【完結】虹彩の奥底   作:扇架

116 / 117
不死鳥の騎士団⑦

 乳白色の、濃い霧が漂っていた。いいや満たされていた。

 どこだ、とあたりを見回しても広い空間だとしかわからない。霧で視界が利かないのになぜ広いと感じたのかも、説明できなかった。

 困ったな。呟きつつも一歩、足を踏み出してみる。霧が薄らぐ――段があった。まずは一段。霧が晴れる。また一段。一段……と移動する。どうやら下りの階段のようであった。そっと降りていく。ぐるりと見回せば、階段はすり鉢状に配置されていた。行く先には霧がわだかまり、ぼうやりとした影がウィスタを待っていた。

 巨大ななにか、としかわからない。そっと息を吐く。そうこうしているうちに、足が底に突いた。ふわり、と霧がウィスタに寄り添う。

「おいでなさい」

 白の世界のただ中から、女の声が聞こえた。よく透り、どこか優しい……。クロードの声に似ている。秘められた力を感じさせる声。

 導かれるままに、聳える影に向かう。霧が晴れていく。現れたのは舞台。その上にある門……。ウィスタは唾を飲み込んだ。項に冷たい風を感じた。これは境界だ。近づいてはいけない。くぐってしまえば、あちらに行くことになる。

 理屈ではない。ただただ、本能が警鐘を鳴らしているのだ。

「大丈夫よ」

 声が柔らかく言う。ウィスタはふっとそちらを――声のほうを見た。舞台に腰掛ける女が一人。深い蒼の衣を纏っている。挿された星や秤が静かに輝いていた。フードを被っていて、女がどんな顔をしているか窺い知れない。銀にも見える金の髪が一房こぼれ落ちていた。

「ここはどこでもない世界」

 そしてあなたは私の未来。夢と現の狭間。『門』はただそこにあるだけ。

「時の一枝……」

 女は囁く。ウィスタを――未来を視て、歌うように。

「あるかもしれない分岐」

 女は小さく笑ったようだった。

「あなたの時代にも先視はいるでしょう。だから、きっと私は心配しすぎているのだわ」

 あるかもしれない時の枝まで視てしまって。ウィスタのことを見ているようで見ていない「過去」は言う。一方通行の伝言を遺す。

「黒髪のあなた。稲妻を印された者。これは一人の先視の独り言」

 私とあなたの時間が重なることはないでしょうから。互いに視るだけしかできない……。

 女はほっそりとした手を上げる。衣の袖がさらさらと流れる。星々がきらめく。するり、とフードを払いのけ、女はその容貌を露わにした。どこかで会ったことがあるような気がした。銀――月の眼が、ウィスタを視る。

「あなたはすべきことをするでしょう。だけれども」

 女は左手で自らの片眼を隠してしまう。薬指にはまった指輪がちかり、輝いた。

「もし、足りないときは――」

 

 ウィスタは小さく欠伸をかみ殺した。普通魔法試験で疲れているからではない。試験は今日で終わりのはずであった。一族から呼び出しを食らい、ウィスタは魔法史の試験をすっぽかしたので不受である。開放感に浸るわけにはいかない。昨日、どこぞの馬鹿闇祓いに失神光線を食らったマクゴナガルが少し心配だった。きっとそのせいで寝付きが悪く、なにやら夢を見た気がする。だから少しだけ眠いのだ。

「――魔法省に乗り込むつもりか」

 精一杯真面目な顔をして、壁に貼られた地図を睨む。ゴドリックの『谷』、パッサント城の一室には、分家の当主たちが揃っていた。

「ちょうどよいから、近辺に駒を伏せ」

 襲うのもありかと。さらりと言ったのは第三分家当主《シージャント》。ルキフェルの父である。優男のルキフェルによく似ている。いいや、ルキフェルが似ているのか。

「何割か割くのはありだな」

「囮の可能性もありますけれどね……私ならばそうする」

 ごもっとも、とウィスタは頷いた。《シージャント》の言うとおりだ。ヴォルデモートは神秘部に狙いを定めている。しかし、それが最終目標ではないのだ。あくまでもハリーとウィスタを殺すあるいは手に入れるのが目標である。つまり、死喰い人の一班がこれみよがしにロンドン――魔法省に移動する。リアイスが嬉々として駒を動かす。そして死喰い人の別働隊が『谷』を襲う。ありえなくもない。

 とっととあいつが出てきたら話は早いのに。舌打ちをこらえる。脳裏に、天文学の試験で目に付いた紅い星が過ぎった。禍々しい紅の星……。

 星のことはいい。いまは地上の問題が大事だ。ふっと息を吐いて、気を取り直した時。

 知らせが舞い込んできた。

 ひとつはイルシオンから。先日魔法省の職員が行方不明になった。そして、先ほど遺体となって発見された。

 ひとつはスネイプから。ポッターがおびき寄せられた。成人で使えるディゴリーを送り出し、追って騎士団員にも知らせを送った……。

 即座に立ち上がる。手早く装備を確認した。杖よし、ナイフよし、治療薬よし、『狼縛り』よし、『螺旋杖』よし、『冬の息吹』よし。

 行くぞ、と言えば曾祖父が外套と靴を放った。深紅に染めた、ドラゴン革。毛皮飾りがついている。靴もドラゴン革の長靴だ。

「戦装束は必須だろう」

 《ランパント》の出陣だ。

 

――地獄のような、とは

 このことか。円形の広い――広い室。広間といっていいそこには陽炎が揺らめいている。呼吸すら辛い熱気。目の端に、蒼が見える。燐の色だ。それは紅蓮の炎――悪霊の火を抑え込んでいた。振り返る余裕などない。誰も死んでいないのはわかっている。いいや、守衛がやられていたか。それ以外の……騎士団員も、死喰い人も生きている。ウィスタがこの室――『門』のある広間に乗り込んだ時「誰だ悪霊の火を放ったのは!」と敵味方問わず、大混乱であった。そのままでは全員仲良く灼かれて死んでいた可能性が大。しかし、乱入してきた魔女が――赤みがかった金の髪を持つその人が――燐の炎を出して、悪霊の火を抑えてのけた。ついていけねえと思っていたら、今度は「セーミャ!」と叫びながらルーファス・スクリムジョールが部下たちを引き連れてやってきた。彼らは死喰い人たちを全力で抑え込んでいる。広範囲の全身金縛りだ。騎士団員たち――とセドは負傷して動けず、闇祓いの介入がなければ危ないところであった。

「……締まらんな」

 と、影が呟く。骨のごとき白い顔。片頬には傷、片眼には眼帯。ローブの袖から覗く手は銀の色。紅の色をぎらつかせ、ヴォルデモートは唸る。常ならば異様な魔力の籠もるその声は、かすかに震えていた。

「決戦の舞台とは得てしてそういうものじゃよ」

 ダンブルドアは歌うように言う。片手に構えた杖を真っ直ぐにヴォルデモートに向けていた。

「死の『門』の舞台。ふさわしいといえばふさわしい」

 お前は死なねばならぬ。トム。

「抜かせ」

 ダンブルドアの束縛を引きちぎろうとしながら、ヴォルデモートは笑う。

「俺様は誰よりも不死だ……」

 深い闇の領域に踏み入ったのだ。やってみるかダンブルドア?

 ダンブルドアはため息を吐く。しょうもない間違いを犯した生徒に向けるため息であった。

「お前はウラニアの片腕を取り込んだ」

「俺様の娘だ。娘が親に尽くすのは当たり前だ」

 俺様がいなければ、あれは生まれてこなかった。にぃ、とヴォルデモートは笑う。そうして、ウィスタを見た。両の眼の痛みがひどくなる。精一杯呻きを堪えた。ハリーもまた歯を食いしばっている。舞台の上、相対する四人の会話が漏れることはない。有能な従者が障壁で舞台を包んだから……。

 ダンブルドアは息を吸い込んだ。だが、ウィスタのほうが早かった。

「愚かだな」

 血に潜む名残が、ウィスタにささやきかけていた。直感のままに言の葉を紡ぐ。

「お前はなんにもわかっていない」

 父親に殺された娘。父親の復活のために片腕を切り落とされた……辱めを受けた娘。その恨みと憎しみを甘く見ている。

「お前は、自らを呪ったんだ」

 だからダンブルドアの束縛も振り払えず、拮抗しているんだ。クソ野郎。

「ただの肉だ。ただの血だ。現に、俺様はハリー・ポッターに触れることができた。呪いなどない」

 処置なし、とウィスタは断定した。こいつには悔悟の念も反省の色もない。不死になったとはしゃいでいる。いくら不死でも首を落とせば死にそうなものだが、と両眼の痛みに耐えながら考えて、ふっとその言葉が浮かんだ。

 禁を犯すは七度――七つに魂を裂いた愚か者……。

 穢れた者、呪われし者。

『お前に言の葉を託そう』

 血に託そう。記憶に預けよう。時の彼方に届くように。

 

 ウィスタは片手で紅の杖を持ったまま、もう片方の手に『螺旋杖』を顕現させた。古に『思索の間』に隠され、遙かな時を飛び越えて、先視の手によって「必要な時に」現れるように定められた杖を。大悪を一度貫き、二度貫いた杖を。

『時の一枝にて』

 その伝言が、ウィスタを突き動かす。

 黄金の杖を持つ者よ。呪いと祝福を受けし者よ。

 しっかと大悪を見つめた。

『禍つ星と対峙したその時』

 黄金の杖を、弧を描くように振った。

「なにを――」

 ヴォルデモートが眼を見開く。ウィスタはにっこりしてやった。

「魂を裂いて不死になった? 俺様は最強だとでも? ほんとご苦労さん」

 たぶん、いちいち「魂の欠片」を破壊するのが正規ルートなんだろうけど。

「俺、サラザール・スリザリンに感謝してやってもいいね」

 魂を分割したということは。魂に傷を付けたということ。呪ったということ。破壊したということ。

 つまり。彼方からの伝言の最後はこうだ。

 

 その傷を癒せ。

 

 裂かれた魂を元に戻せばいいだけだ。『螺旋杖』は魂すら修復する。

 清らかで、柔らかな輝きがヴォルデモートに降り注ぐ。耳を聾する悲鳴が世界を揺らす。ウィスタは歯を食いしばった。隣から、悲鳴が聞こえる。ハリーが膝を突き、叫んでいる。ウィスタもできればそうしたかった。心臓が暴れている。失神できたらどんなに楽か。

 一秒か、二秒か……永遠か。ヴォルデモートは『門』の前でのたうち回っていた。だが、まだ呪われていると感じた。七つ。本体と六つ。

――だが

 足りない、と思った。これでは足りない。七つではない。もっとあるのだと悟った。

 ああ、と思う。夢の欠片が絵図を描く。深い蒼の衣を纏った、先視の幻が見えた……舞台に腰掛け、語りかけていた。もしもの時のために。

『もし、足りないときは――』

 『螺旋杖』を握ったまま、紅の杖をそっと当てる。

――己の顔、片眼へと

『捧げなさい』

 杖先で、ためらいなく紅の左眼をえぐり取った。ころり、と己の一部だたものが舞台に落ちる。ウィスタ、と叫びが聞こえる。

 世界の半分が闇に包まれる。灼熱の痛みがウィスタを貫く。

 それでも、やらなければならない。

 こいつは絶対に滅ぼさなければならない。

「……この悪を、」

 滅ぼすために力をお貸しください。

 あなたの悪心を、闇を祓うために。呪いを断ち切るために。

 サラザール。

 囁けば、紅――黄金の稲妻を印されたそれが、燐光とともに消えていく。ヴォルデモートがつんざくような悲鳴を上げる。瞬間、ウィスタの胸を何かが貫いた。深く深くに巣くっていた「それ」をも『螺旋杖』は浄化する……「本体」のもとへ導く……。

 『螺旋杖』を握ったまま、膝を突く。右側――ハリーのほうを見た。彼は脂汗を流し、ウィスタと同じように膝を突いている。

「……ハリー」

 段々と、意識が削り取られていく。残った力を振り絞り『冬の息吹』を顕現させた。

「仕上げは、頼んだ」

 そして、ウィスタは限界を迎えた。

 


 

「……そうして」

 ヴォルデモート卿は倒されたのでした。めでたしめでたし。

 夏のとある日。とある邸に穏やかな声が響く。

「もう一回」

「……何回目だよ」

 用意された客間――ソファの上で、ウィスタはため息を吐く。なぜに人様の邸で本――『ホグワーツの戦い』なんぞを読んでいるのか。しかも自分とハリー(らしき人物)がモデルのやつを。これは他人、これは架空。最終決戦の場がなぜかホグワーツになっていて、ベラトリックス(らしき)人間はウィスタが殺したことになっていて、ウィスタとハリーは実に華々しい「決闘」をヴォルデモートと繰り広げたことになっているし、俺たちはダンブルドアの意志を継ぐぜ! という熱い展開になっている。いいよ。妄想は自由だ。

 ねだってくる熱い眼に負けて、もう一度読み聞かせを開始する。つらつらと読みながら「ホグワーツに行きたい」と言われても聞き流す。

 眼は文字を追い、口は言葉を連ねながらも、頭は忙しく回転する。

 色々な幸運が重なっただけなのだ、と。

 あの日――後に『神秘部の戦い』と呼ばれる戦いで、誰も死ななかった。正確にはヴォルデモートが死んだが、それは数えなくてもいいだろう。放たれた悪霊の火。それを抑えてみせたセーミャ・アレティ。死亡者がいなかったのは彼女の功績である。

『たまたまね』

 父にお弁当でもつくって持って行ってあげようかなと思ったのよ、とのことだ。そして魔法省に行ってみれば、あちこちに人除けがされているようだったし、守衛は死んでいたし。そして彼女はなぜだかわかった。事件は神秘部で起きている、と。勘がいいのか、未来視持ちなのかは不明だがどうだっていいことだ。結果として彼女の蒼炎は悪霊の火を完璧に封じこんだ。そうして伝言を受けたセーミャの父、ルーファス・スクリムジョールが部下を引き連れて乗り込んできた……。

「助かったな……」

 たまたまの親孝行、世界を救う。

「つづき」

 催促される。じろっと隣に座る小さな女の子を見る。偉そうだな。三歳のくせに。

「お願いしますじゃないのか」

 デルフィーニ、と名を呼ぶ。小さな女の子――実は叔母である――は顔をしかめた。

「デルフィーって呼んでよ」

 ウィスタ。

 はいはいデルフィーと返してやる。ご不満なようだが無視である。ウィスタとデルフィーに血縁関係はないことになっている。ただの他人である。

――マルフォイのせいだ

 ウィスタは友人を呪った。神秘部の戦いが、ヴォルデモートの首が刎ねられて終わった後。聖マンゴに入院していたウィスタを、こそこそと訪ねてきた男がいた。マルフォイである。見舞いの品を差し出し、ものすごく不器用に林檎の皮を剥きはじめた。「その眼帯、手作りか」「おう。クインが縫ってくれた」「のろけか」「うるせえ」という当たり障りのない会話をし、ウィスタはマルフォイから林檎を奪い取った。このままでは林檎の芯だけになってしまうと危惧したからだ。「隻眼のくせに器用だな」とマルフォイはあきれ、「頼みがある」と切り出してきた。なぜか

「お前が頼れと言ったんだからな」と強調してきた。ウィスタはふんふんと聞きながら林檎の皮を剥き――次の一言に手が滑った。すぱっと指を切った。

「『例のあの人』の娘が」

 うちにいる。

「……は?」

「どこかに逃がしたいんだが」

「おい」

「そうか、お前は赤ん坊を見捨てるのか。血も涙もないな」

 マルフォイは鞄から――拡大呪文で広げてある――厳重に保護された赤ん坊を取り出した。聞けば生後二ヶ月だという。なんという運び方をするのか、と文句を言おうとしたら、強制的に抱っこするはめになった。赤ん坊の赤い眼と、ウィスタの群青の眼が合ってしまった。ウィスタは凍り付いた。いますぐ窓から放り捨てたいと思っていたのに、赤ん坊がちいさな手でウィスタの服を掴んだものだから、どうしようもなかった。無垢な笑みを向けられて、ウィスタは降参したのだ……赤ん坊に罪はない。

 大急ぎでクロードに相談した。そして、とある名家に繋ぎを取った。

「セラとヘクターの玄孫か」

 それなら、頼みは聞かないとね。

 直接足を運んで赴いたのは北米魔法界の名門、アスラン家であった。大老ギルバート・アスランはあっさりと「ヴォルデモートの娘」を引き受けようと言ったのだ。ちなみに魔法族はけっこう寿命が長いようで、たしか記録では百四十いくつまで生きたというのがある。ギルバートことギルは百三十一だか二だか三だか……つまり超高齢なのだが、ぴんしゃんしていた。

「これで恩が返せるなら安いものだ」

 にこにこして大老は言った。

「じゃあ、後日その子を連れておいで」

――助かった

 色々、助かった。ありがとう高祖父母。ギル大老、すごくいいひと。英国にとって返し、赤ん坊を抱え、マルフォイも引きずって、アスラン家再び。

 ギル大老は色々な話をしてくれた。楽しい冒険の話。古代魔術の話を……。僕とロドゴクだけ長生きしちゃってさ、と少し寂しそうであった。

 食事の席で、マルフォイがおそるおそる訊いた。

「よくご決断されましたね」

 だって、と言おうとしたマルフォイを制して、ギルは笑った。

「今更だもの」

「なにが」

「僕の娘がオミニス――あ、英国から脱出してきたゴーントね。彼の息子とくっついてさ」

 血筋とか今更なんだよね。うちの子たち、銀髪とか赤眼とか多いよ。問題ないない。うちの子にしちゃおう。

「お前は幸運なんだぞ」

 約三年前のことを思い返し、小さく呟く。デルフィーは首を傾げるばかり。それでいい。

 英国にいれば、きっと厄介者だったろうことも、見つかれば火種になったろうことも。もしデルフィーがなにかやらかしていたら、きっとウィスタが始末していただろうことも。知らなくていいのだ。

 たまにウィスタ、それかマルフォイが訪ねて様子を見るなんてこともなかったろう。変な気分だ。

「ねえ、もう一回」

 はいはい、と答えながら本を読んでやる。何回読ませるのか。子どもってそういうものだ、きっと。

――平和だな

「……めでたしめでたしで終わる話ってあるんだな」

「当たり前じゃない」

 幼児のくせにデルフィーは生意気な口を利いた。

「みんなハッピーエンドが好きなんだから」

 そうだな、とウィスタは笑った。

 

 これは時の枝の一つ。

 セドリック・ディゴリーは死なず、けれど死喰い人になることはなく。

 デルフィーニ・ブラックはデルフィーニ・アスランとして育ち、幸せになる物語。だから、ヤヌスの柩(のろいのせかい)は現れない。

 

 めでたしめでたしのハッピーエンド。




if√、完結です。ありがとうございました。

⚠以下、if√の補足。完結後のそれぞれのその後についてつらつらと。





ウィスタ
おそらく闇祓いになる。隻眼のなんとかみたいな恥ずかしい異名をつけられる。
クイン
隻眼になった恋人を張り倒す。眼帯もつくる。
ドラコ
ウィスタというブレーキ役がいたのでアレな発言はあまりせず、結果としてまぁ丸くなった。
ハリー
僕だけいいとこもらっちゃった……とかなり後ろめたい
ハーマイオニー&ロン&ネビル&ルーナ
なんか神秘部で気を失ってたら、ヴォルデモートが倒されてた&ウィスタ!?
セド
えっ、気を失ってる間に(以下略)、ウィスタを殴る。卒業後の進路は不明。チョウとの付き合いは継続
サフィヤ
5巻で獅子帽子を被ったルーナをザカリアス・スミスがださいと言ったので「僕の顧客をバカにするな」とキレるというシーンを書きたかったが書けず。現場を目撃したスリザリン生からは「さすが仕立て屋。顧客満足度ナンバーワン」と言われ、ルーナは眼を丸くし、ロンは「いいぞもっと言ってやれ」と言われる(ザカリアス嫌い)。色々あってルーナと結婚する。
ベラ様
神秘部で捕縛され、アズカバン(魔法省は吸魂鬼を制御できなくなっていて人間の看守にて仮運営)に連行……されそうになったが逃亡。
しかし吸魂鬼の群れに囲まれて、護送隊が発見したときは廃人。
ロドルファスとか
投獄され獄死
ルッシー
ヴォルデモートが倒されたとき、さっさと降伏した。隙をみて、ベラ様が余計なことをしゃべらないようにデルフィーに関して忘却呪文をかけた。
必死こいて仲間の死喰い人の名前を吐いたのもあって、投獄は免れた。資産はかなり減った。まあ妻と子どもを守れたのでOK。
シシー
長姉が片付いて安堵。デルフィーも幸せになれそうで安堵。
ルートン
なんだかんだで結婚
シリウス
えっ、俺がベラトリックスと戦って互いにダメージ受けて失神してるうちに息子が隻眼に?ヴォルデモートも死んでる……
キングズリー
闇祓い局長に。何年か後にウィスタから女の子を押し付けられて頭を抱える。
スクリムジョール
アメリアとともにファッジを蹴り落とす。アメリアとチェス(というかタクティクス※番外編『後始末』らへんで記述あり)で白熱のバトルをして負ける。魔法大臣に。
セーミャ
お父さんにお弁当(夜食)を届けに行ったらとんでもないことに……なにげに功労者。後にチャーリーと付き合うが、パパライオンがうるさくて揉める。
防衛術の教授の座が空いたので、誘われて就任。父から「神秘部の戦いではよくやった」と言われて機嫌がいい。ついでにスクリムジョール姓をもらい、蒼炎の魔女、レディ・スクリムジョールに。
後にグリンデルバルドを訪ねて杖をもらう。
グリンデルバルド
あれ?私の見た時の枝とかなりズレたな……と首をかしげた。後に姉の子孫が訪ねてきたのでおしゃべりをする。
「反省してるんならちゃんとおとなしくして死んでください。お墓はつくってあげますから」とこんこんと諭されて、おとなしくする。気に入ったから自分の杖をあげた。
シスネ&ルキフェル
バグノールド邸で療養と看病してたらすべてが終わっていた。通常運転。いちゃいちゃしてる。結婚はちょっと早くなる。
「ライラック」
ホグワーツじゃなくてイルヴァの出身(ということにしておこう)。奨学金がイルヴァのほうがとりやすく「お前なんかイルヴァで十分だ」とレストレンジ(分家)から追い出されるようにして北米へ。奨学金で学費&生活費全額免除。超優秀だが争うのは嫌いなタイプ。寮は不明。首席。
親が死んで、財産分与のための話し合いをしようと言われ、英国に戻ってみれば罠だった。
記憶喪失。英国に戻って生家に行ったあとの記憶がごっそりない(という設定)。ロドルファス&ラバスタンの従妹。
ライラックの兄は番外編に出てきたリラの父にあたる。つまりリラの叔母。年齢は二十代とだけ。
後にヘカテと結婚する(ことにしよう)。(正史でも)。
ダンブルドア
ハリーたちの卒業を見届けて引退する。
マクゴナガル
教え子が隻眼になって泣いた。ダンブルドアの後に校長になる。
スネイプ
お前はなにをやっている、と隻眼になったウィスタに拳骨を落とす。
デルフィーニ・アスラン
実は英国に渡ったアスラン家の子で、身重の母親が困窮してマルフォイ家に助けをもとめ、母親はマルフォイ家でデルフィーを産んで……どこかで聞いたような嘘八百を吹き込まれている。ウィスタとドラコは「英国からたまにやってくる保護者」みたいな感じ。保護者どころか甥と従兄なんだが秘密。
誕生の経緯はif√だと人工授精&代理母だが、子世代(正史)だと普通に原作通りベラ様が産んでる。よって「ライラック」はマルフォイの館に監禁されて……はない。
if√での誕生日は5月2日。ウィスタとの年齢差は15歳差。正史での誕生日はもうちょい……少なくとも数カ月は先と思われる。よって正史だとウィスタとの年齢差は16歳差となる。
ギル
アスラン家の大老。ホグレガ編『竜殺しの孫』に登場。いわゆる転入生。ウィスタの高祖父母と仲が良かった。北米魔法界の名門の何代か前の当主。今は座を譲っている。
オミニスと一緒に北米に渡ったのでなんやかんや付き合いがあり、子ども同士が結婚。オミニスの息子がアスラン家に婿入りした形になる。
「いやー、これもめぐり合わせだよね。アスランにゴーントの血が入ってるから、ごまかせるよし」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。