機動戦士ガンダムS to F ~転生したら、なんか違う設定の時間軸の宇宙世紀0088で、チートエースパイロットに転生して、プル姉妹に命かけて萌える件~   作:さじたりうす

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第三話「サジタリウス VS グレミー……からのプルツーとの邂逅!!!」

 

 プルにプルツー連れ帰る約束して、Ζガンダムで出撃!!!

 

 しかし、モビルスーツのコックピットに身を投じてコントロールグリップを握りしめて突き進むって、どーしてこんなにも男心がクスグラレルのかなー?!!

 

 左右にビームライフル!!! 

 

 左腕にトラストシールドを甲とヒジに装備させた!!!

 

 二丁ビームライフルはガンダムエアマスター、左腕に攻守一体のシールド武装はガンダムキュリオスからのヒントを得て装備させたのだ!!!

 

「さすが速い!!!もー、エンドラ!!!既に中じゃ警報が鳴り響きまくってるんだろな……」

 

 あら?そーいや、更に機影が増えたな……ミンドラ以外にアンノウンが3機?それとも3隻??

 

 まー、いーや……ミンドラにはグレミーがいる!!!サンドラよかそっちが重要!!!

 

 あー、早くプルツーもこちらサイドに……!!!

 

 するとミンドラから速い機影群がわらわらと反応を示しはじめた!!

 

「識別、ズサとガルスJ各6機の12機か!!!さー、かかってきやがれ!!!」

 

 計12機か……コンスコンのおっさんのリックドムの件みてーだが、どーでもいー。

 

 俺のアナザーガンダム式戦術を見せてやるぜ(言い換えると、できればプルやプルツーにカッコいいとこ見てもらいたいという)!!!

 

 グレミーの下僕共達が早速こちらへと向かってくる。

 

 高速でそれらの情報を表示してくるモニター画面が熱い!!!

 

 俺は早速臨戦態勢に持ち込み、ビームライフルの二挺装備の銃口を向けた。

 

 ターゲットロックオン……ふふふふふふ……言いたかった!!!言いたかったぞお!!!

 

「サジタリウス!!!目標を狙い撃つ!!!」

 

 

 

 

 ピィピィイウィイイイイインッッッ!!!(←あのZガンダム系作品の独特なビーム音)

 

 ディディギャアアアアアアンッッッ……ゴゴバアアアアアアンッッッ、ゴバオオオオオオン!!!

 

 

 

 早速ズサ2機を撃破!!!更にミサイルの誘爆起こして隣のズサまで爆発を巻き起こした。

 

 さー!!!お次はガンダムエアマスター式でいくぜ!!!

 

 二挺のビームライフルを同時連発射撃して敵陣に飛び込む。

 

 反撃の射撃を開始したガルスJ部隊の射撃をねじ伏せるようにツインビームを交互に叩き込む。

 

 連続発射されるZガンダムのビームライフルは撃つ毎に必中で撃破していく!!!

 

 これですよ!!!Zガンダムにも一度ガンダムエアマスター的戦法やってもらいたかった!!!

 

「デュオの射撃版じゃないが、撃って撃って撃ちまくるッッッ!!!」

 

 瞬く間に俺は高速ロックオンするガルスJとズサを撃ち仕留めていく。

 

 ホントにヘタレ社会人だった俺がなせるワザじゃねーよWWW今やってることWWW

 

 更に旋回軌道を描いての射撃をブチかましていく!!!

 

 回り込まれた奴らは容赦なく俺の「狙い撃つ」の糧になってもらう!!!

 

「オラオラオラオラあああああ!!!眼前の敵を狙い撃つ!!!」

 

 二つのビーム射線で二つの爆発……そのビームは全て急所……すなわち動力炉やミサイル庫を射抜いていた。

 

 特にズサなんてたまらんだろーなあ……なんて思っていたら、お約束のズサのミサイルの雨が前から降り注ぐ。

 

 俺はそれに対し、Zガンダムに二丁拳銃を斜めに構える構えをさせて、狙い撃つ……いや……。

 

 

 

「乱れ撃つぜぇえええええええええええ!!!!」

 

 

 

 連続高速連発射撃の乱れ撃ちが解き放たれる!!!

 

 迫るミサイル群は次々に前方へのビームの拡散に等しい乱れ撃ちに撃ち抜かれ爆発していく!!!

 

 当然ながらミサイル群を射ち放っている、当方のズサ達も撃ち抜いて爆発四散させていく!!!

 

 これじゃああ!!!!これもかましてみたかったんだあああああああああ!!!!

 

 俺がぶちかます怒涛のビームライフルの猛撃は、最早ネオ・ジオンにとって脅威に他ならんだろ。

 

 最後にガルスJ2機を撃ち抜いて部隊を返り討ちにして壊滅させた。

 

 見たかっ、ガンダムエアマスターとガンダムサバーニャの戦法を掛け合わせたゴリ押しアナザーガンダム戦術!!!

 

 お?!新たにミンドラから敵機!!!ん?!エンドラからも敵機が?!!

 

「なんということだ……Ζガンダムがこれ程の脅威とは……面白い!!!プルツー!!もうエンドラはいい!!!この際見捨ててしまっても構わんぞ」

 

「グレミー、確かに後々どうでもよくなる艦だ。出させてもらったよ。それにいつもの塩対応の女兵士にムカついていた」

 

「あの女か……人の所属の特定の部下に極めて塩対応をすると聞いたが……それよりもΖガンダムを挟み撃ちする!!鹵獲または撃破したらプルを奪還してサンドラに戻れ」

 

「了解だ……さぁ、いくよΖガンダム!!!お前を倒して、プルを還してもらう!!!」

 

 前門の虎!!後門の狼!!!

 

 否!!!

 

 前方のバウ、後方のキュベレイマークⅡ……!!!

 

 無論攻撃するのはグレミーに決まってる!!!誰がプルツーに攻撃するもんか!!!

 

 俺は迷うことなくZガンダムを加速させ、バウを……狙い撃つ!!!

 

 手始めに数発かましてやる。

 

 そのビームは奴のバウの装甲を掠め取る!!!

 

「早速狙ってきたか!!!初弾でこの私に中てるとは……!!!何という狙いだ!!!」

 

 当然のことながら、グレミーはビームライフルで反撃する。

 

「中るか!!!」

 

 俺はビームライフルの反撃を躱しながらレフトアーム側のビームライフルを連発で叩き込み、加えて一瞬姿勢を変えながらライトアーム側を二発発叩き込む!!!

 

 再び機体装甲を掠め取り、やむなくシールド防御をさせた。

 

「くうッッ……この私を……なめるなぁああ!!!」

 

 その直後、奴のバウの十八番である、シールドのメガ粒子砲が撃ち放たれる!!!

 

「ッ……ひゃっほーう!!!中るかコノヤロー!!!」

 

 半ばスリルを味わいながら躱してみせ、更に旋回軌道を描きながら奴へと接近する。

 

 ここからはシティーハンターじゃないが、射撃の撃ち合いになっていく。

 

 宇宙だからアスファルト蹴りつけれないけど、宇宙の暗闇をZガンダムで駆け抜ける俺ガイルWWW

 

 飛び交うビーム!!!時に飛び交うグレネード!!!

 

 まあまあ面白いじゃないの!!!

 

「このZガンダム……確かに伊達ではない!!!先の大戦のパイロットなのか!!?気に食わないのが奴には中てたつもりが躱され、私には直撃はしていないものの、そのすべての狙いが掠め中っていることだ……!!!」

 

 グレミーの奴、イケメンは否定できんが、個人的にはプル達姉妹の命を弄んだニックキ野郎という反面、ライバルキャラとして昇華してもらいたい奴でもあった。

 

 そのイケメンとモビルスーツはフツーにライバル路線だろ??ならば俺のライバル位置に確定させてやるよ!!!

 

 ライバルと言ったらつば競り合いに持ち越し……!!!

 

 だが、そうなろうとした矢先、後方からピンポイントに多数のビームが俺にめがけて撃ち放たれた!!!

 

「のおおおおお?!!」

 

 なんかニュータイプのアレの感覚がはしって躱してみせるが……さすが、プルツー……狙いは精確ゥ!!!更に惚れるゥ!!!

 

「グレミーはやらせないよ!!!そしてアーガマに捕らえたプルを返してもらう!!!」

 

 今度はファンネルの猛攻に晒され始めましたッWWW

 

 とても危険な状況なのに、嬉しい俺がイルWWW

 

 プルツーにも俺の存在を意識してもらっているのだ!!!

 

 これは命かけたご褒美じゃああああああああ!!!

 

「こいつ……なんだ?!!あたしのファンネルの攻撃をギリギリで躱してくる!!!それに……何故かグレミーにむき出しだった敵意が、あたしに対しては感じ無い?!!それどころか、向き合っていると筋違い極まりない好意(ド正論)を感じる……!!!一体何なんだ?!!このZガンダム!!!」

 

 うおおおおお!!!ファンネルに加えてのハンドランチャー!!!狙いがまた凄まじい!!!

 

 しかし、命の危機なのに……仮に死んでもプルツーに墜とされるなら……本望……あ!!!ダメだ!!!プルが待ってる!!!

 

 そうだ、プルが待っているんだ!!!プルツーを連れて帰らなきゃならねっっ……!!!

 

 状況としては恐ろしいが、対話に持ち越すために俺はZガンダムをキュベレイマークⅡの正面に機体を持っていく。

 

「はじめまして!!!プルツー!!!俺は、水しま……ゲフン!!ゲフン!!じゃない、サジタリウス!!!単刀直入に言うと!!!君とエッ……!!!したe……ゲフン!!!ゲベン!!!グガハ!!!じゃない、じゃない!!!君を助けたい者だ!!!」

 

「………ちょっと待てキサマ、今何を言いかけた!!?信用できるか!!!変態め(ド正論)!!!」

 

 やっべー!!!プルツーごもっとも、何言いかけやがったんだ俺ぇ!!!ファに引き続き、己の煩悩暴走しかけやがったあ!!!

 

 確実にプルツーに嫌われるフラグ(泣)

 

「いや、君と話せたコト自体が嬉しくて一瞬のぼせそーに……ぎゃーっ!!!」

 

「なんで嬉しいんだ?!!意味がわからん!!!くたばりな!!!」

 

 ファンネル猛攻!!!だが、やはりこのツンツン具合にやられるのはクセに……あいやー、たまらん!!!って、俺のドMめがーっ!!!

 

「……ファンネルの狙いは確実なのに掠るだけだと?!!小賢しい!!!」

 

 更にプルツーのファンネルの猛撃が俺を襲う!!!

 

 だが、やはり嬉しくてしょーがない!!!

 

 プルよりも戦う女の子のイメージが強いのか、なんかこんな展開もSっ気がちゅよいプルツーならアリかな~……

 

 

 

 ディギャガンッッ!!!

 

 

 

 あ……せっかく装備したレフトアーム側のビームライフルが破壊された……。

 

「お前なんか無力化してやる!!!」

 

 ファンネルの猛撃に対しとにかく旋回加速回避をとる!!!

 

「気抜いてたらヤバイ!!!真面目に死ぬ!!!けど、俺はプルツーを攻撃できない!!!」

 

「そーいえばさっきからあんた、逃げてばかりだな!!!どうして反撃しないんだい!!?あたしからしてみれば馬鹿にしているようにしか思えない!!!」

 

「馬鹿にって……そんなわけないよっ!!!俺は純粋にプルツーを傷つけたくないからだっっ!!!」

 

「な?!!な、馴れ馴れしいんだよ!!!」

 

「俺は……俺は……プルツーも好きなんだっっ!!!」

 

「はぁ?!!!」

 

 あ……本音叫んじゃった!!!てか、プルツーからめっちゃ驚きと呆れが合わさった反応が帰ってきたよ!!!

 

 ツンだよ……もー完全にプルツーこっち来てくれないよ。フラれたよ……おわたよ、おわた……こーいうときっ、ガンダム自爆させればいーんだよねー……ははは、ははは!!!Ζガンダムを自爆させる!!!

 

 ……って、プルと交わした任務失敗したからって、ヒイロの真似してどーする!!!

 

 転生してソッコー死ねるか!!!しかもこんなまたとない世界!!!

 

「はぁ……なんだか、あんたと戦っているコト自体がバカバカしく感じてきたよ……あんたなんかすっ飛ばして一気にアーガマに向かうよ……」

 

 すると、プルツーから呆れまみれのスルー宣告。

 

 少女に呆れられるおにーさんの図っ……あ、プルツーのキュベレイマークⅡがアーガマに向かってしまった。

 

 ヤバイのか?!!それともここはプルの姉妹同士の会話で説得できるチャンスなのか??

 

 まぁ、いいさ!!!とにかく俺は再びグレミーに再び激突しにいく!!!

 

 Ζガンダムを加速させながら、ビームライフルをレフトアーム側に持ち替えて、当初は装備されていなかったビームサーベルを抜刀!!!

 

 やはり男ならつばぜり合いだろーが!!!

 

「しゃあああああああ!!!グレミー!!!いくぜぇ!!!」

 

 加速と共にバウに接近し、ビームサーベルを振りかざしてやる。

 

 無論、向こうもその気で応じる。

 

「面白い、Zガンダム!!!受けて立とうではないか!!!」

 

 グレミーのバウも抜刀し、直後双方のビームサーベルが激突した!!!

 

 

 

 ディギャイイイイイイイイ!!!

 

 

 

 こうなれば語り合い(??)だろう!!!俺はド直球に言い放つ!!!

 

「グレミー・トト!!!貴様は……いや、ニュータイプ研究所の連中も含めた貴様達は!!!プル達を……プルの姉妹達をプルシリーズと称し、彼女達を戦争の道具としてしか見ていない!!!」

 

「な??!!貴様ッッッ!!!どこでその情報を……??!!プルシリーズは上層のネオ・ジオンの者しか知らないはず!!!増してや、プルとプルツーは地球侵攻戦力の要として表舞台にまだ立っていなかった!!!!」

 

「そうやって貴様はプルとプルツー、更に妹達を戦争の道具としてしか考えられない!!!」

 

 両者のビームサーベルが裁き弾きあい、幾度もビームサーベルを激突させ合ってスパークを巻き起こす!!!

 

 これこそガンダムの戦闘だな……!!!

 

「貴様こそ何者だ!!!プルシリーズの計画をどこで知った?!!」

 

「それはな……この世界が……この宇宙世紀の世界がテレビのアニメの世界に過ぎない次元で知ったのさ……!!!」

 

「大それてわけのわからぬことを!!!真面目に答えろ!!!」

 

「大真面目ッ……だよ!!!」

 

 捌いての強打的な斬撃を打ち込む!!!再びスパークが巻き起こる!!!

 

「この世には摩訶不思議なこともあるってことだ。並行世界論、次元論すら超越した転生論とかな!!!とにかくだ!!!俺が言いたいのは……!!!」

 

 俺は繰り返し捌き弾き、ド正論の本音をぶつけ当てる!!!

 

「プルやプルツー達を戦争の道具としか考えてない貴様がクソムカつくんだああああああっっっ!!!」 

 

「くっ……!!!」

 

 俺の怒りのビームサーベルと気迫に、奴のバウのビームサーベルが圧倒されたかのようにも思えた。

 

 

 

 

 既にその頃、プルツーが来ているコトを察知したプルが今度はちゃんと借りたエゥーゴの制服を着てキュベレイマークⅡに乗り込んでいた。

 

 無論、突然の行動故に誰もがアーガマを攻撃するものと思っていた。

 

「おいおい!!!またプルってコがキュベレイに乗っちまったぞ?!!」

 

「結局、また攻撃されるってか?!!!」

 

 メカニックや彼女の保護を任されたクルーも騒然となる中、モビルスーツドックからブライトへと緊急通信がいく。

 

「何?!!プルってコが再びキュベレイに?!!言わんこっちゃない!!!艦内部から攻撃されたら最悪だ!!!可能ならば外へ出せ!!!」

 

「みんな勘違いしないでよ!!!あたしが行かなきゃ直接ここが攻撃されるかもしれないんだよ!!!プルツーが、妹が向かってるんだよ!!!あたしが説得するから出して!!!」

 

 だが、次の瞬間にアーガマ艦内に響いたのはむしろアーガマを守ろうとするプルの言葉だった。

 

 同時にトーレス接近する機影をブライトに報告する。

 

「ブライト艦長!!!確かに接近する機影があります!!!先程Ζガンダムと戦闘していた機影が向かって来ます!!!」

 

「合流して寝変える可能性もあるが……!!!」

 

「それ以外にも、先程から動きを見せない識別・所属不明の未確認機が3機捕捉されています!!!!」

 

「他にもいるというのか……!!!だが、今は眼前の状況を注視するしかない!!!やむを得ない!!!キュベレイを出させろ!!!それにしても、サジタリウス……またもや短時間で敵モビルスーツ部隊を壊滅するとはな。今後も奴が協力してくれるというのなら、奴は今最も我々に必要な人材かもしれん……」

 

 ブライトはサジタリウスの戦果、実力は認めざるをえなかったが同時に掴みどころのない悩ましさも感じていた。

 

 (現状、発言や行動パターンが意味不明なところが引っかかるが……)

 

 Ζガンダムとバウが再び交戦する一方で、プルもまた再びアーガマのカタパルトから出撃する。

 

「プルツー……きっとここを攻撃する!!!ダメだよ……こっちの方こそあたし達の居場所なんだから!!!」

 

 互いに引き合うように深紫と赤いキュベレイマークⅡ同士が近づいていく。

 

「プル姉!!!よかった、脱出できたんだな!!!」

 

 接近するプルツーはプルが脱出できたものと思い、安堵をこぼす。

 

 だが、実際は彼女の感覚ですらつかめなかった予想斜め上を行く反応が来る。

 

「プルツー!!!これからはアーガマに行こう!!!サジのお兄ちゃんが優しくしてくれる!!!あたし達の本当の居場所になるから!!!」

 

「な?!!何を言ってるんだ?!!プル姉!!?サジってあのZの奴か?!!冗談じゃない!!!あいつは邪な汚らわしい奴だ!!!」

 

 キュベレイマークⅡ同士が向かい合って静止し合う中、プルの説得が始まった。

 

「それって……プルツーが感じたのはきっと表面だけの感じなんだよ!!!あたしは実際に触れあってみたからわかるっ!!!」

 

 今のプルの最後の言葉でプルツーはあらぬ方向に想像してしまう。

 

「なんだと……!!!あいつ、こんな短時間でプル姉に手を出しやがったのか?!!もう、許せない!!!」

 

「プルツー??なんか色々変に勘違いしちゃってない??あたしが感じたサジの感じはキュンキュンしてた!!!実際にあたしからガバッて抱き着いちゃった☆だから直にサジを感じれた!!!」

 

「プル姉の方こそ言ってる意味がわかんなくなってきたよ……百歩譲ったとして、それならばあたしがあいつの内面をもっと感じろというの?!!」

 

「そうだよ……きっとプルツーはマシンの、モビルスーツの間からしか感じていない。あたしは元々好きな感じだったから感じてたんだろうけど……本当にあたしだけじゃなくプルツーのこのとも、まだ見ない妹たちの事も想ってくれてる人だよ!!!」

 

「どうしてそこまで言えるんだ?!!あんなどこの馬の骨かわからない奴なのに!!!」

 

「だからもっと内面まで対話してきてみてよ。理屈じゃない……そうだ普段いるグレミーの感じとの違いを思えば目には見えないことは承知で一目瞭然だから。あいつは、グレミーは本気であたし達を戦争の道具としか思ってないから!!!逆にサジはあたし達を一人の女の子として見てくれてるんだよ!!!」

 

 基本、プル達にはグレミーがマスターとして従順になるようマインドコントロールされているはずだった。

 

 だが、元々のニュータイプ気質が高い為なのか、プルには何故か効果が薄いようで、普段のグレミーからの扱いの不満やサジタリウスを感じた時点の感覚でマインドコントロールは既に瓦解していた。

 

 プルツーもまたグレミーに対して特殊で、上官のマスターというよりは「力になってやるか」という同等または上から目線の感覚であり、決して何でも従うというマインドコントロールには至ってなかった。

 

 二人がこのようになってしまった故に、グレミーはプルスリー以降は更なるマインドコントロールの強化を施す計画でいた。

 

 プルのその言葉と、自分が信用ができない・汚らわしいと感じたサジに対して正反対の感覚を示したプルの主張。

 

 双方を比べるプルツーは、疑いながらもサジタリウスに対して別の意味や形で興味を抱きはじめた。

 

「プル姉をそうまで断言させてしまう奴……サジタリウス……か。確かにグレミーもイケメンのくせにあたし達を戦争の手段や道具とか、内心ろくなこと考えちゃいない……」

 

「プルツー!!!こうしてる今があんな環境から抜け出すチャンスなんだよ?!!」

 

「……わかった。ただし、あたしはあいつのプルを惹かせてしまう何かが何なのか見極めたいだけだ」

 

「プルツー……でもいずれわかるよ!!あたしがわかったんだから!!」

 

「どーかな……」

 

 二人の会話の直後、新たな敵機接近のアラートが鳴り響いた。

 

「敵?!!敵という敵はZガンダムとアーガマくらいだ!!!一体なんだ?!!」

 

「結構な数だよ……なんで??敵なら嫌な感覚で事前に察知できるはずなのに……それに数が多いよ(あ……あたし二回言っちゃった☆)!!!」

 

 彼女達のモニターに示された機体数は例によってか12機だった。

 

 接近する所属不明機群は無論グレミー側も捉えていた。

 

 

 

 グレミーの野郎とつばぜり合い祭りをおっぱじめる中、突如として所属不明機を捉えていた。

 

「敵機?!!ネオ・ジオンの増援かぁ?!!」

 

「貴様らではないのか……?!!」

 

「知るか!!!原作と相違点祭りでなんだかわからん!!!」

 

「貴様の発言がわからん!!!」

 

 グレミーのその言葉と共に再び双方のビームサーベルが弾き合う。

 

 俺は至近距離でビームライフルを連発してやる。

 

 当然奴はシールドで防御するが、それが俺の狙い……トラスト・シールドを連打撃してメガ粒子砲の砲門を破壊してみせた。

 

「く!!!メガ粒子砲が!!!」

 

 そして離脱し、俺は未確認機影群へと機体を飛ばした。

 

 そして接近するうちにわかった……ゼクアイン各三種装備が4機づつの計12機!!!こいつら……ニューディサイズだっ!!!

 

「おいおい……ペズンの反乱は終わってなかったのかぁ??!」

 

 モノアイを光らせたそいつらは一気に機体散開しフォメーションを取り始めた。

 

 ビームライフルやビームスマートガン、マシンガンの猛撃がいきなり始まった!!!

 

 それぞれが俺のZガンダムを掠める!!!狙いが恐ろしい程正確ゥ!!!

 

「おいおいおいおいおい!!!ニューディサイズの連中、こんなにエリートなのかぁ?!!」

 

 俺がニューディサイズの奴らにちっとチート並みの狙いに翻弄される一方、グレミーはまた薄情にも撤退を開始しようとしてやがった。

 

「……逃げたか!!!だがちょうどいい。奴が向かっていった方向には所属不明機群がいる……戦端も開かれたようだ。今の状況ではややこしい状況だ。ここは撤退する……ミンドラクルーに次ぐ!!!撤退するぞ!!!」

 

「了解!!ですが、プルツーが依然交戦中ですが、いかがされるおつもりで?!!」

 

「……どうやらプルツーも未確認機影群に向かってくれているようだ……この際囮にしよう」

 

「いいんですか?!!プルシリーズのいわばフラッグシップ生体ユニットですよ!!!」

 

「構わん……それを補える裏付けがあるからだ(それに前から目障りだったプルツーの私に対しての対等かつ上目線の思考は来るべき時の指揮に悪影響を与えかねん。ここはプルシリーズとは異なるが、旧フラナガン機関の最終兵器をフラッグシップに添えるべきかな?)撤退しつつ、未確認の勢力が何なのかデータを取っておけ」

 

「はっ!!!」

 

 この時エンドラもまた撤退行動に入っていた。

 

 俺はニューディサイズの攻撃にさらされながら、ネオ・ジオンの三つの機影が撤退するのを確認していた。

 

「また逃げてやがる……ミンドラとエンドラ……こんな早々からグレミーの野郎はプルとプルツーを見捨てやがったのか!!!てか、ま、俺としては俺サイドに来てくれる流れでいいんだがっ……のおお?!!」

 

 こいつらマジエリートだ!!!全ての狙いが掠めていきやがる!!!おもしれー……!!!

 

 その時、俺の眼前にマシンガンを構え撃ちながら接近するゼクアイン第三兵装4機が……!!!

 

 さすがにこいつはガードしてみせる!!!躱しきれねえ!!!

 

 シールドが弾幕に晒されちまう中、眼前の4機の内2機に突如四方八方からのビームが注がれゼクアイン共は爆発する。

 

「この攻撃……まさか?!!」

 

「サジ!!大丈夫?!!」

 

「なんか癪(しゃく)だけど手を貸してやる流れになった」

 

「プル!!!プルツー!!!はははっ、大丈夫だって!!!」

 

 俺の目の前に現れたのは天使二人だったあ~!!!っしゃあ!!!メンタル跳ね上がるねぇ!!!

 

「こいつら、心がないね……無機質そのものだ」

 

「うん……やっぱりプルツーもわかってるみたいね」

 

 天使二人……プルとプルツーの会話から俺は察した。

 

 

 

 

 こいつら……まさかのモビルドール……!!!

 

 

 

「そうか……モビルドールってか!!!どうりで狙いがいいわけだ」

 

「モビルドール??何それ???」

 

「無人のモビルスーツ……機械人形みたいなもんさ……説明や考察はあと……目の前の奴らを片付けよう!!!」

 

「うん!!!」

 

「ざかしい奴らは排除するまでだ!!!」

 

 Zガンダムと2機のキュベレイマークⅡ……俺とプル、プルツーは周囲から攻勢に来る無人機のゼクアインと対峙するのだった。

 

 てか、絶対ツバロフが転生した奴、ニューディサイズにいるだろ……。

 

 

 

 

 

 

                                       

                       つづく

 

 

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