なんかめでたい気分ですね、今年もあとわずか張り切って行こう!!
歴史館の中に入ると黒と青白い剣が交差されているオブジェがあり《welcome in saoworld》
と書かれていた
「ここの創設者も手の込んだ事をしているなぁ、というよりデスゲームについてなどを提示しているところなのにこんな明るくて良いものなのか?」
「すいません」
黒雪姫先輩の物言いに俺はこう答えることしかできなかった
「なぜ君が謝るのだ?」
「ここの外観と景観を手掛けたのは未来の俺なんです、資料とかは菊岡さんがやったらしいんですけど・・・」
「そっそうなのか!?これはすまない」
「いっいえ別に構いませんよ、それより中に入りましょう」
俺たちはsaoworldに向かって歩き始めた。
「えーと何々?第一層ボスイルファングザコボルトロード戦時一人の少年がビーターとなりβテスターと初心者のいざこざを無くした、彼は黒のコートを羽織り後に黒の剣士と呼ばれるまでに至った・・・この容姿からしてこれカズだろー」
「うるせぇな」
中に入ってみるとそこは主に英雄格の人物の事ばかりかかれていて、俺の事ばかりかかれていて先程からハル達に冷やかされっぱなしだ・・・ちきしょー過去に戻ったらALOにクリスハイト呼んで連続キルしてやる!!
「その他にも第35層でビーストテイマーの少女を救ってオレンジギルドを壊滅させ、第48層で鍛冶屋の少女と武器の素材を取りに行き一泊、ユニークスキル二刀流を手に入れる、最強ギルドの副団長と結婚、一度ギルドを壊滅させるも蘇生アイテムを手に入れるために無謀な挑戦、愛する彼女を幽閉されたところから救出、昔の因縁をつけるために他のゲームで決戦とかすごいなぁカズは」
確かに俺はあの世界で色々とやってのけたさ、けれどもそれは皆のおかげさ
「とりあえず一通り見たし一旦外ー」
俺が声をかけたそのときバシィィィィと視界が暗転して加速世界へと飛ばされた
相手の名前は???となっていておれ以外は観戦席にいた
「いきなりだな、乱入者か」
「そうみたいです」
「来たぞ!!」
ブラックロータスの声と共に振り向くと二つのアバターが見えた
「2対1とは酷いじゃないか」
「・・・」
声をかけても無言でちかづいてくるだけだった、そしてようやく顔が見えると二人はロープをつけていて全然わからなかったが腰と背中につけている装備でフェンサーとソードマンだということはわかった、そして二人は剣を抜いてこっち目掛けて走り始めた俺も剣を掴んで走り出すしかし相手は一瞬止まったそしてフェンサー使いが今まで以上のスピードで突っ込んできたそれはなにかの光を帯びていたそれは俺は何度も見ているスキル《リニアー》のだった
こいつらはソードスキルが使える?というのが衝撃的だった、それは恐らくこの歴史館だからだと思うが、それより俺はこいつら正体が気になった、そこでロープを上げる事に専念して集中力を削った、ソードスキルのモーションを入れ《ホリゾンタルスクエア》を繰り出すが避けられるしかしこれはあらかじめ予想していて俺は2本目の剣で《ファントムレイド》を繰り出すスキルコネクトだ、そしてロープははがされて素顔が見える,,,,はずだったがそこにはロープの切れ端しか残っていなかった。
次回で旅行編を終わりにします