破壊と輪廻の巫女   作:シュオウ・麗翅

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ジスペルとカリ・ユガて相性良さそうよね。OGだとダークブレインとデュミナス的な関係になって登場しそうとか言うことを仕事中に想像するマン(´・ω・`)
カリ・ユガがリセットしてジスペルが模索する的な。
……ひたすら楽してスパロボOGかな?

ジスペル「ココ、リセット案件です。回避できるように祈りましょう」

難産…(´・ω・`)

ノイエDCは基本、DCの残党がベースだからオレグは普通にDCに居そうだよね。


ユガの初陣

「ホッ!先手必勝だっての!素材寄越しやがれ、特撮女ァ!!」

 

爆炎の中から出てきたのは、黄色のガーリオンだ。

大きくアサルトブレードを振りかぶり、カリ・ユガに向かって叩きつけるものの、カリ・ユガは少し後ろに下がる事で簡単に避けて見せた。

 

腹が減ったのか、それとも主人が攻撃されて苛立ったのか。1匹の白蛇が大きく咆哮を上げ、黄色のガーリオンを噛み砕こうと大きく口を開く。

 

「のわっ!?」

 

思わぬ攻撃にテンザンは情けない声を上げてしまった。

AM……アーマードモジュールと呼ばれる、空飛ぶ人型の大きさは約20メートル。対して、カリ・ユガの今の大きさは約50メートルだ。

あまりにも違うサイズ差と、捕食してくる白蛇から組み合わさるのはただ一つ。サメ映画ならぬヘビ映画だ。

大きく口を開けた白蛇は、獲物を食べようと大きく口を開いている。その対象はテンザンだ。

 

「……ホッ!ヘビ如きが、人間様を捕食するんじゃねえっての!」

 

黄色いガーリオンの肩が開き、そこを中心に青白いエネルギーがガーリオンを包む。

ソニックフィールド。ガーリオンの最大武装である重力式のバリアだ。使い方次第では剣にも盾にもなる万能の武装である。

エネルギーフィールドを纏うことで、ある程度の衝撃を防ぎ、加速による機体の負荷を軽減することができるという。Gはそれなりにかかるが、通常の最大スピード以上の効果を発揮出来るスグレモノだ。

黄色のガーリオンは猛スピードで、ヘビの捕食をギリギリの所で避けきれた。

コクピット内でテンザンはひゅう……と息を吐いた。脂汗もダラダラのようだ。

 

「ケッ!!流石は大型モンスターって所か……!!部位破壊をするのも骨が折れそうだっての!!」

 

「クエリタするなら今がチャンスだけど?」

 

「うるせぇ!とっとと逆鱗剥ぎ取らせろっての!!全然でねぇんだよ!宝玉寄越せや!」

 

「テンザン、お前、一度下がれ!」

 

「ホッ!オレグのオッサンか。残念だが、出来ねぇ相談だぜ。アードラーのオッサンから、この異星人の素材を持って帰れって言われてるからなぁ!!持って帰ったら俺にくれるんだとよ!太っ腹だってのホント!!」

 

「……!!」

 

テンザンのあんまりな行動に、オレグは舌打ちをした。

テンザンがカリ・ユガに言った実験動物云々はアードラー・コッホによるものだろう。

あのマッドサイエンティストは副総帥という地位に座っているが、その地位に対して評判は最悪の爺。自身の研究の為ならば、文字通りなんでもやる男だ。

 

マッドサイエンティストと、軍人に有るまじき問題児とかいう最悪のコンビ。

それに、テンザン・ナカジマは民間人上がり。しかもチンピラ気質の人間だ。軍に入ってまだそんなに経っていないからなのか、はたまた本人の気質なのか。口が悪いし、軽いにも程がある。

いずれにせよ、さっきの行動はクソ!はっきりわかんだね。

 

「オレグ大尉。よろしいのですか?」

 

「俺は知らん。味方への誤射がなければそれでいい。それよりも、奴に仕掛けるぞ」

 

もし奴が生きて帰れば、テンペスト少佐にでも軍の規律を叩き込ませるように頼むか。と、マシンキャノンを撃ちながら考えを浮かべた。

 

『……』

 

戦闘機のミサイルや、ガーリオンのマシンキャノンを食らっても、カリ・ユガはビクともしない。

頑丈な鎧は実弾を弾き、剣を弾く。カリ・ユガを斬る筈だった剣の刃が欠けていく。根元から折れた物もあるようだ。それを見たDC兵は驚愕に目を見開いた。

 

「シャラくせぇ!ブレイクフィールド、展開だっての!」

 

テンザンが乗る黄色のガーリオンの肩が開き、エネルギーを纏って突撃する。

〝Tドットアレイ〟という、テスラドライブが作動する際に発生するフィールド粒子。ソレを纏うことで、一時的に機体の攻撃力と防御力をアップさせる事が出来る。

正面に展開されたフィールドを纏ったガーリオンは、さながらドラッグマシン型粉砕機!

 

「ハッハァ!!ラスボスの素材、頂きだっての!!ヒヒイロかダマス落としやがれぇぇぇぇぇ!!!」

 

「ゲーム変わってんじゃん!それより覇者と究竟寄越せ!枯渇してんだよ!」

 

「るっせぇ、グランデ行けっての!!」

 

『……』

 

テンザンとユウのしょうもない言い合いに、カリ・ユガは呆れてしまった。もし、コレが戦闘中でないのならば、頭を抱えてモヤモヤマークが浮かんでいた事だろう。

 

『確か、こういう時は……』

 

カリ・ユガは徐に杖を構えた。既に剣はファンネルのように遠隔操作し、戦闘機の翼を切っ先で砕いて墜落させる。パイロットは脱出しているようだ。オレグ達には白蛇を1匹、迎撃にあたらせて対処している。

白蛇が炎のエネルギー弾をマシンガンのように放ち、敵機を近寄らせない。

ソレでもオレグは負けじとミサイルやマシンキャノンを放ち、時にはアサルトブレードで白蛇を攻撃する。鱗すら削げていないが、流石と言ったところか。技量が違う。一般兵が撃墜されている中、ダメージを受けているとはいえ致命傷は避けているのだから。

杖を構えた様子を見て、テンザンは嘲笑う。その立派な槍は飾りなのかと。

 

『ナ……ナカジマ〜、ヤキュウシヨウゼ〜!!』

 

そんなテンザンに対し、カリ・ユガは杖をバットのように構えた。一本足打法である。

一方、テンザンはというと、あの見た目であんなセリフを吐いたカリ・ユガに、一瞬ポカンとしてしまった。

ソレが命取りとなる。いつの間にかカリ・ユガの振りかぶった杖がモニターにドアップで映し出された。ただ一瞬、惚けていた。ただそれだけで対処不可となってしまったのだ。

あんまりにも棒読みと場違いなセリフの後に繰り出されたとは思えないほどの衝撃。10トン車が軽自動車に突っ込んだかのような衝撃が、テンザンのガーリオンを襲った。

 

「ここで3落ちかよーーーーっ!!!」

 

「本当にごめんなさいってオレグ大尉に謝った方がいいよー!!」

 

カリ・ユガが振り抜いた杖が、黄色のガーリオンのフィールドをぶち抜いて直撃。さらながら場外ホームランのように飛ばされていく。あ、遠くの空が光った。

それを見たカリ・ユガの表情は、どこか晴れやかだ。スカッとしたのだろう。

 

「チッ!ここらが潮時か……各機!!脱出した味方を回収しつつ撤退するぞ!」

 

白蛇と飛来する剣に翻弄され、ボロボロになっている自分の機体を見てオレグ達は撤退を始める。

「……追撃は加えないのか?」

 

『私達は無益な殺生は好みません。それよりも、早く回収してはいかがですか?』

 

「……チッ!覚えてろ!この借りは必ず返す!」

 

オレグは悪態を吐きながらガーリオンのライトをチカチカと光らせ、部下たちの撤退を見届けた後に動いた。

数秒後、DCが去ったのを見届けたユウはホッと息を吐く。

カリ・ユガとの修行相手のリヴァルナでも無く、エアロゲイターの無人機でも無い、生身の人間が乗る機動兵器との戦い。吹っ飛ばされたテンザンは知らないが、それ以外の死亡は無かった。

 

カリ・ユガとユウは足元に魔法陣を展開させ、拠点へと転移していく。

尚、テンザンは無事回収されてコッテリと絞られ、オレグ大尉とテンペスト少佐の扱きを受けていたという。

 




私は後付けしてそれっぽい理由をよく付け加えてる感じですね。ハイ。行き当たりばったり極まれり。

浄化の槍の描写を見る限り、ほぼ確実に遠隔操作なのでほかの武具も行けるやろの精神。

大体文字数は2000〜3000で多くて5000ですかねハイ。
数こなして上手くならなきゃ……(´・ω・`)
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