・・・俺はあんなに自由自在に飛べませんよ?俺の場合完全に

ドラッグレースのマシン張りに曲がれねえ・・・・ただまっすぐ最高速、最高加速でかっ飛ぶ

ミサイルですよ?最近シュナイダー社箒部門からカタログとセールス来ましたよ?

あの空力バカ企業が・・・・新型のテストパイロットに!!って

これには、フーチ先生、マクゴナガル閣下も苦笑いしてた」

 

『シュナイダー社』

マグル界では主に戦闘機関連を製造、設計を行っている会社で、じつは魔法界でも

シュナイダー社は創業している、競技用箒の製造、設計を行っている。

会社特徴はずばり『空力バカ』である軽さ、速度、加速度を見ると

ニンバス競技用箒会社が極秘に開発している『炎の雷』を凌駕する、

最高速度200マイル以上を叩きだしたしかし・・・・『シュナイダー社』の箒は、

ハンドリング性能と強度が皆無である・・・・つまり曲がれないのだ、

正に200マイルでかッ飛ぶ木製ミサイルだ。

 

 「・・・・・・・・僕もロンから聞いた程度だけど、本当に曲がれないの?」

 

「曲がれませんね・・・俺の腕抜きでも曲がれませんね、フーチ先生、

マクゴナガル閣下も曲がれなくて叩き折ったほどです・・・使いますか??風になれますよ?」

 

「少し気になるけど・・・・いまはイイや」

 

「あと三ダースはありますから・・・」

 

彼の視線の先にはきれいに並べられちゃ杖よりやや太い程度の箒?が綺麗に陳列されている。

 

「後、先輩・・・パトローナスの魔法練習してますよね?」

 

「ヒック・・・うんまだ靄しか出ないけど・・・・」

 

「俺、靄すら出ませんよ?つうか習得自体が不可能なんですよね~」

 

「は?」

 

「あー昔の事故で脳に損傷があって『幸せ』を感じれる感覚が壊れててそのせいで」

 

「幸せを・・・・でも、今!」

 

「あー感情は有りますよ面白ければ笑ますし悲しければ泣きますよ?でも

自分が幸福だとおもう器官がないんですよ・・・・ほらこれでハリー先輩しか出来ない事

二つ目だ!多分探せばもっとあるんですよ…自分が気が付かないだけで」

 

「・・・・・・うっぷ」

 

「アハハハ!先輩飲みすぎだって・・・・さて戻りますか?ボチボチ皆もどってきますよ?」

 

「うん・・・・・所で・・・・ドビーはいいのあのままで?」

 

「信賞必罰って素敵な言葉ですよね?」

 

ハリーとケインが愚痴ったり酒飲んだり駄弁ってる数時間の間ドビーは

水槽の上に逆さ吊りにされて、水槽の中には観賞用の水棲魔法生物(R18系)がすし詰めになっていた。

 

「ご主人様お許しを!」

 

「この愚か者めが!!」

 

きっと当分このままであろう・・・・ハリーはそっと視線を外し、ケイン謹製の

酔い止め薬をのんでナイトクラブを後にした。

 

 その後ハロウィンパーティーの折り改めてロンやハーマイオニーとお菓子や御馳走を食べながら

昔のようにともに過ごすことが出来た・・・・ロンとハーマイオニーの間の諍いも今は、水に

流して笑い合っていた・・・・・でもこんな幸せが長続きしないという事がこの後起きた事件で

思い知らされた・・・・

 

sideout

 

 

 

???side

 

 

 

私は多大なる苦労と困難の末懐かしき母校に来れたことを神に感謝した。

私が知るホグワーツは昔のままだが防犯設備が『過剰』なまで新しくなっていた、

無理もない『冤罪』だとしても『私は』脱獄し目的のために動いていたのだから・・・・

 

偉大なる校長先生(ダンブルドア)は、まさかディメンターだけではなく

マグルの『防犯装置』まで導入するなんて・・・・・いや違う

先生は、こんなことはしない・・・では一体だれが?

新任の教師?・・・いやルーピン(ムーニー)以外には居なかった筈・・・・

 

解らない

 

でも

 

「あぁ‥‥今夜やっと悲願が達成できる‥‥今夜全てが!!」

 

言葉を続ける瞬間、学校では『ありえない臭い』が鼻孔を擽る

 

煙草の臭い・・・・

 

「あぁ・・・・今夜で終わりだ・・・・・」

 

手に持ったナイフを話しかけた人間の前に向けた瞬間

 

ドバァ!!

 

ナイフ事俺の腕がはじけ飛んだ・・・・・・

 

「!!!ッツガ・・・・ッグ」

 

何をされた?魔法?いや魔力を感じなかったそれにこの匂い・・・・・火薬?

 

「オイオイ!ナイフなんか向けんなよ怖くて『ブっ放なしちまったろうが!」

 

目の前の『少年』は咥え煙草をしながら奇妙な鉄の筒を投げ捨て、捨てたものと

同じ鉄の筒を此方に向ける。

 

「お久しぶりファッキンブラック・・・・そしてさようならだ!

 

サタデーナイトスペシャルの始まりだ!!!!」

 

 

 




玩具屋『ガンズ&レッド』アルバイト店員がしてはいけないリスト

1.報連相は徹底する事、失敗やなにか不足な事態が起きたら怖がらずに連絡する事
 間違っても『トビーは悪い子!トビーは悪い子!』と言いながら
 店の商品で自分を痛めつけない事・・・・商品がダメになるし、
 お前をボコすのは俺の仕事です。

2.俺が気が付いていない事を先回りして率先して作業し行動するのは凄く助かるけど
 『Piglet』勝手に放流しない事、あれは気が付いていないのではなく、
 見せしめのために吊るしていました。

3.店主が私用で短時間席を離れている時は、ドアプレートを『close』にして
 構わないので自身に変身呪文を掛けてダチムチスキンヘッドウーマンに
 なって接客しないでください・・・・客が逃げます。

4.ウチの店で『小麦粉』は一種類しか扱っていないので勝手に「店の為に」
 人気の高い製粉所の小麦粉を何種類も注文しないでください。
  ウチはパン屋じゃなく玩具屋だ。

5.家で扱ってる『小麦粉』で朝食用のパンを焼かないでください・・・・
 危うくパンを焼いた時に発生した煙で近隣住民がハッピーになったり
 勝手に飯を貴りにきたイグアスがアワや中毒死しかけました。
 
6.偶にウチに出現する理不尽クソ爺を不審者あつかいして魔法を行使しないでください
 お前のトバッチリデおれもボコられました。

7.最近ウチの店に妖精がいるという噂が立っていますが貴様何かしやがりましたか?
 ドタマカチ割るまえに報告する事。

8.妖精というのはジニーやルーナの事だったようです近所の悪ガキどもの性癖が歪んだ
 だけでした・・・・疑ってしまい申し訳ありませんでした、しかしハリーを
 盗撮してるのは普通にキモいのでヤメロ

9.『本業』の方の客の取引で護衛?役として自身に
 変身呪文を掛けてダチムチスキンヘッドウーマンになるのは構いませんが、
 取引相手からの『今晩どう?』の返しが「いいのかいホイホイついてきて?」
 は、はっきり切ってキモいので禁止します。

10.まさか簿記や会見計算が大得意だったとは嬉しい誤算でしたが、調子に乗って
 アーサーさんにこっちの経済状況をぶちまけ様としたことは、
 貴様の腸をブチマケル事と同じ事です。
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