破壊と輪廻の巫女   作:シュオウ・麗翅

16 / 76
SS書きあるある

後の展開ばかり思い浮かんで序盤が全然思い浮かばない

難産でした(´・ω・`)


勝利条件:敵の全滅

敗北条件:カリ・ユガの撃墜、ハガネの撃墜

SRポイント獲得条件:2ターン以内にエアロゲイターを全滅させる。その際に5機以上を浄化の槍(MAP)で同時に撃破する。

MAP範囲がよく分からないのでこのSSでは1〜6の範囲で着弾型1〜3マスとします。


海上のオーバーチュア

 

ハガネは現在、エアロゲイターからの集中攻撃を受けていた。

DCの本拠地、アイドネウス島までもうすぐ。という結構重要なタイミングでの強襲だ。

それだけならハガネ隊を出撃させて迎撃させればいいのだが、今はアスラと思わしき少女の軽い尋問で出撃が遅れている状態だ。

 

「PT部隊の出撃はまだか!!」

 

「あと2分程かかると、先程イングラム少佐から連絡が入りました!」

 

大量にいるバグスの口から円盤状のレーザーが発射され、地上からはハバククの強力な砲撃が飛来している。

頑丈なエネルギーフィールドを突破し、艦体に着々とダメージを与えているようだ。

 

「くっ……!!1番、5番副砲、撃て!!」

 

無論、ハガネもタダではやられていない。バグスの攻撃中の硬直を突いて副砲で撃破し、レーザーや砲撃に対しても反撃で相殺し、防御して被害を軽減している。

他の戦艦とは比べ物にならないほどの装甲と火力を持つ、スペースノア級の戦艦。その近くに見覚えのある魔法陣が出現する。

そこから現れたのは多腕の女神、カリ・ユガだ。

 

『さて、ユウ。無粋な侵略者を無に帰しましょうか』

 

「いつになく張り切ってる……」

 

転移したカリ・ユガは早速白蛇に指示を出し、白蛇達は指示に応えるように口の中にエネルギーを貯めていく。

 

『〝終末の光・速〟』

 

浄化の槍をエアロゲイターの群れに指し示し、白蛇達からエネルギーの弾丸が吐き出される。

マシンガンのように放たれたエネルギーの弾丸は次々にバグスの群れを破壊していく。

次々と爆発していくその光景は、まるで真昼に上がった花火のようだ。白蛇の弾丸に撃ち抜かれた虫達は次々と墜落していき、爆散する。

 

「蚊取り線香かな……?」

 

思わずそんな事を呟いてしまった。

バグスは途中で爆散するから問題は無いものの、爆散しなければ巨大な虫が落っこちる姿を間近で見てるようなものだ。フラフラと力尽きるように落ちているその姿は、言葉通り真夏の蚊取り線香を彷彿とさせた。

 

『さぁ、どんどん行きますよ』

 

「なんかテンション高くない?……って、浄化の槍はダメ!ストップ!ストップゥゥゥゥッ!!壊れます!壊れます!あーっ!地球が壊れますカリ・ユガ様ァァァァ!!」

 

カリ・ユガは献上するように構えている槍を神力で浮かせ、遠隔操作でバグスの群れを切り裂いていく。

 

『はぁっ!!』

 

さながらヴォドーの舞を見せる皇帝機のように。変幻の槍を自由自在に動かしていく。

カリ・ユガが手を右に動かすと槍は右へ動き、左へ動かすと左へ動く。

正に縦横無尽。惑星すら破壊する巨大な槍が変態的な挙動を描いていれば、知っている者から見れば恐怖以外の何物でもない。行けよ浄化の槍ィ!!

 

『これが、貴方達に与える天の裁きです』

 

「ちょっと声弾んでない!?なんで!?」

 

『ユウ。人間と交流を深めた神は、はっちゃけたり好奇心旺盛になったりするというロジックがあってですね……』

 

「そんなロジックあってたまるかーー!!」

 

エアロゲイターを殲滅し終え、ホクホク顔のカリ・ユガに思わずツッコんだ。

いつになく張り切ったカリ・ユガは、グランゾンが相手でもないのに気軽に浄化の槍を使っているのだから。使用している相手はエアロゲイターの偵察機と砲撃用の機体。カリ・ユガよりも遥かに格下だ。

先程のカリ・ユガの戦いを例えるなら、ゴッドマーズがその辺の敵に武器として反陽子爆弾を地球で使っているようなものである。怖い。

 

リヴァルナの方はというと、【ボッチ卒業!】とか【やったねカリ・ユガママ!友達増えるよ!】とかいうプラカードまで持ち上げてる始末。おいバカやめろ。更に調子に乗るだろうが。中立はどうした中立は。

 

一方で、ハガネの方はカリ・ユガの実力に戦慄を感じていた。特にエイタは分かりやすく動揺しているようだ。

現在進行形で戦っているDCや、時折襲来してくるエアロゲイター相手にはハガネ隊は何度も勝利をもぎ取っている。とはいえ、大半が激闘や死闘と呼ばれるほどに激しい時が殆どだ。スターバク島での戦いや、R-1が起動成功した時の戦いがいい例である。

 

それに対し、カリ・ユガがエアロゲイターに行ったのは一方的な蹂躙だ。その様子は、南極事件でのグランゾンを彷彿とさせるほどの大活躍である。

槍を飛ばし、バグスの群れを一気に破壊する様子がまさにそれだ。グラビトロンカノンで殲滅されたゲシュペンスト部隊のように、数多くの虫型が爆発していくのだ。爆炎の手前に映るカリ・ユガの姿は、冷徹な裁きを下す女神のように思えた。

一応はハガネに気を使ってるようにも見えるが、傍から見ればお構い無しに槍をぶん回しているように見える。本当に味方なのか?と、そう思えてくるのだ。怖い。

 

ダイテツ達ハガネの操縦席にいるメンバーからは危険物を見るような目で見られているが、女神と巫女は気づいていない。むしろ、こっちに近づいてくる部隊に気づいたようだ。視線がそれを物語っている。

 

「……!!カリ・ユガ!こっちにガーリオン部隊が高速で接近してくる!!」

 

『ガーリオン部隊……という事は、ラストバタリオンとやらですね。迎撃しましょう』

 

カリ・ユガが槍の切っ先をガーリオン部隊に向けた。殺意マシマシの行動とは反対に、口元はほんの少しだけ笑っているのが見て取れる。白蛇たちも臨戦態勢に入ったようだ。

 

「待て、カリ・ユガ」

 

そんなカリ・ユガに待ったをかけたのは、ビルトシュバインに乗っている青髪の男、イングラム・プリスケンだ。

ユウとカリ・ユガは頭に〝?〟を浮かべていると、イングラムは不敵に笑っているようだ。若干冷や汗をかいているようだが。

 

「お前達に、やって欲しい役目がある」




カリ・ユガ『よーし、女神様張り切っちゃいますよ〜』

ユウ「うん。分かったから、とりあえず浄化の槍とかいう危険物仕舞いなさい。危ないから」

イングラム(コイツ、本当に味方だと主張しているのか……?)

自軍入りしたシチュでカリ・ユガの戦闘BGMを脳内アニメで再生してたけど、やっぱりユガの終焉が1番やなって思った。

The Sun Of Sonとか色々試して見たけど合わねぇ(笑)
何故かスクランブルエッジしてる女神様が脳内イメージで出てきて普通に吹いた。フォールディング・スマッシャーは違和感なかったんやけど……(´・ω・`)

カリ・ユガ「スクランブル・エッジ、GO!!」

つよそう(小並感)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。