転生呪霊スレ民のヒーローアカデミア   作:入魂ロフス

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8人目

419:ゴキブリマスター ID:******

 あっ!!ヤベ!!

 煙くん7代目の志村菜奈と出会って3日目でAFOとエンカウントした!

 コレ煙くん死ぬかも!!

 場所コレ!誰か行ってくれ!!

【位置情報】

 

420:破壊神漏瑚 ID:******

 静岡!!?!?俺いま北海道で行けないから誰か頼むマジで頼む!!

 

421:ユグドラシル花御 ID:******

 私今山梨だから間に合うかも!

 ハナミンオフィス発進!

 

422:名無しの呪霊 ID:******

 ちょうど今日は学校休みやから俺も行くで!

 最高速度でブチ抜いたる!

 

423:エレファントキング ID:******

 俺達が関わってる以上どこで原作崩壊するか分からないからOFAが途絶える可能性もあるぞ!

 がんばれ二人とも!

 

424:名無しの呪霊 ID:******

 タシカニ!!

 縛りも併用してもっと速度上げるで!

 

425:ユグドラシル花御 ID:******

 無事か直哉無事だな!二人とも確保して撤収ーー!!

 

426:名無しの呪霊 ID:******

 無事ちゃうわ!あんた来なかったら死んでたで!?

 確保したけど煙くん瀕死や!

 ハナミンなんか回復のきのみ的なの無いんか!?

 

427:ユグドラシル花御 ID:******

 ………やってみたらなんか出来た!!

 応急措置完了!!

 

428:破壊神漏瑚 ID:******

 今急いで向かってる

 せめてアイツに説教させろ!それまで死ぬなよ…!

 

429:ゴキブリマスター ID:******

 まだ止まるな!

 アフォ追ってきてるよ!

 

430:ユグドラシル花御 ID:******

 マジか足止めの式神達もう倒したの!?

 ええいままよ!直哉!ここは私に任せて二人を連れて逃げろ!

 雄英高校まで逃げれば根津くんが教師してるからひとまず大丈夫!

 

431:名無しの呪霊 ID:******

 いやそれ死亡フラグ……てか根津校長いつの間に雄英教師になってたの!?

 うおお!なんか進化して幼虫から蛹になった!?

 これで二人とも衝撃波から守れる!最高速度でブチ抜いたる!

 

432:破壊神漏瑚 ID:******

 お前ならアフォ相手でも生き残れるということだな

 それなら俺は雄英高校に向かうぞ

 

433:ユグドラシル花御 ID:******

 そゆこと!

 さあ来いや!

 

434:エレファントキング ID:******

 ………どうなった?

 ハナミン死んだ?

 

435:名無しの呪霊 ID:******

 お父さんから煙さん看取り終わったって電話きた

 

436:名無しの呪霊 ID:******

 何もできないのが歯痒いです……

 

437:ユグドラシル花御 ID:******

 つかれた

 

438:名無しの呪霊 ID:******

 つかれた

 

439:破壊神漏瑚 ID:******

 二人とも生きてるぞ

 ハナミンはハナミンオフィスと下半身を失ったが呪霊個性にとっては軽傷だ、明日には治る

 

440:ユグドラシル花御 ID:******

 私のハナミンオフィス……

 

441:破壊神漏瑚 ID:******

 煙は両足を失って出血多量で死亡した

 花御の癒しの果実で傷は塞がったが血液を失いすぎて長くは持たなかった

 …………AFOバチ殺す

 

442:名無しの呪霊 ID:******

 おつかれさまお父さん

 お母さんが心配してるから帰っておいで

 

443:破壊神漏瑚 ID:******

 ……わかった

 

444:名無しの呪霊 ID:******

 んお?なんだコレ

 

445:ゴキブリマスター ID:******

 お!新人キタコレ!とりあえず過去レス漁っておいで

 

446:名無しの呪霊 ID:******

 わかった!行ってきます!

 

447:ゴキブリマスター ID:******

 …行ったかな?とりあえず被害はどんな感じ?

 

448:名無しの呪霊 ID:******

 疲れて寝てるハナミンに代わって俺が説明するで

 死者は煙くんのみ、建造物の被害は主戦場は逃げ込んだ森の中やから最初に戦ったところ以外は大したことないで、代わりに山が一つボッコボコになったけどな

 正直煙くんが頑張っとらんかったら民間人に被害出まくってたと思うで

 

449:エレファントキング ID:******

 志村菜奈の精神状態はどんな感じ?

 

450:名無しの呪霊 ID:******

 今はだいぶ落ち込んでるけどちょっとそんな暇ないから担いで北海道の秘密基地向かってるで

 根津校長経由でグラントリノも北海道に向かわせとる

 

451:名無しの呪霊 ID:******

 過去レス見てきたよー

 どうやってグラントリノと接触したの?

 

452:名無しの呪霊 ID:******

 お!状況は分かったか?

 菜奈さんから連絡先聞いて事情説明したら即了承してくれたで

 

453:名無しの呪霊 ID:******

 新人さんはどんな呪霊なんですか?

 

454:名無しの呪霊 ID:******

 俺の呪霊は虹龍です!

 ……俺だけ推定一級呪霊?

 

455:エレファントキング ID:******

 ま…まあ飛行機と同じ速度で飛行できるから…!

 でも原作でパパ黒の釈魂刀とかいうチート以外に破られてないから意外と防御ガチガチなんじゃない…?

 

456:名無しの呪霊 ID:******

 まあ7歳の時にソニックムーブで裏山禿げさせたこともあったし強いのはマジでそう

 でもなんか呪術廻戦っぽい能力使いたかった……

 

457:ゴキブリマスター ID:******

 とりあえず場所わかったから転生者用強化ゴキブリ向かわせるね

 AFOの監視はこれまでどおり続けるからまた動きがあったら連絡するね

 

458:名無しの呪霊 ID:******

 了解やで!

 

459:名無しの呪霊 ID:******

 え?ゴキブリ来るの確定なの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

志村菜奈side

 

 弧太朗を産んで数ヶ月後…あの人がヴィランに殺されてからこれまでの数年間私はグラントリノ…空彦さんに手を借りながら子育てとヒーロー活動を両立してきた。

 あの日…私がヴィランとの戦いで斃れそうになっていた時…救けてくれたのが煙さんだった…。

 

「巨悪…AFOを倒す為に…この力を受け継ぐべき人を探しているんだ」

 

 彼が言った事の内容はよくわからなかったけれども、私が生まれる前からずっと暗躍し続けている巨悪…AFOを倒すという大志を抱く立派な人だということは理解できた…。

 彼と別れてから2日後…人気のない工業地帯で鳴り響いた轟音の下へ飛んでいったことを私は後悔はしていない。

 

 巨悪…AFOは強かった、物語の魔王のような威圧感、様々な個性を駆使して私たちを嬲るように痛めつけ、途中から私に何かを渡そうとした煙さんの両足を光る斬撃で斬り飛ばした悪辣さ、全てが私たちヒーローとは相反する存在だった。

 

「逃げ…ろ…志村…さん…ゴボッ……!!」

「煙さん…くっ…!」

「よそ見をしないでくれよ…苦しむ顔が見えないだろう………っ!?」

 

 地面に這いつくばる煙さんに手を伸ばすAFOが何かに気付きその場から大きく飛び退いた。

 

ドガァン!!

 

「チッ…外した…」

「あなたは…漏瑚さんの…!」

 

 土煙の中に巨大な幼虫のような影が見える…誰だ…?

 謎の助っ人を怪しんだ私とは違い煙さんはおおよそ見当がついているようでどこか安堵した表情をしていた。

 

「見えない…霊体系個性か…!でもね…そんなモノ薙ぎ払グッ!?ゴハッ!!?」

 

 瞬きの間の連撃、先程の優越感に浸ったままで油断していたAFOは音速を超える攻撃をまともに食らってしまった。

 

「………傷が浅い」

「ペッ…素晴らしい速さだ…欲しいね…!」

 

 そこからの戦いは私たちとは次元が違った。

 音速を超える攻撃を連発する不可視の助っ人に対して様々な攻撃を全方位に雨のように降らせるAFO。

 私達が出来たことは邪魔にならないよう煙さんを連れて現場から逃げることだけだった。

 

 現場から離れて山の中に逃げ込んだ私達、息も絶え絶えで立っているのがやっとの私に瀕死の煙さんが話しかけてきた。

 

「ヘイ…志村…さん…」

「煙さん…ハァ…喋っちゃダメ…!」

「俺は…もうダメだ…力を…受け取ってくれ…絶やしちゃ…ダメなんだ…!!食べて…それで継承できる…!」

 

 煙さんはそう言って髪の毛を掴んで私の手に乗せてきた。

 

「煙さん…わかりました…!」

 

 煙さんの髪の毛は血の味がした。

 

 

 

ドゴォォォォン!!

「「っ!?」」

 

 AFOと助っ人が戦っているはずの方向から凄まじい轟音が聞こえた次の瞬間、目の前に見えない何かが現れた。

 

「行くぞ二人とも!」

「はぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

「ハハ…なんかデジャブ……」

 

 そのまま少年のような声の持ち主に抱えられて私達は山の中を逃げ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AFOside

 

 (この少年…これまで見たこともない速さだがパワーはそれほどでも無い…!)

 

 AFOは謎の助っ人…直哉の声からおおよその年齢を割り出して彼がまだ成人していない少年であることを割り出していた。

 

 (動きが直線的である程度予想がつく…あと少し遊んだあと"奪う"か…!)

 

 この間もAFOは数多の個性を駆使して直哉に対して様々な攻撃を浴びせ続ける。

 そして……

 

「捉えたァ!!」

「がっ!?」

 

 個性で何重にも強化した右腕を予測した直哉の軌道に挟み込み受け止めた!

 

「まずっ!?」

「さて…その個性を奪わせてもらう…」

 

バチィン!!

 

「何っ!?」

「あっっっぶねぇぇ!!」

 

 個性に干渉しようとした瞬間に強力な力で弾かれた事に驚愕するAFO。

 

 彼には知りようがないことだが、転生者…呪霊個性の持ち主達は神的な上位存在によってその強力な能力の移動を禁じられている…故にAFOによる個性の奪取が不可能となっているのだ。

 

 そんなことを知るはずもなく困惑するAFOの耳に巨大な物体が空を切る音が……

 

ドゴォォォォン!!

 

「ガッッ………!!!」

 

 謎の現象に困惑するAFOに間髪入れず叩き込まれたのは巨大な建物による質量攻撃。

 AFOを下敷きにして地面に墜落したのは完全木造陸海空対応自律歩行ヒーロー事務所「ハナミンオフィス」

 

「オラ直哉ァ!さっさと二人連れて逃げるぞぉ!」

「おおおお了解!!」

 

 その場からバビュンと風を切ってOFAの継承者達の方へ向かった直哉を見て一安心する花御。

 

「この個性は…No.2ヒーローハナミンだね…!一体なんなんだい君達は…!」

 

 地面を掘り進んで別の場所から現れたAFOに対する花御の返答は…

 

「ハナミンオフィス!足止め全力逃走形態!ファイヤー!」

「……え?」

 

 花御がそう言い放った次の瞬間。

 ガコン!ガコン!と音を立てながら建物から木造の足が生えた。

 

(なんだコレは…ふざけてるのか???)

 

 謎の絵面に硬直するAFO、だが見た目のシュールさによる油断は致命的な隙となった。

 

 ボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!

「なっ!?」

 

 建物に生えた足から推測するに人間の尻に当たる部分から数えるのも億劫になるような多数の人形が解き放たれた。

 地面に叩きつけられた人形達は体から様々な毒性の強い植物を生やしながら四肢や頭を伸ばしてAFOに襲いかかる。

 

「んじゃ!サイナラ!」

「な!待てぐっ鬱陶しい…!」

 

 ドシンドシンと音を立てて走るハナミンオフィスと併走して逃げ去った花御にAFOはここ最近感じたことが無いほどの怒りを感じた。

 

「巫山戯るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

バリバリバキバキギャリギャリゴリゴリドガァァァン!!!

 

 怒りと共に放たれたAFOの個性をフル活用した広範囲攻撃はその場に解き放たれた式神達を殲滅……出来なかった。

 解き放たれた式神達は対AFOの足止めに特化した特注品。

 防御力と回避性能に極振りして攻撃性能はほぼ無しにしていたので地面に潜るなり数体を犠牲に乗り切るなりしてそれなりの数の式神がAFOの攻撃を凌いでいた。

 

 それでも流石にAFOの怒りの追撃には敵わず二撃目三撃目と撃たれた大規模攻撃に為す術もなく消滅したのであった。

 

 

 

 

 

 全力で四人が逃げ去った方向に飛びながら向かうAFOを迎え撃つのはハナミンオフィスの上に立つ花御。

 

 その距離はおよそ2km、戦いが発生する距離ではなかったが…今回のハナミンは腹を括っていた。

 

「供花……さよなら、ハナミンオフィス」

 

 花御の肩に乗った供花は植物の生命を吸い取り呪力の砲撃に変換する性質を持つ…。

 思い入れがあり、生活拠点かつヒーロー活動の本拠地でかつ移動要塞であるハナミンオフィスを縛りの対価として消費した上に攻撃範囲を絞り攻撃力を強化した供花の威力は絶大なものになった。

 その一撃は冷静なAFOに撃ったとしても軽々と避けられるような弾速だが……今回のAFOは冷静さを欠いていた。

 

 故に

 

「ガァッ!?!?」

 

 AFOの肩を供花の一撃が貫いた。




〈キャラ設定〉
「逆虹龍輝(さかにじりゅうき)」
 男性。八人目の転生者。
 個性『龍の精霊』(虹龍)
 修羅場の時にコメントしちゃってちょっと気まずい人。
 神様の好みで能力を特級呪霊相当に強化されている為他の転生者と実力の差はあまり無い。

※煙くんの負傷を下半身欠損から両足欠損に変更しました。
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