転生呪霊スレ民のヒーローアカデミア   作:入魂ロフス

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原作開始前
1人目


1:名無しの呪霊 ID:******

 おわっ!?何コレ!?

 

2:名無しの呪霊 ID:******

 なんか頭ん中に掲示板出てきた……

 

3:名無しの呪霊 ID:******

 誰かいる?

 

4:名無しの呪霊 ID:******

 おーい

 

5:名無しの呪霊 ID:******

 俺だけ?

 

6:神 ID:******

 ※このメッセージはあなた達を転生させた神からの神託です。

 

 こどもたちへ

 あなたたちをてんせいさせたせかいはぼくのひーろーあかでみあのせかいにじゅじゅつかいせんのじゅれい…いわゆるれいたいけいこせいのようそをついかしたせかいです。

 じゅじゅつかいせんのせかいのじゅれいとはすこしちがうところもあるからきをつけてね。

 てんせいしゃじゃないれいたいけいこせいのひともいるからきをつけてね。

 てんせいしゃのみんなはとくべつにつよいじゅれいにしといたからがんばってね。

 てんせいしゃどうしでのころしあいはしちゃだめだよ。

 じぶんからゔぃらんになっちゃだめだよ

 とくべつにつよかったりゆうめいになったみんなにはこてはんをつけるからがんばってね。

 てんせいしゃのみんなのじゅみょうはにひゃくねんだよ。

 しんだあとはりせいのあるじゅれいになってひとびとをみまもるせいれいになってまたべつのしごとをしてもらうよ。

 

 かみからのおねがい

 わたしはおーるふぉーわんがこじんてきにきらいなのでたくさんいやがらせしていいよ。

 みんなののうりょくはほかのれいたいけいこせいのひととちがっておーるふぉーわんにうばわれないからあんしんです。

 

7:名無しの呪霊 ID:******

 神!?まあヒロアカの世界なのは薄々わかってましたけど……

 

8:名無しの呪霊 ID:******

 てかめっちゃひらがなだな子供の神か?

 

9:名無しの呪霊 ID:******

 神様ー!!俺以外に誰かいないんですかー!!?

 

10:神 ID:******

 かみより

 じゅんばんにてんせいさせるからそれまでまっててね。

 

11:名無しの呪霊 ID:******

 うおっ!?すげえ今神と会話成立した!!

 

12:名無しの呪霊 ID:******

 てか今気づいたけどAFO神に嫌われてて草

 

13:名無しの呪霊 ID:******

 AFOに嫌がらせして良いならヒーローなろっかな…

 

14:名無しの呪霊 ID:******

 あ、そうだ記録残るっぽいしまとめ作っとこ

 

 〈神からの神託まとめ〉

 ・この世界はヒロアカ世界に呪霊個性突っ込んだ世界

 ・呪術廻戦の呪霊とちょっと違う

 ・呪霊個性は霊体系個性と呼ばれている

 ・転生者は漏れなく強力な呪霊個性

 ・転生者じゃ無い呪霊個性もいる

 ・強かったり有名になるとコテハンが付く

 ・転生者同士の殺し合いは禁止

 ・自分からヴィランになるのは禁止

 ・AFO嫌いだから嫌がらせして良いよ

 ・転生者の個性はAFOに奪われない

 ・俺らの寿命200年

 ・死後は精霊になって世界に永久就職

 

 〈転生者がなれるルート〉

 ・一般人ルート

 ・ヒーロールート

 ・ヴィジランテルート

 ・その他ヴィラン以外のルート

 

 つまり俺たちはAFOへの嫌がらせの為の神の駒ってコト…?

 

15:名無しの呪霊 ID:******

 てか寿命200年か…長えな

 

16:名無しの呪霊 ID:******

 今年は…2093年か。

 俺は今10歳だから…2283年までが寿命か…

 超常の始まりが2020年で…AFOの台頭が大体2040年代だから…AFOは今大体50代か……………ほぼ全盛期じゃねえか!?

 

17:名無しの呪霊 ID:******

 こりゃしばらく様子見だな、隠れて修行だけしとこ

 

18:名無しの呪霊 ID:******

 身体性能エグいんだがw小6で熊に殴り勝てるようになっちまったww…………バケモンじゃねえか

 

19:名無しの呪霊 ID:******

 中学校入学早々ヴィランに占拠された…殺しちゃったらまずいし大人しくしとこ…

 

20:名無しの呪霊 ID:******

 ちょっ!?あの坊主!?

 

21:名無しの呪霊 ID:******

 マジ死ぬかと思った……マジ痛すぎ…呪霊個性じゃなかったら死ん

 

22:名無しの呪霊 ID:******

 【悲報】ヴィランに立ち向かった坊主頭、OFA5代目だった【終わった】

 

 

 

 

 

 

万縄大悟郎side

 

 俺は小さな頃からヒーローに憧れていた。

 

 俺の爺ちゃん達ぐらいの世代が若い頃、世界に突然超能力…《個性》が出現して世界は大混乱に陥った。

 個性を使った犯罪は既存の法律や警察では対応できない…そこで生まれたのがヒーローという職業。

 目には目を、個性には個性を使って対抗するのだ!

 個性を駆使して戦うヒーローは個性犯罪のみならず通常の凶悪犯罪にも対応するようになり、あらゆる犯罪が野放しになっていた地獄のような時期からは脱していた。

 

 それでも犯罪件数の上昇は止まる気配を見せず、毎年上がり続けていた。

 そしてこの日もある中学校が犯罪者に占拠された。

 

「おらガキ共!教室の隅に集まって大人しくしてろ!抵抗したら撃ち殺すぞォ!!」

「!!」

「「「!!?」」」

 

 授業中の教室に侵入して自動小銃の銃口をこちらに向けてくるテロリストに教室がどよめく、しかし最近多発するこれらの犯罪に慣れっこになっていた先生を含めた皆は大人しくテロリストの指示に従って教室の端に集まった。

 

「………」

「ああ!?んだガキィ!生意気な目つきしやがって!この状況が分かんねえのか!」

「バカだなコイツ…殺すか?」

「いやまだ殺しちゃダメだろ」

「でもよーコイツ反抗的な目つきしてるぞ?念のため殺した方がいいだろ」

 

 テロリストを睨みつけた俺を殺すかどうかを話し合う為に俺に背を向けたテロリスト。

 手から黒い鞭状のエネルギーを出して操るのが俺の個性。

 ヒーローに向いている、犯罪者の捕縛にピッタリだと友達から言われ続け…俺は調子に乗ってしまった。

 

「おらぁ!!」

「あ?んだテメうおっ!?」

 

 黒鞭でテロリストの足を払い転ばせることに成功する。

 やれる…!勝てる…!

 

「おいコラ何やってあっ!」

「銃がっ!って黒い紐ォ!?」

「「「おおお!!!」」」

 

 黒鞭でテロリストの銃を奪い取り教室の外に投げ飛ばし、テロリスト三人を黒鞭でぐるぐる巻きにする。

 ハハッ……!いけた…!俺犯罪者を倒した…!

 そう思って調子に乗った次の瞬間、クラスメイトの中から火山頭の少年が飛び出した。

 

「危ねえっ……!」

 

パァン!

 

「ぐっ…!」

「………え」

「「「キャァァァァァァ!!!!!」」」

「「「お頭ァ!!」」」

「チッ…ヒーロー気取りが…お前らもそんなガキにやられてんじゃねえよ!

 おいそこの坊主、お前のせいでクラスメイトが一人死んだぞ。気分はどうだ?」

「…………あ…」

 

 俺は調子に乗っていた…テロリストが他にもいることを考えもせずに戦い…ボケっとしている俺を守ろうとしたクラスメイトが銃で撃たれた。

 

「ああ…あ…」

 

 俺は何をやっているんだ…なんでヒーローになれると勘違いしていた…!戦う資格のない分際で…ヒーローが何人も束になって戦う相手に立ち向かって…クラスメイトを無駄死にさせた…!

 

「ぁぁああああ!!」

「ハッ!ザマァ見やがれ…ん?火山頭のガキはどこ行っ「バカもん」がっ!?」

「「「お頭ァ!?」」」

「ぁぁぁ……あ?」

 

 自分のやったことに耐えきれず下を向いて叫んでいた俺の耳に不可解な音が聞こえた。

 顔を上げた俺の目に映ったのはさっき俺を庇って撃たれたハズの少年がテロリストのボスの顎を蹴り上げる光景。

 彼が生きている。死んでなかった。そういう感情もあったがそれ以上に俺は…彼の動きに目を奪われた。

 

「ガキが…ブチ殺す!俺の最強の個性『人狼』であの坊主共々八つ裂きにして「長い」べっ!ガッ!?」

「極小・隕」

ベキッ!

「「「お頭ァ!?っ銃が…!」」」

「……すげえ…!」

 

 顎を蹴り上げられて後ずさった直後に人狼のような姿に変わったテロリスト。

 そいつの口上を無視して下顎へのアッパーカットを食らわせてから即腹を蹴り飛ばし廊下の壁に叩きつけたあと床に散乱する銃火器を手から放った火球で全て破壊するその一切無駄のない動きは…俺の目指すヒーローそのものだった。

 

「さて…お前ら…」

「「「ひいっ!!」」」

「降伏しなければ髪を燃やす」

「「「降伏します!!」」」

 

 中学生が出して良いレベルじゃない凄まじい威圧感を発しながら手に火球を発生させた火山頭の少年に残りのテロリストが速攻で降伏した。

 俺より小さいのに彼がいれば大丈夫と思える背中…その場にいる誰もが彼が将来偉大なヒーローになる姿を幻視した。

 

「いいだろう…そこで大人しくしていろ……おい坊主頭…名前は?」

「っ万縄大悟郎です……ひっ!俺のせいで…腹から血が…!」

 

 振り返って俺の名前を聞いて来た少年…いや兄貴の腹から血が出ている。やはり銃で撃たれたのは見間違いじゃなかった…俺のせいで…!

 後悔する気持ちと同時に銃で腹を撃たれたままあの動きをしたことにも理想を重ねてしまった。

 くそ…そんな場合じゃない…早く止血しないと…!

 

「……………ああ、これなら大丈夫だ、こうすれば治る。ふんっ」

ポンッ

「うええっ!?」

 

 兄貴が腹に力を入れると腹の傷が瞬時に塞がると同時に潰れた銃弾がポロッと飛び出て来た。

 目を疑う光景に兄貴に汚い声を聞かせてしまったと慌てて兄貴の顔を見ると何故か俺の顔を見て呆然としている。

 

「兄貴!あなたの名前を教えてくれませんか!」

「………富士山漏瑚だ」

「じゃあ富士山さん!俺を弟子にしてくれ!」

「…………え、は?はぁぁぁぁぁ!!!?!?」

「「「はぁぁぁぁ!!?!?」」」

 

 教室に富士山さんとクラスメイトの叫びが響き渡った。




〈霊体系個性について〉
 基本時は人間の姿か異形の姿をしている。
 共通の特性として透明無臭の霊体になることができる。
 霊体時のみ異形化する場合がある。
 ごく稀に他の能力も持つことがある。

〈キャラ設定〉
「富士山漏瑚(ふじやまじょうご)」
 男性。最初の転生者。
 個性『大地の精霊(漏瑚)』
 超常黎明期に転生させられた可哀想な人。
 思わぬところで原作キャラと遭遇して絶望中。
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