初見のアグネスの印象が敵対時のサリアとスパロボZのシュランを足して2で掛けた後、マリリン要素(オタサーの姫)を足した感じに思えてきた。
コスモリヴァルナ
サイズ:M(コスモリオン位の大きさ。リヴァルナよりちょっとデカい)
メインパイロット:ユミ・キサラギ
サブパイロット:リリー・ユンカース
BGM:ユガの終焉(Ver.1)
移動力:6
地形タイプ:空・地
地形適正:空A・地B・海B・宇A
HP:5300
EN:180
装甲:1700
運動性:115
照準値:110
特殊スキル
EN回復(小)
変形機能
強化パーツ:Gウォール
武装
・アサルトブレード:攻撃力2500・格闘武器・移動後可・射程1〜4。
・ミサイル:攻撃力2800・射撃武器・移動後不可・射程1〜6・最大弾数10。
・アディ・ソーサー:攻撃力3300・格闘武器・移動後可・射程1〜4・消費EN10。
・シュクラ・メイス:攻撃力3500・格闘武器・移動後可・射程1〜3・消費EN15。
・ソマ・アロー:攻撃力3700・射撃武器・移動後不可・射程1〜6・最大弾数20
・ラヴィ・ライト:攻撃力3900・射撃武器・移動後不可・射程2〜7・消費EN30。
・ボラ・ボール:攻撃力4100・射撃武器・移動後不可・射程1〜8・消費EN40・気力110以上で使用可
・ソニック・ブレイカー:攻撃力4300・格闘武器・移動後可・射程1〜3・消費EN50・気力115以上で使用可。
・神僕の裁き:攻撃力4600・格闘武器・移動後不可・射程1〜5・消費EN80・気力130以上で使用可。
デバフは全てオミット。
ヒリュウ改とハガネから3機の機動兵器が出撃した。
1機目は、翼を羽ばたかせている白い騎士のような姿のサイバスター。
2機目は、白い鎧を装着した巨大な美少女のような姿のヴァルシオーネ。
3機目は、少し太った虹色のカラクリ天使のような姿のコスモリヴァルナだ。どれも機動力に優れた機動兵器である。
ヒリュウ隊とハガネ隊の目的地はDC残党軍の本拠地であるアースクレイドル……ではなく、連邦軍本部のジュネーブだ。
ヒリュウ隊とハガネ隊はDCの本拠地がアースクレイドルであるという裏付けに成功した。リューネが持ってきたビアンが遺したデータと、リリーが持っていたマイヤーが遺したデータを組み合わせて出てきた情報だ。さしずめDC統合軍データと言ったところだろうか。信じる価値は充分にある。
当然、リュウセイ達は本拠地に乗り込む勢いでイングラムに発言したが、イングラム達の考えは全くの真逆。それは連邦本部の防衛だった。
なんで本拠地に乗り込まないのか。それは艦長命令というのもあるが、DC残党軍との戦いの裏ではEOT特別審議会が動いているとの事だ。そのせいで迂闊な行動が出来ないらしい。なんとも盛り下がる話である。
とはいえ、ジュネーブ防衛という役割は理にかなっている部分もある。
DC残党軍に残された時間は、最大で30日。その間に勝利しなければならないのだから。
その為の早期決着として連邦軍本部であるジュネーブに全戦力を以て仕掛けてくる可能性は非常に高い。それはイングラムやダイテツ艦長、レフィーナ艦長も同じ意見のようだ。
また、捕まっているシャイン王女の救助については、生存が確認され次第救出せよという指令も下った。この指令には満場一致で大賛成である。
それから1時間後、ヒリュウ改とハガネが伊豆基地を離れた。DC残党軍との決着をつける為に。
「何も来ない……?」
コクピットの中でユウは呟いた。
サイバスター、ヴァルシオーネ、そしてコスモリヴァルナの役割は偵察と囮だ。
この3機はヒリュウ隊、ハガネ隊の機体の中で最も機動力に優れた3機である。
サイバスターは風の魔装機神。ヴァルシオーネはリアルロボットタイプのヴァルシオン。コスモリヴァルナはカリ・ユガの神僕であるリヴァルナが作り上げた人造神僕。兵器としては超一流と言えよう。
そんな3機は現在、タクラマカン砂漠にて偵察と囮をやっている。
「出撃してまだそんなに時間は経っていません。それに、偵察というものは時として戦闘以上に集中力と根気が必要なのですよ」
後部座席に座り、サブパイロットとしてユウをサポートしているリリーはユウを諭す。
リリーはなんやかんやあって、今はかつてのリョウト・ヒカワのようなポジションを獲得した元DCの女だ。
「だが、そろそろ予測ポイントに着くぜ。クロ、シロ。何か変わった様子はないか?」
「この辺りで強力なジャミングがかけられてるみたいだニャ」
「ジャミングだって!?」
「電波妨害ってことは、近くに敵が居るってこと……?」
「火のないところに煙は立たないっていうからね。多分そろそろじゃない?」
「2人とも、そんニャこと言って……本当に敵が来たらどうするつもりなのニャ……」
マサキの使い魔である黒猫の〝ファミリア〟の報告に、普段の会話のようにのんびりとした感じの声音だが、警戒は怠らない。寧ろ最大限にやっている。
強力な電波妨害ということは敵が隠密作戦を行っているか、見つかりたくない立場なのか。はたまた此方の合流を防ぐためなのか。兎に角、敵が近くにいる可能性が高いという事だ。
「……来ます!」
タクラマカン砂漠の上空から戦闘母艦が降下。更にその母艦から出てくるのは地上用のランドリオンや砲撃用のバレリオンといった、地上戦を想定したであろう機体だ。少数ながら通常のリオンもいる。
オアシスに比較的近いポイントに降下したのを確認し、マサキ達は戦闘態勢へと移行する。
「チッ!まさか降下ポイント付近に奴らがいるとはな……!!」
コロニー統合軍が使用する白い戦闘母艦の艦長席に座っているのは、前髪をオールバックにしたもみあげが長い金髪の男だ。目つきは鋭く、顎が2つに割れている。
この男の名はジーベル・ミステル。コロニー統合軍の少佐である。
「だが、裏を返せばあの厄介な2機をこの俺の手で葬れるという事!奴らを倒せば俺のDCにおける地位は確実に向上する……!!」
ジーベルの視線はサイバスターとヴァルシオーネの2機に集中しており、ユウのコスモリヴァルナに対しては少し見ただけに終わっている。見た目的に鹵獲したリオンを改造したものだと思っているのだろう。
マサキはビアンを撃破した存在として。リューネはビアンの娘としてDCの間では有名だ。言い方は悪いが、DCを釣るための餌としてこの上ない高級品と言えるだろう。そして、コロニー統合軍の残党という魚を見事釣り上げる事が出来た。
反対に、ユウはそこまで有名ではない。
それもそうだろう。あくまでも有名なのはカリ・ユガなのであって、巫女であるユウはそこまで知られていないのだから。精々がアードラーからカリ・ユガのオマケとして認識されている程度のものである。ましてやリヴァルナの事を知っている者は、シュウ・シラカワ位の物だ。
コスモリヴァルナのサブパイロットであるリリー・ユンカースはコロニー統合軍の副官だが、今はヒリュウ隊とハガネ隊に投降して打倒DC残党の為に協力している事などジーベルが知るはずが無い。
もしユウがカリ・ユガに変身して出撃していたならば、あのシュウ・シラカワとグランゾンを相手に互角の戦いを繰り広げ、生き残った者として、超最高級品の餌となっていたのは間違いないだろう。
ユウがここにいるのはあくまでもコスモリヴァルナがサイバスターの機動性についていけるからである。
ジーベルの今の心情は、どうやってアードラーやゼンガーを今の地位から引き摺り下ろし、自身の地位を上げるか。これに固執している。
サイバスターとヴァルシオーネは自身の地位を上げるための踏み台に出来るが、改造リオンにはその価値が無い。その程度の物だ。
「各機、攻撃開始だ!」
ハガネやヒリュウ改と合流する前に何としても叩き潰し、そこからアードラー達と合流すればいい。そう考えたジーベルの攻撃指示はとても早いものだった。
ジーベルの部隊が放つ多数のミサイルやバレリオンの砲弾を、ユウはボラ・ボールの重力を利用したバリアで防いでいく。
ボラ・ボール・バリア。略してBBバリアは、インスペクター四天王戦ではぶっつけ本番の状態で繰り出した突貫バリアだ。
時間が経った今でもそこまでの強度では無いが、リオンのミサイル程度ならば難なく防げる代物だ。襲ってくる数も少なく、練習相手としてはピッタリである。目指すはネオ・グランゾンの歪曲フィールドだ。
サイバスターは持ち前の機動力で次々と回避していき、ヴァルシオーネはヴァルシオンが使っていた剣、ディバイン・アームで斬り捨てていく。
「……ユン。なんか向こうと比べて、こっちに来る弾幕、圧倒的に少なくない?」
「あの男らしいですね……。大方、〝所詮は改造リオンだからいつでも倒せる〟と踏んで眼中に無いのでしょう」
サイバスターやヴァルシオーネへの攻撃と比べると、コスモリヴァルナへの攻撃は緩かった。
言うならば向こうが100発中80発のミサイルを食らっているのに対し、こっちは残りの20発……否、向こうが96発でこっちが4発食らっているようなものだろうか。偏りが酷い。
リリーはそんなジーベルの攻撃に対し、軽く自嘲するようにため息を吐いた。
確かに敵として見ればサイバスターとヴァルシオーネは脅威だが、その側にいる謎の機動兵器にも注意するべきだと思っている。
新型機動兵器が脅威とされている理由は主に2つ。従来のものよりも遥かに性能が高いか、見たこともなくデータにもない、類似品もない完全初見かの2択だ。コスモリヴァルナは後者に当たる。
特にEOTというものがあるこの世界では、どのような初見殺しがあるか分かったものでは無い。
ならばこそ、コスモリヴァルナをサイバスターやヴァルシオーネと同等の脅威だと認識した上で対応する必要があるだろう。
初期行動は間違ってはいないが、中身が伴っていない。先程のジーベルの行動にリリーはそう感じた。
ーーーとはいえ、ジーベルの対応に辛口評価を出せるのは、一重にリリーがコスモリヴァルナとユウの操作技術という情報を持っているからに他ならない。
コスモリヴァルナは、カリ・ユガの神僕がコスモリオンを素体に作り出した機体だ。カタログスペックだけを見てもガーリオンを大幅に超えている。
伊豆基地で使った多彩な武装に、先程ユウがやったBBバリア等、兎に角汎用性が高い上に強力なのだ。もし自分がジーベルのような状況ならば多少はマシな行動は取れるにしろ、最適な行動を取れるかと問われれば否と答えるだろう。
「……なら、こっちは徹底的に攻めさせてもらう。ユン、サポートお願い」
ユウは目を閉じて集中した後、両手を前に出した。
コスモリヴァルナの操作方法は、通常の機動兵器のようなスイッチやレバーでは無い。ユウの思考と身体の動きを元に動いている。
コスモリヴァルナは全てにおいてカリ・ユガの足元以下とはいえ、この機体もまたユガの力で動く物。つまり、ユウには普通に扱える機体である。
「無を焼き尽くす炎の刃。アディ・ソーサー……!!」
コスモリヴァルナの手から放たれた炎の円盤刃が、放たれたミサイルごと敵のリオンを斬り裂いた。
・神僕の裁き
一言で言えばフルウェポンアタック。ミサイルで牽制しつつ、本命のソマ・アローで串刺しにする。
その後、ボラ・ボールで押し潰した後にシュクラ・メイスで氷漬けに。
追撃のアディ・ソーサーで切り裂いた後、ソニック・ブレイカーで突撃。トドメにラヴィ・ライトの大爆発で〆。
虹色リヴァルナを介しない、1人御使いの羽みたいなもん。
緑と紫の個体専用の仲間呼びが出来ないためシャニ・イーターとボダ・チャージはオミット。その代わりリオンシリーズ特有のソニック・ブレイカーが使用出来るためそちらで代用している。
・マイヤーデータ、DC統合軍データ
地上ではビアンが。宇宙ではマイヤーが試練の両方をクリアして互いのデータを組み合わせる事でDC及び統合軍の全てがわかるデータ。両方組み合わせないとDCの事が分からないように出来てある。
試練は地上と宇宙両方ある訳だし、両方撃破する必要あるしなぁ……というこじつけから来た独自解釈。
「デクの樹サマのとこに行きたかったら剣と盾位持って来いって…アレ?」
・ユン呼び
ユウ発案。リリー・〝ユン〟カースから取った。
ユ(小)ユ(中)ユ(大)の爆誕である。
ちなみにユン呼びはユウだけ。