俺の彼女は自称神様で、俺を異世界転生させたいらしい(転移でも可) 作:平凡日常
学校へ行けば手を離して貰えると思ったが、そんな事は無く、教室まで手を繋いでいた。勿論教室に入ったら大騒ぎだ。
どうやらあのクレイジースマイル女は別のクラスか、はたまた別の学年か。同じクラスではないみたいだった事が幸いだった。クラスメイトからの下世話な質問に『過保護な幼馴染の介護』と言う無理がある言い訳をしているとホームルームが始まる。
まあなんだかんだ、クラスメイトと話すキッカケが出来た事には感謝しよう。それにしても、と先生の話を聞きながらあの女が言っていた事を脳内で繰り返す。
『簡単に言えば、
彼女?俺にそんな縁は無い。異性どころか、人と話す事が苦しいのに。神様って何だよ、宗教の教祖でもやってんのか?あっもしかしてビジネスパートナーって俺に貢いでね!って事か?
繰り返しても繰り返しても、味の無いガムの様にそれは残る。結局
気づけば皆が移動をし始めていた。それに従って、俺もついて行く事にする。
所で何処行くんだこれ。
皆に付いていくと、体育館が見えてきた。まわりの会話から察するに部活動のオリエンテーションをやるらしい。部活動か、何やろうかな。
やがて、座ってオリエンテーションが始まるのを待っていると視界の人が話し始めた。それが終わると、部活動の紹介が始まる。
前半は野球部、サッカー、ドッジボール、バレー、テニス、バスケ。運動は苦手だ。確かに体力をつけたいとは思っていたがやりたくないのでパス。
やっぱり文化部系だなと俺は思う。まあ別にこの学校は部活に入らなくても良いのだが、俺一個人の意見として言わせて貰えば卒業して大学もしくは就活するにあたって絶対聞かれるのが『この三年間貴方は何をしましたか?』だ。
だから何か頑張りましたと言える様な部活をしたい。
運動部が終わり、文化部の紹介が始まった。
が
「ピンと来るのが無いな」
これだと思うのが無かった。うーん消去法で決めるしか無いか?まだあるしと思っていたらどれも微妙で気づいたら、最後の一個になってしまった。さて最後はどんな部活だろうか。粗方メジャーなのは出たと思うけどな。
『イセカイ転生同好会です!活動内容はですね、寝ているだけで構いません、ねえ先生!』
美少女と言える容姿の少女が常に笑みを絶やさずそう説明した。
「まあ……嘘は付いてないし、良いんじゃないかしら。何かあったら貴方が責任取るのよ。神野さん」
半ば諦めた様な態度で作業服の先生がそう答えて、部活動紹介が終わった。
まだ部活は決まってないが、一つ決めた事がある。イセカイ転生同好会だけには絶対入らないと言う事だ。と言うか部活じゃないしな。
AHHH……
ちなみにその後教室に戻り先生の話が終わったと同時に、クレイジースマイル女が教室にやって来て俺は攫われた。
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