期待に胸を膨らませて(物理
今回のあらすじ
メスガキ
進めないとと思いつつ、中々難しい……
エロ売りや歯痒さにツライさん
前置きが長いとか文脈も難しいと思いつつ
けれどクロス両方の情報も入れねば……
エデンにはヨハン率いるインヘルト部隊がおる。
エデンの為に動き、アークとは相入れない。
ワイのような者が入隊出来るモノちゃいます。
そんなメンバーはハラン、イザベル、ノア。
そしてワイらが馴染みのドロシーが隊長。
皆して一癖も二癖もある者ばかり。
ある者は死神みたいに大鎌を持ち。
ある者は飛行能力を持ち合わせる。
そしてある者は最強の盾でイキるメスガキ。
共通してアークと何かしらの因縁あるらしく。
ツライさんな過去で流れてきたそうな。
そんなツライさんな過去を話したがる者はいないんやが、生い立ちが はっきりしているのはメスガキことノアやな。
今でこそイキり散らすメスガキやが、元はアークで製造された十把一絡げの量産型同然のニケで、捨て駒同然に地上に派遣され、そして捨てられた可哀想な娘や。
なんとなくシンパシー感じるな?
ワイと違う点もあるがね。
ノアには相棒がいないトコとか。
派遣された時はいたのかも知れんが、最後は1人で半生半死の中を足掻き、仲間の死体を漁ってパーツを交換し、血が滲む努力の果てに報われるかも分からん、そんな明日も知れぬ世界を生きていたという壮絶極まる物語を辿っとる。
地上のEDFも日々大変やが、当時の彼女と比較すれば可愛いもんやろうな。
その内に指揮官ヨハンに出会い、使えると判断されて幼女誘拐宜しくエデンにお持ち帰りされ、ちゃんと整備されて強化され、インヘルト部隊で御奉仕する事になった。
そこは素直に良かったと思う。
相手次第で生体オ◯ホとして飼育されとる。
YESロリータNOタッチばかりやないんや。
指揮官棒に虐められなくてホンマ良かった。
その点、ヨハンに感謝しとれよ。
さても、そない壮烈過酷な経験をしたノア。
エデンじゃメスガキムーブをかまし始める。
弱者に厳しく他人を馬鹿にして突き放す。
何も知らんとシュエン並のクソガキやけど。
それは1人孤独に足掻いた影響やった。
自分自身のみ生き残るなら兎も角、他人を守れず目の前で失う苦しみを味わいたくないんやと思う。
その図が自身と重なるのもあるんやろう。
そないメスガキことノアに会いまする。
性格は相変わらず生意気やけど同情の余地あるし、何となく仲間意識も生まれとる。
次にエデンに来る日も分からんから、挨拶しとこうって思い立つ訳やな。
ピナちゃんも整備後、そうしとる。
特に関わりの深いドロシーと。
今頃一緒にベンチに座って飲み物飲んどったりとティータイムちゃいますかね。
ワイは、オシャンティーキャラちゃいますし、邪魔する理由も無いので割り込みませんがね。
大声でワイの童貞非処女物語を語り始めおったら、しばきに行きますが。
今は今。
御託が長くなり申したが、会いにゆかん。
「あれ、まだ死んでなかったの〜?」
はい、会って早々笑われツライさんッ!
相変わらず煽ってくるんだわピンク頭は!
無事で良かったと抱き付く事もあらへん!
地上最強の盾持ちだからと生意気しよる!
やっぱ面と向かうと、イラッとしてまうね。
どんな過去も免罪符として使えないんやで!
「なんやねん!
それが久々の先輩に対する態度かいな!
というか生きてちゃ悪いんか?」
風吹かし、セシルへの挨拶を棚に上げる。
しゃーなし、事実やもん。
「悪く無いけどぉ?
たださ、わざわざ過酷な地上を歩き回って、EDFの貧乏基地で男女入り乱れて雑魚寝して、久々に帰ってきたら見ず知らずのニケの為に戦ってますだなんてねぇ?
ツライ目に遭うのが趣味なのかな〜って!」
「そういう役回りになりがちってだけや。
ノアも身の程弁えるのが良いんとちゃう?」
事実は兎も角、噂が1人歩きしておった。
ワイの非処女伝説まで蔓延してないか不安になるも、今は努めて前を向く。
そんなワイに構わず、ノアは煽り散らす。
「あー、名前に恥じないようにってコト?
それ苦労自慢? 褒めて欲しいのかな?
偉大なノア様がヨシヨシしてあげよっか?」
指をさしてプークスクスと笑ってきおる。
もうね、分からせたい。
けれど自立して周囲を浮遊する2枚の盾に分からされるので手は出せません。
盾は防御だけでなく、先端からレーザーを発射出来る攻守両用のツールなんや。
ロートルの量産型に勝ち目はありません!
「……もうええわ」
ワイ、下を向いて敗北コール。
グルリと白目を剥いて お胸を さわさわする。
ほんのり大きく、手触りの良いソレを。
この程度で耐えられる相手やない柔らかさ。
おっぱいで防げるなんてギャグになるやろ。
なんなら攻撃能力にチクビームつけるか?
馬鹿馬鹿しい。 願い下げや、そんなん。
てかさコレ、本当に装甲なん?
やわこいんよ、指が沈むんよ。
感度も良くて甘い声漏れそうにもなるんよ。
ああ……どこまでもツライさん。
いつか報われて欲しいでホンマ。
そんなワイの胸にノアは気付く。
いや気付かんどいて。
「あれ? なんか大きくなった?」
アカン、凝視してくる。
普段共にいない癖に変なトコは覚えとる。
慌てて背中を向けて隠す他なし。
「これこそ生き恥や。 ほっといてくれ」
「まっ、強くなろうって努力は認めてあげる」
メスガキの貴重なデレシーン。
機能的な方向に勘違いしてくれて良かったわ。
けども喜べない。 望まぬ形ですから。
「そないちゃう」
「?」
「なんでもねぇっす」
これが活かされるなら、意味もあるが。
ストーム1亡き今、強く在らねばならん故。
ああ、その件をセシルに聞けば良かったな。
ストーム1の亡骸の処遇、どうなったのか。
ワイなんかに教えてくれないかもやけど。
けどなぁ、タイムリープすりゃ元に戻る。
この胸も元に戻るってコト。
良い事かもやが、手術の意味がなくなってまう。
「もっと強くなるにゃ、セシルだけじゃなくプロフェッサーを頼るべきか」
ワイは思考と独り言を走らせた。
現状の問題云々を。
プロフェッサーの情報を得て、その後は?
またタイムリープして、何を為す?
そりゃセシルの方が天才で有能かも分からん。
けんど今の天才は過去の天才の上にある。
技術は過去から継承され、今に至るのだ。
その過程でより良いモノに発展する。
この世界線でも、目に見えた事や。
地上の装備が少し豪華になってる点がそう。
過去に与えた情報が、今を変えている。
なれば、ワイらの考えも理に適う。
プロフェッサーに伝えたい事は様々やけど、今のワイに使われている技術とバトルデータも有用な筈や。
何故なら200年分のバトルデータと記憶や。
一言一句伝わりやせんやろが、意味はある。
上手くいけばニケ全体の底上げに繋がる。
今の体はロートルなんや。
これ以上の強化は難しい。 余裕がない。
出来ても部品交換や整備性に問題がでる。
既に生産終了した部品は在庫探しからやし、そもそもアークが地上の捨て駒同然の量産型の為に融通してくれるとも思えん。
ワイの企業に限っては、CEOがメスガキや。
エデンの部品ならエデンに頼むしか無い。
加えて物資が確実に届くかも分からん戦場での故障は、部位の紛失に等しい。
セシルが言っていたように、耐久性の高いパーツで強化して故障頻度を減らす方法はあるが、根本的な解決策やない。
やはり過去の天才にくだんの日云々を教え、技術をも伝達するのが良い。
そうすればワイのみならず全体が上がる。
ついでに目の前でキョトンとしとるメスガキとの記憶も無くなるんやろうけど、それは仕方ないとする。
「なによ、急にブツブツ喋ったと思ったらジッと見てきちゃってさ」
「いやナニ、EDFの技術も侮れんからな」
「貧乏基地って言ったから怒ったの〜?」
「それもあるんやけども。
フェンサーの装備にも盾があるから、その発展型としてノアの盾があるんかなと」
「何を言うかと思えば。
昔はともかく、今はエデン製だけど?
EDF製なんて比べたらザコいと思うな〜?」
「知っとる。
でもな、そんなエデン製のアレコレもアークの、いやアークが出来る前の技術の延長線に位置するんやないかなと」
多くの論文、理論、研究成果。
セシルだって、どんな天才だって、何もかも自力ではなく、それらを網羅し昇華して今を築いたと思う。
あらゆるモノは、それら産物の1つだ。
フェンサーの盾もテクノロジーの塊である。
特殊合金の内部には特殊な機能があるのだ。
物理運動を180度反転させる磁場を形成する装置であるディフレクターシステムだ。
一瞬しか作動せず、自分でタイミングを合わせねばならないものの、上手くやれば実弾、光学兵器、液体等を跳ね返せる。
その盾や機能を強化する装備もあり、ディフレクターシステムを小出力で常時起動し続けるディフレクト・セル等だ。
他にもシールド保護装甲を装着する事で大型化し、防御角度を拡大、耐久度を向上させるものもある。
被弾時、シールドの強度を瞬間的に高めるバリケードシステムなんかもある。
ウィングダイバーの装備なんて、光学兵器。
ビームにレーザーに電撃等、軽量で高威力。
コアやコスト、整備性の問題が無ければ、ニケの装備にしても良さそう。
これら100年前から続く技術群が、ノアの自立している盾に1つも繋がっていないとは思えない。
そりゃ旧式の技術を未発達のまま使用しているかと聞かれたならば、違うだろう。
けれど既存の技術を参考にした筈だ。
くどいようだが、技術は過去から今に続く。
その過去を改変すれば、装備もより良く発展するに違いない。
「あー、はいはい。 先人に感謝しろって話?
でもさぁ、凄いのはそういう人達であって、アンタみたいな頭ワルワルなザコじゃないでしょ?
同じ型番でもマシな子はいるんじゃない?」
「そない分かっとるよ」
どうにもならん。 ワイには何の才も無い。
けど祈るだけなのもちゃう。
タイムリープを知ってもうたから。
また出来る保証は無い。 けれど。
出来る事はある。 ループでソレを知った。
「せやから……先人に強くして貰う」
「どういうこと?」
「お子様にゃ刺激が強過ぎるわ」
タイムマシンの話なんて、アタオカ扱いやし。
ドロシーやセシルは分かってるけども。
他は全く知らない。 知っても信じられん。
なら適当に煽っといて追い払おう。
などとするも、ノアはその程度で怯まない。
「ああ、胸をもっと大きくするの?
それで私の盾と張り合おうって?
まぁ膨らみ増やしたって、私の盾には勝てないと思うけどね?
それはそれで、どんな気持ちか聞きたいけど!」
「黙れ まな板ッ!」
「まな板!?
少しは私だって……無くても困らないし!」
「ワイだってそうや!
なのに膨らまされたんや、股間の代わりにな!」
「あなたナニ言ってるのよ!?」
互いに顔を赤くして錯乱、叫ぶ虚しさ。
それを終わらせたのはセシルからの無線。
『随分と楽しそうですね』
「セシルはん? お陰様で楽しくねぇっす」
『そんな事情は どうでも良いんです』
なら言うなよ、と思いつつ会話は続く。
『レポートを読み終えました。
内容を伝えますので私の元へ来て下さい』
「ラジャー。
……呼び出し受けたから行ってくる。
じゃあのノア。 良く食べ良く生きろよ」
「アンタに言われるまでもないわよ」
そう言って別れ際。
「ツライ」
言葉に振り返る。
目線を逸らし、気不味そうにして。
「また会えるよね?」
「そう祈る」
未来は誰にも分からない。
分かれど共有出来るとは限らない。
ただ、願わくば望みが叶いますよう。
更新常に未定
今回も刺激が少なかったかもですね……
でも原作要素入れねば……
けれど面白いか否かでも悩みつつ