【現在再構築中】Fate/Grand OrderーHero of the Destineyー   作:定紋練魔

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ちょっと短めです


第十一話 戦闘訓練①

雄英高校に入学した初日に除籍の危機などという冷や汗モノの経験をした翌日。

今日は何事もなく登校し、学校生活を送ることができていた。

 

 

「んじゃぁ次の英文のうち間違ってるのは!?」

 

(普通だ)

(普通だ)

(クソつまんね)

(4番か)

(関係詞の場所が違うから……4番!)

(4かな?)

 

『おらエヴィバディヘンザップ!盛り上がれーー‼︎‼︎』

 

 

午前中は必修科目(通常科目)の普通の授業。

 

 

「定食お願いしまーす」

「白米に落ち着くよね!最終的に!」

「美味しいですしねぇ」

「あれ、苅間食堂なの?」

「今引越し中だから料理できなくて。しばらくは食堂かn……何これ美味い!カルデアキッチンとトントンだこれ!」

 

昼は大食堂で[クックヒーロー]ランチラッシュの作る料理を食べる。一般的な学食の価格でこのクオリティは圧倒的破格だと思う。

 

 

 

 

そして……午後の授業

 

 

 

 

 

教室の席に着くと、周りがやや騒がしい。

 

「……?」

「次の教科が教科だからでしょ」

「あ、レイ子。次の科目なんだっけ?」

「え、忘れたの?」

「生憎と……」

そう言うとレイ子は呆れたように言う

「次の授業は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒーロー基礎学だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わーたーしーがー‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その声がして、皆が教室の前方のドアを向く

 

「普通にドアから来た‼︎」

 

「オール……マイト……!」

 

平和の象徴、不動のNo1。

そして何より……

 

俺が目指す頂点(てっぺん)にいるヒーロー……!!

 

 

周りが未だざわついている中、オールマイトが説明を始める。

 

「私が受け持つ授業はコレ!ヒーロー基礎学!単位数も最も多いヒーローの素地を作るためのさまざまな訓練を行う科目だ!」

 

そう言うと彼は懐から一枚のカードを取り出し、俺たちに見せる

 

 

 

 

 

 

『BATTLE』

 

 

 

 

 

 

 

「早速だが今日はコレ‼︎戦闘訓練‼︎」

 

「戦闘……」

「訓練……!」

 

その言葉に数人が浮き足立つ

 

「そして、そいつに伴って…こちら!」

 

そう言ってオールマイトがリモコンを取り出し操作を行うと、壁の一部が迫り出し、ナンバーが刻まれたロッカーが出現した

 

「うおっ!?」

「なんだこりゃ!?」

 

壁際の席からやや声が上がる

 

「入学前に送ってもらった『"個性"届』と『要望』に沿ってあつらえた……『戦闘服(コスチューム)』!!」

「「「おおお!!!」」」

 

戦闘服(ヒーローコスチューム)……ヒーローが活動するにあたって、そのヒーローを象徴するものの一つとして数えられるモノ。それを身に纏えるとなれば、多少なりとも浮き足立つものだろう。

 

「着替えたら順次グラウンド-βに集まるんだ!」

「「「はーい‼︎」」」

 

そう元気よく返事をして、皆各々の出席番号が書かれたロッカーを開け、戦闘服を取り出していく

 

「あ、忘れてた!藤敦少年!」

「はい!」

「少年のは先程事務室に直接持ち込まれたから、取りに行っておいで!」

「あ、了解です!」

 

 

 

 

 

ー雄英高校事務室ー

 

 

 

 

「失礼します!」

「待ってたぜ、マスター」

「アキレウス!」

 

そこにいたのは、先日の個性把握テストでも力を貸してもらった、[ライダー]アキレウスだった

 

「自宅の方から急いで飛んできたぜ。今朝方できたんだとよ」

「間に合ってよかったよ……中身は"どれ"?」

「さぁ?聞いてないからわからん。そこら辺はキャスター陣とかの製作陣に聞いてくれや」

「えぇ……」

 

 

 

 

 

ーグラウンド-βー

 

 

 

 

 

 

「格好から入るってのも大切なことだぜ、少年少女!」

 

 

「自覚するのだ‼︎‼︎今日から自分は…」

 

 

「ヒーローなんだと!!」

 

 

 

 

グラウンド-β……市街地演習場には、既に他の全員が揃っていた。

 

「すいません、遅れました!」

「大丈夫!想定時刻よりは全然早いからね!さぁ、始めようか有精卵共‼︎戦闘訓練のお時間だ!」

 

みんなすごいな、ヤクz……爆豪君の籠手は手榴弾モチーフかな?フルアーマーの人もいれば、パツパツスーツの人もいて。あ、白い制服みたいな格好してる人もいるな。指抜きグローブとか、肩の紋章とかかっこいい!

 

「苅間!ちゃんと受け取れたみたいでよかった!」

「うん、本当にね……レイ子のも素敵だよ!日本の幽霊モチーフ?」

「そうそう。私の"個性"が心霊に因んだ名前だったからね。西洋の幽霊ってなんかイメージしにくいし……苅間のも黒くてかっこいいね!ビジュアルよりも機能性重視って感じ?」

「ご名答。こう見ると若干目立ちにくさはあるけど、多機能だから便利なんだよね」

 

今回の俺の戦闘服……礼装は『極地用礼装』。

カルデア製作陣謹製の礼装型戦闘服だ。

 

そんな話をしていると、横にいたフルアーマーの……声からして飯田君かな?からオールマイトに質問が投げられる。

 

「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」

「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での『対人戦闘(・・・・)訓練』さ!!」

 

そう言うとオールマイトは説明を始める。

 

「敵退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が、凶悪敵の出現率は高いんだ。監禁軟禁裏商売……このヒーロー飽和社会に置いて、真に賢しい敵は屋内(やみ)に潜む!!」

「君らにはこれから『敵組』『ヒーロー組』に別れて、2対2の屋内戦を行ってもらう‼︎」

 

生徒たちに動揺が走る。

初っ端から対人戦!?と呟く声もいくつか聞こえてくる。

 

「基礎訓練もなしに?」

「その『基礎』を知るための実践さ!ただし!今度はぶっ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ!」

 

 

そこから説明前に質問責めに会いながらも、オールマイトはカンペに頼りながらも何とかアメリカンな設定の訓練内容を説明する。

2人1組のペアをクジで決めて、ヒーロー役とヴィラン役に分かれて対戦するとのこと。

 

「先生!このクラスは21人です!一人余ってしまいますが!」

「そこは心配しなくてもOK!藤敦少年!」

「へ?あ、はい!」

 

急に指されて辺な声が出てしまった

 

「君の"個性"について確認させてもらい、実力も加味して他の先生方と協議させてもらった結果!この戦闘訓練の授業において君の"個性"で一人英霊を召喚し、その英霊にペアになってもらう……これでいけるかな?」

「いけると思います」

「ごめんね、相澤くんがそうしてくれって」

 

あの先生、よっぽど合理主義者なんだなぁ……

 

「まあ先生方からしたら俺の"個性"大分未知数ですしね」

「そう言うこと!ごめんね!もちろん!ハンデは与えるよ!藤敦少年戦は制限時間は本来よりも短い時間で設け、相手のどちらかを確保できれば藤敦少年の勝ちとする!また、召喚する英霊は相手チームに教えない!って変則ルールになる!」

「了解です」

「対戦相手は他のチームの終了後に立候補制で決める!さぁ、他に質問は!?」

 

 

 

その場で特に何か質問が出るようなことはなく、つつがなく訓練は進行。

爆豪君が対緑谷君戦でビルを半壊させたり、轟君がビルごと凍らせたり。そんなダイナミックな展開はあったものの、そのまま最後……俺の番になった。

 

「それじゃあ最後の対藤敦少年戦になるってことで……()りたい人ー!」

 

そうオールマイトが言うと、生徒の中から一人手をあげる

 

「ふむ、逢魔少年!他にいない?」

 

黒髪で白い制服のような戦闘服に身を包んだ男子、逢魔皇也(おうまこうや)君である。

 

しかしそうオールマイトが問いかけるも、彼以外に誰も手を上げない。

「どんな"個性"かテストの時によくわからんかったし……」

「正直未知数だし……」

そんな声が生徒の中から聞こえる。

傷つくよ!?俺だって!

 

「うーん、困った」

「俺は別にPVP(1対1)でも構いませんが……」

「流石にそういうワケには行かないからね!うーん……まぁ仕方ない!着火剤として言わせてもらうけど、藤敦少年!彼は一般入試の『主席』!彼と闘おうって骨のあるやつはいないのか!?」

「ちょ、オールマイト!?」

「ゴメン!こうでもしないと火がつかないかなと思って!」

 

ガッツリ個人情報ですそれオールマイト!

 

ただまぁ、個人情報をばら撒かれた甲斐もあってか、一人喧嘩っ早い男が釣れたようだ

 

「あ"?ソイツが主席?」

 

問題児(暫定)の爆豪が名乗りを上げたのだ

 

「爆豪少年!一応言っておくがさっきのもう一回使ったら……」

「わーってるわ!使わねぇよ!」

 

「あ、自分敵チームでお願いします」

「了解!」

 

 

 

 

 

 

そうして戦闘訓練、開始の合図が響く。

 

 

《side:藤敦》

「そしたら___は此処で核を守っててね。

過度に傷つけないように!後下手に手を出さないで、来撃だけしてて。核の奪取だけ妨害してくれればいいから。」

「了解だ。任せてくれ、マスター」

 

俺は下でヒーローチームの妨害をする役割に徹する。

純粋な戦闘能力は英霊の方が高いのもそうだけど、

さっきビルに入る時に逢魔くんに言われた言葉が気になったこともあるから。

 

『話したいことがある。逃げるなよ、転生者(・・・)

 

……アレは、どう言うことなんだろうか?

何を考えているにせよ、確かめる必要はあるだろう。

これから3年間を共にする、学友なのだから。




ーあとがきの部屋ー




【一つの看板が立っている】




『本日多重投稿予定のため作者多忙につきあとがきの部屋は今回なしです』




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