ガンダム狩りのスレッタ   作:灰鉄蝸

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擦れッタの兄がノートレットに出会うだけの話

 

 

 

 LF03ことルイは人類史上初のパーメットAIであり、超密度情報体系に存在を記述されたパーメットの化身である。

 それはすなわち、現在、太陽系文明が繁栄を享受している原動力である情報元素パーメットの操作において、彼の右に出る存在はないということでもある。

 唯一無二の優位性だからこそ、ルイはその事実を隠すと決めていた。

 今の彼の物理的実体は、直径一メートルのキューブ状のシェルユニットだけであり、到底、自衛能力に長けているとは言いがたいからだ。

 銃器で撃たれるぐらいなら平気な強度があるシェルユニットも、爆発物を使われればその限りではない。

 身動きできない身体というものは不便ですね、と独りごちる彼は今――

 

 

「お母さんに変なことしたらゆるさないんだからね! この変な岩!! しゃべるなんてなまいき!!」

 

 

『はははノートレット、私はどうやら不審者扱いされています助けてくださぁあああああシェルユニットを蹴るのはやめてっ!

 

 

――仇敵であるデリング・レンブランの妻子に囲まれて弄られている(現在進行形)。

 

 

 げしげしと彼に蹴りを入れている女児は、ノートレット譲りの見事な銀髪とデリングそっくりの灰色の瞳の持ち主だ。

 年齢は四歳。

 ちょうどルイが目覚めてエリクトと出会った頃と同じ年頃である。

 容姿こそたおやかなノートレットの特徴を色濃く受け継いでいるが、気性は荒くわんぱくであった。

 ここはとあるフロントにある邸宅の一角、レンブランの屋敷にあるノートレット専用の研究室なのだが――レンブラン夫妻の一人娘であるミオリネは、母が「実験」でルイと喋っているのが気に入らないらしく、よくルイをいじめにやってくるのだった。

 やることが蹴りを入れることなあたり、かわいらしいと言うべきだろうか。いや、やっぱりやめてほしい。

 ()()()()()と一人娘の愉快なふれあいを眺めるノートレットは、ニコニコしながら二人のやりとりを見守っていた。

 

「もう、ミオリネったら元気がいいのね」

『笑ってないで助けてください、ノートレット!』

 

 さて、状況を整理しよう。

 瀕死のエリクトに〈ルブリス〉の記憶領域を明け渡すため、パーメットAIルイは一度消滅した。

 データストームの海に散逸した彼の自我を再浮上させたのは、現実世界で繰り返されたガンダムの起動実験による子供たちの断末魔であった。

 彼を生み出したヴァナディース機関の人々でさえ、全貌を把握できていたか怪しい彼の存在実体――超密度情報体系と呼ばれる彼岸の世界に座する魂――は、そうしてもう一度、現世に舞い戻ってきたのである。

 そうして浮上してきたルイは、ノートレットが個人的な研究のために所有していた小型のシェルユニットと接触、これを依代にして再度、現実世界と接点を持つに至った。

 

 要するにノートレットからしてみると、AIなど宿っていないはずの研究機材に見知らぬ超高性能AIが宿っていたことになる。

 はっきり言ってオカルトがかったホラーである。

 ルイがノートレットの立場なら即座に呪いのコンピュータあつかいして廃棄したと思う。

 しかしながら、ノートレット・レンブランは鷹揚な人柄であり、また好奇心旺盛な人物であった。

 この未知の現象を解き明かすため、彼女はあえてセンサーユニットを接続して、この謎のAIと接触を図ったのだ。

 その結果――今ではこうして、スピーカーユニットと接続され、女児のおもちゃにされて悲鳴をあげるルイができあがったのだった。

 

「あらあら……ミステリアスな超AIもこうなっちゃ形無しね? ほら、ミオリネ、お母さんのところに来なさい」

「おかーさん!!」

 

 ぴょん、と飛び跳ねるようにミオリネはノートレットの足に抱きつき、機嫌良さそうに笑顔になった。

 まるで猫か何かみたいな生態である。

 人間の幼児というのは度しがたいものですね、とため息をつくAIに、ノートレットはいつものように話しかけた。

 

「ごめんなさいね、ルイ。この子、ちょっと甘えんぼだから……」

『いえ、蹴るだけなら可愛いものですよ』

 

 デリング・レンブランよろしく銃弾とモビルスーツで襲ってこないだけ、ずいぶんとまあ可愛げのある敵意である。

 そう言外に匂わせるとノートレットはくすくすと笑い始めた。

 ルイは自身の出自――ヴァナディース事変によって失われたAI――を、彼女に明かしていた。

 あまりにも起きた事象が特殊すぎるため隠し通すのに無理があったから、彼は最初にカミングアウトしたのである。

 魔女たちの開発していたロストテクノロジーの超AIという属性は、ルイの存在の本質を覆い隠すのに都合がよかった。

 何より今のルイは、ノートレット・レンブランの庇護なしに存在を維持できないか弱い存在なのである。

 この貴婦人の好奇心を適度に満たすのは、必要経費のようなものだった。

 

「デリングはね、可愛い人なのよ。正義とか理想とか、そういう……普通の人が成長していく中で諦めちゃうものを大事に大事に抱えて、前に進もうとしてる。言葉足らずで不器用なくせに結構、寂しがり屋さんで……可愛いのよ?」

 

『ドローン戦争の英雄も、あなたにかかれば可愛いマスコットキャラなのは理解しました』

 

 二人の会話を聞いていたミオリネは、むすっとした顔で母を見上げている。自分抜きで進む会話が気に入らないらしい。

 かと思えば、駄々をこねるように手足をじたばさせ始めた。

 

「おとーさん、怖いからやっ!」

「もう、ミオリネったら。あの人、割とダメージ受けてるからそういうのはダメよ?」

 

 あの虐殺の命令を出した張本人も、我が子に嫌われるとショックを受ける程度に人間味があるらしい。

 ノートレットにはエルノラとエリクトのことは話していない。今も逃げ続けているだろう魔女の残党の話を、魔女狩りの頭目の妻に話すほど、ルイはお人好しではなかった。

 ルイが記憶領域を明け渡してから復活するまでの間に、四年もの歳月が流れていた。

 あの名前も知らない赤子――エリクトのリプリチャイルドも、生きていればミオリネと同じぐらいの歳だろう。

 

「でも、そうね。怖がられるのも無理はないのかも。最近じゃ魔女狩りの英雄……本当に極端から極端に走るのが、あの人の困ったところよね。ヴァナディース事変なんてその最たるものよ」

 

 ノートレットはあっけらかんとそう言い放った。

 まるで夫の行いの意味を理解していなさそうな言動――だが実際のところ、ノートレット・レンブランという女は、デリングがどのような迫害と弾圧を行っているか、正確に理解している人物であった。

 AIであるルイを人間の友人のようにあつかいながら、こういうときにはその感情を考慮しない冷酷さを覗かせる。

 それがノートレット・レンブランという女であった。

 

『ヴァナディース機関のAIにそれを言いますか、ノートレット』

 

「あなたの出自の話? ええ、興味をそそられるエピソードだけど、その証拠がないのが困りものよね。わたしのシェルユニットに勝手に宿ってた悪魔(デーモン)さん?」

 

『それに関しては私も困惑しています。消滅したはずのAIが演算処理装置に勝手に宿るなど、オカルトもいいところです』

 

「AIとオカルトって組み合わせは案外、相性がいいのかもしれないわね。多くの人間にとって()()()()()()()()()って意味では、あなたがすごいAIでも悪魔でも大差ないから」

 

 いつの間にか、四歳児のミオリネはすやすやと寝息を立てていた。母のにおいとぬくもりに包まれて、安心してしまったらしい。

 寝顔は可愛いのに暴君ですよね、と思うルイだった。

 ノートレットは膝の上で寝ている我が子の頭を撫でながら、ルイと会話を続ける。

 

「あなたのお話で興味深かったのは、パーメットの起源と超密度情報体系ね。もちろん、あなたが適当なホラ話をふかすAIじゃなければって但し書きつきだけど」

 

『何せ実証する方法がありませんからね。適切な実験機材さえあれば、ある程度のデータはお渡しできますよ?』

 

「だーめ。あなた、下手に手足を与えるとどんな暗躍するかわかったものじゃないし」

 

『信用がありませんね、悲しいです』

 

 まあ実際、外部とのアクセスが許されたならば、すぐにでもルイは仕込みを始めるだろう。

 ダメ元での会話を楽しんでいる自覚が、彼にもあった。

 ノートレットはすやすやと寝息を立てている我が子を、暖かな慈母の目で見つめながら、くすりと笑う。

 

「知っているかしら、ルイ? ある種の植物は根を浅く張ることで湿潤な気候に適応し、またある種の植物は根を深く張って乾燥した気候に適応するわ。前者は干ばつがやってきたときにはひとたまりもなく枯れてしまうし、後者は洪水で水が引かないような状況では根腐れを起こして枯れてしまう。生存戦略には無数のバリエーションがあり、絶対的な正解を持った生き物は存在しない」

 

『生物多様性、ということでしょうか?』

 

「スマートな言い回しね、ルイ。でも、わたしはそういう言い方はあまり好きじゃないわ。まるで世界に多様性が満ちあふれているのが、自然の摂理であるかのように錯覚してしまうもの」

 

 人間とはそういう生き物なのだという諦念のにじんだ言葉は、ノートレットの抱えている絶望の深さをうかがわせるものだった。

 如何にもインテリの言いそうなことですね、とルイは思考する。

 どうやらノートレット・レンブランは信心深い方ではないらしく、摂理という言葉や観念を嫌っているらしかった。

 科学者にしては珍しいな、とルイは思う。存外、科学者には信心深い人種が多いものである。

 科学者が伝統宗教の神の代わりに、摂理や真理のような観念を追求せずにはいられないのは、そういう信仰の形なのだとルイは理解していた。

 

「人間なんて身勝手なものよ、ルイ。自分にとって都合が悪ければ生物多様性を無視した開発を続け、また都合が悪くなれば子供たちの未来のため自然を守れと叫ぶ。そういうの、あなたたちAIにはどう映っているのかしら?」

 

『人間風に言わせていただくならば――大変、人間らしくて素晴らしいことかと思います。一貫性を持ち続けられる人間など、最初から存在していないのですから』

 

「あら? でもそれって、あなたにとっては耐えがたいことなんじゃないかしら?」

 

 ノートレットはそう言って台座の上に安置されたシェルユニットを眺める。

 悪戯っぽい微笑みと裏腹に、彼女の言葉はルイを試すように残酷だった。

 

「たとえば、そうね――ヴァナディース事変を引き起こした男の妻が、ヴァナディースの遺産であるAIに、超密度情報体系について教えを請うたら都合がいい掌返しだと思わない?」

 

 だが、それはルイにとって予想の範疇である。

 彼は迷うことなく、こう答えた。

 

『いいえ、ノートレット。私はよろこんで教えましょう。あなた風に言うのなら――それが()()()()()()()()()()

 

 ルイの答えにノートレットは目を丸くして、ころころと鈴を転がすような声で笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 ルイとノートレットが出会ってから三年の月日――エルノラとエリクトと別れてから七年――が流れていた。

 三年前、ミオリネから目の敵にされていたルイのシェルユニットは、ノートレットの手で邸宅内の別室に移されるようになった。

 そうなると現金なもので、あっさりとミオリネはルイの存在を忘れ去った。

 幼児にとって世界のサイクルはとても早いものであり、目の前から消え失せた喋る岩など興味の対象から外れたらしい。

 そういうわけでこの三年間、ルイは平穏無事に過ごしていた。

 

 いいニュースはいくつかある。

 

 まずルイは、ノートレットから一定の信頼を勝ち取ることに成功し、パーメットを使った擬似的なデータストームの発生実験を任されるようになった。

 彼の課題は人間がデータストームと呼ぶ膨大な情報の渦の中に、未知の要素――超密度情報体系が含まれていることを証明する作業であった。

 その作業はあまり難しいものではなかった。

 モビルスーツを模した実験用機材を活動させ、GUNDフォーマットを再現した接続インターフェースを通じて、データストームの発生を再現する。

 重要なのはこのデータストームの発生プロセスだ。

 世間では人体の一〇倍の大きさのロボットを動かすことによる情報量の増大が、データストームと身体機能障害の原因だと言われているが――これは厳密には異なる。

 

 真実はこうだ。

 

 パーメットを用いた一定以上のデータ量のやりとりが、乱雑なデータの濁流を生み、人体に深刻なダメージを与えるのは正しい。

 だがこのとき、人間の体内で起きているのは、過負荷による神経組織の損傷などではない。

 超密度情報体系による侵食現象――ミクロスケールのオーバーライドが引き起こされて、パーメットによって人体の制御システムが侵食される。

 それが()()()()()()()と呼ばれる身体機能障害の正体なのだ。

 初期のGUNDフォーマットが廃人を作り出したのは、このミクロスケールのオーバーライドによって、神経組織が不可逆的な変質を起こしているからに他ならない。

 言わば過剰適応の結果が廃人化なのだ。

 

――適切な情報量でのオーバーライドとの接続は、むしろ接続者の知覚を拡張しうる。

 

 必要な知識はすべて、データストームの海に溶けていったヴァナディース機関の人々の知識から拾い上げることができた。

 存在の本質がパーメットに刻まれた論理構造体であるルイにとって、超密度情報体系の発現を再現することはそう難しいことではない。

 そうして発生した超密度情報体系と、それによる他の系への侵食現象――小規模なオーバーライド現象を見せると、ノートレットは子供のようにはしゃいだ。

 とても実用に耐えるものではなかったが、パーメットスコアの概念や超密度情報体系の存在を実証するだけなら、中々に有意義なデータの変動である。

 

「すごい、すごいわルイ! あなたって本当に悪魔なのかもしれないわね」

『それは褒めているのでしょうか?』

「ええ、ええ、わたしの小さな悪魔さん」

 

 邸宅に備えられた研究室で笑うノートレット――身の安全のため外出の自由がない銀髪の美女は、自宅に大がかりな研究機材を運び込み、自分専用の研究所を作らせていた。

 ベネリット・グループの総裁である夫デリング・レンブランは中々、帰宅できない日が続いているらしく、よくミオリネとノートレットはビデオ会話しているようだ。

 宇宙時代になっても、人間は群れを作る生き物であり、より近い場所にいる存在に権力を感じるようにできている。

 だから太陽系文明の宇宙経済圏の一角を支配する企業グループの総裁と言えど、仕事場を支度することはできないらしかった。

 ともあれ、そうして夫の権力と財力をフル活用して組み立てられた研究所では、実にいかがわしい研究が行われていた。

 

「あらゆるパーメット……いいえ、人体と相互作用しうる超密度情報体系とオーバーライド……これはもしかしたら。とってもすごいことができるかも!」

『すごいこと、とは?』

 

 ルイの素朴な疑問に対して、身振りかぶりと共に親指を立てて(サムズアップして)ウィンクしてきた。

 ノートレットのテンションが妙に高い。

 不安である。

 

「植物の多様な生存戦略を人間に適用するクールな計画……()()()()()()()()()()()()……名付けてクワイエット・ゼロなんてどうかしら?」

 

『植物の生存戦略の適用? 植物と人間の遺伝子を合成でもするのですか?』

 

「ちょっとルイ? わたしのこと、マッドサイエンティストか何かだと思っていない?」

 

 正直なところ、マッドサイエンティストそのものだと認識している。

 生物工学を専門とする植物学者は、つい先日も、気まぐれにトマトの遺伝子情報を改変して新種のキメラトマトを作成していた。

 

『ゲノム編集技術でメッセージを仕込んだ遺伝子改造トマトを作るのは、中々にエキセントリックな趣味だと思いますよ?』

 

「アレはミオリネに向けたイースターエッグよ。あの子、お母さんみたいに植物を育てる人になるーって可愛いのよ? よくお世話をして調べると……大事なメッセージに気づくの! これって最高の愛じゃないかしら」

 

 どうやらノートレットにとっての愛情表現の至上の形態は「可愛い」らしい。

 普通の人間はトマトの遺伝子情報を調べて暗号解読するなんて意味不明な行動に走りませんよ、と言いたくなったが、変人奇人であるノートレットに言っても仕方がない気がした。

 

「人間社会の在り方を変えなきゃいけないような時代は、きっと、もうすぐやってくるわ。そのとき何も手段がないなんてことがないように……わたしは、自分にできることをしておきたいのよ」

 

『あなたのそれは夢想ですよ、ノートレット』

 

「夢想家でいいわ、夢も見られない現実主義者なんて憧れないもの」

 

 白衣を着たノートレットは目を伏せて、つかつかとルイの宿っているシェルユニットの傍まで歩いてくる。

 

「わたしはね、地球で生まれて地球で育った人間よ。ドローン戦争の地獄が、わたしたちの先祖の生きた世界をめちゃくちゃにして、社会基盤を破壊してしまった。その傷跡は深すぎて、復元する術なんて見つけられないかもしれない。でも、新しい未来の形なら作れるのよ」

 

『現在進行形で戦争シェアリングを行っているのはスペーシアンですよ?』

 

「ええ、そうね。ひどい、本当にひどいことだわ……でもね、ルイ。あの仕組みの発端が取るに足らない事故だったなんて言ったら、あなたは信じる?」

 

『ノートレット・レンブランが言うのなら信じましょう……あなたと話していると、あのデリング・レンブランも人間なのだと実感させられますね』

 

 少し長い沈黙が降りた。

 台座の上に置かれたシェルユニットを見下ろすノートレットは、ほうっとため息をついて。

 こいねがうように、彼女は言った。

 

「ルイ、あなたたちAIには、娘たちの世代のよき隣人であって欲しいの。よりよい未来、より美しい明日をもたらすもの……そう、女を着飾る装身具(ファシネータ)のようにね」

 

『…………あなたの言い回しは時々、不可解になりますね、ノートレット。詩的(ポエット)すぎます』

 

「エレガントって言って欲しいわね、ルイ」

 

 ミオリネが学校で勉強している間、ルイとノートレットは穏やかな時間を過ごしていた。

 

 

 

――まるで友人のように。

 

 

 

 











・パーメットスコア※独自設定です
スコア1:通常のパーメットリンクの範疇。
スコア2:肉体の延長線上としてモビルスーツを感覚し、操作できる。低負荷。
スコア3:遠隔操作型無人兵器の操作が可能になる。負荷がこのあたりから増大。
スコア4:機体全体のパーメット使用システムすべての掌握。反射速度や出力が増大。高負荷。 赤色。
スコア5:システム中枢がレイヤー33を突破して、データストームの超密度情報体系にアクセスできる。 紫色。
スコア6:オーバーライド(上書き)により、周囲の電子機器やパーメット通信を支配できる。 青色。
スコア7:オーバーライド機能の増大に加えて、パーメットのエネルギー変換効率が最適化される。
スコア8:レイヤー34以降の突破。超密度情報体系の影響がパーメットを通じ、機体周囲の空間にまで及ぶようになる。 銀色。
スコア9:クワイエット・ゼロによる増幅で到達するスコア。根源的情報元素パーメットを介した物理現象の発生。
スコア10:物質および情報すべての存在への干渉能力。理論上は到達可能な魔法の領域。 虹色。

物質世界(現実の物理的空間)>>物理干渉の壁>>MS内部のパーメット記憶領域>>レイヤー33の壁>>情報世界(超密度情報体系)=エリクトやルイの本体

パーメットAIの記憶領域を中継機にして、現実世界(物質世界)へ干渉しているのがエリクトやルイ。
依代を失えば、彼らの存在はデータストームの渦に飲み込まれ、現実世界との接点を失う(事実上の消滅)。



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