魔物の料理法から世界の救い方まで   作:呂斗六

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またまたやらせていただきましたァン!


試験(ムズいテスト)と踊(ダンス)ってたら評価めちゃくちゃ上がっててビビりました。
なので初投稿です


蛇足 とある世界のドラゴンの話

 

あの人は、お父さんだった。

 

 

それから、大きくなって、お兄さんになって。

 

 

そして、それから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「—いた!———ぞ今!もう生まれ——」

 

 

初めてあの人の声を聞いたのは、たぶん卵の中だったころだ。

もう何年も前のことだから、あんまり覚えてないけど。

それでも、一つだけは鮮明に覚えてる。

初めてあの人の顔を見たときのあの笑顔は。

きっと、いつまでも忘れない。

 

 

 

 

 

「ほーらごはんだぞ〜トスカーナのお肉はうまいぞ〜あっバカ指まで噛むなイデデデデ」

 

 

まだまだ竜の姿で一緒に眠れたころ。

この時のわたしは、まだヒトの言葉はわからなくて。

あの人を自由気ままに振り回していた。

…あんまり思い出したくない記憶だ。

だって、まだただのご飯をくれる親としか見ていなかったから。

いろいろ…その…ヘンなことをしてしまった…から…

あっ封印していたはずのきおくがっ

 

「ちょっ顔舐めるなくすぐったはひゃひゃひゃひゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……それから、わたしはどんどん大きくなって。

大きくなりすぎて、一緒のベッドに寝れなくなってしまった。

あの人は優しいから、毛布を持ってきて一緒に外で寝てくれたけど。

寒い日に眠りながら震えているのを感じて、とっても謝りたくなって。

自分が好きでやってるから気にしなくていいなんて言われて、さらに申し訳なくなって。

毎日毎日小さくなれるようにお祈りしていたら、なぜかヒトの姿になっちゃった。

でも、これでまた一緒にベッドで寝れるから、おーるおっけー?かな。

なぜかこのときからこっちを向いて寝てくれなくなっちゃったけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、なぁ…俺のことどう思ってる?……いやっ!父とか家族とかさ!そういう感じのな!」

「………?」

 

ある日、あの人に変なことを聞かれた。

そんなもの決まって……そんなもの?

あれ?お父さん……は違う。あの人は本当のお父さんじゃない。昔はお父さんだと思ってたけど。

お兄さん…?うーん、おにいさん。なんでかわかんないけど違う気がするなぁ…

 

「え?そんなに悩んじゃうの?」

「…あっ!うーん…大好き…?」

「…そっか!大好きか!」

 

大好き…大好き…うーん、なんか胸の奥がもやもやする。

なんだろう、なんか違うのかな…?

 

 

 

「な、なななななぁ!!?」

「わっ!!」

「うぉっ!」

 

そしたら、さっきまでベッドに座って考え事をしていたあの人が、いきなりこっちにきて手を握って…びっくりして突き飛ばしちゃった。

 

「…あっ!ごめんなさい!!」

「あーーいや、いきなり詰め寄ったコッチが悪いよ。ビックリさせてごめん」

「…………」

 

あれ?そんなに強く押したつもりはないのに、これだけの力で倒れちゃうの?

……ふーん。

 

「それにしても…すごく力が強くなったな!もう俺は力じゃ敵わなくなっちゃったかぁ」

 

力じゃ…かなわない…

あの人はヒトで、私はドラゴン。

私が本気になれば、あの人なんて簡単に押し倒せちゃう。

 

「…?どうしたさっきから黙って。熱でもあるのか?」

 

そう言って、あの人が私のおでこに手を当てようとして、それを払いのける。

 

「…へっ?」

「触らないで」

「————」

 

ああ。

そんな顔されたら…興奮しちゃう。

 

「な!なななななななんで!?俺なんか怒らせることしちゃった!?ごめん!あやまる!謝るからゆるして!」

「うるさい」

「ハイッ!!」

 

 

私のことを大切に育ててくれた人をこんな雑に扱うなんて、お父さんが見てたらなんて思うんだろう?

恥ずかしいと思うかな?はしたないと思うかな?

 

「あふっ!!……………あのーーなんでわたくしめはベッドに投げられたのでしょうか……?」

 

でも、許してほしい。

そのくらい、私はこの人を、

 

「安心して?…………すぐ終わるから♡」

 

人として、愛しているのだから。

 

「あっえっちょいや馬鹿野郎お前俺は勝つぞおまあぁぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【質問】卵からドラゴン育てたけど質問ある?【聞くで】

 

 

680:名無しの竜騎士

で、ようやく解放されたってワケ

 

681:名無しの転生者

外では夫が妻を尻に敷いて

中では妻が夫を尻に敷く

なんてお似合いな夫婦なんだぁ(感嘆)

 

682:名無しの転生者

ドラゴンちゃんの全裸の画像キボンヌ

 

683:名無しの竜騎士

死ね

 

 

 





この世界のドラゴンについて

この世界のドラゴンは頂点捕食者であり知能が高い為、プライドもめちゃくちゃ高く、どれだけ仲良くなってもせいぜい『認めてやってもいい』程度にしかならないので、家族とかもってのほか。
ちなみに本能レベルでヒトのことを下に見ている。
実際下だからね、しょうがないね。

名無しの竜騎士
(元)童貞
この世界では(ヒトの中で)トップ5に余裕で入れるくらいには強く特に悪いこともしてない為、死にかけのドラゴンにギリギリ卵を預けてもらえたラッキーマン。
ぶっちゃけドラゴンちゃんが若い今なら腕相撲でいい勝負ができる。
でもドラゴンを無理やり引き剥がすことはしなかった。なんでやろなぁ。

ドラゴンちゃん
その手は人を殺すためでなく人と手を繋ぐため。
その口は人を喰うためでなく人と愛を語るため。
そして最強種族のドラゴンのパワーで劣等種族のヒトッパリを逆レイプだ!
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