俺の彼女は自称神様で、俺を異世界転生させたいらしい(転移でも可)   作:平凡日常

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実は彼女じゃない

 

朝、アラームが煩く鳴り、目を擦りながらスマホを探す。何とかアラームを止め学校へ行く準備が終わると誰もいない玄関に向けて行ってきますと声をかけドアを開けた。

 

 

 

二日前から俺こと平凡日常(ヘイボンニチジョウ)は、近くの高校に通っている。クラスではまだ誰とも話せていないがそんなものだろう。これからだ。そう思いながら鍵を閉め、前へと振り返り現実に戻る事にした。

 

俺の目の前には同じ学校の紋章が入ったブレザーを着た美少女が、笑顔で立っている。コレだけを切り抜くと絵になるな、流石美少女!と思ってしまうが待って欲しい。

 

何個かおかしな点があるから、それを聞いてから美少女なのか微笑女なのかはたまた微少女なのか判断しても遅く無いと思う。まあ中学の時の俺ならなりふり構わず告ってたかもしれないが。あの頃は本当どうかしてたよ。

 

それじゃあ一個目。まず、何で俺の家の前に立ってるのかって事。訳が分からない。別に誰とも待ち合わせをしてないし、待ち合わせする様な友達も()()いないし。

 

だから幼馴染の美少女が俺と一緒に、学校へ行く為に待っているわけでは無い。ってか顔も名前も何も知らない赤の他人だ。

 

二個目はただ笑ってるだけな事。

 

さっき言った通り、もし一緒に学校に行くのなら俺が家を出た時に合流するか、その素振りを見せる筈だと思う。なのに彼女は俺と目があったら笑うだけだ。何度も振り返ってもそれは変わらなかった。

 

な?訳分かんないだろ?それじゃあ三個目

 

コレが最後の謎で、最も恐ろしいんだが今日で()()()だ。え?何がって?

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

いやあ三回目の正直で、今までガン無視してたけどそうもいかない。俺は満面の笑みの彼女の下へと歩いていく。最初は好印象だった笑顔も、今は恐怖でしか無い。

 

取り敢えず話しかけてみよう。もしかしたら俺とは全然関係無いかもしれない。そう思って口を開く前に、彼女が話しかけてきた。

 

『お母様っていつの時間帯いらっしゃいます?』

 

「え、は?」

 

『お見かけしなかったので、早い内に私達の関係を話したほうが良いと思うんです。その方が話も早いし、仕事もしやすいですから』

 

「な、何をいってんの?」

 

『何って事実ですよ。まあ答えてくれないのなら、これからも此処で待つ事に……』

 

「母さんは暫く帰って来ねえよ!仕事で忙しいんだ。俺の為に頑張ってくれてる」

 

一週間も続けば俺の方が参りそうだ、だから早めにギブアップした。母さんゴメン。

 

『成程、なら逆に好都合ですね』

 

またしても意味分からない事を呟きながら、彼女は笑った。そろそろ俺のトラウマになりそうだ。

 

『何ボーっとしてるんですか?学校行きますよ』

 

そう言っていきなり、手を掴んで走り出した。すぐに振り払うと彼女は不思議そうな顔をした。

 

『遅刻しますよ?』

 

それどころじゃない。学校なんてもはやどうでも良い。授業の問題よりこっちの問題の方が俺には大事だった。

 

「お前は何なの?」

 

俺の質問にんーっと顎に手を当て空を見つめる。そしてこちらを見つめると答えてくれた。

 

『簡単に言えば、平凡日常(貴方)の彼女で神様。そしてビジネスパートナーですかね』

 

答えになってなかった何一つ……。そしてそのまま流されて学校へ行く事になった。

 

 

 

この事がきっかけで俺の中学までの平凡な日常とは別れを告げる事になるのだが、それはまた別の機会に話そうと思う。




とまぁこんなモノだろう。状況を整理する為に、書き出してみたがやっぱりおかしい。ラノベかよ、全く。ラノベっぽくして何処かのサイトに投稿してみるのも良いかも知れない。伸びれば続きを書くかもしれないが、まあそんな上手くいく訳が無い。
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