怪盗紳士明日翔   作:どこかにいる一般人

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本州にサヨナラ、また会う日まで

~3月30日·青蘭島行き船·デッキ~

 

俺は今船にのっている、数日前俺は正体不明の組織に島への移動を余儀なくされた。監視をしてるって訳ではないだろうが…

 

明日翔「いったい何があるってんだ…」

 

独り言を呟きながら数日前のことを思い出す。

 

~回想·数日前·アジト~

 

アジトにいたとき城琉が椅子に座るなりこう言ってきた。

 

城琉「おい明日翔、聞いてないぜ。お前あの話呑んじまったのかよ?興味ないって言ってたじゃないか」

 

ハトが面食らった、みたいな顔が帽子越しにも見えたぜ。

 

明日翔「フッ確かに興味はなかったさ、けど持たざるを得なくなったんだよ。」「俺の正体もバレてたしお前もあぶねえかもな」

 

城琉「幸いにも俺には尾けられたりはされてねえ。しかし何でお前が狙われたんだろう?」「敵を作りすぎると長生きできないぞ。」

 

明日翔「バーカお前、誰にも注目されなくなったらそれは終わりってことよ」「警察・そのへんのチンピラ・不良、考えたらキリねえって」

 

城琉「たいした自信だぜ、ただ裏を返せばそこで警察等に終われることはなくなるってことだ」「足を洗ういいきっかけじゃないか」

 

明日翔「何言い出すんだよ城琉、俺は生涯泥棒だぜ?そのほうが面白いじゃんかよ」

城琉「カー!恐れ入ったよ、そんなお前にプレゼントだ。敵が多いお前には無いよりましだろう。」

 

渡してきたのは左脇にホルスターのついたサスペンダー・ホルスターには一丁の銃と3本マガジンが入っている。俺はその銃を確認する。黒くてスマート、そして軽い。

 

城琉「そいつはスタームルガーMk3、22口径で装弾数は10発、軽い銃だが命中精度は高い。.22弾であることから弾がなくなっても相手から拾える確率も高いだろう。弾の性質上威力は舐められがちだが防弾チョッキとかを着てない限りは問題は無いだろう。」

 

流暢に説明してくれたところで素朴な疑問をぶつける。

 

明日翔「お前なんでこんなもん」

 

城琉「盗みでアメリカにいたとき、お前がたのしそーに打ってたからよ。しっくり来るとか言ってな。」「…日本の法律がその島に適応されるのかは正直わからねぇ。用心しとけ。」

 

あいつは一呼吸置いてそう言った。

 

城琉「それと…こいつと持っとけ」ジャラ

 

あいつが渡してきたのは鍵だ。それも大きい。

 

明日翔「なんだ?この鍵」デコピーン

 

鍵をデコピンで弾きつつ質問するとこんな答えが帰ってきた。

 

城琉「それは合鍵だ、本物はここにある」ジャラ

「今は言えねぇな、ただ持ってたらいいことがあるかもな」ニヤリ

 

あいつは本物の鍵を見せてしまったあとニヤリと笑った。考えがあるんだろう。

 

城琉「これでしばらくお前とはおさらばだ。」スッ…

「しばらくこっち(本州)には戻れないんだろ?」

 

あいつは立ち上がってドアの前で止まってそういった

 

明日翔「しばらくはな、いつ戻れるかもわかんねぇ。でも、生きて戻ってくるさ。相棒。」

 

城琉「じゃあな、明日翔…死ぬなよ。」ガチャ…バタン

 

~回想終わり~

 

明日翔「やっぱ持つべきは友達だよねぇ~…お?」

 

数日前の思い出に耽っていると島が見えてきた、青蘭島だ。ワクワクするな。思わず俺はデッキの柵に身を乗り出した。

 

明日翔「待ってろよ!青蘭島!楽しもうぜ!」

 




青蘭島に降り立った俺は偶然一緒になった女の子「久遠空」と青空寮に入寮することに、先住民の「日向美海」と出会い自分の部屋に通されることに。
そこでなんと女の子の着替え中に遭遇!?よせよせ!話せばわかるって!!

次回「ようこそ青空寮へ!未知との遭遇」

また会おうぜ

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