お久しぶりです。放置の間に2周年ですね。
物語、新キャラ、衣装、宇宙の話など様々…
物語が進んでいると見て良いのでしょうか。
シンデレラ達、童話級第2世代型の話、グレイブ、彼女達の過去編も大切かもですが……
多く残る謎が解明され、戦争が起きた原因、諸々の正体、真実を見る日は来るのでしょうか。
当作はタイムリープモノで戦争回避、戦局改善の物語の筈が、その辺が不明なまま始めてしまっていますからね……
モチベや作者の不足で、未完になりそう(殴
*楽園の掃き溜め、アウターリムへ。
間違い情報があったらすみません……。
アウターリム。
アーク外縁部に位置するスラム街。
元はゴミ捨て場やったが、犯罪を犯して市民権を喪失、公共サービスを受けられなくなった者達が集まり、やがて街となった経緯を持つ場所。
性質上、不衛生で暴力が蔓延る裏社会が形成されており、人口はアークの1割。 まんまなら1千万人に対し100万人もおる。
中央政府はこの惨状を改善する気もなく早々に見捨て、なんなら臭い物に蓋をするべく隔離壁を設ける始末。 そうした扱いの為にアーク市民及び政府と、アウターリムの住民との摩擦は酷いモノがあった。
それでも当世界線はマシやった。
ワイとピナがタイムリープし、情報収集任務と伝達をしてきた甲斐あり、EDFは手を回していたからや。
今のアウターリムが出来るより前の内、外縁部の管理名目等で基地を設け、行き場の無い荒くれ者や使用期限の過ぎたニケを受け入れて歩兵戦力としていたんや。
設備も悪く、再教育の手間もあり、装備も練度も高いとは言えんが、それでも何もしないよりマシな状況としていた。
それでも裏社会は形成され、3大組織が幅を利かせていたが、EDFもいる手前、派手な真似は出来ない様子。 しようものなら武力制圧の口実になるもんで。
まぁ、睨み合いは治安維持に貢献してもいるんで、このまま程良い緊張感を維持するんで良いとも思いますがね。
それと良くも悪くも政府の監視が緩い。
何かこっそり動くのに都合が良い。 こうして前哨基地から楽園に向かうんでもな。
「とまぁ、前の世界線のスラムをマジマジ見た訳やないが、EDFが動いてたならマシになったんやろうな」
「たぶんね。 訳ありで働き口の無い人にも希望を与えているから」
ピナは同意するも、犯罪者を戦力にするってのはリスクあるやろうけど。
ドバン副司令官っちゅう、ここ出身の筋肉モリモリマッチョマンなオジさんが厳しく再教育しとるらしいが。
その癖、親父だなんだと慕われているらしい。
EDFの影響か、世話焼きになっとるんやろう。
塵屑アーク人が多い地下で、善良な上官は貴重枠やと思う。 是非そのまま役割を全うしてもろて、どうぞ。
「それでも生活苦の人は多いみたい。 厳しくて命懸け、なのに安い給金な軍での生活も合わなくて脱走する人もいるとか」
「人は楽をしたいと思うわな。 他人を食い物にして犯罪に走る様な屑なら尚更やろ」
「皆がそうじゃないだろうけどね」
やはりEDFの用意したセーフネットでも生きれない者も少なからずいるか。
仕方ない。 最後は本人の意志。 他に道があるんなら、好きにすれば良い。 それで何処かで野垂れ死にしても勝手な場所やろうし。
「他に聞いてきた話だと、流れてきたニケも受け入れてる。 要らなくなった機体、職を失った娘が来るんだって。 ニケの配達員の話もあったよ」
「ワイらみたいに無理矢理にでもコキ使われ続けるとは限らんからな」
「ニケは消耗品、道具、人じゃない、そう思う差別者も少なく無いのもある。 隊員と違って市民は冷たいんだ」
「戦闘兵器としての性質もあるからな、ニケが怖いってのもあるか。 だとしても外観通りに喜怒哀楽があるんや、配慮して欲しいもんやね」
「地上を奪還すれば、違ってくるかもよ」
「そりゃ夢のまた夢。 あいや、叶える為にワイらが動いとるんやったな。 いつの日になるか知らんけど」
ひと通り見終わり、市民が日常を送るアークへ歩みを進める。
中央政府が設けた壁を越える際、警備員に止められるも、ワイらの任務を知っては通してくれる。 上に認知されているようで何より。
そんでいざ目前のアーク。
モニターな人工青空、エターナルスカイの下、大小のビルが建ち並び、合間を道路が縦横無尽に敷設されておる。
かつて見た、100年前の地上の光景とほぼ変わらず、違和感を覚えない。
本当に地下なのか疑いたくなる空間。 人類の底力、ここに極まり、という感じ。
「はえー、すっごい。 最後に見たのはいつか知らんが、かつての地上が再現されとるんやなぁ」
「ここで100年も人類が篭っているからね。 精神異常にならないよう、出来る限り地上に似せているんだね。 人間に寄せて造られた、ニケのように」
「ここの主食はパーフェクトなんやろ。 得体が知らんもん、良く食って生きれるわぁ」
「味や食感も本物そっくりに再現されているみたいだからね。 深く考えないようにすれば、十分楽しめる代物だよ」
偽物が本物に勝てない道理は無いってか。
いうて怖い物は怖い。 結局は互いに偏見を持ちつ持たれつ生きているということ。
「ここまでくると、もう地上奪還とか出来なくても良くねって思うわな」
「うん。 でも資源に余裕は無い。 士官学校の質が向上したり、地上採掘部隊が危険を侵して働いてきたけど、この頃は近場を掘り尽くしてしまったって。 いつ何かのタイミングで崩壊してもおかしくないんだよ」
「やはり地上奪還の夢は見なきゃアカンか」
結局、楽は出来ない。 何処へ行こうとも。
平和への道は遠くてツライさん。
「底が知れとる、か。 このままじゃ見たくない現実もいつか見る羽目になると」
「ここを失えば、これ以上、人類は逃げも隠れも出来ない。 一応はラプチャーが侵攻し難い、海に囲まれた孤島に行く方法もあるけど、収容人数は圧倒的に少ない。 資源も有限。 一時凌ぎになるかどうか。 私達は常に危機的状況にいるんだよ」
「分かった、分かった。 皆まで言うな。 そうならない為にも、食っていく為にも出来る事をするのみって事やな」
適当に話を切り上げて、ワイらは前哨基地に戻っていく。 歴史改変に有益な情報は得られなかったが、このままじゃやはりイカンというのは理解した。
「今の人類の戦力や技術で、地上のラプチャー共を一掃するのは困難や。 リリスらゴッデス部隊の様な突然変異な勇者の登場を期待するのも現実的やない。 やはり100年前なんかなぁ」
「強いニケが生まれてくれるなら良いけど、出来るなら戦争そのものを回避するか、せめて戦局を改善する方が良いよ。 私達にはそれが出来る力がある筈なんだから」
「ただ旅行するだけで変わるなら、苦労はせんがな。 まぁただ、ストーム1やプロフェッサーの成功例があるんなら、希望はある。 夢は見れる。 見なきゃやってられっか」
半ばヤケクソ感もありつつ。
とりま251へ、輪を潜り眼鏡野郎に相談か。
「ホント、ツライさん」
我々は未だ戦争終結の手掛かり掴めずにいる。
シンデレラの周囲には仲間がいた。
ヘンゼル、グレーテル、リトルマーメイド、レッドシューズ、そして白衣のグレイブ。
フェアリーテールモデル第2世代型である彼女らを救済する事が出来れば、戦局を変えられるだろうか。
いや、ニケが生まれるより前、開戦時。
各地の宇宙港、シャトル発射場、大気圏外迎撃に使用出来るリニアキャノンや、バレンランド基地を守り反撃、ラプチャーを降下中に破壊、被害を軽減出来れば。
更にはクイーンの拠点になっている可能性がある宇宙ステーションを破壊ないし防衛、真相究明が出来たならば。
どれもたらればの話でしかない。
だが、過去に戻れる以上、可能性はある。
(再び人類の英知を集結しなければ。 いや、更にはかつてのように総司令部参謀が政財界の有権者に声をかけ、世界を動かしてくれるよう、働きかけるべきか)
何にせよ、動かねば。
申し訳ないが、伝達係のツライとピナには、まだまだ働いて貰わねばならない。
過去。 現在。 未来。
最善の道は何か。 真相は何処にあるのか。
未だ誰にも分からないままである……。
後書き
イベント後や解明後に更新保証無し(殴