悪意、感じるんでしたね?
今回のあらすじ
カウンターズと合流
ネオンと出会います。
会話が分かりやすいぶん、変化を求める人には物足りないキャラですが、暗い世界で純粋に元気溌剌な様子は好きですね。 真面目ラピと不信ネオンとも調和が取れてるかも
それはそうと、ストーリーをなぞるだけなのも良くないので、EDF、改変要素も考えねば……
───安全な場所に連れていく!!
そう努力はしているッ!!!
EDF6 DLC1 Lost Days 伍長より
「もう察してるやろが、上の命令でカウンターズに随伴することになった。 よろしゅうな!」
「同じく。 宜しくお願いします」
「上からの?」
ラピにおうむ返しされた。 しゃあなし。
補填の量産型は珍しくないが、上から いちいち命令されることはない。 寄せ集め相手なら尚更に。
「せや。 あんたら期待されとるで!」
「……怪しいわ」
不信のアニスに懐疑的な目を向けられる。
口調は明るい癖して、性格はキツい。
「あなたたちは
「ワイらも思うとりますわ。 せやけど上からの命令なんでね、従うだけよ」
「……上層部の思惑は私たちにも分かりません。 ですが、命令に背く訳にはいかないもので」
「あー、はいはい。 どうせ私たちは上に逆らえない哀れなニケよ」
ピナ共々とぼければ、アニスは引っ込んだ。
扱いの悪い量産型であるワイらが、何かしらの情報を持っているとは思わんのだろう。
権限がないのはツライさんやが、こんな時は疑われず気が楽やね。
「その意味では地上も地下も変わりなく。 任務も引き続き下される訳やな」
そう言って指揮官を見やれば、コクリと頷かれる。 ラピは僅かに顰め、アニスは更にゲンナリとする。
「ホンマ哀れなニケ。 刻まで駆けて調べてツライさんやなぁ?」
「あまり そう言う事言わないの」
慣れてるつもりやがな。
世界線変われど仕事があって幸せ。 ケッ。
「発電所の調査? 海の近くの都市にあったアレのこと?」
「この人数でですか?」
アニスが復唱し、ラピは僅かに不安感を示す。
無理もない。 地上に連続して出されるわ、人数は少ないわ。 全滅して来いって言うてるに近い。
この世界線の事情は前とズレてるやろが、記憶通りなら発電所は無人の筈なのに稼働状態という謎。
ラプチャーが弄ってるのか、実はまだ人がいるのか不明。 せやけど資源が残ってるのは分かっとる。 それを利用出来たなら、アークを食わしていける。 多少な。
というわけで大規模な調査任務が実施された事もあるが、失敗。 なので片手で数える程度の人数で成功するとは思っちゃいないってワケ。
「それってあんまりよね! あんなに苦労したのに褒められもせず、また苦労させられるの?」
「しかし命令だ」
「あーはいはい。 偉大なるEDFのお犬様じゃありませんか〜」
「アニス」
「ごめん。 言いすぎたわ」
アニス、相変わらず舐めた口。 咎めるラピ。
そんで指揮官は怒らない。 優しいのか無関心なのか分からんね。 こないのが上司とか、気楽な一方、ちょっと不安。
「指揮官は誰が割り当てられますか?」
「私だ」
「はい?」
堂々言えば、ラピが疑問符を浮かべる。
ワイらはリング絡みもあって、ここの規則を知らんが、様子からして通例から外れとるんやなって分かる。
「やっぱりおかしいわ。 何なの?」
「なにか問題でも?」
「同一のニケと指揮官が同じ作戦に割り当てられることはありません。 大抵の場合、作戦過程で
トラブルが発生した状態で作戦に投入するとチームワークに大きな影響を及ぼすため、一般的には避けられます」
「指揮官様がニケを現場で処分した、なんてこともたくさんあったわ……その反対もたまにあるし」
おお、前同様ギスギス関係。
改善傾向にある筈なのに、変わらん事もあるか。
戦場における指揮官の死亡原因が、味方からの"
「こういった極端なケースもありますので。 同じペアで戦うには、少なくとも3回間隔を空けなければなりませんが、確かに今回は異例ですね」
「処分ね」
アニスが不信感を露わにする。
思ってる事を口にする子よね。 溜め込むより良いんだろうけど。 他の指揮官の前でもこうだったんかね?
「それとなく地上に送って、全員処分する気よね」
『あの、そんなことをする理由がありません』
突然に鼓膜を震わす、いつかの可愛い声。
オペ子のシフティーやった。
「うわ、驚いた。 なんで急に現れるの?」
『作戦開始と聞いてサポートしに来たんです!
とにかく、本当に処分する気なら この場で出来ます。 敢えて地上に送る必要はありません! つまり、ごく普通の作戦だということです!』
「ああ、とても普通よね」
どこか皮肉混じりを忘れないアニス。
こんな調子でいる方が、よほど処分されそう。
「……命令である以上、従いますが。 本当によろしいですか、指揮官?」
ヨシも悪しもないんやろ、と内心毒吐く。
「君たちを信じる」
「はは、一体私たちのナニを見て信じるっていうのかな」
胸じゃね?
あと 尻、太もも。 アニス ムチってるし。
ああ、ワイにはナニはないが(白目)
「じゃあ私たちも指揮官様を信じてみよう。 取り敢えずね」
「行きましょう。
ワイらは黙って続くのみ。
所詮は量産型。 穴埋め程度に思ってもろて。
あっ……ハメるのはナシで。 色んな意味で。
「連続で地上派遣だなんて、全く悲しいよね」
いつまで愚痴っとるんや小娘。
ちょいとツッコんどくわ。
「毎日が
「あら。 苦労自慢したいなら、私の分まで働いても良いのよ?」
「やめなよツライ。 アニスに口喧嘩で勝てないよ。 分かってるでしょ」
「ふふん。 ピナはツライと違って賢明ね」
「じゃかぁしいわアホ」
エレベーター前まで歩きながら愚痴り続けるアニス、ツッコミを止めれんワイ。 注意するピナに、呆れ顔のラピ。 指揮官は苦笑しながら1歩下がって高見の見物か。 さすが。
この先も こんな調子なら嬉しいね。 ギスギスするより笑顔で殺し合えそうで好き。
が、
ラピが気付き、静止の声をあげる。
「待って。 誰かいる」
「うん?」
タイミング的に待ち構えか?
無意識に
不信? いやいや、アニスと違うから。 警戒心と言っとくれ。 これで地上を生き残れたんや。 運の良さもあるが。
「初めまして。 私はネオンです」
が、警戒心を裏切る拍子抜けの声がしてくる。
明るみに歩んで来ると、その姿が露わになった。
ネオン、と名乗ったニケは、白を基色に青線がアクセントに引かれた服と帽子をつけている。
せやけどミニスカで、パンツだか水着だかが見え隠れしているし生足だ。 胸は無いが……そんな格好で戦場に?
あいや、ニケって露出多い子が多い。 周りは普通だと思ってるみたいでナニも言わんがね。
「
ラピが一目で製造元を判別しおった。
ニケごとに企業の性格が出とる気がするからね、或いは装備を見て思ったか。
「今回の調査作戦に合流することになりました。 よろしくお願いします」
「そりゃまた突然やな」
新参に警戒心を抱くのは許して欲しい。
地上への
「シフティー。 何か聞いてる?」
『え……たった今、人事異動が発令されました!』
「指揮官、何か聞いていませんか?」
「聞いていない」
取ってつけたような展開に、また不信のアニスが発動してまう。
この先、何度見ることになるのかな?
「これは怪しいね。 急に増員だなんて。 正体は何なの?」
「え……私は……あ、スパイだと思います!」
「えっ?」
隠すべき事をペラペラ明るく喋るネオン。
向いてなさそうやな。 その手の職は。
「イングリッドさん、社長の命令はこうでした。 全力で手伝って、全てを報告するようにと。 これってスパイですよね?」
「えっと……そうだとは思うけど」
逆に聞かれて、アニスは困惑顔。
一方、同意を得られたネオンは嬉しそう。
「わあ。 私、ずっとスパイとかやってみたかったんですよ。 よろしくお願いします。 スパイ任務、頑張ります!」
「よろしく頼む、スパイさん」
「はい!」
そして指揮官、やっぱどこか抜けてる気がする。
こんなやりとりなモンやから、アニスもラピも怪訝な表情に。 ワイらもソーナノ。
「これ、大丈夫なのかな?」
「さあ」
「…………」
こんな微妙なノリで、隊員がまた増えた。
初任務前からグダってる気がする。
いやぁ、これ生き残れるかな?
ワイとピナだけならともかく、な。
更新常に未定
3大企業
エリシオン:軍需産業で実績のある企業。 軍人的、真面目なニケが多い印象。
軍隊であるEDFとは結び付きが強い。
CEOは母から会社を引き継いだイングリッド。 実直で厳しいキャリアウーマンで、「タクティカル」が口癖。 一部のニケから教官と呼ばれてもいる。
ミシリス・インダストリー:最先端技術を往く企業。 通信や技術面で大きく貢献している。
ニケにもその傾向が見られるが、同時に問題を起こしている悪印象もある。
光学兵器やレーダーなどで、エリシオン共々EDFとは強い関係性が続く。 因みにミサイルスは蔑称。
CEOは祖父より引き継いだシュエン。 ニケ技術に関しては天才らしいが、クソガキな性格と見た目で、ニケを鉄屑扱いするなど、嫌われている傾向にある。
テトラ・ライン:ゲーム、テレビ、スポーツなどの娯楽、他様々なエンターテイメントを手がける企業。 生活に密着したニケや、スター性のあるニケが多い印象。
CEOはブレーキが効かない年齢不詳のエンターテイナーなマスタング。
EDFとはあまり関係なさそうだが、世論の印象や裏社会のコントロールにおいて重要な役割を担っている。