破壊と輪廻の巫女   作:シュオウ・麗翅

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難産……(´◉ᾥ◉`)

長かった……そして今年も短かった……歳とりたくねぇ……(´;ω;`)

初めてやったスパロボが64だから結構思い出補正あるのよね。オペレーションデイブレイクで詰みかけ、アヴィ1戦目で詰みかけ……(´・ω・`)

アースゲインの運動性上げまくって竜王双撃で無双してた。スイームルグsはダブルライトニングソードとブラッディハウリング。ラーズグリーズはマシンキャノンを初めに後半の武装。アシュクリーフはビットガン。


64は基本的に運動性とEN無消費武器上げてりゃなんとかなる印象。

ずっとディ〝プラスター〟かと思ってた(´・ω・`)ディ〝スラプター〟なんやなって……(´・ω・`)


決着

カリ・ユガとネオ・グランゾンのぶつかり合いが、亜空間内で起こっていた。

その凄まじさを例えるならば、ランタオ島での東方不敗VSドモン・カッシュの戦いを一般人の視点で見るようなものだ。

 

その上、地上でカリ・ユガとネオ・グランゾンの戦いが勃発した際、世界中で天変地異が起きたほど。1発1発の攻撃が威力も凄まじい。まさに神話時代の超大戦と言えよう。

 

「ブラックホール・ディスラプター、発射!!」

 

『「浄化の光・滅っ!!」』

 

そんな超大戦も、遂に終わりを迎えようとしていた。

ネオ・グランゾンから放たれた赤黒いエネルギー弾と、カリ・ユガの浄化の槍と4匹の白蛇から放たれる合体ビームが衝突する。

 

互いに宇宙を破壊しうるポテンシャルを秘めた一撃。カリ・ユガに至っては魔法陣を介する事で更に威力を上げている。ディストリオン・ブレイクと同じ要領だ。

 

『ぐっ…ぎぎぎぎっ……!!』

 

それでも、ブラックホール・ディスラプターには届かない。前回はグルンガスト級のサイズだったとはいえ、ブラックホール・クラスターでもギリギリだった。

カリ・ユガは現在、グルンガスト級のサイズではなく、最大サイズである1999mオーバー。文字通りフルパワーで撃っている。

 

それでも届かない。こうして押しとどめているだけで精一杯だ。流石はシュウ・シラカワとネオ・グランゾン。全てにおいて桁外れの存在と言ったところか。

 

それに加え、シュウは未だに手札をあと1枚残している。

ブラックホール・ディスラプターは言うなれば〝縮退砲の試作型〟だ。

地球圏で放てば太陽系を100パーセント軽く消し飛ばしてしまうような代物を魔術で再現したようなもの。それを持ちこたえているだけで精一杯だ。

 

これでは前回のスケールアップしただけの……地球で戦った時と同じ焼き直しだ。

 

「さあ、舞台は整えてあげましたよ、お2人とも。神と巫女を名乗るのであれば、この程度の攻撃、対処して見せなさい」

 

「無茶ぶり酷くない!?」

 

カリ・ユガとユウが精一杯の力を込めているのに対し、シュウは相変わらず涼しい顔だ。

 

このままでは超新星爆発によって発生したブラックホールに呑まれて消滅してしまう。それだけは避けなければならない。

 

「カリ・ユガ!もっとパワーをーーー」

 

『既にやってます!ですが……!!』

 

赤黒いエネルギー弾に対抗する薄赤のエネルギー波の均衡が、徐々にネオ・グランゾンに傾きつつあった。

浄化の槍を持っている手がプルプルと震えている。白蛇達も苦しそうな表情をしており、カリ・ユガ本人も苦しそうだ。歯を食いしばりすぎているせいか、口から赤い液体が流れている。

 

「どうやら、貴女達には私を止めることはできないようですね」

 

シュウはそんな1人と1柱に落胆の声を上げた。

確かに、カリ・ユガのパワーはシュウも認める所だ。スペックだけならばネオ・グランゾンと同等。もしくは上なのは間違いない。

 

とはいえ、それはあくまでも理論上の話だ。たとえデータ上は互角でも、使いこなせないのならば意味は無い。

仮に同じ条件で戦ったならば……それこそお互いがゲシュペンストに乗っていれば勝つのは100パーセント、シュウ・シラカワだ。完封勝利待ったナシである。

 

ネオ・グランゾンに少し力を込める。それだけでディスラプターのエネルギー弾が、浄化の光のエネルギー波を突き進んでいく。

カリ・ユガの羽から飛び出し、合体した虹色リヴァルナも加勢するが、大した効果は無かった。

 

「……!!」

 

当然、カリ・ユガの依代であるユウも力を込めている。負けてたまるものかと。死んでたまるものかと、恐怖を抑え込んで戦っている。持てる力全てを出している事だろう。

 

だが、一向に事態は好転しない。カリ・ユガが最大サイズでフルパワーを出そうと、リヴァルナが加勢しようと、ディスラプターを押し返すことが出来ないでいる。

 

突破できる方法は前回戦った時の火事場の馬鹿力だろうが、そもそも何故出せたのかが分からない。

ーーー思考。思考。思考。

 

必死に頭を回す。神に仕える巫女がダイスに頼るという珍事をかましているが、それしか方法か無いのだ。

どうやってこの攻撃を凌ごう。何故執拗にシュウがカリ・ユガを狙う?

何度も何度も脳内でシミュレートするが、一向に答えは見つからない。カリ・ユガがヴォルクルスと同じ、破壊の神だからなのだろうか?それとも、何か別の要因なのだろうか?

 

ーーー足りない。足りない。足りない。

 

こうして思考している間にも、赤黒いエネルギー弾は浄化の光を突き進んでこちらに接近している。

 

それでも必死に思考し続け、シュウに向かって手を伸ばす。足りない物を求めるように。

 

『ユウ……!?』

 

「ほう……?これは……」

ブラックホール・ディスラプターが、浄化の槍の先端まで届きそうになった時。

 

ーーー目の前が、翠に染まった。

 

 

ーーーーーーー

 

 

「ふ……ふふふ……どうやら、ここまでのようだな」

 

ネオ・グランゾンとカリ・ユガの撃ち合いが佳境に入った同時刻。大破したヴァルシオンは膝をついていた。操縦していたビアンも重症を負い、喋るだけでもキツそうだ。

いつ命を落としてもおかしくない瀕死の状態。こんな時でも、ビアンは地球の未来を。そして、ハガネ隊の成長を思っていたのだ。

 

「年寄りの出番は、もう終わりだ。これからは、君たちのような……若者が地球の未来を作っていく……」

 

「ビアン……」

 

地球を支配しようとしていた悪の組織、DC。その総帥には勝てたものの、ハガネ隊には少なくない衝撃を与えた。

やり方は決して褒められたものでは無い。後世の歴史には間違いなく「悪の総帥」と記されるだろうが、その行動の裏には地球への大きな愛が。どんな手段を使おうとも守ろうとする決意があったのだから。

 

ビアンとハガネ隊。両者とも本気の本気で戦った。

ハガネ隊の機体は既にボロボロだ。墜とされた機体もある。

「こ……コレだけは忘れない事だ……。やがて来る脅威に立ち向かうのは……お前たちのような、若い力だ……」

 

ビアンが思い浮かべているのは、脅威に勝った先にある平和だ。

出会いが違えば、リュウセイ・ダテと一緒にロボット談義で盛り上がったかもしれない。シュウ・シラカワと一緒に研究で盛り上がったのかもしれない。娘であるリューネ・ゾルダークと一緒に時を過ごせたかもしれない。

 

「……平和を求めるのは、良い……。だが、それに溺れてはならん……」

そんな当たり前の日常を……あったかもしれない未来を思い浮かべながら、ビアンは忠告する。平和を守るのであれば……求めるのであれば、それに足る意志と力を身につけろと。

力も平和も求めるのはいいが、溺れた先に待つのは悲惨な末路なのだと。そんな忠告にマサキは「当たり前だ」と力強く答えた。

 

そんな時、DC要塞の中枢にワームホールが開いた。

 

『はぁ……はぁ……はぁ……』

 

ワームホールから現れたのは、槍を地面に突き刺してなんとか立っているグルンガストサイズにサイズダウンしたカリ・ユガと、少し損傷している程度のグランゾンだ。

 

「ビアン博士……」

 

「ふふふ……シュウか……。此度の戦い、ハガネの部隊が勝者だ……」

 

シュウのネオ・グランゾンとカリ・ユガとの戦い。それはシュウの圧勝だ。鎧が欠け、息切れしているカリ・ユガと、少しの損傷で堂々と佇んでいるグランゾンの姿を見れば一目瞭然だろう。なんなら、ネオ・グランゾンにはもう1つの手札がある。

ビアンがやられたのは、カリ・ユガとユウが何とかディスラプターを相殺させた直後だ。余談だが、その誘爆からカリ・ユガを守るために虹色リヴァルナが盾となった為この程度の損傷で済んでいる。

そして、シュウの役目はこの戦いの結末を見届ける事。

 

シュウは亜空間内でカリ・ユガと戦いながら、同時進行でビアンの戦いを見ていた。

故に、向こうの決着が着きそうなタイミングで大技を放ったのだ。カリ・ユガ相手に大規模な戦闘を行いながら、ヴァルシオンとハガネ隊の様子も見るというダブルワーク。シュウ・シラカワとネオ・グランゾンだからこそ成し得ることが出来る事だろう。

 

「ビアン!早く脱出しろ!急いで治療すれば、まだ助かる筈だ!!」

 

「断る……!!」

 

虫の息であるにも関わらず、ビアンはリュウセイの叫びを一蹴した。

理由はどうあれ、戦争を引き起こした者は責任を負わなければならない。それが今だ。

世界支配を企んだ悪しき組織の総帥は敗北し、後の地球圏を守る鋼の剣に討ち取られる。この戦いを糧に、ハガネが。そして、宇宙で統合軍と戦っているヒリュウが地球を守ってくれる。

自身が敗れた後の地球の未来は、きっと明るいものになるだろう。そこには自分自身はいなくなるが、地球のためだと思えば不思議と後悔は無い。

 

「唯一の心残りは……リューネの……娘の成長を見守ることが……出来ない事……か……」

 

「娘……!?リューネ……!?おい、どういう……」

 

「……だが、先に逝くのは……親の宿命……ゆる……せ……」

 

ビアン・ゾルダークは安らかに息を引き取った。それと同時にヴァルシオンは爆発する。それはまるで、共に戦った主の後を追う忠臣のように。

 

「ビアン博士……」

 

 

息を切らし、槍を杖変わりにして何とかバランスを取っているカリ・ユガを無視してグランゾンはゆっくりと歩き始める。

 

『シュウ・シラカワ……?一体、何を……?』

 

長い時間が流れた……と錯覚する程に、グランゾンの歩みは堂々たるものだった。

ヴァルシオンだった物のそばに辿り着くと、シュウは静かに目を閉じる。友の死を慎むように。

 

「……受け取りなさい。マサキ」

 

そしてグランゾンは、近くに刺さっているサイバスターの剣……ディスカッターを引き抜き、持ち主へ向けて投げて渡した。

グランゾンが投げたディスカッターはサイバスターの目の前に突き刺さる。

 

「……どういうつもりだ?シュウ」

 

「これが、ビアン博士が結論付けた答えだからです。DCを下し、真に地球の守護者となった貴方達には、これから先様々な困難が待ち受けている事でしょう」

 

ゲストやエアロゲイターだけではない。他にも様々な勢力が地球を狙っているかもしれない。

 

「剣を抜きなさい、マサキ。そして、この星を……地球を守って見せなさい」

 

「テメェに言われるまでもねぇ……!!」

 

ビアンの結論に対し……シュウの言葉に対し、マサキは迷いなく剣を引き抜いた。

誰に言われようが、マサキの結論は変わらない。誰かを守る。地球を守る。それが、マサキ・アンドーの戦う理由だ。

 

その様子を見届けたシュウは、「またお会いしましょう」と、フッと笑みを浮かべながら去っていった。




ユウ「因子が……足りない……!!(迫真)」

虹リヴァルナ『援護防御ー!!急げーー!!』

シュウ「……どうやら、時間切れのようですね」

DDのアニメーション見てる感じだと、被害規模はカリ・ユガの浄化の槍とトントンじゃないかな?ディプラスター。

このSSでのカリ・ユガとユウのレベルアップ時のステータスアップイメージは防御が格段に上がりやすく、次点で射撃と命中。その次に格闘。技量と回避が上がりづらい感じです。
回避はまだしも、カリ・ユガの戦法上絶対射撃特化でしょアレ。技量もへったくれも無いゴリ押しのイメージも強いし。

ユウの性格補正は慎重をイメージしてます。

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