原作モダニア、闇堕ちフラグか?
トロニー氏の心境変化、アークの暗部……
EDF、デジボク2おめ!
正史を短縮したい気持ちもある中。
原作側の伏線は増えていく一方、回収された件が殆ど無く……そんな状況でタイムリープ系話をしている事に今更ながら後悔を覚えつつ……
EDFもいるし、色々と矛盾が増えるのも今更だから、いっそ自己解釈でと暴挙に出たいこの頃……けどズルズルして後悔先に立たず。
毎度巻きで進めねばと思いつつ……
評価、登録、感想ありがとうございます!
励みになります!
承認欲求が満たされるって……コト!?
……美女がグロデスクな敵とドンパチするゲー等も出る中、己はというとモチベがダウン……失踪時は申し訳ナス(殴
地獄に行きそびれた。
これが最後のチャンスのようだ。
EDF5 かの者 ストーム3より
ナノマシン
ワイらニケの脳内に寄生してウジャってるソレらの未知やけど、大きな害もなく実に便利だから「まぁいっか♪」と終わっとらん?
ここいらで復習しとこう。
……といっても、ワイも詳しく分からんが。
ここでは周知の事含めて説明する。
堂々巡りやが、まぁ聞いて欲しい。
ニケの武力行使制限、記憶の規制、補完、改竄等を行い、生身の人間に対する安全装置であると同時に、精神崩壊を防ぐ。
これにより戦場における効率化を図り、ニケは人の道具であり続ける事が出来る。
それでも過酷な戦場での運用故、過度なストレスで思考転換、イレギュラー化してしまう者もおる。
脳の大半が戦場を知らぬ少女やからね。 特に
記憶を消しとる筈やが、贅沢漬けにされた脳を完全に浄化するのは出来へんってか。
これは多くの人が知る話。
有難い一方、足枷なワケ。
そんで個人差がある事でも知られる。
銃口を人に向ける事さえ出来ない者がいれば、逆もおる。 同じ出来事を経験しても、トラウマになったりならなかったり。
そうした受け取り方が異なる所為で、隣人と記憶が合わないなんて事も。
そうした齟齬は、どうしても周囲や記録で違和感が表面化してしまう。 それを本人が察してしまえば、思考転換の恐れが増す。
なので周囲の者は、話を合わせる等して誤魔化して配慮するケースもみられる。
……ここからは知られていない件も含める。
記憶をバックアップ出来る問題。
最悪、脳を破壊されてもNIMPHは記憶を覚えとる。 それで他の脳に上書きする事で復活出来てしまうという。
これは重要なポジションにいるニケを素早く現場復帰させられる利点があるが、その場合は複製となる。
果たしてソレを同一人物と見做せるか、哲学的問題や倫理観の問題がついて回る。
だからか、この事はあまり知られていない。 唯一人間の名残であり、記憶を司る脳を己の命以上に大切にしているニケが多いんや。
そんなの知れたら己が何者なのか混乱する。
なんなら脳が本当に頭に入ってるのかも疑わしくなる。 そうした不穏な情報は思考転換に繋がるかも知れん。 それは誰も望む話やない。
また、侵食コードはNIMPHに作用し、ニケのイレギュラー化を引き起こす事も知られていない。
その理屈通りなら、NIMPHが無ければ侵食を受けないという事ではあるが、無いと恐怖心で正常な判断が出来ない可能性があるし、人間に対して下剋上、反乱する恐れが出てくる。
そうした事件が起きたら困る。 故にコレも情報規制対象や。
なんでそうなのか、ラプチャーと関係ありそうで怖いのなんのって。
事実、NIMPHは起源不明。 人類の技術かどうかも怪しいときたもんだ。
ヘレティックもコレに関係しているのではという怪しい話の一方、特殊な血が干渉すると無力化するという話はラプチャー侵攻後期にはあったとされ、あーもう滅茶苦茶だよな
ただ、有能な物を手放せないのがヒトカス。
個人差があれ、不安定であれ、戦場での恐怖を無くして深刻なツライさん化を防ぎ、戦闘効率を上げながら、有事を除く人間への直接的危害を不可能とする安全装置の1種なもんで。
ニケを従順で確実なヒトカス奴隷となり下げる為にはこれ以上ない
全く、未知のクソテクを……最高やな!
人間より強い飼犬が、飼主様に噛んだら大変だからね仕方ないね。
まさかスパルタ的脳筋思考で奴隷より強くなれば問題ないじゃんとはならんのや。
これらリカバー出来ぬガバを、エデンのセシルは危惧しておった。
そもそも不明な技術を扱うのは おっかないと、ごもっともな意見を述べとる。
アークより先進的なエデンの技術職が分からなくて怖いと言うとるんや、相当ヤベェんじゃね?
さて、なんで長々クソテクNIMPH君の話を再々したかと言いますと。
目の前で悶え苦しむマリアン、否、モダニア絡みやからやねハイ。
ストーム1ことゼロと、その愉快な鋼鉄達の活躍によって撃墜されたモダニア。
コックピットからの吐瀉物が地面を転がるや、過去まで嘔吐し始めたもんで。
あの時、脳破壊されたのに生きいるならば。
挙句に生前を覚えとる理由があるならば、それはNIMPHの仕業やないかというワケ。
「うっ……うぅ……頭が、痛い……ッ! 指揮官、ラピ、アニス……!」
皆で取り囲み、こんなやからギョッとした。
2世紀ボケも醒める刺激。 老体に堪えて敵わん。
「……アンタは!?」
壊れたバイザー越しの、真っ赤に染まる瞳。
けれど、その顔は紛れもなく奴さ。
ワイとピナが時間旅行する羽目になった元凶。
緩やかに滅びを待つ運命を破壊したニケ。
嫌な予感が当たってツライさん。
「マリアンなの!?」
アニスが叫び、ラピにも動揺が走る。
ネオンやワードレスは当時を知らず、疑問符を浮かべるも、代表して聞くはゼロ。
「知り合いか?」
「はい。 ブラックスミス討伐作戦で共にしたニケです。 ですが侵食を受けて、指揮官に破壊されました。 なのにヘレティック化したというのは……!」
銃口を向けつつも、説明するラピ。
そうよな。 物理的に脳破壊された。
それはワイも見た。 情報部も沈黙を確認した。
それが再起動?
ラプチャーに改造されて?
ありえるんか?
思えば思うほど、困惑と怒りが沸く。
その負の感情に混ざるは、ヘレティックが生まれる事への疑問と恐怖。
「なんやっちゅうねん……!」
銃口を向けつつ、思考する。
精神的な脳破壊カウンターを仕掛けおったラプチャーは、とりま許さんとして。
脳が破壊されたなら、思考は勿論、活動も停止する。 それは常識的な考え方。
故にニケのイレギュラー化、深刻化を防げる。
殺せば終わる。 死ねば解放される。
良くも悪くも、最後の手段にして最悪で確実な解決方法として古来より知られてきた。
その後、放棄されたボディが鹵獲されようとも、最悪はラプチャーの餌になるだけで、機体の原型を留めて活動する事はない筈。
けど、ヘレティックはニケの姿をとる。
それも目の前のはマリアンの顔。
可能性として愚考するは、人類側を動揺させる為に損傷した脳みそを取り替えたか、同じ顔を生成しただけの別人か。
譫言は機体に残されていたNIMPHが保存していた記憶を部分的に再生している。 より此方を動揺させる為に。
けど、ヘレティックになる条件はなんや?
動揺を誘うならば、斃れたニケを1体でも多くヘレティックに改造すれば良い。
けど、今までそうした話は無かった。
想いの強さが、そうさせる?
この世に未練を残した亡霊ってか?
馬鹿馬鹿しい。 何かカラクリがある筈や。
事今に至っては……!
「ふざけ、やがって……!」
トリガーの遊びを殺す。
あと少し力を込めれば、此奴を殺せる。
ニケの火器、この距離で。
人の拳銃でも至近距離なら脳破壊出来る。
ニケ用なら顔面吹き飛ばし、ホナサイナラや。
それを察してかマリアン、いやモダニアは此方の顔を見て喚き続ける。 誤解を解く行為に見せた命乞いを。
「…………! ラピ、アニス! なんで銃口を向けているのですか? し、指揮官はどこですか! 説明して下さい!」
「あなたは……あの時に死んだ!」
「ええ。 確かにこの目で見たわ。 指揮官様が拳銃で、それもあなたが手伝ってね」
「な、何を言ってるんですか!」
慌てる素振りを見せるモダニア。
次にワイを見て訴えかける。
「あなたはあの時の、ツライさんですか?」
「……ワイの名前まで覚えとるか」
「同じ機関銃射手でしたから……! お願いです、2人を説得して下さい! これは何かの間違いなんです!」
コレで偽者なら胸糞話や。
ラプチャー、悪趣味やで。
怒りで震える銃を無理矢理押さえ込み、ワイは銃口を突きつけ続ける。
刻を超えても救えん奴は救えん。
そう割り切るしかない。
何より、これ以上見てられへん。
「お前は死んだ! 死んでなきゃ駄目や!」
「そんな、あなたまで!」
緊迫の状況下、新人のネオンはオロオロ。
ワードレスの2人は名に恥じぬ無言を貫きつつ、機体の残骸を漁り始めている。
なんたる社畜。 これはツヨイさん。
で、何処かにいるスノホワも沈黙を貫く。
スコープ越しに様子見か。 馴れ合いを好んでいないのもあって姿を見せない。
けど戦闘になれば徹底して叩く娘や。 バックにいると最悪何とかしてくれるという保険感がある。 ゼロには勝てんが。
そんなゼロが、憂鬱な空気を破った。
「所属と名前は?」
するとビクッと反応するモダニア。
何とか冷静を保とうと努めてる……フリか。
聞かれてない情報もペラペラ語り出す。
「ッ、シルバーガン分隊! 機関銃射手のマリアンです! 頭の包帯は、指揮官に巻いて貰ったものです! 生まれて初めて受けた好意だったから……大事なものなんです!」
「そうか」
聞き終わるや、光線銃を下げるゼロ。
皆は困惑する。
「良いの!?」
「危険です! 惑わす作戦かも知れません!」
「その時は俺が止める。 不満か?」
───周囲の気温が下がった気がした。
力強い言動に、ワイらは下がるしかない。
スノホワも違和感越しじゃ捉えまい。
「……ありません」
「……下ろさせる責任も重いわよ」
「責任は取る」
アニスの睨み口調を受け止める旦那の図。
邪な意味を見出すワイ、煩悩でツライさん。
「ネオンは どうしたい?」
「えっ!? ええと、お任せします!」
まぁ、それが最善で後の面倒がない道。
てか、新兵が食って掛かる場面でもなし。
「ワードレスは?」
「任せるわ」
ソッチは最低限に終わる。
残骸漁りついで、トーカティブの頭に鞭打ちしている。 唸り声が聞こえるから死んでは無いのだろう。
アレを生き物として見て良いか分からんが。
「ツライはどうだ?」
ワイにも振る?
無視されないだけ有難いが。
「
「ある」
捻くれる場面でもないのに、遂言うてまう。
特別扱いも、複雑な気持ちやけど。
或いは、本能的に言って欲しかっただけか。
言うて、此処で駄々捏ねてしゃあなし。
「……ワイを嵌めた癖に」
「
ぴしゃり、と言い放たれた。
妙な期待と信頼が裏切られた気分。
痛む胸。 混雑する記憶。
豊胸の都合やないのは分かっとる。
ただ、認めたくは無い感覚やなって。
「えっなに? ゼロと知り合い?」
こんな時なのにアニスが僅かな娯楽の予感に反応し、対してラピは静かに睨んで牽制する。
余計な情報を与えないつもりが、結局歴史チャートをガバってるの当事者が1番って言われてしゃあない始末。
「今に集中しろ」
ほんとソレ。
「それでマリアン、君を最寄りのベースへ誘導する。 状況は穏やかじゃないだけに、矢継ぎ早に質問攻めだ。 覚悟はしてくれ」
「……分かりました」
これで騙して悪いが、で背後をブスリと刺されたらマジギレ不可避やけど。
それはそれで遠慮なく射殺できるがね。
その時は今度こそ眠って貰うわ。 永遠に。
「指揮官とピナも来て貰う。 ラピ、連絡を」
「了解しました」
「本部には俺が連絡する。 シフティーには無事とだけ伝えてくれ……遅かれ早かれ、政府の犬共が嗅ぎ付けてくる。 本部は手を回すだろうが、出来る仕事は早めに片付けたい」
「……はい」
指揮官より指揮してね?
良いけども。 妙なカリスマ性には抗い難く。
「指揮官が今の君を見て、穏やかでいられるとは思えない。 だが会うべきだ。 いつまでも会わない訳には いかないからな」
そうして歩き出す面々。
ゼロの機械的な歩行音が虚しく地上に響く。
「ツライも立ち会え。 今更時間からは逃げようだなんて思っていないだろうがな」
当事者にしか分からん警告。
機械になって冷たくなったね、ホント。
……嫌になる。 ツライさんやな、全く。
「ストーム1から連絡がありました。 ヘレティック化したマリアンを確保、ベースに移送中とのことです」
EDF戦略情報部及び総司令部。
それは何処かも分からぬ暗部。
人なのか、機械なのかも分からない中性的な振動が空気を震わし、文字を打つ。
けれど読み易い感情が確かにある。 冷血ぶっても、100年経てど、かの組織は変わらず健在だ。
「わかった。 情報を聞けるだけ聞き出すよう伝えてくれ。 改変出来るものなら周回、及ばぬなら続投だ」
「了解」
静寂が訪れると、あるのは暗闇。
光明無く、先の見えない世界が広がっている。
間を置いて寂れた、老いた声がした。
今後を憂いた、独り言だった。
「100年足掻いても糸が掴めんとは。 今回も下手に期待は出来ん。 それでも続けるしかない。 あの者らが諦めない限りはな」
声は深淵へと吸い込まれ、返される事は無い。
この世界に答えは、救いはあるのだろうか。
それは誰にも分からなかった。
後書き
更新常に未定
展開がムズイ……
原作側にてアニメ化の可能性等の話はあるものの、己のモチベが上がらず。
どうなるか分からぬ中です……(折