丸投げしたっていいじゃない。生命体だもの。
下半身が完全にオフトゥンと融合しているカリ・ユガ様概念……
ガッツリ絡ませます。出てくるのは当分先になると思うけど。
後先考えずに好き勝手した方がいいのかな?そっちの方が何も考えなくていいから楽しいんだよね。
何も考えずに雰囲気だけでやりたい……
この基地で行われていた戦闘が再開した。
サイバスターとヴァルシオーネは引き続きヴァルシオンと。ジガンスクードを筆頭とした部隊はテンペスト及びグラビリオン部隊と。アルトアイゼンを筆頭にした部隊はグレイストークとそれを防衛する部隊という組み合わせだ。
敵の部隊を倒した面々は、一旦艦に戻って補給をしたり、味方に加勢したりと様々だ。SRXチーム達はマサキ達に加勢し、ラトゥーニ達はキョウスケ達に加勢したようだ。
テンペストが操るグラビリオンは、ヴァルシオンのゲイムシステムが発動してから動きが鈍くなっている。それはテンペストの精神的支柱が迷いによりグラグラと揺れているからだ。それでも自身の部隊と連携を取り、ジガンスクードらを相手に引けを取らないあたり見事と言わざるを得ない。
ユウに剣を届けたカリ・ユガは、サティヤ・ユガの子機である灰色のリヴァルナと戦っている。しかも、結構な頻度でこっちに蛇のビームが放たれているのだ。
ユウと戦っているにも関わらず、隙を見つけてはカリ・ユガに向かって、敵意剥き出しで攻撃してくる。
しかもリヴァルナを少しずつ排出し、コスモリヴァルナが戦う敵を増やしていく度に攻撃の頻度が上がっているようだ。しかも剣からビームまで放っている。
彼女の視点で見て、カリ・ユガがやった行動を例えるならば、権力が強い親が子どもの試合に乱入するようなもの。やられた監督はたまったものでは無い。
一方カリ・ユガは、子どもの忘れ物を届けただけにすぎないが、こじつけ含めこれくらいしか思い浮かばない。
仮にマサキやリューネが加勢した場合は許容範囲内で増援は呼ばない。チームメイト……俗な例えをするのならば、RPGでのスタメン編成のようなものだからだ。
4〜6編成でのチームならば難易度が上がり、リヴァルナが追加されるが、それは+αの要素でしかない。最も、ヒリュウ隊やハガネ隊全体がかかってくるのならば、正史のカリ・ユガのように本気で潰しにかかるのだが……。
『……っ!!』
だからこそ腑に落ちない。納得が出来ない。自身に対し、鋭い敵意を持っている分身に対して、カリ・ユガは顔を顰めた。
本来の予定ならば、自身の巫女であるユウに剣を届けたら即座に帰還するだけの単純な作業になる筈だった。
それがどうだ?試練の邪魔者という風にリヴァルナをけしかける訳でも無く、本気で自身の事を潰しにかかっている。
(まさか……邪魔者の対象に私が入っているとでも言うのですか……!?)
かつてカリ・ユガは自らの力と意志を媒介に、サティヤ・ユガを創り出した。それは、かの輝ける神が創造した3柱の神と同じ原理である。
与えた使命は2つ。カリ・ユガの代理と、ユウが条件を満たした際の試練の相手。ちなみに、後者の方の優先度を高くしてある。
『……っ!!』
リヴァルナと蛇のビームの対処をしている最中、突如としてジャベリンがカリ・ユガの頬スレスレを通過した。
慌ててサティヤ・ユガの方へも視線を向けると、とんでもない速さで此方へと突っ込んでいるのが見えた。
これ幸いとばかりにサティヤ・ユガは大量のリヴァルナをユウへとけしかける。投擲した筈のジャベリンを神力で手元に戻し、2振りの剣に戻した後に盾を収納。そのままカリ・ユガに斬り掛かる。
『……っ!!』
その攻撃に、カリ・ユガは咄嗟に2振りの剣で受け止めた。
サティヤ・ユガの双剣とカリ・ユガの2振りの剣。2柱の女神は正面からぶつかり合うが、サティヤ・ユガの蛇の口からビームが放たれる。
生誕の女神の剣だけに集中していたことも重なって、輪廻の女神の腹に思いっきり炎のビームが直撃した。
横からの思わぬ一撃。それによって防御が崩れ、バランスを保てなくなった瞬間にサティヤ・ユガの蹴りがカリ・ユガの腹に思いっきり直撃する。
『くぅっ……!!』
ぶっ飛ばされたカリ・ユガは地上に勢いよく落下した。勢いよく激突したコンクリートの地面は大きく削られていく。
カリ・ユガは艦隊戦や物量戦においては無類の強さを発揮するが、近接戦闘に関しては素人だ。
蛇によるビームの雨。大量のリヴァルナによる包囲網。神力で遠隔操作した浄化の槍。戦闘アニメを見れば一目瞭然ではあるが、カリ・ユガはマジで1歩も動いていない。どこぞの不動明王よりも動いていないのでは無いだろうか。
カリ・ユガとユウが融合していた時はユウのサポートが大きく、ゼンガーの時もスペックの差に物を言わせていただけである。これでも初期よりは遥かにマシにはなっているが、その道の者から見れば付け焼き刃でしか無いのが現状だ。
対してサティヤ・ユガはゴリッゴリの近接特化。ユウが求めるスピードと、カリ・ユガが求めるパワー。その両方をバランスよくいいとこ取りをしたのがこのサティヤ・ユガという女神だ。
彼女のスペックは、カリ・ユガの4分の1。つまり、近接戦闘が素人のカリ・ユガ相手ならば勝てる余地は充分にある。
しかもサティヤ・ユガの表情はどこか険しく、真っ直ぐカリ・ユガを見据えている。一方のカリ・ユガは疲弊している精神にほんの少しだけの余裕が出来た程度だ。酷い風邪が多少マシになったようなものである。
相性は最悪。不調や困惑、精神的デバフも相まって、カリ・ユガは常に不利な状況に陥っていた。
『ーーーーーーーー!!!!』
サティヤ・ユガは大きく咆哮を上げ、険しい表情で、カリ・ユガに向かって真っ直ぐ斬り掛かる。
「サティヤ・ユガッ!!」
カリ・ユガを両断せんとばかりに、凄まじいスピードで突進する生誕の女神の剣と再生の女神の間に割って入ったのは、一体のカラクリ天使。ユウのコスモリヴァルナだ。
どうやらある程度のリヴァルナを撃破した後、此方に向かうルートを最大スピードで通ったようだ。
剣と羽を融合させたような機体。ドリフトするようにカリ・ユガの目の前で止まった後、即座に空中変形。カリ・ユガから受け取った剣を取り出し、サティヤ・ユガの剣を受け止めた。
そこから始まる女神と天使の攻防。コスモリヴァルナの長剣による突きをサティヤ・ユガは長剣で受け止め、蛇から放たれるビームをボラ・ボールで相殺する。
女神が振り下ろした剣を天使は斬り上げて弾く。一瞬よろめいた隙を狙い、炎の円盤刃を投げつけるが、蛇によって咀嚼されてしまった。
「アンタの相手は……俺……!!」
蛇がアディ・ソーサーを食べている隙を見計らって接近し、剣を振り下ろした。サティヤ・ユガもそれに対処するために剣で攻撃する。
再び鍔迫り合いが起こり、金属が擦り合う嫌な音が鳴り響く。
『……!!』
瞬間、ユウは鍔迫り合いをしながら回し蹴りを放つという器用な事をやってのけた。サティヤ・ユガがカリ・ユガに放った蛇での不意打ちと似たようなものだが、実行出来る難易度が違う。
コスモリヴァルナにはそういった速射性を誇る便利なサブウェポンが存在しない。殆どが天輪に由来する武装故に、予備動作が分かりやすいのだ。その上、4つの遠距離武装はある程度欠点がある。
ボラ・ボールはチャージまでに時間がかかり、ラヴィ・ライトはこの距離では爆発で巻き込まれる。アディ・ソーサーは生成した後に投げつけるという手順を踏む必要があり、ソマ・アローは腕を変形しなければならない為、今の状況では使用不可と言わざるを得ない。
『……ッ!!』
サティヤ・ユガは咄嗟に後ろに跳ぶように下がり、天使のつま先スレスレで回避に成功した。
『小賢しい……ッ!!』
サティヤ・ユガの表情が怒りに染まるのを見て、1人と1柱は驚愕の表情を出してしまった。
サティヤ・ユガはカリ・ユガの分身とはいえ、その実態はカリ・ユガの神僕。大きく分ければリヴァルナと同義である。
分かりやすく当て嵌めるならば、サティヤ・ユガは機械。使命も役割も、全てはカリ・ユガがプログラミングした物であり、強さという名のスペックもそうあれかしと創られた結果だ。
使命という名のプログラムとアルゴリズムによって効率的に動く、神が創った機械。そんな存在が、人間のように感情を顕にしている。しかも、主である自分に向かってだ。
『邪魔しないでください』という風ではない。全力で自身を排除しようとしているように見えた。
『……認めない』
黒いモヤで身体を囲みながら垂直に飛翔する生誕の女神。
天輪と双剣を同調させ、それぞれが黒みがかった翠色に輝いた。
『生誕の光よ、乱舞せよ。宇宙の産声を聴きなさい。〝浄光の剣・蒼雨〟』
サティヤ・ユガが輝いている双剣を天に掲げると、空がキラリと光った。
次の瞬間、剣の形をした光の雨が、1人と1柱を徹底的に消し去る勢いで天から降り注いでいった。
初期の脳内ではジーベルを倒した後にイベントが発生(精神コマンド根性発動からの見苦しい抵抗)し、カリ・ユガ登場からの完全復活でフルパワーの御使いの羽を発動。圧倒的物量でヴァルシオンを倒す感じでした。
それが4つのユガについて軽く調べた後、「この先、ユウがサティヤ・ユガに変身する為の口実が欲しい」となり、「以前纏める時に試練があったし、この条件なら行けるんじゃね?」となり、「カリ・ユガのメンタルブレイクしている今なら行ける!」となり、その後諸々思い浮かんで全部ぶち込んだ結果、ごちゃごちゃになって纏まらず訳が分からなくなりました。文や展開が纏まってる人マジですげぇわ……基本的に行き当たりばったりなワイとは全然違う……(´・ω・`)
ユウがカリ・ユガのルシならサティヤ・ユガはカリ・ユガのファルシ。つまり、ファルシ=サティヤ・ユガ。
カリ・ユガVSブーニベルゼはマジでやりたい。