脳みそ抜かれて女の子になって人類守るんだよ!   作:ハヤモ

68 / 115
前回のあらすじ
メス臭が漂う中

今回のあらすじ
ストームとゴッデス

申し訳程度にニケとEDF要素出しつつ
進まないので飛びますよ……
とはいえ、繰り返し感は否めない中ですが


67.裏切り'

アーク封鎖完了まで残り数日。

正史では3つの要素から遅延していたが、3周目ともなると悩みは無い。

防壁工事の障害となるラプチャーはストームが倒し、エレベーターは最終便を受け取った後に工兵がCA5特殊工作用爆弾で破壊。

エブラ粒子発生装置も早々に壊されているのは、前に述べた通りである。

これらを早期に解決し、アークは予定通りの期間で工事を進める事が出来た。

 

ただ、良い事ばかりでもない。

N6の劫火で、地上を灼いちゃいない。

お陰で大々的な()()()()と汚染は防げたが、同時に生き延びたラプチャーが牙を剥く。

各地に分散していた戦力も一堂に会した事で、自然と敵も集中してしまった。

 

正史なら、後半辺りから襲撃に間が空くようになり、その間にゴッデスが物資を求めて防衛線を離れられたが、今回は余裕がないハーディストである。

 

物資はプロフェッサーの交渉で幾らかは多いが、生存者が多い分、直ぐに尽きてしまった。

弾薬あれど治療薬は尽き、飯はなく、気遣う余裕は失われ、覚悟が揺らぐ。

 

生身の隊員は特に苦痛を強いられた。

ニケのように痛覚を切る事も出来ず、空腹や睡眠不足、病気とした、健康状態の影響も強く受けていく。

銃を持つ手に力が入らず、脳が働かず、命あっても戦力は無くなっていく。

塹壕で死体と見分けがつかない程にグッタリしている者が目立ち、飢えで死ぬか、敵に撃たれて死ぬかを賭ける始末。

 

状況悪化に伴い、遊撃班はストームのみに。

ツライらが使用していたコンバットフレームや壁役の戦車、他のビークル群は軒並み大破、火力も下がっている。

 

弾切れも続出。

ニケはEDFの銃で戦い、何とか継戦。

近接特化部隊の一部は刀剣が折れた。

代わりにフェンサーの電刃刀やフォースブレードといった大剣を使用して戦い続ける。

 

人の数だけ絶望があるなら、生存者が多い当世界線は、正史より負に満ちている。

希望があると言えるのは、前ループの悲惨な光景を覚えているツライさん達くらいだ。

 

それでもなお、これ以上の離反者は出ない。

ストームとゴッデス、アークを信じるから。

行く宛もない。 その気力も無い。

 

そんな信用と気力も、後に裏切られる。

それもツライさんらは知っている。

 

けれど今回は。

今回こそは、もしかしたら。

 

プロフェッサーがいて、交渉が進んで。

上手くいけば内に入れてくれるかも知れない。

 

そんな淡い期待をしてしまう。

そうして、ツライさんになる事数回。

 

懲りず希望に縋るのは、ストーム1がいるから。

絶望に屈せず、戦い続ける彼がいる限り、期待してしまうのもツライさんだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうもツライさんです。

現在、劣悪な環境で惨憺たる戦争中ですよん。

銃から金の飛沫を撒き散らし、轟音立てる。

敵の砲撃が近場に着弾する恐怖に抗ってな。

 

ラプチャーは相変わらず血も涙もないわ。

生身の隊員は飢えと病気で動けんてのに。

ハンデありすぎの出来レースやで、ホンマ。

 

けんど絶望するには、まだ早い。

先は長く、防衛成功の次はベース暮らしや。

まだストームとゴッデスがおるのもデカい。

加えて生き延びた百数人の量産型ニケもな。

最初は約200だったが、まだ半数もおる。

撃たれて爆散、精神異常で思考転換。

そんでもワイらだけ生存の正史よりマシ。

介錯する数も増えたのはツライさんやが。

が、嘆く暇なし。 前を向き今は撃つ。

撃ちまくって生き延びねばならぬ。

何より封鎖まで、もうすぐや。 耐える時や。

 

 

『ザッ……ザッ…ザーッ!

アーク封鎖シーケンス実行チュウ……

人類文明存続ノ為、地上ニ残ッタ兵士ニ感謝ヲ。

ゴッデスニ感謝ヲ。 EDFニ感謝ヲ。

封鎖シーケンス、最終フェーズ───』

 

 

アークから無機質な機械音声が鼓膜を震わす。

全然有り難みを感じん礼で頭にキますよ!

 

 

『こちら本部!

アーク封鎖作業が最終段階に入った!

現在も急ピッチで進行中だ。

動ける者は戦闘継続! アークを死守しろ!』

 

 

本部も何処から指示出してんねん!

ちったぁ、応援せぇや!

 

 

「皆さん、もう少しです!

ここを耐えれば、私達は報われます!」

 

 

そうそう、ドロシーみたいに鼓舞してくれ。

まだ この方が気休めやで。

 

 

「そういう事だ! 守り抜くぞ!」

 

 

レンジャーのストーム2も同意する。

ブレイザーの光が目に染みる様ですわ!

他のストーム隊も、トリガーと共に吼える。

 

 

「MONSTERレーザー砲。

大物に有効だが、全エネルギーを奪われる。

今の我々は飛べない鳥だ」

 

 

赤羽根の姉さん、ストーム4がいう。

ニケに負けぬ露出度と装備、恥ずくないの?

 

手には二股に銃身が割れた光学長身銃やし。

えっちや……が、勿論玩具やない。

そこから光線が発射される度に遠方の大型ラプチャーが瞬時に爆発四散しとる。

 

いずれも凄い威力や。

過去編でコレなのに、なんで未来になってもラプチャーに遅れを取るんか。

というのも分かりやすい理由やろな。

発射間隔が長く連射は無理、生産性や運用に問題があるのは想像に難しくない。

未来で改善はしたとして、ラプチャーも同様に改良されていくもんやから、どっこいどっこいになるんや。

 

その間に雑魚が寄ってくるが、元死神、現守護神のグリムリーパーことストーム3が抑え込む。

 

 

「獲物を狩るには丁度良いクールタイムだ。

手の掛かるお嬢さん方を援護する!」

 

 

黒い鎧を身に纏うフェンサー隊が吶喊。

髑髏の部隊章が入った盾と、機械式の槍であるブラストホールスピアを振り翳し、複雑な軌道で敵に的を絞らせない。

ラプチャーはバラけて動く相手に狙いを定められず、弾幕をすり抜けられていく。

やがて懐に飛び込まれて槍を刺された。

刹那、次々に内側から破裂するラプチャー群。

あべしっ、ひでぶってか。 おっかない槍や。

 

近接特化部隊の紅蓮ら程に細やかな美しさは無く、目で追える速度で力強い。

それ故に分かる。

アレも洗練された動きやと。

ワイには無理。 フェンサーのランドセルを背負い始めたのが前回ループからとはいえ、あの域には到達出来んわ。

センスと努力の違いに、ワイ脱帽。

是非も無いと諦観したくなりますよ。

プロフェッサーからの無線も響き始め、より踏ん張り所だと認識させてくる。

 

 

『こちらプロフェッサー。 聞こえてるな?

シンデレラが再起動、間も無く到着する!

衛星誘導装置とリンクさせた!

座標を送れ、擬似的な爆撃をしてくれる!』

 

「ストーム1了解。

支援は終わっちゃいなかったな。

さすがプロフェッサー、良いサプライズだ!」

 

 

えっ、マジで?

と思う暇なく、旦那は銃型の誘導装置を敵群に向けて照射し始めた。

本人は見当たらんし、レーダーに映らないが。

高高度か、遠方か。

エブラ粒子が濃い場所にいるか分からん。

けれど支援は届くなら願ったり。

 

 

「シンデレラ、今回も頼むぞ!」

 

 

刹那。

照射先一帯に青色の雨が降り頻る。

地表が次々爆ぜ、瞬く間に爆煙の海に。

レーダー上、敵群は漏れなく溺れ死んだ模様。

唐突な強さに笑っちゃうんスよね。

 

 

「ガラスの靴か。 前より強くなってね?

なんにせよ、もう魔法が解けまへんように」

 

 

ハッピーエンドを祈っときつつ銃身交換。

他のニケや隊員も隙を見てリロードする。

 

そんな中でも爆音と無線は響き続けた。

混線するので、あまり長話アカンねんけど。

 

 

『現地に誘導を任す事で、高度なサイオニックリンクによる負担を軽減。

その分、発射弾数を増やし、弱点であった継戦能力を微増させる事に成功した。

この一戦には耐えられる筈だ、頼むぞ!』

 

「任せろ」

 

 

ちょっとナニ言ってるか分からんとです。

でもプロフェッサーなりにワイらを支援しとんねんなってのは理解した。

 

レンジャーの原子光線銃もそうなんやろう。

アレも仕組みは知らんが、なんか凄いし。

冷却やエネルギー源となるモノの取っ替え引っ替えに苦労しとるし、ラプチャーを抑え込むにはパワーと数が足りとらんが。

 

そのカバーを他の隊員、特にストーム3が支えている気がする。

が、この場にワイら一般兵もおる。 頼ってくれ。

 

 

「ワイら量産型も頑張らなぁ!」

 

 

泥臭くてもよぉ!

 

改めて、特火点の銃眼越し。

二脚を立て照準器で敵を捉え、フルオート。

滝の様に排莢し、足元を金ピカに。

何発ものお返しが来るも、スリットにジャストフィットで飛び込む弾は無い。

そう祈り、けんど慢心撃ちを止めず、敵に弾丸のシャワーを浴びせまくったる。

装甲を抜けずとも、足元を撃てばバランスを崩し、一瞬行動を抑えられる。

その隙に他のニケらが集中砲火。

距離がある分、1発の威力が減衰しているも、皆で撃ちまくって始末する。

 

 

「絶望は無いけど希望もない、かな」

 

 

そんな中、淡々と戦っていたピナが呟いた。

すっかり戦場に慣れて会話と思考が余裕。

或いはダメな時はダメっていう諦観と達観。

 

 

「前より戦力はあるけど、相手も同じ。

ストーム共々プロフェッサーも生き延びたけど、結局は知っている歴史を歩んでるね」

 

「軌道EV攻略出来へんかったしな。

折角姫さん味方になっとるのに。

上層部はナニ考えての結論やったんやろ。

まっ、ヘレティック来ないだけマシや!」

 

「そういう事は言わないの」

 

 

話しながら、互いに手を動かす。

ワイはスリッドの陰に身を屈んで、赤熱した銃身をポイ捨て、再度交換。

ピナはというと、ほぼ大砲やろソレっていうドーントレス重機関砲をスリッド越しにドカンドカンと撃っては、大口径徹甲弾でラプチャーを粉砕しとった。

 

離れのトーチカのスリッドも火を噴いとる。

あっちはピッドブル連射砲やったかな。

威力、使い勝手はピナが上か。

 

どちらもHU04ブルートっちゅう大型武装ヘリの左右側面に装備するモンやが、空を飛ぼうものなら棺桶の現状、武装を外し、機体をバラし、トーチカに据えて地上で使用しとるんやが……。

 

 

「お得意の散弾銃は、どないした!?」

 

 

なにうえピナちゃん、携行火器やないの?

今更にツッコミ入れっと、返答を頂く。

 

 

「距離があるから使わないよ」

 

 

なるほど、散弾ではなぁ!

っちゅーことやな!

 

単に火力や防御面もあるか。

ポンプアクションも動作が大変やろし。

 

 

「ここで前に出ると味方の邪魔だよ。

逆に ここから散弾飛ばしても、威力減衰は勿論、ストーム3や紅蓮様たちを巻き込んで良い事はないかな」

 

「せやな!」

 

 

さすがピナちゃんや、賢い子!

あいや常識? 喧しいわ!

 

 

「だからなのか、紅蓮様やストーム3とした近接特化部隊は、最初の一撃だけ喰らわせて離脱したね」

 

「その後、離れを狙ってくれてっけどな」

 

 

側面に回るラプチャーの相手、助かる。

侵食を誘発してくるタイラント級とか。

それらを始末してくれるのはリスクがある分、大変ありがたい行為や。

最初みたいにピナ庇って一か八か、他に余裕が無い、なんて事態は避けられとる。

やっぱ味方いるってのは、嬉しいわぁ。

 

……ホンマ、正史でよく生き延びたな。

ストームといい、マジ恵まれてんなワイら。

 

 

「……上層部は次に託したんだと思う」

 

「次? なんの話?」

 

 

ピナは戦闘と共に続けた。

こんな時の内容ちゃうけど、聞いちゃる。

 

 

「タイムリープだよ。

この世界線は次の、勝利への礎にされる。

私達はこの場だけじゃない、後を託された。

先の大戦でプロフェッサーが時間戦術の中で兵器や戦略の向上を図ったように、今回もそうするつもりなんだ」

 

「すまんが戦闘中や。 簡潔に言うて?」

 

「タイムリープで運命に抗う」

 

「なるほど、いつも通りやっちゅーねん!」

 

 

納得しつつ、ラプチャーを撃つ。

シンデレラの爆撃で大分減って楽出来た。

ゴッデスの射撃も活きて、ほぼ残党狩りや。

 

 

「最初はマリアンを救うだけだったのに。

人類の運命を背負わされるなんて、ね」

 

「なんや今更に。

ワイらは勝利の女神、ニケ。 それが仕事や。

まぁ、戦う以外の幸せを望むのは分かる」

 

「そうだね。 主任と共に未来を考えよう。

脳味噌夫婦旅行計画も一緒にね!」

 

「ゴフッ……! 衛生兵を呼んどくれ……!」

 

 

抉れる……ッ! 古傷が……ッ!

何年、何十、何百年揶揄う気やデスピナ!?

てか脳味噌夫婦旅行って謎ワードやめろ!

 

 

「雌堕ちに付ける薬は無いよ。

ああ、種はあるのかな?

でも今は我慢して戦ってね、悪いけど」

 

「そうして欲しいならフレファイ止めて?」

 

 

漫才する間も戦場の光が随分減った。

もう掃討戦に移行しつつある。

殆ど弾薬は残っちょらんが、始末は出来る。

シンデレラと旦那の誘導の お陰やな。

勿論、そのツレとゴッデスら精鋭陣も。

誰1人とて欠落しては乗り越えられなかった。

 

 

「クリア! 掃討完了!

俺達の、人類の勝ちだーーッ!!」

 

 

勝利の咆哮が児玉すりゃ、堰を切る兵士たち。

 

 

「私たち、アークを守り抜いた!

生き延びた……生き延びたんだぁ!」

 

「コレで私たちも英雄になれたんだ!」

 

「うおおおおッ!!」

 

「EDF! EDF!」

 

 

そんな銃声が咆哮に変わる戦場の果て。

アークから"いつもの"無線"が、地軸を揺らす様な轟音と共にやって来る。

 

ストーム1とワイらは黙りこくった。

現実は、どうなるんや?

 

 

『現時刻をもって、アークの封鎖が完了しました。 ゴッデス部隊と皆様に改めて感謝申し上げます』

 

 

かつては憎き封鎖担当者オスワルドの声も、何度か聞いとると殺意も怒りも失せ、淡々とNPCが喋っとるな程度に傍観できた。

 

ドロシーら記憶無しはツライさんやろけど。

いや、まだ分からん。 どうでるか?

 

 

「お疲れ様でした。 では私達も移動しましょう。 何処に行けば良いですか?」

 

『ここからは私が説明する』

 

 

突如と無線に割り込んだる老いた男の声。

無線を聞いとる者らは困惑と驚きの表情。

 

えっナニ。 時々聞こえる本部とは違う。

 

 

『私はEDF総司令官だ。

先ず礼を言わせてくれ。 皆に感謝する。

この度の戦い、誠に ご苦労であった。

人類は生き延び、何れ地上を奪還するだろう』

 

 

まさかの総司令官、トップザトップや!?

 

これは……間違いない。 改変ですよ……ッ!

 

 

『君達残存戦力は、最寄のベースに潜伏。

指示があるまで拠点を維持して欲しい』

 

「……アークへは、その後に?」

 

 

ドロシーが険しい声で尋ねれば、返答される。

どこぞの封鎖担当と違い、対応がヨシ。

 

 

『封鎖によりアークへの道も閉ざされた。

だが状況が安定次第、新たな道を作る。

それまで諸君は地上拠点を守って欲しい』

 

「……今直ぐではないのですね」

 

『済まない。

EDFは君達を見捨てない。 必ず迎えに行く。

これも口約束に過ぎない。 だが信じて欲しい』

 

「私たちに、まだ戦えと言うのですか!」

 

 

ドロシーが怒りと疲労を露わにすると、周囲のニケや隊員も震え始める。

恐怖でなく、怒りと哀しみで溢れとる。

そうなるわな。 楽園に即入居やないもん。

ワイら百年組は慣れて諦観出来っけども。

 

 

『……定期連絡は怠らない。

準備が整えば、直ぐに伝える。 以上だ』

 

 

そう言って、ブツンと切れた。

謝り倒す事もなく、結局は一方的に。

もう少しあっても良さげなモンやが仕方なし。

今は感情的やから、一旦間を開けたか。

 

 

「し、司令部め……! 裏切ったのか!?」

 

「でも、迎えに行くって……」

 

「そんなの、いつかも分からないじゃん!」

 

「見捨てられたの……?」

 

「中途半端な希望を餌にしやがって!」

 

 

鬱憤を吐き出す面々。

ドロシーらゴッデスも打ち震え、ぶつけどころに迷う苦痛に悶えている。

 

 

「何処まで裏切れば気が済むのですか!」

 

「ですが、これ以上留まるのは危険です。

その意味でもベースに向かうべきかと」

 

「賛成だ。 移動しよう」

 

「……やれやれ。 姉さんも来るかい?」

 

「そうね……生きる為にも」

 

 

裏切り者のレッテル貼りには不十分。

故に脳内でグルグル回る不快感が拭えない。

ツライ……コレはツライさん。

 

 

「……いつか迎えが来る筈だ」

 

 

ストーム1がワイとピナに寄ってきた。

一応って何やねん。

 

 

「だが向かうはアークではなく前哨基地(アウトポスト)だ。

アークの、2階部に当たる空間だな」

 

「あー、知っとるトコやろな。

地上からの資源輸送コスト削減を目的に建設されるトコや。

最も、ラプチャーが何処からともなく襲撃して来るモンだから放棄される僻地やで」

 

 

思い出しながら頷くワイ。

良い所やないが、地上よりマシ。

ピナも付け加えて言う。

 

 

「正史だとね。

この世界線では分からないけれど。

どちらにしても地上よりマシだよ。

……アークに入れないのは、やはり?」

 

「政治的な都合だ。

俺達には迷惑極まりないが、これでも随分と譲歩されたと感謝するしかない」

 

 

中央政府か、うーんこの。

守ってやったのに上のhtks思考は止まらん。

人の敵は人、よぉ分かるんやね。

 

 

「プロフェッサーも手を回してくれる。

悪い様にならない。 今は、生き延びろ」

 

「あぁ……また100年のボンビー生活?

いつ死ぬか、思考転換するか分からんわ。

エデンのメスガキにも煽られるし」

 

 

遊びで戦っとるちゃうで。

勘弁して欲しいわ、ホンマ。

あと何百年繰り返せば解放されるん?

 

 

「さて、この世界線での雌落ちはいつかな?」

 

「デスピナは黙っとれ……ッ!」

 

「そうだな。 黒歴史だ、抉ってくれるな」

 

 

若干1名、いっそ楽しんどる気がするが。

けどな、仲間を玩具にすんのやめような?




更新未定
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。