オリ主がどんどん暴走していきます
おそらく4話くらいで終わりにします
スミス「できた…できたぞぉ!!!!」
フハハハハハハハ!!!!!
路地裏に響く不敵な笑い声に道行く生徒達は呆れながら通り過ぎていく
どうやらここでの笑い声は日常茶飯事のようだった
路地裏で笑い声をあげているのはスミス、ミレニアムサイエンススクール2年生である
苗字は誰も知らない
その笑い声は夕方の路地裏でずっと響き続けていた
──────
スミス「やぁやぁ!ユウカさん!ついにできたぜ!」
ユウカ「あんた今度は何作ってきたの…!?」
向かったのは生徒会室、スミスはユウカに何かを披露しに来たようだ
スミス「なんだよぉ、別にいつも変なの作ってるわけじゃないじゃんかー」
ブーブーとスミスはユウカに抗議する
どうやらいつもの事らしい
ユウカ「あんたが今までまともなもの作ってきた試しがないでしょ!?プラモデルサイズのロボット*1作ったと思ったら銃器と遜色ない攻撃力持ってたり…粒子砲を搭載した逆関節二足歩行大型兵器*2作ってきたり…!あんたが今までまともなもの作った試しがない!」
スミス「まともじゃないとは失礼な!あれらはちゃんと兵器として作った物だしちゃんと何も入れてないシェルターで性能はお披露目したじゃないか!」
ユウカ「そのシェルターはどうなったのよ!?今再建するために立ち入り禁止よ!」
ただでさえ出費がかさんでるんだから…!
ユウカはそう言って頭を抱える
それもそのはず、スミスは色んな兵器を作り出してはトンデモ性能で迷惑をかける問題児だった
スミス「スクラップから作ってるんだし私に当てられてる費用を全てそっちに回したから言うほど出費にはなってないはずだけど!?」
なお、タチが悪いのはミレニアムで作られた時の余り物や失敗作のスクラップから作っているため実質的にスミス自身は工具以外にお金をかけていないことである
スミス「まぁ今回は損はさせないって!あれから反省して自分用のシェルター買ったんだよ!あ、もちろん自分が仕事してお金は貯めたぜ!?そこら辺も迷惑はかけてないから!そこに置いてあるから一緒に来てくれよ!」
そう言って無理やりスミスはユウカを連れ出す
ユウカはまだ仕事が残ってるのにぃぃぃぃと断末魔を上げながら引きずられていった
──────
ユウカ「で、その作った物はどこなのよ?」
シェルターの中を見回しながらユウカはスミスに嫌そうな顔で聞く
スミス「これだよ」
スミスが取りだしたのは片手くらいの大きさのカプセルだった
ユウカ「…なんでカプセル?」
スミス「ある程度持ち運びやすいようにって考えたらこうなったんだ。まぁ見ててよ」
そう言ってスミスがカプセルに付けられたボタンを押すとカプセルが変形し大きめのドローンに変形する
ユウカ「質量ってわかる?」
スミス「そりゃわかるよ」
ユウカ「だったらあの大きさからなんで人くらいのサイズになるドローンが出てくるわけ!?」
スミス「パーツを曲げてるからだよ」
ユウカ「それならそれでドローンが動くわけないでしょ!?どう見ても基盤だけでカプセルよりも大きいじゃない!」
スミス「そりゃこういう感じに作ってるもん」
スミスはドローンの中から基盤を取りだし、ユウカに基盤の形を見せた
ユウカ「フィ、フィルムコンデンサ…」
スミス「そそ、これを利用して基盤を分けることが出来たんだよ。それであとはガワを折りたためるようにしておけば完成ってわけさ」
スミス「まぁそのかわりつけられた兵装は1発のスモークグレネードだけだけどね。これだったら一般人や自分から攻撃したくない子が煙幕貼って逃げるくらいはできるでしょ?」
ユウカ「た、確かに…いつもと比べてまともな部類ね…」
どうやらユウカも納得したようだ
スミス「生産コストも安めに仕上げてるし販売すればそこそこ売れると思うよ。量産したいなら1日10個で勘弁して欲しいけど」
そう言ってスミスは肩を竦める
スミスはまともなものを作ることは出来るのだ
しかし…
スミス「で、それを応用したものがこちらです」
ユウカ「これってバッグよね…?」
スミス「物を入れることもできるよ」
ユウカ「いや、できて当たり前でしょ…?これも変形するの?」
スミス「フッフッフ…それではご覧に入れようじゃないか!あポチッとな」
ウィーンカシャンガシャカシャガチャン
ユウカ「…さっきよりもおかしいわよね?」
スミス「何が?」
ユウカ「バッグが変形して巨大な多門式レーザー砲になっているように見えるんだけど?」
スミス「レーザー砲じゃなくて6連装ランチャーだね」
ユウカ「どっちも同じよ!?もうさっきの誤魔化しが効かないじゃないのよ!」
…スミスは応用して作るとはっちゃける癖があった
スミス「まぁこれは自分用だよ。さっきのカプセルは販売できるようにしてあるし特許取得させてくれれば販売価格はそっちで決めていいしなんだったら利益の9割は持ってっていいよ」
私はこれからもスクラップや廃棄された部品さえ貰えれればいいからね
そう言ってスミスは腕を組みながらドヤ顔していた
ぶっちゃけドヤ顔されるよりもどうやって6連装ランチャーを作ったのかが知りたいのだが
ユウカ「ま、まぁカプセルの方は1度セミナーで持ち帰って検討するわ…設計図を貰える?」
スミス「はいよ、スモークグレネードは市販品でいいよ。ある程度は硬いしそこらの銃火器くらいならものともしないはず」
ユウカは利益の9割という言葉につられるのだった
ユウカ「人手が足りなさそうならエンジニア部に応援を頼むことにするわよ?」
スミス「絶対に余計な物さえつけさせなきゃ問題ないはず。んじゃ私は次の作品に取り掛かるべ、いい返事待ってるぜい」
そう言ってユウカは設計図とカプセルを持ちスミスのシェルターを後にした
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ユウカ「申請は通ったわよ。でもほんとにいいの?こっちから見ても釣り合ってないわよ?」
生徒会室でスミスにユウカが利益率について話していた
スミス「別にいいよ。私は工具代さえ稼げればいいんだし」
ユウカ「ねぇ、エンジニア部に入るつもりは無いの?」
スミス「無い、宇宙戦艦のためのレールガン作るのはすごいいいんだけど私とまるっきり方向性が違うからね」
スミスのやりたい事とエンジニア部のやりたいことは方向性が違う
ユウカ「あなたは自分だけのロマンを求めてるんだものね…まぁしょうがないか」
エンジニア部はロマンを共有しようとするがスミスは自分自身のためのロマンを求めていた
開発するにあたっては意気投合できるがロマンに関しては相成れない
だからスミスはエンジニア部に所属せず無所属で今も自分のために開発してるのだ
スミス「そんじゃ、またなにか開発したらユウカさんよろしくね!」
こうして利益率の話し合いはそのまま
スミス1セミナー9で終わったのだった
スミス「さて、次は何を作ろうか、そういやゲームでそれっぽい良さげなものを見つけたな…作ってみようか」
巨大化変形武器っていいですよね
最終章のアリスちゃんのレールガンとかマジで好きです