脳みそ抜かれて女の子になって人類守るんだよ!   作:ハヤモ

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前書き
瀬戸際でも内ゲバや蠱毒の儀式をする原作の人類連合軍。でも当作はB級組織なEDFやからね、仕方ないね(ナニとは言わない

ややオリジナルの軍艦名、武器など出しつつ。


107.躍進の兵器開発

戦争は技術を発展させる。

皮肉だが事実だ。 ラプチャーとの戦争においても、御多分に洩れなかった。

 

プライマーとの戦争同様、先進技術研究部の天才プロフェッサーらの活躍により、数多の兵器と装備が開発され続けている。 今回はその一部を紹介したい。

 

 

 

デスピナⅡ

ゴッデスが拠点にする空中空母。

旧式の1番艦デスピナは大海原を航行し、ガンシップも収容出来る程のバケモノな要塞空母だが、こちらは雲海を飛行。 海上任務のみならず、制空権があるなら地球中何処へでも飛んで行ける陸海空共有の超兵器である。 ちなみにプロダクト23のピナとは全く関係ない。

巨大質量を安定して飛ばせるのも、その超大な設計思想といい、SF染みた超兵器の1つに数えられそうだがEDFにとっては今更だ。

プライマーとの戦争で得られた技術の中には、サイコキネシスや反重力を思わす物もあった故に。

そんな先の大戦から経った今、それらを微小ながら解明、実用化に漕ぎつけた形の1つが、ニケ含む超兵器群なのだ。

 

 

エブラグレネード

スモーク共々、レーダー等の電子機器を麻痺させるエブラ粒子を散布する非殺傷手榴弾。

前の世界線で既に開発されたが、ツライやピナの戦闘データや意見を元に改善され続けている。

濃度、散布範囲の塩梅が調整され、直撃ならNIMPHをも麻痺させる。 その為、ニケにも効果が出てしまうが、使い方を誤らなければ、ラプチャーやヘレティックへの目眩し、上手くいけば機能を一時的に停止させるに至る。 主に撤退時に重宝する。

 

 

セブンスドワーフ・ゼロ

ゴッデスのガンスミスなスノーホワイトが開発中の武器。 大型の機関砲のようで、後尾にエンジンも積むのか飛行ユニットとしての能力もある他、近接戦闘用にドリル化も出来るロマン武器。 フェンサーの高機動戦闘のような戦い方が出来る……らしい。

レッドフードの要望で開発が開始された経緯を持つが、他のメンバーの武器開発、調整、戦闘任務もしなければならない多忙な彼女なので、まだ実戦配備は後になりそう。 それでもプロフェッサーの影響で試作型が出来るまでには漕ぎ着けてある。 彼女と主任の手腕の良さも滲み出る逸品に進化中。

 

 

エイレン・ゼロ

第6世代型の高性能コンバットフレーム、アサルトエイレンのカスタム機。 将来の謎の脳みそパイロットなストームゼロに備えて魔改造されている。

姿勢制御バーニアやブースター、スラスターが強化され、それらに耐え得る脚部や特殊装甲、インフェルノな戦場を蹂躙出来る超火力のビーム兵器を多数装備する。

陸戦有人機か疑わしい高機動戦闘を行えるが、扱える者は殆どいない。 完全に某英雄専用機である。

 

 

ブラッカーE11アーリーミレニアム

通常兵器をラプチャーに対抗出来るよう強化発展したのがミレニアムシリーズ(古い物ほど良い物だとは、どこかの赤狼談)。

これは旧式戦車ブラッカーを現代改修したアーリーモデルを更に改修したもの。 装甲、火力、機動力を格段に上げた。

特に現場隊員からの要望(苦情)が多かった不整地での走破性の悪さをサスペンション等の改良により大幅に改善。

サブウェポンに車上に牽制用機銃や、両脇に使用されなくなったカスケードロケットランチャー類を装備して火力の底上げを狙っている。

倫理観に中指を立てて製造されるニケら決戦兵器類に頼らずを得なくなる未来を危惧し、一般兵でも対抗出来得るよう考えられて設計された。 ミレニアムという名には様々な願掛けがされている。

 

 

アンチェインド

特殊な血、及びそれによって作られる弾。

ナノマシンNIMPHを無力化する力がある。

ニケに使えば人間からの解放、良くも悪くも感情や記憶操作が無くなり、ヘレティックに使えば、トドメに使える可能性がある。

関連する謎は多いが、サンプルから研究が進み、実験、試験用として人工的に精製、加工された弾丸が少数生産されている。 今次大戦の切札にり得る可能性を秘めており、今後の研究が待たれている。

 

 

ニケ両用ランドセル

フェンサーが背負うブースター/スラスター兼ガンラックを調整。 出力が強化され、細かに姿勢制御バーニアが増設されている。

高機動な立体空間戦闘をも可能にする。 脳波やスイッチ動作で、多少複雑な制御が求められる為、適性のあるニケにのみ支給される拡張装備。

フェンサーも使用可能。 こうした生身とニケ両用の武器装備も開発され、生産コストを下げる試みが行われている。

 

 

ニケ両用修復/治療ナノマシン

リバーサー等による従来の修復/治療ナノマシンを改良。 今までの不可視の装甲を形成し、ビークルの装甲を回復させたり、アーマーを回復したり、傷を癒す機能があるナノマシンやペーストに、ニケを構成するガッテシアムを含ませる事で、機械であるニケのボディ回復量も増加させている。

戦場では今までの銃型のリバーサー/シューター、手榴弾型に加えて、分かりやすく携行に優れた救急スプレー式のも支給されるようになった。

 

 

プロダクト量産型先行試作機

ツライとピナの為に、生産ライン完成前に先行して特別に製造されたミシリス量産機のカスタムタイプ。 素体の強度が増し、外見的には胸部装甲、それに伴う重量増加や機動力低下を補う為の脚部サスペンションが強化されたのが見て取れる(デカπ、デカ尻、太ももふっと♡)。

あとニケ全体に言えるのだが、製造の際、世界中の技術者ならぬオ◯ホ職人が集合でもしたのか、ニケにも穴はあるんだよなぁ。 ベッドの上では最高でダッチなワイフにもなるマルチツールである(白目)。 人類瀬戸際なのにナニやってんだお前!?(絶叫)

兎に角前よりデカアアイ! 説明不要ッ!

 

 

 

このように、プロフェッサーやエイブといった世界中の研究員もまた、己の戦場で絶望に抗い、人類の為に様々な物を生み出していた。

なんか一部、内ゲバしたり性欲に忠実になって癖を兵器にぶち込む変態もいるが、それで士気が高揚するなら良い事なんだろうね(白目)。

 

 

「エイブ、尋ねたい事がある」

「手短に言ってくれ」

「ニケは精神崩壊を防ぐ為、人の姿をしているのは分かる。 だが何故、見た目が痴女なデザインが多いんだ。 武器を作る以前に、服を作り与えた方が良いんじゃないのか」

「お前はナニを言っているんだ? どうやらお互いに疲れているようだな……それともなんだ。 男として素肌は目に毒か。 それか私にセクハラしたいのか。 何にしても、お前は既婚者だ。 人類を根本で支える者でもある。 なのに童貞染みた真似や発言をして、妻や人類を裏切る真似はするな。 それと、第2世代にもだ。 私の娘みたいな存在でもある。 手を出してレ◯プするような真似をして失望させてくれるなよ」

「酷い罵倒を受けた。 最悪の気分だな」

「お前が始めた話だろ。 まぁその、どうしても我慢出来ないなら、娘じゃなく私にしろ」

「なんだって!?」

「1度しか言わん。 仕事に戻れ」

 

 

ストーム1だけでなく、相棒のプロフェッサーにも女の気配がチラチラして危ないアダルトな雰囲気になりつつも、刻は進む。

 

こんな悲惨な会話の傍で、脳みそを摘出されて、当のダッチでワイフな機体にブチ込まれてるツライとピナなのであった。 本当、戦場は地獄だぜ!(絶望)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうもツライさんです。

脳摘出してニケになるという、倫理崩壊、精神崩壊モノを味わった影響か、ロールアウト直前は目眩がした。

なんか、酷い言葉や夢を見せられた後みたい。

本当の地獄は此処からなので、この程度で泣き叫ぶつもりは毛頭無いんやが。

 

 

「覚醒したか。 状況を理解出来るか? 説明が必要か? 返事をしろ。 元変態男」

「……エイブか。 目覚めは最悪やで」

 

 

ペンライトの明かりを、眼球ユニットに照射してくるクソアマ科学者エイブに悪態を吐きつつ、少女の細い手足を動かす。

おお、人間の頃より軽い。 良いやん。

 

 

「だがまぁ動きは最高。 反応速度が良い。 あと豊胸したトコや、下半身がムチムチなのも……あれ、何やろう。 ライトの光で涙が出てきた」

「女の体になれて泣くほど嬉しいか変態男」

 

 

多分ちゃうねん。 奪われる尊厳なんて、とっくに無いと思うとったのに、肉付き与えられて、喜んで、その分残滓な男の部分がツライさんになったんやなって。

 

 

「とにかく実験は成功だ。 まさか男がニケになれるとは。 解明すればニケの増産が見込めるな」

「それはどうかな。 プロフェッサーから言われてへん? ワイは特例なんよ」

「そうかもな。 だとしても、まだ何十億といる人間の中に、他にも適性者がいないとは言えない筈だ」

「せやろけど。 能力が特筆せんと。 貴重なリソース割いてそんな可能性に賭けるより、兵器を開発、増産した方が有効かと思われ」

「いち兵士の意見に過ぎないな。 私は私なりに研究するだけだ。 気にするな」

 

 

へいへい。 人類の為、互いに精々頑張りましょ。

 

 

「ツライ、ピナも目覚めた。 合流してくれ」

 

 

プロフェッサーもやってくるや、矢継ぎ早に指示を飛ばす。 向こうも忙しそうやね。

 

 

「量産型の武器も間に合わせだが、それを持ってデスピナⅡに搭乗してくれ。 そこからなら世界中の戦場へ転戦し易い。 また連絡する」

 

 

早口言うや、直ぐ引っ込んでしまった。

マジで忙しいんやろね。 再会を素直に喜べない世界。 ツライさんやねぇ……。

 

 

「ツライといったか」

 

 

エイブが話しかけてくる。

君、ワイの事嫌いやないの? なんで急に頬をほんのり染めとるの?

 

 

「参考に聞きたい。 君はその、男色……」

「さては貴様、腐っているな!!?」

 

 

もうヤダこの世界線。

ラプチャーが人類を攻撃する理由って、こういう腐敗に反応してんじゃね、とワンチャン思うワイなのでした……。




後書き
更新常に未定
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