あれから、更に3ヶ月がだった現在、日本はツヴァイウィングのライブの際に起こったノイズ災害の生き残りの迫害による弾圧が起ころうとしていたのだ。
そして現在は日本政府の命令の元、ここ30年の改修の成果が発揮される時が近づいていた。
その計画の名前はアーカディアンプロジェクトフェストゥムの飛来によって新国連の核攻撃によって北海道、沖縄、四国、本州の何割かが消し飛んだこと、そして日本の対フェストゥムの要であるファフナーなどの技術を隠蔽する為日本は滅んだことにするという結論を出した。
長い年月をかけ、日本全土を覆う偽装鏡面により、世界とフェストゥムの2つから逃げ、更に日本人の血を絶やさぬ為にも、残った本州の領土を3分割し、それぞれを竜宮島、蓬莱島、海神島を移動式のギカフロートヘの改修を行うというプロジェクトが遂に終盤を迎え、日本全てを合体したアルヴィスでの訓練航海を終えた大西洋にて各ブロックに分離して世界中へと散らばる予定だそうだ。
「ふうむ、ずいぶんとかかっちまったね。この計画も私が協力したのはほんの一部だけだが随分と犠牲者を出しちまったもんさね。」
さてどうなることやら・・・・
最近、里奈も響も訓練やら何やらでアルヴィスに泊まり込みなことも多くなったからね。
その時、アルヴィス内に警報が鳴る。
『ソロモンに応答あり、敵、スフィンクス型と断定』
「やれやれ、とうとう見つかっちまったかい。」
ソロモンの予言が発動したということはとうとうあれが来ちまったということだ。
「おばあちゃん?」
「響、里奈、お前さん達は一旦、CDCからでな。皆城、これでいいね?」
「いえ、2人にはここに残って貰います。」
「だか・・・・」
「これから2人には何故、我々特異災害起動部が戦わねばならん相手を知ってもらう必要があるのだ。」
と皆城がモニターを出す。
「綺麗・・・・」
「美しいものが必ずしも人類の味方ではないということだ。ファフナー部隊を出撃急がせろ。」
「司令・・・・・・現在すぐに出撃出来るのが板羽さんのマークエルフのみなのですが」
「何、どういうことだ。」
「ファフナーの全機のオーバーホールが完了していません。エルフのみまだ稼働時間が少ない為、オーバーホールの予定が後になっていましたので」
「ファフナー出撃ブロック付近でノイズの出現を探知なんだと」
「何だと、こんな時に限って」
「仕方ない。翼君はシンフォギア状態で出撃格納庫付近のノイズの排除を急げ、小楯に繋げ。」
『皆城、格納庫にノイズが、わかっている。マークエルフの出撃はどうなっている?』
「ああ、出撃自体は可能だが、武器の射出システムがイカレた。パスワードが効かない。開けるには特定の生体認証コードでしか」
「私が行く。小楯、マークエルフ出撃後整備員をシェルターに退避させろ。鏑木君もジークフリードシステムスタンバイ、板羽、後は頼むぞ。」
と皆城は司令室を出ていった。
「ナイトヘーレ11番開門、マークエルフ出撃、艤装鏡面解除後、ヴェルシールド展開」
と史彦が指示を飛ばす。
「いっくわよ。マークエルフ行きます。」
マークエルフを装着した弓美は出撃した。
弓美が空を見上げるとそこには黄金の敵、フェストゥムがいた。
『弓美ちゃん、気をつけて今は武器が内蔵式のマインブレードしかないの。武器庫のロックを外しに向かっているからなるべく、敵を惹きつけて市街地への被害を最小限に』
「了解、行くわよ。」
弓美が飛び上がり、フェストゥムに向かいマインブレードで切りつけようとするがフェストゥムの伸ばす触手に阻まれ
た。
更に触手が縦横無尽に弓美に襲いかかる。
咄嗟にマインブレードをもう一本取り出して二刀流で止めるが、そのせいかマインブレードは壊れた。
「くぅ・・・・ノイズなんかよりよっぽど強いじゃない。古代人もおかしいでしょ。全然強さ再現できてないじゃない。」
そんな文句を言いながらファフナーに内蔵された3本目のマインブレード、つまりは最後の武器を構える。
『弓美ちゃん落ち着いて、援軍なら来たよ。』
[千ノ落涙]
空から大量の短剣が降りそそぐ。
「翼さん!」
「板羽、こちらはファフナー装備でないからこんな形での援護しか出来ん。早めに決めろ。」
[蒼ノ一閃]
と巨大な斬撃がフェストゥムに飛んでいく。
『弓美くん。レールガンを使え、今から射出する。』
レールガンの入った武器コンテナが射出されると同時に武器射出カタパルトがフェストゥムのワームスフィアにより崩壊した。
「皆城司令!、こんのぉぉ!!」届けられたレールガンを撃ち、フェストゥムのコアを撃破し、ワームスフィアと共に消滅した。
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