都内で、ある男が逃げ回りながら走っていた。
「いたぞ!、あっちだ!。」
と、1人の男は茶髪で、もう1人は黒スーツとサングラスをかけた男が、1人の男が追いかけていた。
ところが、その人は逃げ回っていた。
「くそっ、渡してたまるか。」
「よしっ、あっちだ。」
サングラスをかけた男は、拳銃を取り出した。
「待てッ、逃げ切れると思うなよ。」
「手間を盗らせやがって。」
「待ってたぜ、さぁ、渡してもらおうか。」
と、トレード帽を被った男が言った。
「何の事だ!。」
「惚けるな、アンタが持ってる物を渡してもらおうか。」
「断る!、君たちみたいな悪党なやつに渡してたまるか。」
「断るなら、死んでもらうぜ!。」
「何。」
トレード帽の男が拳銃で、3発を発砲して、1人の男を打ち抜いたのだ。
と、3人は車に乗り込んで逃げ去り、猛スピードで走り去った。
「早く出せ!。」
「へい。」
もう一人の男は、奪ったトランクを持ち去って行った。
その男たちは、一体何者なんだろうか。
暫くして、運転所に警戒していた。
南と高山は、ある1人の男に会った。
「大変だー、大変だー。」
「どうしました。」
「人が、人が血まみれになって倒れているんです。」
「えっ、何だって。」
「こっちです。」
と、早速現場へ行って見ることにした。
「これは、酷い。」
「凶器は拳銃ですね。」
と、高山は言った。
「ええ、恐らく被害者はその一味に追われていたみたいですね。」
「ん、何だこれは。」
「どうした、高山。」
「これ、列車旅行プランのパンフレットみたいですね。」
「ああ、本当だ。」
「何々、特急「踊り子」で行く伊豆湯煙りの旅か。」
と、書いてあった。
「と言う事は、やはり男はこの旅行のプランのパンフレットを貰って旅行へ行くつもりだったんでしょうね。」
「ああ、それも考えられるな。」
と、南は言う。
暫くして、警察が到着した。
「警部、被害者は東京在住の会社員、古河 晁生さん43歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「死因は、拳銃による射殺です。現場には3発の薬莢が落ちています。」
「薬きょうが落ちているって事は、恐らく自動拳銃の可能性があるな。」
「自動拳銃か。」
「弾丸は調べて見ないと分かりませんが、恐らく暴力団の可能性が高いですね。」
と、高山は言った。
「そうか、よし、早速その線で捜査してみましょう。」
「それから、被害者はこのパンフレットを持っていました。」
南は、刑事にそのパンフレットを渡した。
「伊豆へ旅行へ行くんでしょうか。」
「うーむ、今回の事件で関係しているんでしょうか。」
「可能性が、高いですね。」
そして、次の日は。
特急「踊り子」に乗って伊豆急下田で事件が起きるのだ。