MAIN、ユミ・キサラギ(愛称:ユウ):Lv24
・エースボーナス:???
・成長タイプ:万能、防御
空:S
地:A
海:B
宇:A
・精神コマンド
:不屈
:信頼
:集中
:???
:???
:鉄壁(ツイン)
・特殊スキル
:※???
:底力Lv4
:ガード
:気力限界突破
:気力+ダメージ
:ヒットアンドアウェイ
SAB、カリ・ユガ:Lv30
・精神コマンド
:感応
:努力
:祝福
:???
:???
カリ・ユガ(機体)
サイズ:L(グルンガスト位の大きさ)
HP:8640
EN:230
装甲:2050
運動性:100
照準値:105
特殊スキル:パイロットブロック
:EN回復(少)
:巨大化(気力130以上でサイズが3Lになり、機体ステータスが上がるコマンドを追加)
・移動力:6
・地形タイプ:空、地
・武装:【P】武具攻撃(射程1〜3、攻撃力3300)
:【S】終末の光(射程1〜6、攻撃力4000、EN消費10)
:【S】御使いの羽(射程1〜7、攻撃力4500、気力110で使用可、EN消費20)
:【MAP】浄化の槍(射程1〜6、攻撃力4600、気力130で使用可、EN消費80)
:【S】浄化の槍(射程2〜8、攻撃力5200、気力120で使用可、EN消費60)
:【S】浄化の光(射程3〜8、攻撃力5800、気力130で使用可、EN消費70)
・カスタムボーナス:???
強化パーツ:Gテリトリー
:???
「知らない天井だ……」
目が覚めたユウが最初に見たのは、白い天井だった。
まるで病院の一室かのような白い空間。ベッドや棚などの大きめの家具のせいか、とても狭く感じる。
(……ネオ・グランゾンに見逃された後、意識を失って海に落ちたハズ……。ソレを誰かが拾った……?)
意識を失う直前、巨大な艦の影が見えた。おそらくはその艦が回収したのだろう。
とはいえ、あくまでも確認できたのは影だ。姿そのものを確認できた訳では無い。
「……ココがDCの艦だったらヤバいな。ましてや、アードラーとかいうマッドサイエンティストが乗る艦なら尚更だ……。ナカジマから懇切丁寧に目的を聞かされたし……」
実験動物は断固拒否。こっちは死にたくないし、要らない激痛や苦しみなんて味わいたくもない。
幸い、ネオ・グランゾンから受けたダメージと疲労は回復している。そうと決まれば、外に出て転移をすれば……。
「あ、目が覚めたんですね」
ふと、女の声が聞こえた。声の方を見てみると、看護服を来た青髪の少女が、安堵したかのような表情でこっちを見ていた。
その姿に見覚えがあったのか、ユウはつい口を開いてしまう。
「……クスハ・ミズハ……という事は、ココはハガネ……?」
「え?は、はい。ココは確かにハガネの医務室ですが……」
『ユウ。どうやら、哨戒に当たらせていたリヴァルナがハガネに助けを求めたようです。意識を失った私達を、あの時の翼持つ騎士がここまで運んできたとか』
「翼の騎士でハガネっていうと、サイバスターか。そういえば、マサキはシュウを追って地上まで出向いたんだっけ」
カリ・ユガの報告に納得した。
今、連邦軍はテンペストやオレグの言う通り、腐った者が多い。まともな者もそれなりにいるが、全体で見れば微々たる物だ。
そのまともな連邦軍の中でも異彩を放つ、2つの部隊。それは、ヒリュウ隊とハガネ隊である。
トロイエ隊からは寄せ集め部隊と言われているものの、その戦闘力は連邦軍とは比べ物にならないほど強い。それを裏付けるかのように、エアロゲイターやDCに対して多くの勝利をもぎ取っているという結果がある。
ソレを知っていたからこそ、リヴァルナはハガネに救援を依頼したのだろう。ちなみにプラカードで意思疎通を図ろうとしていたようだ。今度アヒルのお面をプレゼントしてやろう。そんな事よりどのくらい寝てたか確かめないと……。
「目が覚めたようだな」
何処かに時計がないか探していたら、今度は長い青髪の男が入ってきた。
「お前のバイト先には俺が連絡しておいた。心配する必要は無い。安心して俺の質問に答えてもらおう」
「アッハイ」
あまりにもよすぎる手際に、思わず空返事をしてしまった。ていうか手際良すぎない?なんで分かったの?
医務室で尋問はちょっとマズイとの事で、ブリーフィングルームを借りて行うようだ。行き先が独房では無いのは、捕虜では無いからだろう。ワタシ、イッパンジン!!ムズカシイコトヨクワカラナイ!
「……さて、質問する前に、軽く自己紹介でもしておこうか。俺の名は、イングラム・プリスケン。階級は少佐だ」
「……ユミ・キサラギ。階級はアルバイト」
「ふむ。ではユミ・キサラギ。お前に幾つか質問がある。嘘偽りなく答えてもらおうか」
互いに自己紹介を終えた事で、空気が変わったような気がする。
少し落ち着くために少し周囲を確認すると、いつの間にかギャラリーが増えていた。
その様子に首を傾げていると、いよいよイングラムが口を開いた。
「単刀直入に言わせてもらおう。お前は、〝アスラ〟か?」
「……アスラ?インド神話か何かですか?」
カリ・ユガは腕が8本ある事から、アスラを彷彿とさせる姿だ。悪魔であり、神でもある事からあながち間違いでは無いだろう。
しかし、名前はアスラでは無くカリ・ユガだ。決して4つの世界に四天王を送り込んだ魔王では無いし、ゴブリンが秘宝で進化した生き物では無い。ましてや水瓶から登場した異次元の魔物でもない。
「順を追って説明しよう。先ず、〝AGX-06、アスラ〟は、我々連邦軍が付けたコードネームだ。特徴としては獅子の兜を被り、4匹の白蛇を巻き付けている8本腕の巨大な金髪の女の姿をしている」
単刀直入すぎたせいで分からないと思ったのか、イングラムは説明を行った。
南極事件の時に突如として現れ、グランゾンと戦闘を行なったこと。
その日以降、ちょくちょく目撃情報が報告され、東京でエアロゲイターとDCを撃退したこと。
太平洋での戦いにおいて、エアロゲイターを蹂躙したこと。
「そして先日。〝AGX-09、ファルシュタ〟が案内した場所でお前が海へと落下していく所を、民間の協力者が救助した」
イングラムが言うファルシュタとは、リヴァルナの事を指すのであろう。そちらも間違いでは無い。
リヴァルナは、カリ・ユガの羽から生まれた意志のある遣い。7色のバリエーションがある、カラクリの天使のような姿だ。
改めてリヴァルナの姿を思い返していた時、イングラムから1枚の紙を渡された。
「……なんか、凄い上手くない?」
「ああ。ファルシュタに関しては写真入手が不可能だった為、ロボに詳しい部下にスケッチを頼んだんだ。何せ、映像が乱れる程の大嵐だったからな」
イングラムから渡された紙には、しっかりとその容姿の特徴が描かれていた。
アンドロイドの骨組みのような無視質な顔に、背中に装備されている天輪。魚のヒレのような手や、天使と悪魔を合体させたような翼など、アニメの設定画宜しく特徴が纏められている。
ちなみに、その部下は「今年1番の気合を入れたかもしれない」と言っていたそうな。
「フッ……。ちなみに、その部下は〝7色全てのファルシュタが合体して、巨大なスーパーロボットになるに違いない!〟と大声で叫び、合体後の姿まで想像したそうだ。裏面に描かれてある」
そう言われ、裏面を見てみるとものすごいヒロイックなバリメカが描かれていた。なんだこれ……。
しかも絶妙にダサい必殺技名まで書かれているし、カラーリングも文字で「虹色!」とデカく描かれている。
挙句、〝究極天使ロボ、グレートファルシュター〟とロボアニメのメインタイトルまであった。昔ながらの飛び出す文字のようなロゴでデカデカと書かれている。
『ユウ!リヴァルナの合体にコレを追加しましょう!ほら、〝一撃必殺、ファルシュタブレード・爆砕斬〟とかカッコよく無いですか!?』
「合体バリエーションを増やすのは兎も角、リヴァルナにそんなダサい必殺技名つけ……えぇ!?嘘でしょ?なんでリヴァルナ全機そんな〝前向きに検討します〟的な反応してるの!?気に入ったの!?ツボに入ったの!?ダメ!巫女として認められません!リュウセイ病の患者なんてラトゥーニだけで充分です!」
「ほう?ファルシュタの正式名はリヴァルナというのか」
「『あっ……』」
ーーーーーやってしまった。いつものノリでついカリ・ユガの言葉に反応してしまい、墓穴を掘ってしまった。
カリ・ユガという女神が「リュウセイみたいに、やってみます」なんて事になればキャラ崩壊待ったナシだ。威厳もクソも無い。断固として拒否する案件である。
だが、それはいつものように口で話すのではなく、脳内会話で完結すべきだった。
これでは、「私がアスラです」と白状しているようなものだ。
「……詳しく聞かせてもらうぞ。ユミ・キサラギ。なぜお前がリュウセイやラトゥーニの名前を知っていることも含めて……な」
その時のイングラムは、獲物を見つけた狩人のような表情をしていたという。
時系列的にはリュウセイ編の16か17話辺りです。
イングラム「ちなみに、コレが俺が描いたファルシュタだ」
ユウ(凄い独特……)
イングラム「どうだ?上手く描けてるだろ?」ドヤァ
ユウ「アッハイ」
リュウセイ、ロボならプロ並みに凄く上手く書けそうなイメージある。