機動戦士ガンダムS to F ~転生したら、なんか違う設定の時間軸の宇宙世紀0088で、チートエースパイロットに転生して、プル姉妹に命かけて萌える件~ 作:さじたりうす
プルツーのプラモデル発売&入手が再起動のカギになりましたっ(おい)!!!
それではどうぞ!!!
プルがいるであろう思い当たる部屋に向かう途中、アーガマクルー達からルー・ガルー……じゃない(懐かしいな!!!)!!!ルー・ルカが戦場に飛び出して行ってしまったらしいことを聞いた。
あの会話の流れの後だ……俺が彼女に悪影響のスイッチを押してしまったんだろう。
ルーにもしものことがあったらそれは俺の行動、言動のせいだ。
そしてルーに抱いてしまった俺のだらしないムラムラ欲求の為に、好きであるはずのプルを傷つけてしまったのも……俺のせいだ!!!
てか、ルーが出撃した時点で俺も交代要員としてスタンバっていなきゃならないんだよな……本来わ!!!
俺の脳にプルとルーへ抱く想いが去来するが……どっちも可愛いんじゃボケ!!!
じゃなくてだ!!!
とにかく今は……今は……ええい、くそ!!!プルよかルーの方があからさまに命の危険に飛び込んでる!!!
俺は一度立ち止まり、プルに心で謝りながらモビルスーツデッキに走った。
いつでも交代できるように、あるいは予備のモビルスーツ(リックディアスを見かけた)で援護に行けるように。
でもやっぱまて!!!その役をプルツーがしてくれたんだ。
やはり俺は、プルのところへ行くべきか……プルツー……!!!
考えを元に戻した俺は、いるであろう俺の仮部屋へと向かう。
でも確実にそこにプルがいるわけじゃあない。
それでも俺は走った。
サジタリウスが奮闘している一方、出撃したルーが敵部隊に接近しつつあった。
ルーはビームライフルをスタンバイさせる操作をする。
「もう時期に敵機部隊と接触する……さぁ、これが初陣よ!!!あいつにギャフンと言わせてあげる!!!」
意気込むルーであったが、戦力差を把握したアーガマでは危惧以外の何物でもなかった。
「何てことだ……戦力差があからさまにルー一人では厳しい!!!プル達はまだなのか?!!」
するとそれに応えるかのように、プルツーからの通信が入った。
「こちらプルツー。キュベレイで援護に出るよ!!!」
「プルツーか!!!改めて聞くが……信じていいんだな?!」
「言ったろ。行動で証明してやるよ」
サムズアップをサインしながらプルツーはキュベレイマークⅡで出撃し、ルーのZガンダムを追う。
既にキュベレイマークⅡのモニターには、多数の敵影を捉えている。
だが、まだ敵味方識別表示をアップデートしていない為、ロック・オンはできず、味方機と認識する。
すなわち、向こうも同じ状況ということになる。
「そうか……なら、全てファンネルで相手してやる」
プルツーはキュベレイマークⅡをネオ・ジオン機影群に向かって加速させた。
そして、いよいよネオ・ジオン機を射程圏内に捉えたルーが、戦端の皮を切る。
「っ、捉えた!!!中れ!!!」
ピィィウゥウウウウンッッ!!! ピィィウゥウウウウン、ピィィウゥウウウウン、ピィィウゥウウウウンッッ!!!
四発放ったビームライフルは2機のガザCに二発づつ直撃し、早くも2機を撃破する。
「わお!!!いきなり撃破しちゃった!!!私って、スゴくない?!!うーん、愛しちゃう☆さぁ!!!一気にいくわよ!!!」
自画自賛し、ルーはそのノリと流れに攻勢に踏み出る。
何発も放つビームライフルは、1機のガザCに対して平均三発が撃ち込まれ、オーバーキルで機体を立て続けに破壊していく。
「あはは!!!私って、本当にセンスあるかも♪」
相手がネオ・ジオンならば、命はいとわんのかと突っ込みたくなるくらいの勢いとノリでルーは敵機を撃破していく。
そのうち「早く戦争になあ~れ!!!」とでも言い出さんばかりだ。
しかしながら、初陣でこの撃墜スコアは目に見張るべきものであり、ルーが操縦するZガンダムは瞬く間にガザCを全滅させた。
続いてガザD達がナックルバスターを撃ち込みながら迫る。
「中るもんですか!!!」
初手の攻撃は回避して見せるが、次の射撃対象が既に攻撃を仕掛け、ガザD部隊が一斉にミサイルを撃ち放つ。
この攻撃を初陣間もないルーが躱すには、無理があるミサイル量だった。
「え?!!ちょっ、ちょっと冗談でしょ?!!」
既にルーは焦りの色を見せ、ビームライフルを連発するに至る。
何基かのミサイルは迎撃できたが、到底迫るミサイル群全てを撃ち墜とすにはいたらない。
「あ……ダメっ……躱せない……!!!」
すると次の瞬間、おびただしいビームが横から注がれ、全てのミサイル群は爆発四散する。
更についでにといわんばかりに、2機のガザDもファンネルに撃ち抜かれ爆発四散していった。
「?!!」
「初陣のクセに前に出すぎだ!!!」
「え?!!!あなたが守ってくれたっていうの?!!」
ビームの正体は、駆けつけたキュベレイマークⅡの放ったファンネルのビームであった。
プルツーはまた素直から背いて答える。
「……ふん!!Zガンダムはアーガマの貴重な戦力だからな。そ、それに、あんたとぐずぐずな人間関係のまま終わったら夢見が悪くなる」
「あなた……素直じゃないのねっ!!ふふふふふ!!」
「な……!!普通、そこは礼の一つでも言うトコロだろ!!!もう助けないからな!!!」
「あ!!やっぱり今助けたって……!!!」
「うるさい!!!あたしはあいつらをやる!!!あんたは残りの3機でも相手してな!!!」
そう吐き捨てると、プルツーはマシュマーの機体群へと向かっていた。
ルーに置かれた状況として残るは3機のガザDだ。
「さ……とっとと片付けちゃうわよ!!!」
ルーは先程のガザC同様に狙いを定め、ビームライフルを撃ち込む。
だが、その攻撃は躱され、逆にナックルバスターの反撃が返ってくる。
更には他の2機もフォメーションを取るかのように二方向よりナックルバスターを叩き込んできたのだ。
「うッ……!!!やるじゃん!!!」
強気にそう言って見せるが、シールドと脚部に全て被弾し、ルーは焦りの色を滲ませる。
それもそのはず……基本的にガザCの発展強化型であり、操っているのはガザの嵐隊であった。
パンパ、ワイム、ビアンの三人のメンバーで構成されたエース部隊であった。
「今の攻撃、確かにキュベレイマークⅡからの攻撃だったな!!!」
「やはり、裏切りは本当だったのか?!!」
「そのようだ……マシュマー様に報告!!!」
後方から接近していたマシュマーにガザの嵐隊からキュベレイマークⅡの攻撃を受けたと通信がはいり、それを受けたマシュマーはコックピット内で確実なプルとプルツー寝返りを確信した。
「……プルツーめ……本当に寝返るとはな……!!この責任、重いぞグレミー!!!各機、想定通り裏切り者のキュベレイマークⅡが来る!!」
「しかし、マシュマー様!!味方機認証でロック・オンできないのではと危惧します!!!」
「ふふふ、案ずるな。その為に『対ニュータイプ兵器を搭載したこの最新鋭のモビルスーツ』で出撃したのだ。あくまで奪還……いや、意地でも奪還させてもらう!!!」
マシュマーがコックピット内で不敵な自信を掲げるその一方、ガザの嵐隊は改めてZガンダムへの攻撃に臨む。
「ワイム、ビアン!!!マシュマー様の手を煩わせる前にZガンダムを墜とすぞ!!!」
『了解!!!』
すると部隊の名に恥じない嵐のような攻勢フォメーションがルーを襲い始める。
連発されるナックルバスターが三方向よりZガンダムを襲う。
「な、なんなのよこいつら!!?ほかの奴と大分違うじゃない!!!」
苦し紛れに放つビームライフルも躱されていく。
「十八番の煙幕、ガザストームができないが、変形して蹴りつけるぞ!!!とっととアーガマを沈めたいからな!!!」
「そうすれば一気に我がネオ・ジオンへ勢力図が今以上に傾く!!!」
「ああ!!!ハマーン様から二階級特進がいただけるぞ!!!」
ガザD達はモビルアーマーに可変し、クローメガ粒子砲やナックルバスター、ビームキャノンを同時撃ちしながら攻めに入る。
「ううッ……!!!だめッ……中ったらひとたまりもない!!!」
ルーは防御を解除し、回避行動に専念し始めるが、それでもビームは掠めていく。
そして次の瞬間、クローメガ粒子砲がZガンダムの頭部に直撃する。
「きゃああああああ!!!しまっ……!!!」
頭部を破砕させたのが皮切りの如く、レフトアームやビームライフルにも直撃して、Zガンダムは無力化してしまった。
「あうぐぅっ……いやっ!!初陣からこんな失態だなんてっ……!!!こんな、ザコなんかに……!!!」
ルーのその危機的な状況のその一方、キュベレイマークⅡは量産型ハンマ・ハンマと交戦に突入していた。
だが、未だ認識が味方機扱いのため向こうからの攻撃はない。
「……多分あの感じ……困惑しているな。こっちもビームのロック・オンはできない。ふっ、挨拶してやるか」
ファンネルならばロック・オンできずとも思念による狙い撃ちが可能。
対し、ロック・オンを必要とする量産型ハンマ・ハンマ勢の準サイコミュ兵器にとって、攻勢に踏み切るには致命傷だった。
モニター越しの有視界戦を強いるのならば話は変わるが、それもそれで問題がある。
その間にもキュベレイマークIIはライトアーム側のビームサーベルを発動させ、1機の量産型ハンマ・ハンマの懐に飛び込んだ。
「くらいな!!!」
ザズバアアアアアンッ!!!
グゴォバアアアアア!!!
1機を斬撃で破砕すると、プルツーは更にもう1機をファンネルで取り囲んで集中砲火を浴びせ、3機目にハンドランチャーの射撃も加えて攻撃する。
量産型ハンマ・ハンマ一個小隊隊はその一瞬で壊滅に至った。
「ふん……!!!ざまぁないね!!!キュベレイの敵じゃない!!!さあ……相手してやるよ、マシュマー!!!」
プルツーは見抜いていたように後方を振り返る。
そこには別の量産型ハンマ・ハンマ小隊と共に、新たなモビルスーツで迫るマシュマーがいた。
「プルツー……!!!情報通り本当に敵の意志を示すか!!!薔薇の騎士に相応しい新たな力でわからせる!!!各機、牽制せよ!!!」
マシュマーの命令と共に3機がロック・オン不能前提に一斉に有線式ビームクローで攻撃を開始する。
「無駄だ!!!中らないよ!!!」
攻撃を躱すプルツーにマシュマーはこの時代には存在しないはずの機体、ローゼンズールでプルツーに戦いを挑む。
本来は宇宙世紀0096の第二次ネオ・ジオン抗争もといラプラス事変にて存在してくる機体だ。
「はぁ!!!」
「ざかしい!!!」
ビームコーティングがされたローゼンズールのクローアームと、キュベレイマークⅡのビームサーベルとがつばぜり合いする。
「一瞬で終わらせるよ!!!」
プルツーがファンネルをローゼンズールと量産型ハンマ・ハンマ3機へ仕向けた矢先、ローゼンズールもまたファンネル状のユニットを放つ。
「させん!!!」
放たれたそれはキュベレイマークⅡを囲んだ。
「何??!マシュマーがファンネル??!」
現時点、ニュータイプでも強化人間でもないマシュマーがファンネル系の武装を放つという通常ではありえない状況にプルツーは困惑し、それが更なる隙を生み出してしまった。
次の瞬間にはキュベレイマークⅡの全体をスパーク状のフィールドが包む。
「きゃああああああああ!!??」
プルツーの悲鳴が響く。
「はははは!!!強化人間の反逆者に対処する為に開発されたサイコジャマーだ!!!能力は完璧に防いだ!!!」
「いやあああああああああああ!!!」
そのプルツーの危機に塞ぎ込んでいたプルがそれを感知した。
「プルツー……!!?危ないの??!っ……塞ぎ込んでられない!!!」
プルはつい先ほどの恋心の傷心を忘れたかのように現状を振り切り、アーガマ艦内の一室から飛び出す。
「サジの浮気もやだけど、プルツーが死んじゃうのも嫌っ!!!」
俺は責任感と自責にとらわれていた。
ん??同じ意味か??!
とにかく!!!ルー・ルカを死なせるわけにわいかん!!!
今はモビルスーツデッキへ……リック・ディアスで出る(しかない)!!!
そして、モビルスーツデッキに到着すると、ざわめきが立ち込めていた。
なんだ、なんだぁ?また何か起きやがったかっ……て、あああああ??!!
プルのキュベレイマークⅡが動いていたあ!!!
『プルツーが危ないんだよ!!!出すからね!!!』
プルの声が外部音声で響く。
プルツーが危ない??どーいうことだ??!!
そんだけの敵……ハマーンたま??!!いやいやまさかまさか!!!
「リック・ディアス、使えるかあ!!?」
「あ、おい待て!!!これ以上戦力持ってくなあ!!!」
かまうか!!!この世界のヒロインが揃いに揃って危機的な状況なんじゃい!!!
俺はリック・ディアスのコックピットに飛び込み、強引に出撃する!!!
「うおおおおおお!!!プルぅ!!!プルツぅうっ!!!ルぅうう!!!」
とにかくキュベレイマークⅡを追う……為にカタパルトデッキに出た!!!
すると、アーガマのカタパルトからも視認できる位置から戦端が見え、プルが向かう方向も見る……そしてモニターを拡大して視認すると……はぁ??!ローゼンズール??!!
モビルドールもしかり、後の時代のはずのローゼンズールもしかり、どーなってる??!
なずぇ??!何故にもっと後の時代のネオ・ジオンのモビルスーツが??!!
てか、プルツーがサイコジャマーにやられて……!!!
脳裏に悲鳴を上げるプルツーが過り、妙に興奮するキモチに……!!!って、バカヤロー!!!
更には反対方向にはガザDに鹵獲される半壊Zガンダムが……!!!
ルーも危機的な状況か……アドベンチャーゲームなら選択肢が出そう!!!
だが、プルツーにくらべ比較的ルーは安全圏内か??否、安否不明じゃい!!!ぐぬぬ……だが、俺わな!!!プルとプルツーが大本命……とか思っていると……。
「そこのリック・ディアス聞こえるか?こちらはネェル・アーガマの艦長、アムロ・レイ。単刀直入に言う。その機体で本艦のモビルスーツデッキまで来い!!!何も考えずに翔べ!!!」
は??ネェル・アーガマにアムロ??!しかも、ガンダムXの「何も考えずに走れ」をもじったかのよーなセリフ!!!もー状況が追い付かない!!!
「は??え??え??え??」
「狼狽えている暇はないぞ!!!現状打破の答えと力がある!!!来い!!!Zガンダムにはこちらから援軍を向かわせた。案ずるな!!」
この流れ……違いない!!!
熱い展開が来たみたいだ!!!
待っていてくれ、プル!!!プルツー!!!
俺はリックディアスのコントロールレバーを押し込み、ネェル・アーガマと思わしき艦をモニターで探す。
するとかっ飛ぶフルアーマーZZガンダムらしき機体とすれ違う。
……もーいい!!!何もつっこまねー!!!あれが援軍だ!!!
ルーは頼んだ!!!あのガンダムの方にあるんだろ、ネェル・アーガマ……ほうら、あた!!!
近づくに連れ、その巨大な艦影が迫り中央のカタパルトハッチが開く。
やっぱりアーガマよかこっちのほうが個人的にすこ……しかも外見的に既にユニコーンガンダムバージョンときている!!!
「否、頭空っぽにして突っ込む!!!」
飛び込みながら制動ブースター操作をしながら突入するとそこには……!!!
「へへへへッ……そうくるかよ!!!」
モニター越しに目にしたのは想定していなかったガンダムだった……そのガンダムとは……スペリオルガンダム!!!
サジタリウスの展開が熱くなる一方、ガザの嵐隊のガザD部隊が鹵獲したZガンダムをエンドラへ目指し搬送する。
「半壊とはいえ、Zガンダムを鹵獲した!!!二階級特進確定だ!!!」
「更には女のパイロット!!!好き勝手放題できるぞ!!!」
「まあ、そう早まるなパンパ!!とにかくこの功績はでかい」
鹵獲される身となったルーは自らを悔い、覚悟を決めていた。
「なんて失態なの……最悪っっ!!!それに女性故にもう、この身はきっと好き勝手されちゃうんだわ!!!サヨナラ、私のバージン……!!!」
すると、所属不明のゾロ(ワンピースの。ザンスカールのモビルスーツじゃないよ)ボイス、またはウイッツのボイスがルーのいる空間に響いた。
「これより砲撃する……微動だにするなよ??」
「え??!誰!!?」
次の瞬間、ビーム渦流が直進してルーやガザの嵐隊の付近をはしる。
ヴィギヴァアアアアアアアアッ!!!
「な、なんだあ!!??」
「メガ粒子ビーム??!!」
「なんだこの青白い粒子ビームは……??!まさか、新たなモビルスーツなのか??!」
「ご名答……コードネーム、トーラス。フルアサルト・ZZガンダム、介入する!!!」
トーラスと名乗るパイロットの声と共に、ハイメガバズーカランチャーを構えた新たなガンダム、フルアサルト・ZZガンダム(外見もほぼフルアーマーZZガンダム)がその眼光を光らせた。
BGM ガンダム00より「Strike」
青白い強力なビーム渦流……それは撹乱を意図した砲撃であり、やむ無くガザD3機はZガンダムを手放して各々に散開した。
「くそぉ!!!舐めやがって!!!Zガンダムも鹵獲した俺達だ!!!反撃する!!!」
「了解!!!」
ガザの嵐隊はそのままフルアサルト・ZZガンダムに攻撃を仕掛ける。
「いくぞ!!!火力は連携で補う!!!」
「しゃあ!!!」
「おうさ!!!」
先ほどのZガンダムとの戦闘で見せた攻撃をそのままガザの嵐隊はフルアサルト・ZZガンダムに向けて放った。
全ての攻撃が機体に直撃する。
「直撃を確認!!!」
「ははは!!!図体だけか!!!」
「こいつも鹵獲……は??!!」
だが、それは被弾したが無意味フラグに他ならなかった。
無傷のフルアサルト・ZZガンダムが姿を見せる。
「はっ、効くかよ!!!俺達のガンダムは違う。身の程知りな、雑魚が!!!Gブレストメガキャノン!!!」
ヴァギュルゥアアアアアアアアアッッッ……!!!
「ぎゃあああああ……!!!」
ガズゥバァアアアアォォォォ……バズガァアアアアアアンッ!!!
フルアサルト・ZZガンダムが腹部から放ったGブレストメガキャノンにより、バンパ機がかき消されるように破砕され爆発する。
更にフルアサルト・ZZガンダムは立て続けにレフトアームのGダブルビームライフルをワイム機に撃ち放つ。
ヴィリリリリィィィ……ヴァギュドアアアアアアアアアッッ!!!
ドジュゴオオオッッッ……ゴバガァォアアアアアアアアッ!!!
二本の高出力ビームの直撃により、ワイム機は爆散して宇宙の海に砕け散る。
「ワイムまでが!!?くっ……うおおおお!!!」
取り残されたリダはフルアサルト・ZZガンダムに特攻をかけ、全武装を放ちながら加速する。
だが、攻撃の直撃は全く意味を成すことなく、フルアサルト・ZZガンダムの攻撃ターンを与える。
「だから効かねぇって……ネオ・ガンダリウム合金(ガンダニュウム合金相当)には痒いだけだ。Gハイメガバズーカランチャー、ロック!!!目標を破砕するぜ!!!」
ヴィリリリリリリィィィ……ヴヴァルアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!
「ガザの、ガザの嵐隊なんだぞおおおおああああぁぁぁっっ、ぐるうかぁッッ……!!!」
ヴァシュオオアアアアアアアア……ッバズゥゴバァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
Gハイメガバズーカランチャーの凄まじいビーム渦流が、ガザDを容赦なく呑み込み瞬く間に破砕する。
事なきをえたルーにフルアサルト・ZZガンダムが機体に触れ、直接回線で通信をしてくる。
「さあて、ご挨拶はこんなんってかあ……??大丈夫か??Zガンダムのパイロットさんよ?」
「……(なんてイケボ……!!!)あ、ありがとう。助かったわ」
「(お、女!!?)いや、礼はいいさ……その……なんだ……あ~……ケガはねーか??」
「えぇ……大丈夫……よ」
「ならいいんだ……」
「新しい……ガンダムなの??」
「あぁ~……まぁな。俺はコードネーム、トーラス。あんたは?」
「私??私、ルー・ルカ……はぁ……私なんかんわとてもアーガマに戻れたもんじゃない。着任早々にこんな失態しちゃ……」
自らの失態を悔いるルーに対し、トーラスはモニター越しにその表情を彼女に見せた。
驚くことにコードネームをトーラスと名乗る彼の姿は、Gジェネシリーズのラナロウ・シェイドであった。
「??!!(きゃあ!!!更にイケメンじゃないっ!!!)」
「ネェル・アーガマに来ちまえば恥うんぬんなんざかんけーねぇ。因みに俺達はエウーゴじゃない。あくまでエウーゴはスポンサーの一つだ。そして、ぶっちゃけあんたは選ばれている。新たなZガンダムのパイロットにな(……おいおい、なんて美人なんだよ!!!)」
「選ばれている??……新たなZガンダム……??え??どーいうコト……??」
ルーは突拍子もないトーラスの言動に問いながら、コントロールレバーにそっと手のひらを置く。
「ま……来てみればわかる」
「えぇ……??あ!!!そーいえば、キュベレイは??!」
ルーは助けてくれたプルツーのことを思いだし、トーラスに問う。
すると彼の口からは意味深な返答が来た。
「心配は無ぇ。そっちは別の選ばれた奴に花をもたせる流れにするぜ……さぁ、ネェル・アーガマに行こうか!!!」
トーラスはフルアサルト・ZZガンダムのレフトマニピュレーターでZガンダムを掴むと、そのままルーを連れていく。
「え??!話に理解が追い付かないから!!ちょ、ちょっとぉお!!(きゃー!!イケメンに連れ去らてれる、私っ☆)」
その一方、プルのキュベレイマークⅡもマシュマーの部隊と交戦状態に突入していた。
「きゃあああああっっ……くぅうっああああっ……!!!」
サイコジャマーによる苦痛に叫ぶプルツーのもとへ、プルのキュベレイマークⅡがハンドランチャーとファンネルを乱射しながらマシュマー達に迫る。
「プルツーは絶対にやらせないっっ!!!妹はお姉ちゃんが守るんだからぁああっ!!!」
しかしそれはマシュマー達を撃退するというよりも、身を挺してプルツーの代わりになろうとする行動だった。
プルのキュベレイマークⅡはプルツー機に体当たりするかのようにサイコジャマーのフィールド内に突っ込む。
ガオオンッ!!!
「あぐっっ……!!!」
プルツー機はプル機のショルダーアーマーに突き出され、代わりにプル機がサイコジャマーのフィールドに囚われてしまった。
「うっ??!きゃああああああああっっ!!!?」
「エルピー・プル!!!はははは!!!手間が省けた!!!」
ローゼンズールはアームクローを伸ばし、プルのキュベレイマークⅡを確保する。
一方、身を挺したプルの行動により、プルツーのキュベレイマークⅡは衝突の惰性で吹き飛び続けていた。
「あっ……くぅうっ……くそっ……なんなんだ、あの兵器……プル姉がっ……庇ってくれた……ファンネルであんなこざかしい薔薇なんかっ……ちくしょうっ、力が……使えないっ……??!」
サイコジャマーから解放されたプルツーだが、苦痛と封じられたニュータイプ能力の効果は続いているようだ。
「キュベレイとプルを奪還した!!!これより先にエンドラへ帰還する!!!貴様たちはプルツー機の奪還をせよ!!!」
「は!!」
高速で加速していくローゼンズールを見送った量産型ハンマ・ハンマ部隊は、マシュマーの命令の下にプルツー機のキュベレイマークⅡを目指していく。
3機はプルツーのキュベレイマークⅡに追いつくや否や、有線式クローアームを伸ばして各々に機体各部を掴み捕獲する。
それに対し、今のプルツーでは抵抗もできなかった。
「くそ……こんなやつらなんかにッッ……!!!」
「プルツー機も確保!!奪還完了!!これより帰還する!!」
リックディアスから降りた俺はスペリオルガンダムのコックピットへと身を投じた。
それに他にもZⅡやフルアーマーの百式、同様のガンダムマークⅡまでありやがる!!!
いい意味でどーなってんだこの展開WWW
そしていざコックピットに座ってみれば……こいつはすげー……!!!コックピットシートや操作系統がソレスタルビーイングのそれな上に全周囲モニターときている!!!
「アムロさんよ、そこまで言って誘ってくれたからには、出撃OKなんだよな?!ロールアウト前だからとか調整中ってんじゃないよな?!!」
そう言いながら体が覚えているかのように機体のメインシステムを立ち上げる俺がいる。
表示されていくモニターがまたスピーディーでかっけぇしよーっ!!!
「無論だ。機体はロールアウトできている。君を待っていたんだ。それついてのコトは後で説明してやるさ……今はすべきことに目を向けてくれ」
「無論よ……!!!プルとプルツーを助ける……そいつがすべきコト!!!」
生体認証センサーが俺の瞳を感知し、機体が完全に起動する!!!
ん??表示されていく文字にトロポジカルリベクトの文字やGドライヴスタンバイ??Gドライヴ??!まるでソレスタルビーイングの00ガンダムじゃねーかっwww
熱いなぁ、熱い!!!スペリオルガンダムに俺は語りかける!!!ぐはああああッ、重ね重ね熱いっ!!!!
「さア……スペリオルガンダム……俺に力を、お前の力を、よこせぇっっ!!!」
俺はくわっと目を見開きながら危機の最中のプルとプルツーの姿を想い、レバーを強く握りしめながら00ガンダム初起動時の刹那のように叫んだ!!!
「この先にはっ……!!!プルと……!!!プルツーがっっ……いるぅっっっ!!!」
その叫びと気迫に乗せてレバーを押し込むと、スペリオルガンダムは俺の声に応えるように両眼を「ポンヒイィッ」と00SE音で光らせ、凄まじい加速力を叩き出しながら時折摩擦火花散らしてカタパルトをかっとぶ!!!
熱い!!!熱すぎるぜ!!!
ネェル・アーガマから瞬く間に飛び立ち、さらなる加速を加えた!!!
ぐおおおおおっ、すっげー加速力っっ!!!不敵な笑みが止まらねぇ!!!
「彼女達に害悪もたらす奴は……三日月に肖り、全てぶっ潰す!!!!待ってろ!!!プル、プルツー!!!」
つづく