ぶっちゃけOGS〜外伝は第2次OGの振り返ろうコーナーを高校の頃1回見たっきりなんですよね。後はスパロボwikiでキャラの補完を少しするくらい。
SS書いてる時は1話ずつ確認する感じ。だから例を挙げるとゲーム内原作でリリーはDCに合流して後にアードラーに反旗を翻して死亡するという大まかなのは素で覚えてるんだけど、どのタイミングで合流するかとかは実際にその回を見ないと分からなかったんだよね。
ついでにワイ、SSに関しては結構譲歩して3流もいいとこだからなぁ……(´・ω・`)
「……ヴァルシオン改……起動……完了……」
基地の中心に移動したヴァルシオンから聞こえてきた少女の声に、ハガネ隊とヒリュウ隊が反応を示した。その中でも、ラトゥーニとライディースはとてもわかりやすい表情で呆然としている。
「最高の機体に最高の素材!これこそが儂の切り札……これこそが真のゲイムシステムじゃ!」
ハイテンションで切り札の紹介をするアードラーの姿は、まるで最高傑作を品評会に出して全力でプレゼンするように感じられた。
曰く、リクセント公国の王族には予知能力があり、その中でもシャイン・ハウゼンはずば抜けて強力な予知能力を持っていると言われている。
その情報をいち早く手に入れたアードラーは、その力を利用しようと全力でシャインの身柄を確保しようと奔走し、遂に手に入れたのだ。
あらゆる情報をパイロットに伝達して、情報把握能力と戦闘能力の向上を促すゲイムシステム。それに加え、シャイン・ハウゼンのずば抜けた予知能力を組み合わせることによって、攻撃も防御も……全てにおいて完璧な超究極ロボが誕生するのである。
「この究極を越えた究極!この完璧なヴァルシオン改ならば、世界征服は勿論、あの忌々しい巨大女を倒す事も可能というわけじゃ!」
「……」
アードラーのその言葉を聞き流し、ユウは目を瞑って集中する。
Rー3に乗っているアヤ・コバヤシがアードラーに「年端もいかない女の子を無理やりパイロットにするなんて!」と非難するが、当の本人は「何が悪い?」と開き直っている。
コレがアードラーのやり方だ。子供だろうが大人だろうが、使える物はなんでも実験台に使う。その過程で実験台という名の人間が死のうが廃人になろうが構わない。使えないようになれば次のを。また次のをと犠牲者を増やしていく。
そんなアードラーの所業を味わった事があるラトゥーニは静かに怒りを顕にした。
(やはり、ゲイムシステムは人の脳を使った無人機の制御を目的としていると断定していいだろうな。だが、人の脳を借りなければならないのであれば……現状のTーLINKシステムと同じく、システムとしては未完成か)
そんな中、イングラムは冷静にゲイムシステムについて考察を始めていた。
パイロットにあらゆる情報を直接脳に送り、情報把握能力と戦闘能力を向上させる危険なマン・マシン・インターフェイス。その効果は、戦闘訓練を一切受けていないシャイン王女でもプロ並みの操作が可能な程。効果は絶大ではあるが、やはり現状の使用法や副作用のネックが大きすぎる。
「さあ、どうする?お前らの道は2つじゃ!王女ごとヴァルシオンを破壊するか、王女の操るヴァルシオンに倒されるか……好きな方を選べ!」
そんなシステムをアードラーは今までで1番の自信作の初試験を行うようなハイテンションでけしかける。
アードラーとてイングラムが言うように、ゲイムシステムがまだ未完成だということは知っているだろうが、今の目的はハガネ隊、ヒリュウ隊の撃破だ。ならば、少しでも成功率を上げるためにシステムを使用するのは当然だと言える。
確かに最高の素材であるシャイン・ハウゼンを失いかねないのは惜しいが、今やるべきことは世界征服……もとい、地球圏統一。その為の起死回生の一手。
アードラーにとってあのヴァルシオンは最高傑作であり、この作戦の切り札であり、人質でもある。正しく一石三鳥とも言うべき手札だ。
生真面目すぎるきらいがあるブリットや新人であるクスハは動揺しており、ラトゥーニと同じく交流の深いライは冷静さを失いつつある。
そんな中、キョウスケがゆっくりと口を開いた。
「……落とすぞ」
「要は機体を無力化して、パイロットを救出すればいいってこと?」
「助けられるの!?」
「そこは賭けだが、だからと言って降りるわけにはいかん。後は、全力でこちらの手札を開き、勝負するだけだ……!」
「それも、相当いい手札で勝負しないとダメそうね……」
方針は決まった。ヴァルシオンに乗せられているシャイン・ハウゼンを助けるために、ゲイムシステムを機能停止にする。それが第1目標だ。
とはいえ、それは生半可な物では体現できない。エクセレンが言うように、此方も相応の手札を出さなければ、シャインはテンザンやジーベルと同じ末路を辿ってしまう。
互角の手札ではまだ心もとない。故に相手よりも1段階、2段階上の手札を揃えなければならないのだ。アードラーのフルハウスに勝つためには、此方はフォーカード以上の物を出さなければならないということである。しかも、正攻法でだ。
「各機へ。シャイン王女の人格が崩壊する前に、ゲイムシステムを破壊しろ」
「ですが、現在王女の人格がシステムに制御されつつあります。恐らく、意識を保っていられるのは…後4分……!」
「つまり、4分以内にあれをどうにかしねぇと、テンザンみてぇになるって訳か……!」
「も……問題しか無いんじゃねぇっスか……?」
「ウダウダ言ってる暇はねぇ!あの爺の鼻を明かす為にも王女を助けるぞ!」
「ユン。シャイン・ハウゼンのヴァルシオンの解析を最優先。こっちは最低限でいい」
「分かっています。ですが、貴女は大丈夫なのですか?」
「問題無い。それに……アードラーは未だにカリ・ユガを過小評価している。だから、分からせて改めさせる必要がある」
仮にシャインが乗っているヴァルシオンでカリ・ユガを倒せると本気で思っているのであれば、それは大きな思い違いだ。
グランゾン同様、その気になれば宇宙を滅ぼせる存在が、意志を持たぬハリボテの究極もどきに倒せるわけが無い。
素材とパイロットでは、機体の活かし方が違う。それをアードラーは分かっていないのだ。
「……言ってくれるでは無いか、小娘風情が」
「何度だって言う。新たなユガで出直してこい、アードラー・コッホ」
アイドネウス島の時と同じ言葉を、再度アードラーにぶつけた。
あの時と違うのは、ユウがカリ・ユガと融合しているか、コスモリヴァルナに乗っているかだ。仮にアイドネウス島でアードラーがヴァルシオンに乗っていようが、カリ・ユガならば片手間に処理できていただろう。
今は7色リヴァルナの劣化版であるコスモリヴァルナに搭乗しているが、負ける気はしない。
「……ふん。愚か者共めが。2機のヴァルシオン相手に小細工が通用すると思うなよ」
ユウの言葉に、アードラーはイラッとしつつもなんとか平静を保とうとしている。
このやり取りでもそうだが、イラッとしている1番の理由はアイドネウス島での戦いのせいだ。
アードラー渾身の自信作を、カリ・ユガはまるで道端の石ころを蹴飛ばすかのようにボコっていたのだ。しかも、新しいコンバットパターンの実験も兼ねて。
実験をする側の自分自身が、敵の実験台にされたという、研究者として決してあってはならないこと。それを直に受けたのだから。
その二の舞にならないようにゲイムシステム搭載のヴァルシオンを制作した。理論上はオリジナルのヴァルシオンよりも防御力が高い代物だ。故に小細工は通用しない。
「小細工を使ってんのは、アンタだろ?」
みんな、ヴァルシオンを止めるよ!リューネの言葉に、ハガネ隊とヒリュウ隊は全面的に同意する。特にラトゥーニとライは「絶対に、何がなんでも助け出す!」という意志がこれでもかというほど溢れ出ている。機体も、その思いに共鳴するように瞳を強く光らせた。
脳内妄想がパンパンで頭が痛い……(´・ω・`)
ガンブレ4自由度高すぎるし、カリ・ユガ作れるのでは?カービィやキョロちゃん見て吹いた。
Switchでカリ・ユガ作るために買ってみようかなぁ……(´・ω・`)