更新頻度等を変に意識しちゃったり、リアルのツライさんで精神が不安定だと物語とか文面とか進まないですね……(言い訳
〜作戦内容〜
空軍及び砲兵、アークへの支援を開始。
!?周囲のラプチャーがアークへ集結、囲まれています! 急ぎ支援を要請……既に向かっているとの事です!
satelliteW1:on-line
輸送機ノーブル作戦領空に到達
潜水母艦支援可能領域移動中……
エアレイダーに一任します。
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『ストーム1が無事だ! 彼の指示に従え!』
『スワロウ2了解!』
『こちら砲兵、了解です!』
EDF通信回復。
後方支援部隊はストーム1との連携開始、彼の指示する空爆座標を確認次第攻撃。 残された戦力は自然と結集し、ラプチャーのアーク侵攻を阻止せんと動き出す。
『ロックンロォォォオルッ!』
『迫撃砲、撃って撃って撃ちまくれェッ!』
『あの世に弾は持ってけねぇんだ、全部敵にくれてやれぇ!!』
『座標さえ分かりゃエブラ粒子なんか怖かねぇ!』
空を飛び交う航空機と降り注ぐ砲弾。
KM6戦闘爆撃機の編隊が横1列になるように低空飛行、雨霰と機銃を地表にばら撒いて砂埃を立てながら飛び去り、後に続く重爆フォボスが自由落下爆弾をばら撒いて大地を爆炎で包み込む。
何処かで展開した砲兵隊が迫撃砲を撃ちまくれば、遠くドォーンという発射音の後、ヒューッと風切音を立て次々地面に刺さっては追い討ち爆発。 ラプチャーは対処する間も無く沈んでいった。
「窮鼠猫を噛む、というだろ?」
紅蓮が皆の代表かのように呟いた。
驚きもある中、人類が、EDFがまだ抵抗線を続けている事に嬉しくなって口元が弛む。
各地の主要基地は壊滅したと思われていたが、そんな事は無かった。 いつかの荒廃世界でもQ6空軍基地が応答してくれたように、機能不全はあれど完全に力を失った訳ではなかったのだ。
そして、その泣けなしの力はアークで頑張る者に注がれている。 この事実はゴッデスたち現場組を大きく勇気づけた。
「支援があるなら受けるだけだ」
スノーはこんな時にも表情を変えず冷静さを保っていたが、内心では嬉しかった。 自身を守る為に凍てつく心も、その暖かさにじんわり溶け始めるかのよう。
それに気付いた彼女は、頬を朱色に染めながらサイトを覗き込み、有効射程に入った生き残りのラプチャーを始末する。
その銃声に我に帰った赤ヘル少尉は声をあげ、全体を鼓舞する。
「EDFは女神だけに戦わせる臆病者の集まりか? 違う! 戦士の誇りを忘れるな!」
ハッとする他の隊員やニケ達。
銃を握り直し、空爆から逃れたラプチャーを各々撃ち始めて応戦。
「負けてられねぇ!」
「続けーッ!」
「EDF!」
防衛線に押し寄せたラプチャーは所詮陸軍の残党程度と侮っていたのか、突然の空襲に対処出来ず、次々吹き飛ばされ始める。
何体かのラプチャーはビームを上空に撃ち始めるも、その時は既に航空機は飛び去っており空振るばかり。 そう気を取られている間にも、余所見していた防衛線から弾丸やミサイルが飛んで来て脇腹を抉られて破壊されていく。
「こちらスカウト! 第2隊接近!」
だが簡単に勝利を渡さないのがラプチャー。
この程度で終わるなら、人類はここまで追い詰められていないのだ。
「周囲の敵が集結しつつあり!」
人類の戦力が1点に集まりドンパチ騒いでいれば、屍だらけの他エリアで暇していたラプチャーも呼び寄せる。
レーダーでは既に、アーク臨時監視所を包囲するようにしてラプチャーを捉えており、その数は絶望的なまでに膨れ上がる。 ある意味でEDFの呪い、洗礼行事だった。
「本番はこれからのようだね?」
周りが青褪める中、紅蓮はボヤく。
イキったら水バケツをブッ掛けられたような状況に笑うしかなかった。
どうもツライさんです。
臨時監視所に辿り着く頃には第1波は全滅していましたが、新たな津波に絶望してツライさん。
最初は良かったよ?
ストーム1の要請で、呼ばれて飛び出てなんとやらと空軍や砲兵が撃ちまくったから。
第1波は空爆で蒸発したものの、続く第2波……アークを包囲して押し寄せるラプチャーの群れを捉えるレーダー表示はグロ映像に違いない。
「こんな仕打ち酷くね? あんまりじゃね? 正史でこんな事無かったよ!?」
ワイが頭を抱えて絶望している傍で、ピナちゃんは冷静に答えてくれる。
「コードNが中止になった影響だろうね」
うん、そうだろうね!?
N6で吹き飛ばされなかった奴らが生存者諸共アークに押し寄せたんだろうさ!
エブラ粒子が薄まったから、敵の通信網も回復しちゃったんだろうし!
でもね、正史よりhardestな展開を望んでタイムリープした訳じゃないんだけど!?
「予想はしていた」
ストーム1も冷静なまま、何か言った!
ドロシーは何かを期待する様に尋ねる。
「もう1度空軍か砲兵の支援を!」
「いや、空軍は制空権がないから1度撤退したし、砲兵隊は陣地転換で暫く動けん」
ラプンツェルは「そんな……」と祈る姿勢で困惑の表情を浮かべた。
が、この程度は絶望の内に入らないのか、ストーム1は別の装置……ビーコンガンを取り出して言うのだ。
「予想はしていたから、別の方法を取る」
「それは?」
「バルジレーザーを要請、誘導する装置だ」
バルジ……なんだって?
薬味の一種?(錯乱)
「軌道上に浮かぶ軍事衛星サテライトW1に、地表にレーザーをブッ放つよう指示を出せる装置だ」
説明ありがとう。
きっと超兵器だ。 防衛成功、完!
「なんか強そうっすね?」
「弱くはないが、全て片付ける力はない」
駄目だ。 期待外れだった。
そんな訴える視線を和らげるように彼は言う。
「だがレーダーを見る限り敵の足並みは揃っていないから、数の少ない方面を片付ける。 全方位に意識する必要がなくなれば、火力も集中し易いからな」
それはそうだが。
ドロシーとラプンツェルは意見する。
「しかしストーム1。 防衛線の兵士だけで残りを食い止めるのは困難です」
「時間を稼いでいる間に空軍や砲兵が再度支援を出来れば良いのですが……」
「正攻法なら苦労するな。 だが俺たちの様な遊撃部隊がいるなら、状況も変わるさ」
さっきも言ってたけど、どうすんのさ。
そう不安気なワイを励ます様に、彼は堂々続けるばかりである。
「俺が指示を出す相手は空軍と砲兵だけじゃない。 衛星に基地。 輸送機もそうだ。 それからこの後、潜水母艦もやって来るというじゃないか。 絶望している暇もない」
そんなストーム1の声色が褪せる事はない。
彼には不思議な頼もしさと魅力が、やはりある。 堂々過ぎる佇まいは、希望そのものだと言いたげだ。
「潜水母艦? 無事なのですか?」
「3隻ともな。 支援しに向かってるところだ。 だが待っている余裕はない」
そう言って、発煙筒を投げるストーム1。
赤い煙が立ち昇るや、どこからか輸送機ノーブルが飛来。 スモークの発生地点にコンテナを投下して去っていく。
「敵の数が少ない部分を殲滅、包囲網突破後反転。 敵の背中及び側面を叩きまくる。 その為に必要な道は俺が切り拓く」
コンテナが開くや、現れたはコンバットフレームの新型エイレンⅥ。 重武装タイプだ。
両腕に電磁レーザー、肩には誘導光学兵器ミラージュポッドと粒子ビーム砲を装備。
「任せろ。 操縦桿を握るのも得意でね」
「ちょ、お待ち下さいっ!?」
そう言って彼はコックピットに乗り込み、ハッチ閉鎖。 慣れた動きで瞬時にメインシステムを起動させ立ち上がらせる。
機体全体に備わるセンサーやカメラが光るや、機体は大きく跳躍。 背面のブースターを蒸し、アクチュエーターやショックアブソーバーを駆使するようにカンガルーのように飛び跳ねては、敵陣へ切り込んだ。 射程に入り次第、ビーム砲が炸裂してはラプチャーが融解していく。
唖然とする残されたワイら。
置いてかれてはそうなる。 色んな意味で。
「ストーム1って、無茶苦茶やりますね……」
「強引なところも魅力的ですが……」
この場合どうすれば良いんや?
ピナちゃんに意見を求める視線を送っとく。
「えーと……ドロシー様! ストーム1を援護しましょう! きっと上手くいきます!」
やっとそれだけ言ってくれた。
それに対して反対する余裕もなく、ストーム1を見捨てる訳にもいかないので、頷くしかなかったのでありました……。
ストーム1もEDF6にて軍曹に、もっと慎重にやれないのか、無茶苦茶だぞみたいな事言われてたりしますので……